SEのキャリアパス

K.H 31歳 男性

K.H 31歳 男性

SE歴8年目のエンジニアです。この数年は開発プロジェクトで中心的な役割や責任ある業務を任されることも多く、仕事自体には満足しています。ただ、IT業界は市場の構造変化が早く、今後も安定して業務に携わっていける確証はないので、キャリアパス・キャリアプランには不安を抱えています。どのように動いていけばよいのでしょうか?

ITの複雑化と多様なニーズにより「キャリアに決まりはない」との見解が多く根付いてきました。下記に職種についての説明と、オススメの資格について記載しているので、今後のキャリアパス・キャリアプランを決断する上で是非参考にして下さい!

詳しい解説はこちら

多様化するキャリアパス。これからは自分のキャリアをデザインする時代!

これまでは、「プログラマ→SE→PM→部門長やITコンサルタント」というキャリアパスが一般的とされていました。しかしIT業界の高度化により、自分のキャリアを自分なりにデザインする時代へと移り変わってきています。最近のSEのキャリアとして挙げられる人気の職種やポジションには、プロジェクトマネージャー・ITコンサルタント・社内SEなどがあります。それぞれの職務内容と必要スキルは以下をご参照下さい。

■PM(プロジェクトマネージャー)

プロジェクトの管理者として、メンバー選定・要件定義・品質およびコスト管理・顧客折衝を行います。
必要スキルは、SEとしての開発や設計経験です。マネジメント指向が強い方に向いているポジションです。

■ITコンサルタント

顧客の経営課題に対し、ERP・CRM・SCMなどといったITを切り口としたコンサルテーションを提供します。
必要スキルは、ITに関する高度な専門知識や提案力、コミュニケーション力です。コンサルティング指向で、論理的思考力に秀でた方に向いている職種です。

■社内SE

自社の情報システムやネットワークなどにおけるITインフラを企画・導入・運用します。
またプロジェクトのベンダーコントロールや社内スタッフとの要件取りまとめなどの各種調整も行います。特定分野だけでなく複数分野の幅広いシステムスキルやマネジメントの経験が必須です。自社の経営部門で貢献したいゼネラリストタイプの方に向いている職種だと言えます。

それぞれのポジションにおける必須スキルや志向性をキャリアパスの参考として、まずはSEとして多くの業務経験とユーザー意識を培っておくことが大切です。
例えば、20代ではOS・DB・開発言語などの技術スキルを、30代前半ではリーダー経験と業務知識を、30代後半では上流から下流までの開発・企画提案・クライアント折衝などの経験を積んでおくなどすると案件を探したり転職をする際にも有利となります。自分のスキルを磨いておくことで企業が求めるポジション・職種のニーズにマッチし、納得いくキャリアアップを実現することができるでしょう。

現役システムエンジニア(SE)が選ぶキャリアップのための資格!

「プログラマ35歳定年説」により、将来に不安を感じるエンジニアは少なくありません。エンジニアとしての今後を考えたとき、将来納得のいくキャリアに進むために資格という形で自分のスキルを証明することもできます。SEにオススメの実務やキャリアップに役立つ資格をいくつかご紹介します!

■基本情報技術者試験(国家資格)

情報処理技術者としての知識と技能が一定水準以上であることを認定。エンジニアの多くが取得している定番資格。

■応用情報技術者試験(国家資格)

情報処理技術者としての知識と技能が応用レベル以上であることを認定。上記同様多数のエンジニアが保有しているオススメの資格。

■ネットワークスペシャリスト(国家資格)

ネットワークの設計や管理の専門性を有することを認定。

■Linux技術者認定試験(ベンダーニュートラル資格)

Webサーバや企業内基幹サーバにおいてシェアを拡大させているLinuxによる認定試験。ネットワーク運用・管理のエキスパートを証明したもの。

■Oracle認定Javaプログラマ(ベンダ資格)

Javaプログラミングの総括的な高いスキルを認定したもの。

■ORACLE MASTER Gold(ベンダ資格)

日本オラクルが提供する上級レベルの認定資格。データベースの技術理解、状況に合わせての適切な対応ができることを認定したもの。

従来のSEに求められてきたスキルとして、情報処理技術者試験のうちどれか一つでも取得していれば問題ないとされる傾向がありました。
しかし近年IT技術の多様化が進む中で「これだけ取得していれば十分」という考えは薄れてきています。
標準化された知識が中心となる情報処理技術者試験は、SEとしてのスキルを計るものさしにはなるものの、直接現場で役立つ資格としては弱い部分があるとの指摘もあります。
そのため現場で直接役立つ実践的なベンダー資格を取得するエンジニアが増えており、将来自分のキャリアパスにおいてどの資格が必要となるのかを判断していくとよいでしょう。

なお上記の資格以外にも、経営面の知識を身につけるための「ITストラテジスト試験」や、プロジェクトの管理部門で求められる「プロジェクトマネージャ試験」などにチャンレジすることでITエンジニアとしての高度スキルを身につけていきましょう!

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