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最終更新日:2024年3月26日

成功報酬型の採用とは?採用課金型と応募課金型の違いや費用の抑え方を紹介

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エンジニア獲得にかかる費用でお悩みの方は、成功報酬型採用サービスの利用がおすすめです。成功報酬型は、主に人材を採用した際や求人応募があったとき、「成功報酬」として費用が発生します。

この記事では、成功報酬型採用の概要や採用課金型・応募課金型の詳細、掲載課金型との違い、利用するメリット・デメリットを紹介します。採用コストを抑えたエンジニア獲得を検討している方は、ぜひご参考にしてください。

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成功報酬型の採用とは

成功報酬とは「依頼した仕事が達成された際に初めて支払われる報酬、またはそのような報酬の支払い形態」のことを指します。

よって成功報酬型の求人サービスとは、企業が人材を採用した場合や求人に対して応募があった際に、成功報酬としての費用が発生するサービスを指すことが多いです。

代表的なサービスの例としては、人材エージェントやダイレクトリクルーティング(スカウト)、クリック課金型求人検索サイトなどが挙げられます。

成功報酬型採用の費用相場

エージェントの場合、成功報酬の相場は「採用した人の理論年収の30~35%前後」です。たとえば、想定年収を600万円した場合の報酬額は以下となります。

600万円×30~35%=180~210万円(成功報酬額)

ダイレクトリクルーティングでは、新卒採用では一人あたり35万円前後、中途採用だと年収の15%ほどが相場です。

求職者が求人を見るために広告をクリックすると料金が発生するクリック課金型ではクリック単価を自社で決められます。数十円~1,000円を目安に設定できるサービスが多いようです。クリック単価は、単価を低く設定すると下の方に表示されてしまうなど、検索結果の表示に影響があるため適切な料金設定となるよう気を配りましょう。

関連記事 : 成功報酬型求人サイトは採用ごとに料金がかかる?

成功報酬型と掲載課金型の違い

求人サービスの1つである求人掲載サイトには、成功報酬型のほかに「掲載課金型」があります。掲載課金型とは、求人広告の掲載自体に費用がかかるサービスです。人材確保につながらなくてもコストがかかりますが、複数人採用した場合も料金が変わらないという利点があります。

そのため、必要な採用人数や採用までの期間によって使い分けるのがおすすめです。成功報酬型では、求人掲載に料金がかからないことから長期的に掲載できる分、じっくり時間をかけて募集でき、少人数の獲得に向いています。ただし、発生費用として成功報酬だけでなく、サービス利用の初期費用や掲載料金が発生するサイトもあるのでよく確認しておきましょう。

一方、掲載課金型では、複数人の人材を採用しても原則として料金は変わりません。限られた期間で大人数を採用したいのであれば、掲載課金型が適しているといえるでしょう。

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「採用課金型」と「応募課金型」の違い

成功報酬型の求人サービスには、主に2つの種類があります。

採用課金型

採用課金タイプは、人材の採用が決定するまで料金がかかりません。採用候補者をじっくり選べるので、採用活動に時間をかけ、少ない人数であっても自社にマッチする人材を確保したい企業に適しています。

応募課金型

応募課金タイプは、応募が発生するまで料金がかからないシステムです。応募があった時点で費用が発生しますが、採用課金タイプに比べて費用が安く設定されています。ミスマッチのない人材の確保と求人応募者の採用率アップの両方を図りたい企業にはメリットがあるでしょう。

関連記事:エンジニア採用のコツとは?エージェントが教える成功の条件

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成功報酬型で採用するメリットとデメリット

ここでは、成功報酬型求人サービスを利用するメリットとデメリットを解説します。

メリット

成功報酬型は「無駄なコストがかかるリスクが低い」というメリットがあります。成功報酬型では、初期費用や掲載料金がかからない場合がほとんどです。

そのため、もし人材が集まらなかったとしても料金がかからないことが多く、採用コストを抑えた人材募集が可能です。ただし、応募が発生した時点で費用がかかる「応募課金タイプ」の場合、人材を確保できなくても費用がかかってしまうので注意しましょう。応募可課金型は報酬が採用課金型よりも低めに設定されていることが多いのがメリットです。応募・採用状況に合わせて、求人を掲載するとうまく活用できるでしょう。

また、無料で募集をかけ、必要なスキルを持つターゲット層の人材から応募が来るか確かめることも可能です。自社で定めた人材要件と合致した応募者がその求人サイトを利用しているのか、見極められます。

関連記事 :成功報酬型求人を利用するデメリットは?サービスごとの費用相場も解説

デメリット

成功報酬型のデメリットに、複数の人材を確保する場合に費用がかさむ点が挙げられます。成功報酬型で複数の人材の採用や応募が発生すると、採用者・応募者全員分の成功報酬を支払わなければなりません。

そのため、採用者・応募者が増えれば増えるほど、掲載課金型よりも多くの費用が発生することになりますはじめから複数の人材を採用する予定であれば、掲載課金型の利用を検討しましょう。

また、成功報酬型では、1人の採用に対する成功報酬の金額が掲載課金型よりも高めなため、費用対効果を得ようと人材の見極めを行いすぎ、採用ハードルが上がることもあるようです。

たとえば、自社ニーズに合った人材からの募集があっても、「もしすぐに辞めたらこれだけの費用が無駄になってしまう…」と考え、なかなか採用に踏み切れないケースがあります。

また、成功報酬型では、返金規定は企業や契約内容ごとによって異なります。採用した人材がすぐに辞めてしまっても、契約内容によってはかかったコストは返ってきません。「入社◯ヶ月以内に退職した場合は手数料の◯%を返金する」といったように、明確な返金規定が契約内容に盛り込まれているか確認しましょう。

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成功報酬型の採用サービスを選ぶ3つのポイント

成功報酬型のサービスは多数展開されています。自社に合うサービスを利用するためにも、選び方のポイントをおさえておきましょう。

1.成功報酬の定義を確認する

成功報酬型サービスの料金形態は採用課金型と応募課金型の2種類あるので、利用するサービスがどちらの型なのか利用前にかならず確認しましょう。思い込みで利用すると、想定しない段階で費用が発生したり、予算オーバーしたりすることになりかねません。

少人数を採用するのか、複数人の採用を行うのかでおすすめの料金形態は変わるので、利用目的を明確にしつつ適切な料金形態のサービスを選びましょう。

2.成功報酬金額のロジックを確認する

成功報酬額の相場はエージェントなら年収の30~35%前後、ダイレクトリクルーティングの中途採用なら15%前後と紹介しました。しかし、これはあくまで相場であり、すべての企業に当てはまるわけではありません。

利用を検討しているサービスの成功報酬金額の具体的な料金については、直接問い合わせましょう。そのうえで、自社で採用予定の人材の理想年収からサービス利用にかかる料金を概算します。概算して出た料金が、人材採用を行うために用意した予算内でおさまるか確認しましょう。

3.自社が求める人材の登録の有無を確認する

同じ成功報酬型サービスでもそれぞれに特徴があり、登録している人材の保有スキル、対応できる業務内容などが異なります。たとえば、特定の領域・業種に強い人材の就職・転職がメインのサービスなら、自社に欲しいスキルを持つ人材をピンポイントで探しやすくなるでしょう。

対して、特定分野ではなく幅広く就職・転職支援を行っているサービスであれば、母数は増えるもののマッチ度の高い人材を探す難易度は高まる可能性があります。母集団を形成し応募・採用人数を増やしたい場合は有益なものの、マッチ度の高さには期待しすぎないほうが良いでしょう。

こうした特徴があるため、サービスを利用する際には自社が欲しい人材が登録しているか確認してから契約することをおすすめします。

費用を抑えられる採用手法3選

ここでは、人材採用にかかる費用を抑えられる代表的な採用手法を紹介します。

1.エージェントサービス

エージェントサービスは、人材紹介会社が仲介者となって、企業と求職者のマッチングを行うサービスです。企業側がどのような人材を求めているのか、求職者はどういった企業で働きたいのかヒアリングをし、条件が合う企業と人材をそれぞれに紹介します。

採用課金型の成果報酬型サービスが多いため、採用に至った際の費用はやや高額です。しかし、マッチ度の高い人材を確保できるうえ、人材探しにかかる自社社員のリソースを削減できます。採用人数が少ない場合、結果的に採用活動にかかる費用を抑えられるといえるでしょう。

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2.スカウトサービス

ダイレクトリクルーティングまたはスカウトサービスと呼ばれる採用手法は、企業が直接求職者にスカウトメールを送信し、応募につなげる方法です。多くのサービスでは、求職者または転職潜在層がサービスに自身の情報を登録しておき、企業が条件に合う人材を検索してピックアップされた人に連絡を取れるようになっています。

知名度が高くない企業や、一見華やかなアピールポイントがなく検索にヒットしにくい企業でも、スカウトメールを使って自社の魅力を盛り込み候補者にアピールできるのがメリットです。

自社に合う人材を企業側から見つけられるため、効率良く採用活動を進められます。スカウトメールの最大送信数は契約内容によりますが、採用に至った場合の料金を含めてもエージェントと比べてそれほど費用が高くなる可能性は低いでしょう。

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3.リファラル採用

リファラル採用とは、自社社員に知人や友人を紹介してもらう採用手法です。自社社員から自社の事業内容や業務内容、福利厚生、社風などリアルな詳細を伝えてもらえるため、入社後のミスマッチが低くなります。

リファラル採用は紹介した自社社員に対し、インセンティブを支払います。インセンティブの金額は企業側で決められ、他の採用サービスを使う場合よりも費用を抑えた採用が可能です。

成功報酬型採用を始めるならエージェントがおすすめ

費用を抑える採用手法として複数の手段を紹介しましたが、なかでもエージェントには豊富なメリットがあります。成功報酬型のサービスとしてエージェントがおすすめな理由を解説します。

エージェントを使うメリット

エージェントは採用課金型の成功報酬のため、採用にかかる料金が明確です。利用時に感じやすい「予算内で採用活動できるか」といった不安を軽減できるでしょう。また、「急募ではないけれど、常時人材募集をかけて優秀な人材を確保できるようにしておきたい」といった希望も叶います。

このほかにも、エージェント利用者はキャリアアップへの意欲や目的意識が強い人が多い、異業種・異職種からの転職者も存在し新しい価値観を取り入れられるなどのメリットもあります。求人は非公開にもできるので、業務内容などで情報を公開できないときにも役立ちます。

エージェントの料金システム

エージェントは初期費用ゼロで利用できます。サービスの契約時だけでなく、欲しい人材のヒアリングやアドバイザーからの人材紹介も無料です。費用が発生するのは、求職者との契約が成立してからなので、欲しい人材が見つからなかった場合にコストが発生するリスクが避けられます。

また、契約内容によっては、人材が入社し早期退職した場合の返金対応があります。返金規定にもとづいて対応されるので、契約時に詳細を確認しましょう。

エージェント利用の流れ

エージェントを利用する場合、以下の流れで契約から人材採用を行います。

1.複数のエージェントの費用/サービス内容の比較を行う
2.自社の採用方針や予算に合うエージェントに連絡を取り商談をする
3.募集要件のほか、紹介してほしい人数、採用活動を行う期間、連絡方法などの詳細も決める
4.契約内容に納得したら契約を締結する
5.エージェントから紹介された人材の確認/選考などを実施する
6.採用/不採用の連絡をエージェントにする
7.内定の場合は求職者と労働契約書を締結する
8.指定された日時に紹介手数料を入金する

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成功報酬型採用に関するよくある質問

成功報酬型採用に関して、よくある疑問を解消します。

Q.成功報酬型の採用とは?

成功報酬型採用とは、求人サービスにおいて人材の採用決定または求職者からの応募があった際に報酬が発生する仕組みのサービスです。採用決定時の費用はやや高額ですが、初期費用が無料であるため少人数採用に向いています。

Q.成功報酬型で採用するメリットは?

採用に至ってはじめて報酬が発生する採用課金型の成功報酬型採用では、採用まで費用が発生しないことから、じっくり自社に合う人材を見極められます。応募で費用が発生する応募課金型の採用は、採用課金型よりも1件あたりの費用が低いです。予算と応募人数・採用人数の様子を見ながら採用活動をしていけるでしょう。

Q.成功報酬型で採用活動するデメリットは?

成功報酬型は、採用課金型・応募課金型どちらであっても大量採用には向いていない傾向です。採用・応募の度に費用がかかってしまうためです。また、採用課金型の場合、費用がやや高めなことから、応募者に求める条件が増えて採用ハードルが高くなりやすいとされています。

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