フリーランス転向時に行う税金・社会保険の手続きとは
会社員とフリーランスはどう違う?契約形態や手続き方法について学ぼう

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会社員とフリーランス。両者は契約形態や契約期間、報酬の支払われ方などの面で異なっています。フリーランスの場合は特に、税金や社会保険の手続きを自ら行うという点も要チェックです。

本記事では会社員・フリーランス双方の性質や働き方の違いとともに、フリーランスへ転向した際に行うべき手続きについても解説します。会社員とフリーランスの違いに関心をお持ちの方、フリーランスの手続きにはどのようなものがあるか知りたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

◆この記事の監修
あおば会計事務所 共同代表
税理士 小池 康晴氏
IT関連の企業やフリーランス(個人事業主)の顧客を多く持ち、それぞれのニーズを重視した税務アドバイスとコンサルティングを行う。IT業界の税務や新しいサービスの動向などにも精通している。
あおば会計事務所

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0. 目次

1. 会社員とフリーランスの違い
2. フリーランスが行う手続き

1. 会社員とフリーランスの違い

オフィスで書類に何かを記入している人の手元の画像

まずは、会社員とフリーランスの違いをいくつか挙げていきます。

契約形態の違い

会社員とフリーランスの違いとして第一に挙げられるのは、契約形態の違いです。

会社員の契約形態は、すでにご存知の通り、勤め先の企業と雇用契約を結んだ上で仕事に従事するというものです。派遣社員の場合は派遣会社と雇用契約を結ぶので、こちらも基本的には、一般的な会社員と同じ契約方法に基づく雇用形態と考えることができます。

一方フリーランスは、案件ごとに契約を結んで働くのが基本です。

案件ごとの契約とはいっても、その働き方は常駐型・在宅型の2種類に分けられます。前者は参画先企業へおもむき、そこに常駐して請け負った作業を行うというもの。そして後者は、委託された作業を任意の場所で行う働き方を指します。

契約期間や報酬の支払われ方の違い

契約形態が違えば、作業に携わる期間や報酬の支払われ方も当然異なってきます。以下に、それらの違いを確認していきましょう。

契約期間の違い

会社員には決まった契約期間はないのが一般的です。この点フリーランスは、どのくらいの期間働くかは契約内容によって変わってくる傾向にあります。

なお、会社員であっても派遣社員の場合は期間契約であり、定期的に契約を更新することに。また、同じ派遣先で働けるのは長くとも3年ほどとされているようです。

報酬の支払われ方

会社員の場合は、勤務先企業から給与が支払われます。給与査定の時期は決まっており、技能を高めてもすぐに昇給が望めるとは限りません。しかしながら、毎月一定額(※年棒制の企業もあります)の給与が保証されていることは、被雇用者の生活安定につながるとも考えることができます。

フリーランスの報酬は、成果物を納品する、委託された作業を行う、あるいは担当作業を完了させるなど、契約で指定された条件を満たすことによって支払われます。フリーランスがプロジェクトのどの時点からどの段階までに責任を負うかは、契約内容により異なります。

ちなみに、フリーランスは企業と雇用契約を結んでいるわけではないので、会社員でいうところの「給与」という概念は当てはまりません。作業の対価は、一般的に「報酬」などと呼ばれます。

年収の考え方の違い

「フリーランスは高収入を得られる」「フリーランスなら年収1,000万円を目指せそう」というイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。この点を考えるにあたっては、会社員とフリーランスそれぞれの手取りの違いを認識することが大切になります。

つまり、会社員の場合は給料全体の中から税金と保険料を差し引いた分が手取りとなりますが、フリーランスは収入全体から税金・保険料に加えて、経費(事業のために使ったお金)が除かれるということです。

フリーランスの収入額は一見高く見えるかもしれませんが、そこから差し引かれる金額は会社員よりも多くなることに注意しましょう。

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2. フリーランスが行う手続き

書類を見ながらスマートフォンで話をしている男性の画像

フリーランスに転向したら、税金や社会保険の手続きを自ら行うことになります。この項目では、各手続きの概要と方法を見ていきましょう。

確定申告の概要と税金の手続き

1年間の収支と支払う税金額を税務署に申告することを、確定申告といいます※。納めるべき税金額は、収入全体から必要経費を差し引いた金額に基づいて算出されます。
※納税も原則として確定申告の期限までです

確定申告をする際は、まず申告書の必要な箇所を記入。指定された期日までに、税務署へ直接おもむくか郵送しましょう。e-Taxと呼ばれる電子システムを利用すれば、オンラインで手続きを完了させることもできます。

社会保険の概要と手続き

健康保険・年金の制度概要と切替手続きは、下記の通りです。

健康保険

フリーランスの方も健康保険に加入する必要があります。フリーランス向けの健康保険制度にはいくつかの種類がありますが、ここではスタンダードな選択肢である国民健康保険を取り上げましょう。

国民健康保険には、企業に雇用されている人の被用者保険に入っていない人が加入します。被用者保険は保険料を会社と折半する方式ですが、国民健康保険は全額自己負担になるのが特徴です。

国民健康保険への切替手続きは、自分自身で行うことになります。期限は会社を退職した日の翌日より14日以内、手続き場所は居住地の市区町村役場です。

年金

会社員として働いている間は厚生年金に加入しますが、フリーランス転向後は原則的には国民年金に入ることになります。こちらも国民健康保険と同様、保険料が全額自己負担となる制度です。納付額は厚生年金と比較すると少なめですが、その分将来受給できる額も少なくなります。

国民年金の手続き方法も、国民健康保険の場合と同じ。退職日翌日より14日以内に、あなたが住んでいる市区町村の役所で切り替えることとなります。
 

最後に

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※本記事は令和元年5月時点の情報を基に執筆しております。

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