未経験からJavaScriptエンジニアへ!仕事で使えるレベルになる方法 | レバテックフリーランス
未経験からJavaScriptエンジニアへ!仕事で使えるレベルになる方法
未経験からJavaScriptエンジニアになるのは可能ですが、仕事で使えるレベルのスキルがないと後悔しがちです。実際、スキル不足で転職して「希望と違うことをさせられる」「仕事についていけない」と感じる人もいます。
しかし、JavaScriptは、難易度の低い初心者も習得しやすい言語です。定番の手順をふめば、未経験でも満足いく条件でJavaScriptエンジニアへの転職を目指せます。
そこで、エンジニア登録者数No.1のレバテックが、未経験からJavaScriptエンジニアになる手順や必要スキルなどをまとめて解説します。
目次
未経験でもJavaScriptになれるが準備0はハイリスク
未経験でJavaScriptエンジニアになることは可能です。しかし、十分スキルを身につけないまま未経験でJavaScriptエンジニアになるのはハイリスクです。スキルや実績がないエンジニアは、次の問題にぶつかる恐れがあります。
- 希望と違うことをさせられがち
- 最初はコードを書けない可能性がある
- 人員不足で多忙な可能性がある
- 仕事についていけず、自他ともに低スキルと感じる
一般的に未経験者を募集する企業の多くは、SES(システムエンジニアリングサービス)企業です。SESは「技術者派遣」とも呼ばれ、客先に技術者を派遣して技術力を提供するサービスです。
SES企業はさまざまな取引先から案件を受注しており、自分が希望する現場に派遣されるとは限りません。薄給でエンジニアを採用する企業も一定数存在します。
また、就職してもコードを書けるのは研修後で、すぐに活躍できるとは限りません。あまりにもスキル不足で就職すると、仕事についていけないでしょう。
さらに、あまりの人手不足から未経験者を募集している企業もあり、長時間労働が常態化している可能性もあります。次で解説するとおり、成功確率の高い転職の手順をふんで、JavaScriptエンジニアになるのがおすすめです。
未経験からJavaScriptエンジニアになる手順
未経験からJavaScriptへの転職を成功させたい人が取り組むべきことと手順を紹介します。ざっくりいうと、まずIT業界全体の概要を把握してどんな就職先があるのか知り、JavaScriptを学んでいきます。
具体的な学習方法や、実績がない人がスキルをアピールする方法を知ったうえで準備を進めましょう。なお、未経験プログラマー全般の転職事情を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
未経験からプログラマーになるには?転職を成功させるコツや志望動機のポイントも紹介
IT業界とWebの基礎知識を身につける
未経験からJavaScriptエンジニアを目指すにあたり、まずはIT業界全体の基礎知識を知る必要があります。どんな事業領域があるのか、有名企業はどこかなど、全体像を把握しましょう。ミスマッチをなくすため、自分がより良いと感じる領域を探すのが重要です。
主な分野や会社、エンジニアの働き方を知ることで、自分がどういった企業に転職したいかが見えてきます。情報収集には、IT業界ついてまとめた就活生・転職者向けの書籍を使うと便利です。
同時に、Webの基礎知識も身につけましょう。JavaScriptを詳しく学ぶ前に、どんな場面で使われるのかおおよそのイメージをつかみます。JavaScriptと関連が深いHTML/CSSなどのマークアップ言語にも触れておきましょう。
仕事で使えるレベルのJavaScriptスキルを習得
IT業界やJavaScriptの概要が分かったら、仕事で使えるレベルのプログラミングスキルの習得を目指します。具体的な勉強方法は、参考書や学習サイトを使った独学と、エンジニアのスクールに通う方法の2つです。
学習方法別のメリットや独学に使える書籍・学習サービスを紹介するので、学習スタイルを決める参考にしてください。
書籍で学ぶ
JavaScriptに関する参考書は数多く、入門書から上級者向けまで種類も豊富です。
入門者向けとしてはノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩がおすすめです。プログラミング未経験者がつまずきやすい文法や機能が理解しやすい内容となっています。
JavaScriptの基礎を習得している方へのおすすめは、Webサイト制作者のための JavaScript入門講座です。Webサイト制作に必要なJavaScriptの実践的な知識を身につけられます。
フレームワークについて学ぶ際は、動かして学ぶ!Vue.js開発入門も役立つでしょう。
学習サイトで学ぶ
独学で実際に手を動かしながら学ぶには、学習サイトが便利です。たとえば、ドットインストールは3分以内のレッスン動画を視聴できるサービスです。スキマ時間を活用できるので、忙しい人に向いています。
ProgateやCODEPREPは、実際にコードを書きながら学べる学習サービスです。自分で環境構築する必要がなく、手軽に始められる良さがあります。独学のやり方を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
JavaScriptの勉強法|入門におすすめの独学方法と学習のロードマップ
プログラミングスクールや専門学校で学ぶ
時間や経済的な余裕がある人は、プログラミングスクールや専門学校で学ぶ選択肢もあります。スクールには独自のカリキュラムがあり、講師の指導のもとで学習を進められます。
独学と違って「この学習方法で合っているの?」と不安になる心配がなく、疑問もすぐに解消できるのがメリットです。JavaScriptを仕事で使えるレベルにできるでしょう。一緒に学ぶ仲間もいるので、モチベーションを保てます。
ある程度費用がかかっても、効率よく確実に仕事で使えるレベルのスキルを身につけたいなら、スクールがおすすめです。
実際に成果物を作る
プログラミング学習の効果を高めるには、実際に何かを作るのが重要です。コピペで動作を確認するだけでは、仕事で使えるレベルのスキルは身につきません。書籍やスクールで提供されるサンプルを参考にして、自分で成果物をつくってみましょう。
できあがった成果物はポートフォリオとしてまとめると、就職・転職時にスキルをアピールできます。特に、JavaScriptの業務実績がない人は、ポートフォリオを通して技術力を伝えることが重要です。
一度できあがった成果物も、コードの可読性を高めるといった改善を行ったうえで提出できる状態にしましょう。転職時の書類の書き方を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
未経験者もスキルシートは必要?書き方や作成時の注意点を解説
副業やバイトで実務を経験する
自分がJavaScriptエンジニアに向いているか確かめるためにも、まずは副業やバイトで実務を体験すると良いでしょう。案件はフリーランス向けのエージェントやクラウドソーシングサイトで探せます。
副業で実績を積めば、実務経験ができ転職時に有利になります。勤め先で副業が許可されているか確認したうえで、案件を探してみましょう。
転職サイトやエージェントで未経験OKの求人を探す
JavaScriptのスキルを身につけ副業で実績を積んだら、本格的に求人を探す段階に入ります。まずは転職サイトで未経験可の求人を探してみましょう。
転職のサポートが必要な方は、転職エージェントの利用がおすすめです。エージェントでは希望にそった求人の提案してもらえるほか、応募書類の添削やキャリア相談などのサービスを受けられます。
未経験者が求人・案件に応募する際のコツ
JavaScript未経験者が求人・案件に応募する際は、実務経験の不足を補うアピールを行う必要があります。書類選考や面接ではポートフォリオを提示し、仕事で使えるレベルのJavaScriptのスキルがあると伝えます。
さらに、HTML/CSSやPHPなどの業務経験は評価される可能性があるので、積極的にアピールしましょう。
技術力のほかに、IT業界ではマネジメント能力やコミュニケーション能力も評価されます。プロジェクトのマネジメントや顧客折衝の経験があれば、実績を交えて伝えましょう。
経験を積んでフリーランスになることもできる
JavaScriptエンジニアとして企業で経験を積んだ後は、独立してフリーランスになる道もあります。
フリーランスは報酬に上限がなく、会社員エンジニアより高収入を目指せます。特に、上流工程やマネジメント経験があるエンジニアは高単価の案件を受注しやすいです。
さらに、フリーランスになれば自分が興味のある仕事だけを選べます。働き方は、自宅で作業する「在宅型」と客先で働く「常駐型」があり、希望する方を選べます。契約期間も短期から長期まであるので、理想の働き方を実現しやすいでしょう。
ただ、フリーランスは自分で営業して案件を見つける大変さがあります。人脈がない人や営業が苦手な人は、フリーランス向けのエージェントを使って案件探しを効率化しましょう。
レバテックフリーランスでは、ITエンジニア向けの案件提案や参画中のサポートを行っています。利用は無料なので、ぜひご活用ください。
JavaScriptをおぼえる難易度と作れるもの
JavaScriptは動的なWebサイトをつくるのに用いられるプログラミング言語です。たとえば、ポップアップウィンドウやスクロールによる画像の変化はJavaScriptによるものです。主にフロントエンド開発に使用されますが、サーバーサイドの開発も可能です。
汎用性が高く多分野の開発で使われるのが特徴で、Web上で動作する言語として圧倒的なシェアを誇ります。たとえば、次のような案件でJavaScriptが活用されています。
- ECサイト
- 小売業向けシステム
- 決済サービス
- AIチャットボット
- ソーシャルゲームサーバーサイド開発
幅広い用途で用いられるJavaScriptですが、習得の難易度はそれほど高くありません。理由として、構文が単純なこと、テキストエディタとブラウザがあれば実践できることがあります。Web上で動作を確認しながらプログラミングができるのも初心者向きです。
事前に知るべき未経験向けJavaScript求人の特徴
未経験で応募できるJavaScriptの求人・案件もありますが、件数は少ないです。基本的にエンジニアは、実務経験者が採用されやすい職種です。
また、雇用形態によっても転職のしやすさが異なり、正社員の求人に未経験で採用されるハードルは比較的高いです。
そこで、雇用形態別に未経験者がJavaScriptエンジニアになる難易度をまとめました。転職に向けた対策も紹介するので、未経験でどんな働き方ができるのか知っていきましょう。
正社員の求人はハードルが高い
正社員の求人では、JavaScriptを用いた開発経験・フレームワークの利用経験が、応募条件として課されがちです。そのため、未経験から正社員を目指すのはハードルが高いでしょう。
ただし、JavaScriptが未経験であっても、それ以外のプログラミング言語で開発経験があれば評価される可能性があります。
プログラミング経験がまったくない人は、独学やスクールで実践的なスキルを取得するのが第一です。成果物を完成させてポートフォリオをつくったうえで就職・転職活動に臨みましょう。
派遣社員・アルバイトの求人は未経験者歓迎がある
プログラミングの実務経験がないなら、派遣社員やアルバイトからキャリアを始める道もあります。派遣やアルバイトの業務は、正社員やフリーランスほど高度なスキルを求められないことが多く、未経験者向けです。
ただし、時給制で給与水準が低い傾向はあります。もっとも、時給1,500円以上からスタートする求人もあり、実務を重ねれば時給も上がっていくでしょう。職場によっては、アルバイトから正社員登用される可能性もあります。
フリーランスの案件は未経験だと難しい
まったくの未経験の場合、フリーランスエージェントを利用して案件を探すのは困難でしょう。フリーランスに案件を依頼する企業は、高度なスキルを持つ人材を求めている場合が多いからです。
フリーランスを目指す場合は、一度企業に就職して実務経験を積み、仕事で使えるレベルになってから独立するのが現実的です。会社では、社内研修や上司・先輩から技術を教え、着実にスキルを磨いていけます。
JavaScriptエンジニアが持っているべきスキル
JavaScriptエンジニアに必要なのは、JavaScriptのプログラミングスキルだけではありません。効率よく開発を進めるには、フレームワークやライブラリの知識が不可欠です。また、フロントエンド開発を行うエンジニアに共通して必要なスキルもあります。
JavaScriptエンジニアとしての実践力をつけるために、学習を開始する前に必要なスキルの全体像を把握しましょう。
フレームワークを活用するスキル
JavaScriptでWebサイトを制作する際には、Vue.jsのようなフレームワークを活用します。フレームワークとは、開発に必要な機能をまとめた枠組みのことです。フレームワークを使うと開発を効率化できるため、JavaScriptエンジニアにとって必須のスキルといえます。
JavaScriptと合わせて習得する手間がかかりますが、マスターすれば作業効率を大幅に向上できるでしょう。
HTML/CSSなどフロントエンド開発のスキル
JavaScriptエンジニアの案件でもっとも多いのが、フロントエンド開発です。フロントエンド開発では、JavaScriptと合わせてHTMLとCSSを使うことが圧倒的に多いです。
そのため、JavaScriptエンジニアは「HTMLとCSSを身に付けていて当然」とみなされます。JavaScriptエンジニアを目指すなら、HTML・CSSは徹底的に習得しましょう。
サーバーサイド言語のスキル
JavaScriptエンジニアの求人・案件には、サーバーサイド開発が含まれがちです。そのため、サーバーサイドで動くNode.jsのスキルを身につけておくと良いでしょう。
また、TypeScriptはJavaScriptを拡張した言語で、Node.jsとの組み合わせでサーバーサイド開発が可能です。TypeScriptは需要が高まっているので、身に付けておきたいところです。
ほかに、サーバーサイドでの利用が多いJava・PHP・Ruby・Goなどのスキルがあると企業から重宝されます。
JavaScriptライブラリのスキル
JavaScriptエンジニアには、ライブラリの活用スキルも求められます。ライブラリとは、よく使う機能をまとめた部品のようなものです。ライブラリがあれば頻繁に使用する機能を1からつくる必要がなく、開発を効率化できます。
ライブラリには多くの種類があり、プログラミング言語ごとに適切なライブラリが異なります。JavaScriptでは、主にjQueryというライブラリを使用します。
jQueryのスキルは必須
jQueryはJavaScriptを使いやすくするライブラリです。jQueryを使えば、JavaScriptで数十行にわたるコードを1~2行で済ませられます。そのため、多くの現場ではJavaScriptと並行してjQueryを使用しています。
JavaScriptエンジニアにとっては、jQueryを扱うスキルは必須です。JavaScriptと同時に習得を目指しましょう。
UI/UXに関するデザインの知識
UI(User Interface)は、利用者とサービスの接点を意味し、具体的には画面の見やすさや操作性を指しています。UX(User Experience)は、利用者がサービスから得た体験のことで、使い心地や印象などを意味します。
利用者に「サービスを使って良かった」と思ってもらうには、単に必要な機能を実装するだけでは不十分です。JavaScriptエンジニアはUI/UXに配慮し、利用者が満足できるインターフェースをつくらなければなりません。
そのためにも、一定のデザイン知識を身につける必要があるでしょう。
CMSの知識
CMSは、HTMLといったWebサイトの専門知識がなくても、サイトの制作・更新が行えるシステムのことです。
たとえば、企業ページのニュースやお知らせ欄は更新頻度が高く、その都度エンジニアに依頼するのは非効率です。そこで、企業はCMSを使って担当者が自ら更新できる体制を整えたいと考えます。
そのようなニーズに応えるために、JavaScriptエンジニアにはCMSの構築スキルが求められます。
JavaScriptエンジニアに適性がある人の特徴
未経験からJavaScriptエンジニアを目指す場合、自分に適性があるか知ることが大切です。一般的に、次の特徴がある人はフロントエンドの開発に向いているといわれます。
- コーディングが好き
- 新しいことを学ぶのが好き
- デザインに興味がある
- サービス精神がある
主にフロントエンドを担当するJavaScriptエンジニアは、コーディング業務が多いです。そのため、コーディングが好きなことは仕事を楽しむ条件といえます。
フロントエンド分野では日々新しいフレームワークやライブラリが登場するので、新たな知識を学ぶのが好きな人にも向いています。
JavaScriptエンジニアはユーザーインターフェースを担当することが多く、デザインへの興味も必要です。「ユーザーに良い経験を提供したい」と考えられる人は、使いやすいサイトを構築できるでしょう。
未経験者がJavaScriptを学ぶのに役立つ資格
JavaScriptで有名な資格は、「HTML5プロフェッショナル認定試験」です。海外でも通用する国際資格には、「CIW JavaScript Specialist」があります。
未経験者は、資格を目指す過程で体系的なスキルを習得できます。また、資格は客観的なスキルの証明となるため、就職・転職でアピールできるのがメリットです。それぞれの資格の詳細を確認しましょう。
HTML5プロフェッショナル認定試験
HTML5プロフェッショナル認定資格は、HTML・CSS・JavaScriptなどの最新のスキルを認定する試験です。試験にはレベル1とレベル2があり、レベル1ではWebサイト制作の基礎スキルを測ります。
レベル2で問われるのは、動的Webサイトの設計・開発のスキルです。資格を取得すれば、最新のJavaScripスキルを証明できるでしょう。
運営 | 特定非営利活動法人 LPI-Japan |
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試験日 | 随時 |
受験料 | 16,500円(税込) |
合格基準 | 合格点は非公表 (約7割程度の正答率で合格できる設定)受験資格 |
受験資格 | なし(レベル2の認定条件:HTML5 レベル2試験に合格し、 かつ有意なHTML5レベル1認定を保有していること) |
公式サイト | https://html5exam.jp/ |
CIW JavaScript Specialist
Certification Partners社が主催している国際資格です。JavaScriptを専門とするエンジニアから、未経験者までが対象とされています。試験では、JavaScriptの概要が問われるほか、ライブラリやフレームワークについての設問もあります。
試験問題は英語なので、語学が苦手な方にとっての難易度はかなり高めです。ただ、世界的に通用する資格なので、将来的に海外で仕事をしたい方にはおすすめです。
運営 | Certification Partners社 |
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試験日 | 随時 |
受験料 | 175ドル |
合格基準 | 75%以上の得点 |
受験資格 | なし |
公式サイト | https://ciwcertified.com/courses/ciw-javascript-specialist/ |
JavaScriptエンジニアの収入や将来性、キャリアパス
JavaScriptエンジニアを目指す方は、仕事内容を改めて確認し、将来性や年収について納得したうえで転職しましょう。将来のキャリアについても、自分がどの方向に進みたいのかあらかじめイメージを持ちながら行動するのが賢明です。
JavaScriptエンジニア平均収入や、各種データから見るJavaScriptの将来性を解説します。キャリアの具体例もあげるので、どんなJavaScriptエンジニアを目指すかを決めるヒントにしてください。
JavaScriptエンジニアの仕事内容
JavaScriptエンジニアは、Webサイト制作・アプリ開発などを行います。JavaScriptは汎用性が高く幅広い業務が想定されますが、最も多いのはWebサイトのフロントエンド開発です。
未経験者の場合、はじめはJavaScriptを使用して開発されたシステムのテスト業務を担当することが多いでしょう。既存のソースコードの改修といった業務を任される場合もあります。
経験を積んだ後は、企画から設計までのプロジェクト全体に関わる場面が出てきます。JavaScriptの業務を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
JavaScriptエンジニアの仕事内容
JavaScriptエンジニアの年収
レバテックフリーランスが公開している単価相場のデータをもとに、平均月単価・平均年収を紹介します。JavaScriptエンジニア全体の平均とは異なるので、目安として参考にしてください。
- JavaScriptの平均月単価:71万円
- JavaScriptの平均年収:852万円
2023年2月時点におけるJavaScriptの平均月単価は71万円です。この金額の12ヶ月分を年収とすると平均年収は852万円となります。
- JavaScriptの最高月単価:170万円
- JavaScriptの最高年収:2040万円
さらに、JavaScript案件の最高月単価は170万円で、こちらの場合、年収は2000万円を超える計算です。
レバテックが公開している言語別の単価ランキングによると、JavaScriptの平均月単価は15言語の中で6位です。最高単価の順位はGoやRubyと同列の3位で、実力あるフリーランスは高収入を実現できる可能性があります。
ランキングの詳細を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【1位はGoの87万円】プログラミング言語別単価ランキング|2023年7月最新版
JavaScriptエンジニアのキャリアパス
経験を積んだJavaScriptエンジニアには多様なキャリアパスが広がります。どのキャリパスを選ぶかは、自分がやりたいことによって変わります。以下に例を挙げるのでご覧ください。
- 技術を極めたい人:フルスタックエンジニア
- Webデザインのスキルを伸ばしたい人:UI/UXエンジニア、Webデザイナー
- プロジェクトを牽引したい人:プロジェクトマネージャー、Webディレクター
技術を極めたい人は、フロントエンド・バックエンドを問わず幅広い領域に対応するフルスタックエンジニアになる道があります。
Webデザインを追求したい場合は、サイトのデザインを行うWebデザイナーになる働き方があります。ITスキルを活かすなら、UI/UXの構築に特化したUI/UXエンジニアとして働く道もあるでしょう。
マネジメントに興味がある人は、Webサイト制作のプロジェクトにおいて全体を指揮するWebディレクターが候補になります。また、同じくプロジェクト全体の責任者であるプロジェクトマネージャーへのキャリアアップも視野に入ります。
JavaScriptエンジニアの需要と将来性
JavaScriptは開発環境に依存しない汎用性の高さが特徴で、多くの開発現場で活用されています。レバテックの言語ランキングでは、JavaScriptの案件数は15言語の中で2位と高順位です。
また、プログラミング言語の人気指標となるランキングTIOBE Indexでの順位は6位です(2024年2月時点)。数ある言語のなかで上位10以内に入るのは、かなりの人気といえるでしょう。
実際にJavaScriptは多くのサービスに使われており、今後も需要が継続すると考えられます。近年は、JavaScriptが拡張した言語TypeScriptの需要が伸びているものの、JavaScriptの案件・求人数は依然として多い状況です。
プログラミング言語のトレンドは移り変わりがありますが、JavaScriptの概念はほかの言語にも応用できます。JavaScriptのスキルを継続して磨いていれば、エンジニアとしての将来性にはそれほど大きな不安はないでしょう。
JavaScript未経験者によくある質問
JavaScript未経験者に向けて、JavaScriptで何ができるのか、未経験でエンジニアになれるのかを説明します。「JavaScriptエンジニアはリモートワークができる?」という気になる働き方についても回答しました。
これからJavaScriptを学ぶ方は、事前に基礎知識を把握し、エンジニアとして働くイメージを固めていきましょう。
Q.JavaScriptは何ができる?
JavaScriptはWebページに動きをつけるプログラミング言語です。文字に動きを加えたり、ポップアップを表示したりできます。主に、フロントエンドの構築に使われ、Webアプリやスマホアプリ、ゲーム開発に用いられます。
Q. 未経験からJavaScriptエンジニアになれる?
未経験でもJavaScriptエンジニアに転職できますが、経験者と比較するとハードルは高いです。未経験の場合は、派遣社員・アルバイト求人や、クラウドソーシングサービスで難易度が低い案件を探す選択肢があるでしょう。
Q. JavaScriptの求人ではどんなスキルが必要?
JavaScriptエンジニアは、年々求められるスキルの幅が広くなっています。フロントエンドの開発スキルに加え、業務内容によってはサーバーサイド言語のスキルが必要です。開発を効率化するため、フレームワークの使用スキルも求められます。
Q. 在宅やリモートワークで働ける求人はある?
JavaScriptエンジニアはリモートワークで働ける求人・案件を見つけやすいです。理由としては、物理的制約を受けにくいWeb開発を行うケースが多いためです。レバテックフリーランスが紹介する案件の7割以上はリモート案件となっています。
※本記事は2024年2月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!
※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
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