目次
フリーランスエンジニア向けエージェントとは
フリーランスエンジニアのエージェント活用メリット
フリーランスエンジニア向けエージェントのデメリット
エージェント利用時の注意点
エージェントの選び方
フリーランスエージェント利用の流れ
フリーランスの収入見込みをチェック
フリーランスエンジニア向けエージェントとは
フリーランスエンジニア向けのエージェントは、フリーランスとして働くエンジニアに案件を提案するサービスです。案件を探すフリーランスと人材を求める企業のマッチングを図り、案件の受発注を取り持ちます。
フリーランスエージェントが提案する案件は、エンジニア自身のスキルレベルや経験、希望条件などをもとに決定されます。エージェントサービスの活用は、フリーランスエンジニアが案件に参画するにあたり一般的な方法であるといえるでしょう。
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フリーランスエンジニアのエージェント活用メリット
フリーランスエージェントを活用するメリットには、以下の4つが挙げられます。
営業の手間を省ける
現役フリーランスとして案件を継続的に受注するには、スキルや経験だけでなく営業力も必要となります。実績があってもクライアントに的確にアピールできなければ、希望に沿った案件の受注は難しくなるでしょう。
エージェントに登録すれば、営業活動や契約更新業務などを代行してもらえます。自身の提案力や交渉力に不安があれば、エージェント利用を検討するのも手です。
案件の選択肢が増える
エージェントを活用することで、個人での獲得が難しい大手企業の案件に参画できる可能性もあります。参画可能な案件の選択肢が増えるのも、エージェントのメリットといえるでしょう。
収入の不安を軽減できる
正社員であれば基本的に毎月一定の給料が出ますが、フリーランスは案件数や単価により収入が増減しがちです。フリーランスには経済面の不安があるものの、エージェントを利用すれば継続的に案件が受注でき、収入も安定しやすくなります。
もしエージェントや知人を介さずに案件を受注する場合、フリーランスとして独立して間もない頃は一からクライアントとの関係を構築しなければなりません。「この案件を断ったら次はないかもしれない」という不安から、スキルやスケジュールに合わない案件を無理に受けてしまうこともあるようです。
先述のとおり、エージェントを活用すれば営業活動や契約更新を自分で行わずに済む場合が多いと考えられます。「次の案件はどうしよう」「ブランク期間ができそうで心配」といった不安を解消し、純粋に業務に専念できるでしょう。
キャリアについて相談できる
フリーランスとして働く場合、業務やキャリアパスについて相談できる相手がおらず、困ってしまう人もいるでしょう。
「チャレンジしたい分野はあるけれど、自分の経験だと現実的ではなさそう」「現在のスキルでどのような案件に参画できるかわからない」といった悩みがあるとき、エージェントに相談すれば客観的なアドバイスがもらえます。
また、「自分の市場価値を知りたい」「今後のキャリアプランを相談したい」という方は、エージェントのサポートを受けることで状況改善や悩みの解決につながる可能性があります。
関連記事 : フリーランスエージェントを利用するとどんなメリットがある?
フリーランスエンジニア向けエージェントのデメリット
フリーランスエージェントには、メリットだけでなくデメリットもあります。メリット・デメリットの双方を把握したうえで、エージェントを利用するかどうかを決めましょう。
案件の内容が限られる場合がある
フリーランスエージェントは多種多様な案件を保有していますが、ときには扱う案件の内容(担当する作業や必須スキルなど)が限定されることもあるでしょう。好きな作業ができる案件を自由に選べると思っている人にとっては、自由度が低く感じられる恐れがあります。
マージンが発生する
エージェントは営業活動や契約手続きなどを代行してくれるため、その分のマージン(手数料)が支払い前の報酬額から差し引かれるのが一般的です。ただし、エージェントとクライアントの関係などによっては、個人で交渉するよりもエージェントを介したほうが高単価になるケースもあります。
関連記事 : 業務委託でエージェントを活用する方法|メリット・デメリットは?
エージェント利用時の注意点
エージェントを利用するにあたっては、下記2点を念頭に置くようにしましょう。
常駐型案件も多い
セキュリティ対策を徹底するなどの事情で、企業は在宅型よりも常駐型の働き方を求めることがあります。昨今はリモートワークが広がりつつあるとはいえ、エージェントが提案するフリーランス案件は常駐型も多いため、業務内容だけでなく参画先企業の住所などもしっかり確認しておきましょう。
常駐型案件では、対面でコミュニケーションが取れる分、プロジェクトメンバーから刺激を受けたり、技術に関する最新情報を得たりしやすいといったメリットがあると考えられます。在宅型は自由度が高い分、業務とプライベートの区別に注意する必要があります。その点、常駐型フリーランスの働き方であれば、業務へのモチベーションが維持しやすくなりそうです。
実務経験が求められる
フリーランス案件参画時には、基本的に実務経験が求められます。フリーランスエンジニアは、プロジェクトで即戦力になるよう期待されているのが理由です。
企業は「〇〇のプロジェクトに携わった」という経験だけでなく、本人が主体的に取り組んだかどうかをチェックしていることにも留意してください。自身の役割を意識して業務に従事したこと、技術力を高めるために努力してきたことを言語化できるよう準備していきましょう。
関連記事 : フリーランスが直接契約を結ぶには|メリット・デメリットやエージェントの活用法
エージェントの選び方
フリーランスエンジニアがエージェントを選ぶときは、下記の点に注目しましょう。
案件数
案件が多数あれば、その分選択肢も多くなると考えられます。エージェントを探す際は案件数のほか、自分が強い分野に特化したもの、スキルや希望条件に合ったものが複数ありそうかもしっかり確認しましょう。
なお、エージェントに登録すると、非公開案件の詳細を見ることもできる場合があります。非公開案件とは、サービス登録者だけに提供される案件情報のこと。まずは登録することで、Webサイトに掲載中の案件以外にも、自分にマッチした案件と出会える可能性があります。
実績
事業を開始して間もないエージェントと、運営年数が長くフリーランスエンジニアに対応した実績が豊富な企業とでは、案件数やサポート内容、サービスの質に違いがあるでしょう。
より自分に合ったエージェントを選ぶためにも、取引実績やそのエージェント特有の強み、ユーザーインタビューなどに目を向けてみてください。
扱う職種・技術
同じフリーランスエンジニアを対象にしたサービスでも、エージェントにより扱う職種や技術の傾向は少しずつ異なると考えられます。登録前に、自分が希望する職種や技術に該当する案件が掲載されているかを確認することが大切です。
対応する地域
首都圏のみ、大都市のみといったように、扱うエリアもエージェントごとに異なる傾向にあります。無理なく通える範囲にある企業の案件を提案してくれるエージェントを選びましょう。
関連記事 : フリーランスエージェントはどんな人におすすめ?比較のコツやメリット
フリーランスエージェント利用の流れ
フリーランスエージェント利用の流れは、サービスによって異なりますが、主として以下のようになります。
- フリーランスエージェントに登録する
- 担当者と打ち合わせをする
- 案件を提案してもらう
- 案件にエントリーする
- クライアント企業を訪問する
- 合格したら、条件交渉のうえで契約を結ぶ
- クライアント企業で実際に働き始める
なお、フリーランスエージェント登録時には身分証明書や職務経歴書、スキルシートなどが必要になります。あらかじめエージェントの公式Webサイトで確認しておきましょう。
関連記事 : フリーエンジニアがエージェントを利用するメリットや登録してからの流れ
最後に
簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!
※相場算出に個人情報の取得はおこないません。