トラブルを防ぐ!
業務委託の契約書の書き方について

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フリーランス(個人事業主)と企業の業務委託契約が増えている中、契約書の内容よるトラブルは少なくありません。契約書を作成する際は、作業内容や報酬の支払いなどについて細かく明記するほか、どちらか一方が不利益を被ることがないように注意することが大切です。

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0. 目次

1. 業務委託契約書作成の流れと注意ポイント
2. トラブル防止だけでなく双方がWin-Winの関係になるには
3. 業務委託契約に記載しておきたい12項目

1. 業務委託契約書作成の流れと注意ポイント

業務委託契約とは、フリーランスが企業に雇用されず直接案件の依頼を受けることです。契約を結ぶ前にまず、業務委託契約には「委任契約」と「請負契約」の2パターンがあることを理解しておく必要があります。

委任契約であれば依頼された作業自体に対し報酬を受けることができ、請負契約であれば依頼された納品物に対し報酬を受けることができます。両契約の違いをしっかり認識したうえで、以下の4つの流れにそって契約を進めていきましょう。

契約内容の取り決め・話し合い

・作業内容および範囲
・契約形態(委任契約か請負契約か)
・報酬額
・契約期間(開始と終了の日付と時刻)
・作業進捗の報告義務
・発注企業における納品物の確認、検収方法
・委託や請負により納品された成果物の権利(所有権・著作権など)
・作業遂行中に発生した経費の支払いに関して(交通費など)
・納品物の遅延に対する措置
・契約解除のケースと方法

取り決めをもとに契約書の作成

実際の契約書作成については、自分に有利かつ戦略的な契約にするため受託側のフリーランスで行うことをおすすめします。
ただし、発注側の企業が一方的に不利益を被るような内容ですと継続的な関係となりにくいため、互いにWin-Winの関係を大事にバランスのとれた契約書を作成することを心掛けましょう。

発注側の企業に契約書の内容を確認してもらう

この際に修正を求められた場合は、再度双方で話し合いを行い契約内容を決定、その後修正します。

業務委託契約書の製本

契約書は同じものを2通作成し、企業とフリーランスともに1通ずつ保管することをおすすめします。

その際、差し替えを防ぐために割印を押しておきましょう。また、1通のみ収入印紙が必要となりますので、印紙額を国税庁ホームページの印紙税額一覧表で確認しておく必要があります。

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2. トラブル防止だけでなく双方がWin-Winの関係になるには

企業が業務委託契約を結ぶ目的

企業が業務委託契約を結ぶ目的は、主に3つあります。

まず1つ目は、必要な期間だけ人材を確保できること。2つ目は、高い専門性をもつ人材を確保できること。最後の3つ目はコスト削減をできることです。 

業務委託契約では、フリーランスに対し社会保険・雇用保険・労災保険・有給休暇などを負担する必要がないため、企業にとって必要な期間に欲しい技術のみを確保することができるメリットがあります。

フリーランスが業務委託契約を結ぶ目的

次にフリーランスが業務委託契約を結ぶ目的は、自分の得意分野の作業を専門として行い直接報酬を受けることです。委託された作業内容によっては、企業内ではなく在宅勤務が可能なこともあり、またスキルにより高額報酬が期待できる点もメリットとされています。

ただしここで注意したいのが、フリーランスは会社に雇用された労動者ではないため、原則として、労働基準法をはじめとした労動者保護のための法律の恩恵を受けることができないという点です。業務委託契約を口約束などで進めていった結果、「作業をしたのに約束していた報酬が受けられなかった」や「途中で契約をきられてしまった」などのトラブルが起きるケースもあります。

そのため、業務委託契約を受託する際には、口頭約束ではなくしっかり契約内容を確認したうえで書面に残すことが、後のトラブルを防止することになるのです。

企業とフリーランス、互いに損をしない契約書を作成するコツは、発注側企業と受託側フリーランスのどちらも不利益を被らないような契約内容を作ることです。

企業にとって望ましい契約ポイント

・委託料の支払い日を可能な限り遅めに設定する
・報告義務の明白化と企業の機密保持義務の明記
・作業中の権利(所有権・著作権など)を企業が有する旨の記載

フリーランスにとって望ましい契約ポイント

・委託作業内容を細かく明記し、委託作業外の作業を請け負わないようにする
・作業遂行中に発生した交通費などの諸費用は、企業に負担してもらうよう明記する
・報酬の支払いに関する遅延損害金の項目を明記する

重要なのは、互いに利益を得ることができるWin-Winの関係です。

3. 業務委託契約に記載しておきたい12項目

トラブルを回避し良好な契約関係を築くために、契約内容に明記しておきたい12項目をご紹介します。

①契約書名の作成

一般的に「業務委託契約書」と記載するケースがほとんどです。
より具体的に「ホームページ制作業務委託契約書」と記載してもよいでしょう。

②契約締結が決定した旨を記載

「委託者○○○(以下「甲」という。)と受託者△△△(以下「乙」という。)は、以下のとおり業務委託契約を締結する。」という一文により契約締結の事実を記載します。

③業務委託内容の記載

受託者であるフリーランスが行う作業内容を記載します。
委託範囲外の業務を行うことを防ぐために、細かく具体的な内容を記載するとよいでしょう。

④業務委託料・作業遂行時に発生した費用の負担

企業からフリーランスへ支払う報酬額および支払い日、支払い方法などを明記します。
また、作業中に発生した交通費などの諸費用をどちらが負担するか記載します。

⑤契約期間および契約更新について

契約開始日と終了日を記載します。契約更新がある場合は、契約更新時の条件や自動更新などの旨を記載しましょう。

⑥知的財産権の所在


作業遂行中に発生した所有権や著作権などの知的財産権をどちらが有するのかを記載します。

⑦受託者の報告義務および方法

フリーランスが企業に業務の進捗状況を報告する義務について記載します。報告のタイミングや方法も含みます。

⑧機密保持義務

フリーランスが作業遂行中に知り得た企業情報を第三者に漏らさないよう義務付けを記載します。
また、フリーランスの作業上の情報に関しても、企業に機密保持義務があることを明記しましょう。

⑨損害賠償義務

契約違反により相手に損害を与えた場合の賠償義務を記載します。

⑩支払い遅延による損害金支払いの義務

企業が業務委託料の支払いを遅延した場合、法定利率内での利息を支払う義務を記載します。

⑪契約解除

契約違反となる行為を行った場合に、契約を解除できるという旨を記載します。

⑫協議

契約書に記載されていない項目について、トラブルが発生した場合には話し合いで解決する旨を記載します。

最後に、「本契約成立の事実を証して、本書を2通作成する。甲乙それぞれ署名捺印のうえ各1通を保管する」の一文を記載して業務委託契約書の作成は終了です。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

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