1.プロジェクトマネージャ(PM)に必要な資格
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プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネージャ試験はIPA(情報処理推進機構)が主催している国家資格です。情報処理技術者試験の一区分に当たり、IPAはこの試験をレベル4(高度なレベル)としています。企業内システムの責任者としてプロジェクトの運営・管理を行うスキルを認定しています。費用の見積もりから進捗コスト管理まで幅広い知識が必要となります。またプロジェクトメンバーをまとめあげる力も必要とされ、経営的視点やリーダーシップ、高いコミュニケーション力が要求されます。システムエンジニアからプロジェクトリーダーを経てプロジェクトマネージャへキャリアアップする場合が多いため、試験は超難関とされています。
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PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)
PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)は、プロジェクトマネージャを目指されている方にオススメの資格です。米国PMI(Project Management Institude)本部が認定を行っており、プロジェクトマネージャに関する経験や知識を判断し、プロとしての専門スキルを有していることの証明ができます。資格はCategory1とCategory2に分かれており、それぞれ受験資格が異なります。IT・建設などをはじめとする多くの業界から注目されている資格です。また、PMPは国際資格なので、海外でも有利に働くことがあるでしょう。
PMPの資格は、世界の各国で認められています。様々な業界で活用することができるため、取得しておくことで多様な効果を期待することが可能です。効果は大きく分けて3つあります。まず1つ目は「スキルアップ」です。システマチックな仕事の順序を学習できるため、業務の効率化が期待できます。2つ目は「キャリアアップ」です。PMPの資格を取得すると、資格名称を名刺へ記載することができ、社内外に対しプロジェクトマネージャの専門性を証明することができます。3つ目は「人的ネットワークの拡大」です。プロジェクトマネージャとしての活動を通じ、人脈を広げることができます。
バックエンドエンジニア(サーバサイドエンジニ...