サイバーセキュリティの資格

サイバーセキュリティに関する資格は、初心者向けから国家資格まで、いくつかのレベルのものが展開されています。当記事では、それらの中から代表的な資格をピックアップし、ご紹介します。また、サイバーセキュリティに関連するスキルについても解説していますので、そちらも合わせて確認してみてください。

なお、エンジニア関連の資格一覧が知りたい方は「エンジニア向けの資格」の記事をご覧ください。

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サイバーセキュリティ分野の主な資格

サイバーセキュリティ分野の資格は、初心者向けの検定から国家資格まで、いくつかの段階を踏んだ試験があります。そのため、自分のレベルに適したものからチャレンジし、ステップアップしていくことができるでしょう。こちらでは、代表的なものを4つピックアップしてご紹介します。 

SPREAD情報セキュリティサポーター検定

一般財団法人草の根サイバーセキュリティ推進協議会が主催する検定です。インターネット初心者が感じる疑問や悩みを解決し、必要なセキュリティ対策のアドバイスをしながら、安全で快適な環境づくりをサポートできるくらいのレベルです。難易度は比較的低めなので、セキュリティ関連試験の入門となるでしょう。 

<取得方法> 
検定はオンラインでの実施です。検定取得に必要な資格はないので、誰でも受験することができます。パソコンやインターネットの仕組み・活用法について初心者レベルまでの知識を確かめる試験内容で、テキストを用いた学習がメインです。 

情報セキュリティ管理士(ISME)

ネットワーク技術者だけでなく、事務や管理系の職場からの情報漏洩を防ぐために始まった資格制度です。ヒューマンエラー防止のために、会社全体で情報の保護意識を向上させることを目的としています。 

<取得方法> 
情報セキュリティや情報資産に対する知識に関する問題が、マークシート形式で出題されます。全日本情報学習振興協会が主催する「認定試験対策講座」もあります。 

情報処理安全確保支援士(RISS)

経済産業省により創設された、サイバーセキュリティ分野で初めての国家資格です。情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)をベースとした資格となっています。 

<取得方法> 
試験は午前と午後に分かれており、午前は小問形式、午後は大問形式です。技術や運用、管理などに関する基礎知識から応用まで幅広く出題される問題を、選択式もしくは記述式で解答していきます。最終ページは問題文が10ページ以上に及ぶものもあるので、要点をピックアップする読解力も必要です。情報セキュリティスペシャリスト試験の過去問題なども活用できます。

関連記事:情報セキュリティの資格について

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サイバーセキュリティ分野で求められるスキル

企業の機密事項を守る立場として、普段から常に心がけておきたいポイントを紹介します。

注意力

多様化が進むサイバー攻撃に対し、あらゆる可能性を考え、不備を排除していくために鋭敏な注意力が必要となります。ごく僅かな問題点も見逃さず、そして、注意深く疑うことが大切です。

プログラミングスキル

通常のプログラミングとは異なるセキュアプログラミングを行なう際には、脆弱性のある関数を避けたプログラミングを使った設計スキルが求められます。

洞察力

もし何かのミスが見つかった場合、いち早く原因を把握し、問題を解決する必要があります。新種のウィルスなどにも臨機応変な対応ができるように常に最新の情報を取り入れ、さらに、過去の経験も活かしながら、さまざまなパターンを推察していく力が重要です。

コンサルティングスキル

クライアントの依頼を集積し分析を行いながら、最適なセキュリティシステムを提案していくために必要なスキルです。ISMSやプライバシーマークの取得を目指す企業も増えてきているので、セキュリティエンジニアの需要も増えてきています。クライアントの信頼を集めるためには、セキュリティの弱点を把握し、理解しやすい言葉を使った企画の提案を行なうことが重要です。

関連記事:セキュリティエンジニアの仕事内容

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サイバーセキュリティの資格に関するよくある質問

ここでは、サイバーセキュリティの資格に関するよくある質問に答えていきます。

Q. サイバーセキュリティに関する資格を取得すると、どのようなメリットがありますか? 

スキルアップやキャリアアップが図りやすくなる、スキルの保有を証明できる、就職や転職で有利になる等のメリットがあります。

Q. 情報セキュリティ管理士認定試験の合格率はどの程度ですか?

 情報セキュリティ管理士認定試験の合格率は約49.6%です。

Q. 情報セキュリティマネジメント試験の受験料はいくらですか?

情報セキュリティマネジメント試験の受験料は7500円です。

Q. セキュリティエンジニアになるためには、どのような知識が必要ですか?

ネットワーク、セキュリティ、プログラミング、暗号化や認証技術等に関する知識が必要です。

Q. サイバーセキュリティ業界で活動する場合、どんな資格を取得するべきですか?

情報処理安全確保支援士試験、情報セキュリティマネジメント試験、情報セキュリティ管理士認定試験、SPREAD情報セキュリティサポーター能力検定、SPREAD情報セキュリティマイスター等の資格を取得するべきです。

※本記事は2024年1月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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