1.ネットワークの設計から運用まで、ネットワークエンジニアの仕事の流れをご紹介します。
ネットワークエンジニアは、コンピューターなど電子機器のネットワーク構築・保守をはじめ、以下にご紹介する業務を行う情報処理技術者のことです。
■設計・提案
ネットワークの基本的な設計、詳細な設計についてゼロからつくり上げる作業。通信可能な範囲や制限などの条件に基づき、どのような機器を使用するのか検討を行います。設計や提案の行程はクライアントの要望をヒアリングし、最適なシステムを提案するという営業的な側面も持っています。
■構築
設計書をもとに、ネットワークを形成する機器やソフトのセットアップを行います。プロジェクトの規模によっては、複数人のネットワークエンジニアと協力しながら業務を進めていくことになります。
■保守・運用
ネットワークを監視し、ネットワーク構築後の維持・管理をします。障害発生時には個々のケースに応じた原因を分析し、対応を行います。トラブルに対してはネットワーク全体を俯瞰する視点と広範な知識が求められます。どのような被害が出たのかを確認し、同様の障害が発生しないよう対策を講じるのもネットワークエンジニアの仕事です。
業務委託契約書は国の定める「課税文書」のうち...