フリーランスで年収1000万を稼げる職種やコツ・手取り額を解説

「フリーランスになって年収1000万円を目指したい。でも現実的?」と思っている人は多くいます。結論を書くと、フリーランスで年収1000万円以上の人は確実におり、会社員よりも目指しやすいといえます。ただし実力や職種・仕事に左右されます。

本記事では年収1000万円のフリーランスの割合や職種、手取りの目安、高収入を目指すコツなどをまとめて解説します。年収1000万円に向けて次にやることが明確になるので、ぜひご覧ください。

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目次

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現実的に目指せる?1000万円を稼ぐ人の割合

調査にもよりますが、結論から書くと1000万円以上稼ぐフリーランスは10人に1人ほどいます。ちなみに会社員の場合、約20人に1人が1000万円以上を稼いでいます。

「フリーランス白書2020」によると、年収1000万円以上のフリーランスは11.8%でした。一方、会社員で1000万円以上稼ぐのは、「令和3年分民間給与実態統計調査」によると4.9%です。

もちろん実力次第ですが、1000万円を稼ぎたいならフリーランスは会社員よりも現実味のある手段だと考えられます。

言語別や職種別の年収相場が知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
フリーランスエンジニアの平均年収|プログラミング言語や職種別に紹介

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年収1000万円のフリーランスの手取り目安

年収1000万円のフリーランスが得られる手取りは、750万円ほどになります。収入全体から、税金・保険料・経費が差し引かれるからです。手元に残る金額が会社員時代とあまり変わらないケースもあります。イメージ的には下図のとおりです。

「思ったより残らなかった…」とがっかりしないよう、フリーランスは差し引かれる額が多くなると覚えておきましょう。年収1000万円のフリーランスの手取りについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスで年収1,000万円の手取りは?支払う税金・保険料も解説

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高収入を目指しやすいフリーランスの仕事

フリーランスで高収入になれる可能性がある仕事(職種)を見ていきましょう。年収1000万円を狙うなら、稼げる職種を選ぶのが重要です。

稼げる職種には「需要が伸びている」「専門性が高い」といった特徴があります。以下で各職種を解説するので、フリーランスを目指す際の参考にしてください。

ITエンジニア

フリーランスで年収1000万円が狙える仕事は、ITエンジニアです。レバテックフリーランスの単価相場から年収を計算したデータを紹介します(2023年3月時点)。

職種 平均単価の年収 最高単価の年収
インフラエンジニア 816万円 1980万円
プログラマー 804万円 1860万円
システムエンジニア 852万円 1980万円
フロントエンドエンジニア 864万円 1740万円
ネットワークエンジニア 792万円 1740万円
テストエンジニア 708万円 1740万円


年収1000万円を稼ぐには、平均より高い単価の案件がとれるかがポイントとなりそうです。どの職種でも実力次第で年収1000万円を稼げるチャンスがあるでしょう。

コンサルタント

コンサルタントもフリーランスで年収1000万円を稼ぎやすい職種だといえます。ITを提案するコンサルタントの場合、年収の目安は以下のとおりです。

  • 平均単価78万円…年収936万円
  • 最高単価195万円…年収2340万円

ITエンジニアと同じく、実力があれば年収1000万円が稼げるでしょう。

専門職・士業

専門職や士業でも年収1000万円を稼ぐ人がいるでしょう。専門職は、医師のように高度な専門知識を要する職種を指します。士業は弁護士や税理士、司法書士など、職種名に「士」がつく職業全般です。

こうした職種の年収が高くなるのは、専門性を身につけるのに長期の勉強が必要になるからです。知識の希少性ゆえ、高収入を得る人が多いと考えられます。

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年収1000万円を稼いでいるフリーランスの特徴

成功したフリーランスの特徴を知るのも、年収1000万円実現のコツです。成功者の特徴を真似れば、同じ立場に近づける可能性があるからです。

年収1000万円を稼ぐフリーランスは好きな仕事をし、スキルアップの意識が強い傾向にあります。真似しやすい特徴から取り入れてみましょう。

好きなことを仕事にしている

年収1000万円を稼ぐフリーランスは、好きなことを仕事にする傾向にあります。好きな作業なら多くの案件をこなせて、収入が自然と右肩上がりになるからです。

楽しい仕事をしていれば、既存のスキルを磨いたり、新しい技術を学んだりする意欲も高まるでしょう。スキルアップすると高単価案件を受注できる機会が増えるので、年収1000万円を達成する人は多いと考えられます。

複数のスキルが身についている

複数の技能を持つフリーランスは、単一スキルの人より年収1000万円を稼ぎやすいと考えられます。幅広い作業に対応できれば、参画できる案件の種類が増えるからです。

エンジニアならITの知識に加え、デザインやライティングなどのスキルを身につけるのが手です。受注できる案件が増えるだけでなく、現場で重宝されて単価が上がる可能性もあります。複数のスキルを高いレベルで習得すれば、活躍の幅が広がるでしょう。

自己管理力が高い

年収1000万円を稼ぐフリーランスは自己管理に長けています。スケジュールや体調の適切な管理は、クライアントの信頼維持につながるからです。自己管理不足で納期に遅れたり、業務遂行が難しくなったりすれば、今後発注してもらえなくなる恐れがあります。

フリーランスは会社員より働く時間や曜日が自由な分、オンとオフの境目があいまいになりがちです。働く時間や休日を決め、無理のないスケジュールを組むなど、意識して自己管理に取り組んでください。

コミュニケーション力が高い

コミュニケーション力の高さも年収1000万円を稼ぐフリーランスの特徴です。フリーランスは業務以外でも、人とやりとりする場面が多くあります。新しいクライアントを開拓したり、単価交渉をしたりなどです。

相手の要望に耳を傾けた上で自分の希望を伝えられれば、好条件の案件が獲得しやすくなるでしょう。円滑に意思疎通を図るスキルは不可欠だといえます。

自身の売上とクライアントの利益を考えている

年収1000万円を稼ぐフリーランスは、売上への意識が高い人が多いと考えられます。生活していくには、売上をできるだけ多く出して手取りを増やさなければなりません。売上アップの工夫を惜しまない人が、フリーランスとして成功できます。

また、自身の売上だけでなく、クライアントの利益を考えるのも重要です。利益を出すための提案をしてくれるフリーランスは、クライアントにとって価値が高い人材だといえます。単価アップにつながる可能性もあるので、相手の利益創出にも力を入れましょう。

人に意見に耳を傾ける謙虚さを持っている

高収入を得るフリーランスは謙虚さを持っています。謙虚な気持ちがあれば、人の意見に素直に耳を傾け、業務のノウハウを学べるからです。周囲からの好感度も上がり、「あの人に仕事を依頼したい」と思ってもらえます。

どれほどスキルや実績が優れていても、傲慢な態度をとれば周囲から距離を置かれてしまうでしょう。案件を提案してくれる人脈を確保するために、誰に対しても謙虚な態度で接するのが大切です。

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年収1000万円のフリーランスを目指す方法

年収1000万円のフリーランスを目指す方法を紹介します。具体的には、需要のある分野を選ぶ、キャリアプランを明確にするなどです。収入アップのコツを把握し、年収1000万円の実現に向けて努力してください。

ニーズのある職種を選ぶ

年収1000万円を目指すなら、ニーズのある職種を選ぶのが得策だといえます。伸びている分野の職種はスキル保有者がまだ少なく、高単価になる傾向にあるからです。

たとえばIT業界なら、現在ニーズが高まっているAI分野で活躍できる職種を選ぶのがコツ。データサイエンティストや機械学習エンジニアなどです。高収入を狙う人は、稼げる職種を見極めてからフリーランスを目指してください。

目指すポジションを明確にし、キャリアプランを立てる

どのようなポジションで働きたいか、キャリアプランを立てるのも大切です。無計画にフリーランスを続けても、年収1000万円の達成は難しいと考えられます。高収入を得やすいポジションを目指し、それに向けてスキルを習得するのが得策です。

たとえば、エンジニアが高収入を得やすいキャリアパスは、「マネージャー」「スペシャリスト」などです。マネージャー志望なら、当然マネジメント力の向上が必要になります。スペシャリスト志望なら、特化した技術の研鑽が必要でしょう。

将来なりたい立場を決めれば、今後習得すべきスキルが明確になります。キャリアプランに沿って、必要なスキルが身につく案件に参画しましょう。

専門性とスキルレベルを高める

フリーランスで年収1000万円を目指すなら、専門性とスキルレベルの向上に努めましょう。専門性やスキルレベルが高いほど人材としての希少性が上がり、単価アップにつながるからです。

既存のスキルを磨くのはもちろん、新しい技術を習得するのも効果的です。フリーランスは知識や技術力を提供して報酬を得る働き方なので、スキルアップが欠かせません。

ビジネスマナーを重んじ、クライアントの信頼を得る

ビジネスマナーを守り、クライアントとの信頼関係を維持し続けましょう。ビジネスマナーが守れる人はクライアントの心証が良く、継続的に案件を提案してもらいやすいからです。

対面・オンラインを問わず、あいさつやお礼、お詫びなどは良好な関係づくりに欠かせません。また、細やかな報告・連絡・相談も信頼性アップにつながります。一見当たり前に思えるマナーにも手を抜かないのが、信頼関係を維持するコツです。

高単価案件を保有するエージェントを利用する

フリーランス向けエージェントを利用するのも良い方法です。エージェントは個人での獲得が難しい高単価案件を持っている場合があります。スキルや経験年数などの条件が合えば、年収1000万円の案件にも参画できるでしょう。

レバテックフリーランスも、高単価案件を保有するエージェントの一つです。大手企業からの直請け案件が多く、業界トップクラスの単価を実現しています。継続的に案件を提案するので、収入が途切れる心配がなくなるのもメリットです。

「フリーランスになって年収アップしたい」「確実な方法で年収1000万円を稼ぎたい」と感じているなら、ぜひご相談ください。

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フリーランスになる前に留意しておきたいこと

フリーランスになる前に留意すべき点を紹介します。フリーランスの実態を知らずに転向し、「思っていたのと違った…」と後悔する人もいるからです。

フリーランスになると社会的信用が低くなったり、自発的な営業が必要になったりします。フリーランスになってから慌てないよう、あらかじめ留意しておきましょう。

会社員と比べて社会的信用が低くなる

フリーランスは会社員より社会的信用が低くなります。収入の不安定さが理由です。たとえ年収1000万円を稼いでいても、フリーランスは毎月決まった額の報酬が得られるとは限りません。

クレジットカードやローンの審査は、会社員時代に済ませるのが得策です。フリーランスになってから審査に通るのは難しいと心得ておきましょう。

自分で営業して案件を探さなければならない

フリーランスになると、基本的に自ら営業して案件を探さなければなりません。案件探しが自己責任になるのは、人によってはプレッシャーでしょう。営業に苦手意識がある人は、苦痛に感じる可能性もあります。

低単価で多く受注すると休日がなくなり、高単価にこだわりすぎると参画できる案件がなくなるので要注意です。作業量や単価のバランスを考えながら探さなければならないのも、自力営業の大変さだといえます。

メリットとデメリットの両面がある

フリーランスになる前に、メリットとデメリットの両面を知るのが大切です。どちらも知った上で納得してフリーランスになれば、選択を後悔しなくて済みます。フリーランスのメリットは、以下のとおりです。

  • 上限なく収入アップできる
  • 働く時間と場所が自由になりやすい
  • 人間関係のストレスが減る

フリーランスは給与がある程度決まっている会社員とは違い、上限なく収入アップできます。スキルや実績があれば高単価案件に参画できる上、基本的に副業も自由だからです。自分で案件が選べるので、場所や時間、人間関係にも縛られにくいでしょう。

一方、フリーランスには以下のデメリットもあります。

  • スキルが固定化する
  • 保障が少なくなる

フリーランスは自ら情報収集しなければスキルが固定化し、新しい技術を身につける機会が減ります。会社員のような研修制度がないからです。労災保険などの保障もないため、万が一への不安を抱えて働く人も多いと考えられます。

フリーランスのメリットとデメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスのメリット・デメリットとは?独立前に知っておきたいことを解説

フリーランスの将来性は分野とスキル次第

フリーランスに将来性があるかどうかは、参画する分野と本人のスキル次第だといえます。ニーズが高い分野は依頼数が多いため、安定して案件が獲得できるでしょう。また、スキルが高ければ現場で重宝され、引く手あまたになれる可能性があります。

少子高齢化が進む我が国では、今後ますますフリーランスの力が必要になると予想されます。ニーズのある分野で高いパフォーマンスが発揮できるフリーランスの将来は明るいでしょう。

フリーランスの将来性について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスの将来性|厳しさやエンジニアなどの分野も紹介

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フリーランスの年収に関するよくある質問

フリーランスの年収に関するよくある質問をまとめました。年収1000万円といっても、収入全体と手取りのどちらを指すかで必要な稼ぎは異なります。

手取り1000万円が欲しい場合は、さらに数百万円の収入が必要です。回答を見て、自分が稼ぎたい金額を決める参考にしてください。

Q. フリーランスで年収1000万円を稼ぐには?

A. フリーランスで年収1000万円を稼ぐには、まずニーズの高い分野や職種を選ぶのが大切です。分野と職種を決めたら、案件参画に必要なスキルを身につけてください。信頼獲得にはスキルだけでなく、ビジネスマナーを守る意識や謙虚さなども必要です。

Q. 年収いくらで手取り1000万円になりますか?

A. 手取りで年収1000万円を得たい人は、1400万円ほどを稼ぐ必要があるでしょう。それだけの収入を得るには、稼げる職種を選ぶのはもちろん、節税対策も重要になります。場合によっては副業にも着手し、収入を増やす努力が必要です。

Q. 年収1000万のフリーランスに適した節税対策は?

A. 年収1000万円の人は、小規模企業共済やiDeCo、国民年金基金などで節税しましょう。小規模企業共済はフリーランス向けの退職金制度です。iDeCoと国民年金基金は通常の年金とは別に給付が受けられる制度で、掛け金が全額控除できます。

※本記事は2023年2月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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