正しい内部SEO対策と外部SEO対策を一から解説
Webエンジニアが最低限知っておくべきSEOの基礎知識まとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

メイン画像

SEOはインターネット集客の基本施策のひとつです。
エンジニアにはSEOは関係ないと思われるかもしれませんが、特にwebサービス系の開発に携わるwebエンジニアの場合は、SEOの知識を持っているとディレクターやクライアントとの意思疎通がしやすくなりますし、SEOで必要になりそうな要素を想定して開発を進めることができます。

今回はエンジニアが知っておくと役立つSEOの基礎知識を、「内部SEO対策」「外部SEO対策」の2つに分けてご紹介します。

フリーランス専門エージェントに無料相談する

 

0. 目的

 1. SEOとは?
 2. 内部SEO対策の基礎
 3. 外部SEO対策の基礎
 4. 最後に

 

1. SEOとは?


SEOは「Search Engine Optimization」を略した言葉で、日本語では「検索エンジン最適化」と呼びます。
Google、Yahoo!、Bingなどの検索エンジンにおいて、狙ったキーワードでの検索結果の上位に表示させるためにWebサイトを最適化する施策を指します。

Yahoo!は、以前は独自の検索エンジンアルゴリズムを使っていましたが、2010年7月にGoogleと提携し、Yahoo!はGoogleのアルゴリズム検索技術を採用することとなりました。
これにより、日本国内ではGoogleのシェアが圧倒的になり、現在のSEOは実質的にGoogle対策が主となっています。
 
後ほど解説しますが、Googleが「パンダアップデート」や「ペンギンアップデート」といった大規模なアルゴリズム更新を行うと、大きな順位変動が起こることがあります。
小規模なアルゴリズムの修正は頻繁に行われているので、SEO専門家でもない限りGoogleの動向を逐一追い続ける必要はありませんが、webエンジニアの場合は2~3ヶ月に1回程度はGoogleのウェブマスター向け公式ブログを覗いて大きな変化が発表されていないかチェックするとよいでしょう。

Google ウェブマスター向け公式ブログ
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/

2. 内部SEO対策の基礎


SEOは大きく分けると「内部SEO対策」と「外部SEO対策」の2種類があります。
「内部SEO対策」はWebサイトの内部構造を最適化する施策で、しっかり対策をしておかないとGoogleから評価されにくくなります。
「内部SEO対策」を行ったからといって検索順位が急に上がるわけではありませんが、最低限やっておくべき事項ですし、後から変更するのは手間がかかるので、webエンジニアもあらかじめ基礎を押さえておき、サイト構築の段階で対応しておいた方がよいです。

見出しタグ(h1、h2、h3、h4…)のルール

見出しタグは検索エンジンとユーザーにWebサイト・Webページの構成を正しく伝える役割があり、h1、h2、h3、h4、h5、h6の順番に重要度が下がっていきます。
h1が最も重要度が高く、タイトルや大見出しに使います。
 
h1は複数回使ってはいけないというルールはありませんが、h1はそのWebページ内で最も重要な要素を伝える役割があるので、基本的にはh1はひとつのWebページにつき1回のみ使用します。
見出しタグの記述の順番にはルールがあり、「h1、h2、h3…」と数字の順番に使用し、「h1、h3、h2、h4」のように順番を無視したり、「h1、h3、h5」のように数字を飛ばして使ってはいけないことになっています。
ただし、「h1、h2、h3、h2、h3」といったように、h1以下の見出しタグは番号を飛ばさなければ繰り返し使っても構いません。
 
h2以下については過度に神経質になる必要はありませんが、テンプレートの設計段階で意識しておけばほとんどクリアできるので、webエンジニアもコーディングの際は注意をしてください。

h1タグはページごとに設定する

h1タグは、そのWebページの大見出しです。
Googleにそのページのコンテンツ内容を正しく伝えるために、各ページの内容を適切に表すh1をテキストで設置してください。
よくある失敗として、h1をロゴ画像に指定して、全ページで共通h1になっているケースが挙げられます。
 

ページタイトルにキーワードを含める

titleタグに記述したページタイトルは、検索結果に反映されます。
ページタイトルにキーワードを含めることで、そのキーワードでの上位表示を狙います。
ただし、キーワードを詰め込みすぎると逆効果になってしまうのでやり過ぎに注意してください。
ユーザーが目にしても、日本語として不自然に感じない範囲に留めましょう。
 

meta description(メタディスクリプション)の最適化

「meta description」は、Webページの概要を記述するためのメタタグです。
順位には影響しない要素ですが、検索結果ではスニペットと呼ばれる部分に反映されるため、クリック率に影響します。
たとえば「Google」で検索すると、Googleの公式サイトのスニペットは以下のように表示されます。
ソースを見てみるとわかりますが、「meta description」に記述した内容がスニペットに反映されています。
 

ユーザーはスニペットの内容を見てページを見るかを判断するので、クリック率を高めるためにはページごとに最適な「meta description」を設定する必要があります。
ただし、スニペットは検索結果に必ず反映されるわけでなく、Googleが検索キーワードからユーザーの意図を推測して書き換える場合も多々あります。
 
webエンジニアにできる対策として、全ページユニークなmeta descriptionを設定するのが難しい場合は、コンテンツの冒頭部分から100~120字程度を抜粋したり、あるいはGoogle任せにして設定しないといった実装をおすすめします。

 

パンくずリストを設置する

「パンくずリスト」はWebサイト内において、現在どのページ、および階層にいるのかをリスト化したものを指します。当サイトを例に説明すると、タイトルの上部に表示されているのが「パンくずリスト」です。

 

「パンくずリスト」はユーザーに階層を伝えるだけでなく、検索エンジンに階層構造を伝える役割もあります。
検索エンジンはクローラというロボットを使って各Webサイト・Webページを巡回しており、内部リンクを辿ってWebサイトの構造を把握しています。
パンくずが整っていないと、Googleに正しくサイトの構造が伝わらない可能性が高まります。

フリーランス専門エージェントに無料相談する

3. 外部SEO対策の基礎


「外部SEO対策」は、主に「被リンク(バックリンク)」の獲得を指します。
「被リンク」は他のサイトから自サイトへ張られるリンクのことで、被リンクの質や数が検索結果に影響します。
 

自作自演の被リンクを行うとペナルティを受ける

かつてのSEOは、サテライトサイトを大量に作ってそこからメインサイトにリンクを張り、意図的な「自作自演の被リンク」で検索順位を上げる手法が通用していた時代がありました。

しかし、そうした「自作自演の被リンク」のせいで品質の低いサイトが検索結果の上位を占拠してしまい、有益な情報を掲載しているWebサイトが上位表示されにくくなるという問題が起きました。
それに対抗してGoogleが実施したのが2012年4月に導入した「ペンギンアップデート」というアルゴリズム更新です。

「ペンギンアップデート」は、質の悪い被リンクの評価を無視するアルゴリズムで、度を超えたものについてはペナルティも課されました。これにより検索順位の上位表示だけを目的にした「自作自演の被リンク」を行っているWebサイトの多くがペナルティを受け、大きく順位を落としました。
「ペンギンアップデート」が導入以前は、「自作自演の被リンク」によって上位表示を狙うことができましたが、導入後は「自作自演の被リンク」のリスクが高くなりました。
 

被リンクの質が重要

「ペンギンアップデート」の導入以降、被リンクは質が重視されるようになりました。
質の低いサイトから被リンクをたくさんもらうよりも、質の高いサイトから1つ被リンクをもらう方が高く評価されます。

「ペンギンアップデート」導入以前は、被リンクを獲得するために、サイト同士でリンクを張り合う「相互リンク」と呼ばれる手法も広く使われていましたが、現在ではSEOを目的とした相互リンクはスパム行為としてGoogleガイドライン違反となります。
 

自然リンク(ナチュラルリンク)を獲得する

現在、最も有用な「外部SEO対策」は、「自然リンク」の獲得です。
「自然リンク」は他のサイトから自発的に自サイトに張られるリンクを指します。
「役に立つから紹介したい」「資料として参照したい」と感じてもらえると、「自然リンク」が張られやすくなります。

「自然リンク」を獲得の第一歩は質の高いコンテンツの提供です。
いくら広告などで露出を高めても、ページそのものに価値がなければリンクを設置してくれる人は現れません。
 

良質なコンテンツが評価されるコンテンツSEOの時代

Googleは、質の高いコンテンツを上位表示させるための「パンダアップデート」というアルゴリズムを導入しています。「パンダアップデート」導入以前は低品質のコンテンツが上位表示されることが少なくなく、検索結果の質が問われていました。しかし、導入後はそうした低品質なコンテンツでは上位表示は困難となっています。
 
他のサイトからスクレイピングしたり、自動生成したコンテンツでページを量産したりするSEOテクニックはいまや通用しなくなってきました。
そうしたプログラムはエンジニアであれば多くの方が開発可能でしょうから、ディレクターやクライアントから依頼を受けることもあるかもしれません。

しかし、そのような依頼を受けても理由を話してお断りした方が賢明なwebエンジニアであるといえるでしょう。
Googleの進化により、コンテンツの質を高めて上位表示を狙う「コンテンツSEO」の時代になりました。
「外部SEO対策」としてできることは、良質なコンテンツを制作し、それをユーザーの目に触れるところに露出して、質の高い自然リンクを得るという3点に集約できます。

「内部SEO対策」は外部SEOと違ってできることが限られてきますが、良質なコンテンツが評価されやすくなっているので、「内部SEO対策」をきちんと施した上で、ユーザーの役に立つコンテンツを作成することが現在のSEOの基本となっています。

4. 最後に

SEOはGoogleのアルゴリズム変更に左右されますが、「ユーザーを満足させる検索結果を表示したい」というGoogleの方針が変わることはないでしょう。
SEO施策はGoogleではなく、検索ユーザーに向けて行うのが最も重要なポイントです。
エンジニアという立場であれば、目先のトレンドは気にせず、基本的な事項を押さえておくだけでも十分実務に役立てられるでしょう。

フリーランス専門エージェントに無料相談する



 

■求人・案件をお探しの方へ
フロントエンドの求人・案件
JavaScriptの求人・案件

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
いきなり相談するのは不安な方へ フリーランスになった時にどんな案件を提案されるのかメールでわかる! 詳しくはこちらから

関連案件

もっと案件を見る

プライバシーマーク

© 2014-2019 Levtech Co., Ltd.