オンラインカウンセリング実施中

フリーランスなら押さえておきたい、勘定科目の使い方

公開日:2018年09月12日

更新日:2020年11月19日

フリーランスとして活動する際は、自分で経理を行うか、記帳代行を依頼する必要あります。
もし前者を選ぶ場合、「どこまでが経費になる?」「勘定科目は何を選べば良い?」など、悩んだり迷ったりしてしまうことも多いでしょう。
今回のコラムでは、経費や勘定科目についての基本的な知識を解説します。

フリーランスの税務について相談する

この記事の監修
あおば会計事務所 共同代表
税理士 小池 康晴(こいけ やすはる)氏

SESや受託開発を行うIT関連の企業やフリーランス(個人事業主)の顧客を多く持ち、それぞれのニーズを重視した税務アドバイスとコンサルティングを行う。IT業界の税務や新しいサービスの動向などにも精通している。中小企業による認定経営革新等支援機関の認定済み。
小池康晴氏プロフィールページ

目次

経費の概要
勘定項目の概要
経費計上する際の注意点

フリーランスの収入見込みをチェック

 

簡単60秒! 無料登録

経費の概要

 テーブルの上に広げられた本の上に大量のコインが積み上げられている画像

まずはじめに、経費の概要をご説明します。 

経費とは

事業を行い収入を得るには費用が必要になりますが、この経営上必要な費用のことを経費といいます。
税金は売上ではなく利益(売上-費用)に対してかかるため、経費を使い利益を小さくすることで納税額を下げることが可能です。そのため、経費として認められるものは経費で計上したほうが節税になると言えます。 

経費として認められるもの、認められないもの

経費で落とせるかどうかは、「事業に関わっているか」が基準です。
業務で使用するコピー用紙や筆記用具といった消耗品、取引先との打ち合わせの際の交通費などは、当然経費として認められるでしょう。
また、飲食代や旅費であっても、それらが会議や接待のためで業務に関連しているなら経費として計上できます。
しかし、中には仕事で使うためという理由でも、経費と認められないものもあります。
その代表とも言えるものがスーツです。これは私用としても使えるという観点から、基本的に経費として認められていません。ただし、業務を遂行する上でのスーツの必要性を主張でき、必要である部分を明確に区分できれば、その部分は経費にできる可能性もあります。

関連記事 : 個人事業主が経費計上できる範囲について

フリーランスの税務について相談する

勘定項目の概要

 電卓で計算しながら書類を記入している手元画像

勘定科目には、すでに印字されている18の科目と、新たに作成できる6の科目があります。
以下、各科目と計上できる費用の例を挙げていきますので、記帳する際の参考にしてみてください。
 
・租税公課
租税公課とは、おおまかに言うと税金や公的負担金という意味です。計上できる費用の例としては、収入印紙代や個人事業税、固定資産税、消費税、住民票等の発行手数料があります。ただし、所得税と住民税は経費として認められないので注意しましょう。
 
・荷造運賃
商品を梱包して配送する際の費用です。ダンボールやガムテープ、宅急便の利用料金などがこれにあたります。
 
・水道光熱費
事務所の水道代、電気代、ガス代です。自宅を事務所として使っている場合は、事業で使用している分の費用を経費として計上できます。その際はあらかじめ割合を決めておくのが一般的です。
 
・旅費交通費
事業に関係する移動や旅行で使う費用です。電車、バス、タクシーのほか、駐車料金や有料道路料金、宿泊代もこれに含まれます。
 
・通信費
インターネットや携帯電話の料金です。自宅が事務所の場合は、水道光熱費と同様に使う分の割合を経費にできます。また、切手代やはがき代などの郵送料も通信費に入ります。
 
・広告宣伝費
事業の広告や販促のポスター、看板、インターネット広告、試供品など、宣伝のためにかかる費用です。
 
・接待交際費
取引先などとの飲食代や贈答品代、冠婚葬祭代です。会議を目的とした5000円以下の飲食代は会議費に計上します。
 
・損害保険料
業務で使用する自動車の保険や、事務所の火災保険の費用が計上できます。ただし、生命保険料は経費として認められないので気をつけましょう。
 
・修繕費
店舗や備品など、所有する固定資産を修繕した際の費用です。工事内容によっては資本的支出になる可能性もあります。
 
・消耗品費
文房具や日用品、備品などの費用です。取得に要した金額が10万円未満のものに限ります。
 
・減価償却費
小型車やパソコンなど、10万円以上の備品の減価償却を計上します。
 
・福利厚生費
従業員に対する冠婚葬祭代や茶菓子代、置き薬代などです。一人で事業を行う場合、この勘定科目は使いません。
 
・給与賃金
従業員に対する給与や賞与です。こちらも、一人で事業を行う場合は使いません。
 
・外注工賃
業務委託する際に外注先に払う費用です。
 
・利子割引料
借入金の利息部分は経費として計上できます。ただし、元本部分は経費になりません。
 
・地代家賃
店舗や事務所の賃借料、駐車場料金です。自宅を事務所にしている場合は、事業で使用している分を経費として計上できます。使用しているスペースに応じ、あらかじめ経費にする割合を決めておきましょう。
 
・貸倒金
売掛金や貸付金などが回収不能となった際の損失金額を計上します。
 
・雑費
他の勘定科目に分類できない費用です。雑費が多すぎると税務署の関心を引きやすくなる傾向があるので、できる限り使わないように心がけましょう。 

空欄の6科目

6科目分は自由に勘定科目を作ることができます。自分がよく使うものを考えて作成しましょう。例えば、打ち合わせが多い場合は「会議費」、業務に必要な書籍を購入する機会が多ければ「新聞図書費」、常にシステムリース代がかかっているなら「リース料」、セミナーへの参加が多いなら「研修費」などです。 

関連記事 : これも経費に?個人事業主(フリーランス)が知っておきたい経費になるもの・ならないもの

経費計上する際の注意点

 積まれた本の上にメガネを掛けた豚の貯金箱が置かれている画像

経費を計上する際は、以下の2点を心がけましょう。
 
・毎月帳簿に記入する 
後回しにしていると後々大変になるので、帳簿の記入は毎月行いましょう。また、こまめに記帳を行っていれば利益(所得)の確認ができ、現在の状況も把握しやすいです。
 
・領収書やレシートを毎回もらう
経費になるかならないかは、仕訳帳に記載する際に考えれば良いので、領収書やレシート類はすべて取っておきましょう。
記帳代行に依頼する際も領収書やレシートは必要になるので、自分で経理をやらないという人も同様です。
 
レバテックフリーランスは、業界トップクラスを誇る豊富な案件数と、安心のバックアップ体制でフリーランスの皆様をサポートしております。
Web上でのご登録後は、プロのコーディネーターのカウンセリングを実施し、ご希望や条件に沿った案件をご提案。ご参画中も、お悩みや不安に思うことがあればすぐにご相談ください。随時メールや電話、対面にて徹底したサポートを行います。
レバテックフリーランスでは個人では獲得が難しい案件や、ここにしかない非公開案件も多数揃えていますので、ご希望にマッチした案件がきっと見つかります。

関連記事 : 個人事業主の領収書について

※本記事は平成30年6月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

フリーランスの税務について相談する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
いきなり相談するのは不安な方へ フリーランスになった時にどんな案件を提案されるのかメールでわかる! 詳しくはこちらから

関連記事

関連案件

もっと案件を見る

プライバシーマーク

© 2014-2020 Levtech Co., Ltd.