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システムエンジニア(SE)のやりがい|仕事の魅力や向いている人の特徴

ITエンジニアのなかに、システムエンジニア(SE)という職種があります。システムエンジニアはシステム開発で多くの業務を担当しますが、どのような場面でやりがいを感じられる仕事なのでしょうか。本記事では、システムエンジニアのやりがいや魅力、システムエンジニアに向いている人の特徴などを解説します。

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目次

システムエンジニアのやりがい
システムエンジニアの仕事の魅力
システムエンジニアに向いている人の特徴
システムエンジニアはきつい?
システムエンジニアになるには
転職前に下調べをして自分に合った職場を探そう

システムエンジニアのやりがい

システムエンジニアがチームで開発プロジェクトを進めるなかでやりがいを感じられるポイントとしては、以下のような点が挙げられるでしょう。

  • チームでの達成感を得られる
  • 平均年収が高い
  • 身につけた技術を武器に活躍できる
  • さまざまな業界のクライアントと関わるチャンスがある
  • スキルアップによりキャリアパスが広がる

どのようなやりがいを感じるかには、もちろん個人差がありますが、さまざまな人とのコミュニケーションができることや、スキルアップを通してできることが増えていくといった点にやりがいを感じる方は多いでしょう。

チームでの達成感を得られる

開発プロジェクトというのは、個人ではなくチームで行うことが一般的です。そのため、チームでプロジェクトを成功させることで、楽しさや達成感を仲間と共有できるのも、システムエンジニアの仕事の醍醐味といえます。

また、開発を進めていくなかで、バグや手戻りなどのトラブルが発生することも少なくありませんが、それらの課題やトラブルをチームで解決したときには、チーム全体で達成感を得られるでしょう。

平均年収が高い

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」では、システムエンジニアの平均月収やボーナスなどが発表されています。

参考 : 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

調査結果によると、企業規模10人以上の会社で働くシステムエンジニアの場合、決まって支給される現金給与額が38.0万円ですので、1年に換算すると456万円です。年間賞与その他特別給与額の112.9万円を足すと、システムエンジニアの平均年収は568.9万円と計算できます。

国税庁の「令和元年分民間給与実態統計調査」によれば、日本の給与所得者の平均年収は436万円なので、システムエンジニアの平均年収は一般的な業種・職種の相場と比べても高くなっています。

参考 : 国税庁「令和元年分民間給与実態統計調査」

システムエンジニアは、スキルレベルや経験年数、役職の有無などによって収入が変動します。たとえば、AWS、GCP、Azureなどのクラウドシステムを用いた構築ができるなど、高度なスキルを持っているシステムエンジニアの場合は高い収入を得られる可能性があります。また、マネジメントができるシステムエンジニアなども、企業からすると手放したくない人材のため、役職をつけて報酬に反映させることがあるでしょう。

そのほか、一定の実務経験と年数があるシステムエンジニアは、フリーランスになるという選択肢も可能です。高い収入を得るチャンスに加え、自身の働き方の選択肢も広げることができます。

身につけた技術を武器に活躍できる

技術を身につけスキルアップすることが、評価や転職市場における価値の向上にダイレクトにつながりやすいというのも、システムエンジニアのやりがいといえます。

技術職である以上、常にスキルを磨き続けることはもちろん大切です。幅広い分野のスキルを網羅するのも一つの方法ですが、自分が得意な分野の知識やスキルを追求し続け、スキルを高めることで、替えの利かないシステムエンジニアとして活躍することもできるでしょう。

さまざまな業界のクライアントと関わるチャンスがある

システムエンジニアは、医療や金融をはじめ、さまざまな業界と関われる可能性がある仕事です。自社サービスのシステム開発企業の場合、自社と同業界のクライアントと関わることが中心となりますが、メーカー系や独立系のSIer(システムインテグレーター)の場合は、複数の企業のもとでシステム開発経験を積めることもあるため、同業界以外のクライアントと関わるチャンスも得やすいでしょう。さまざまな人と関わるのが好きなシステムエンジニアにとっては、業界を問わずに人脈や知見を広げられることは、やりがいのひとつになり得ます。

また、通常のシステム開発は、企業の課題や煩わしい業務を改善するという目的を持っています。業務の改善を行うには、業界知識や業務知識がなければなりません。業務をこなしていくなかで、プログラミングなどシステム開発工程に関する知識のほかに、業界知識も身につけることができれば、企業へのヒアリングや要件定義などで活かせるほか、システムエンジニアからキャリアアップしてITコンサルタントなどを目指すときにも役立つでしょう。

スキルアップによりキャリアパスが広がる

システムエンジニアとしての業務経験を積みスキルアップすることで、キャリアパスの選択肢が広がることも、システムエンジニアのやりがいにつながるでしょう。

システムエンジニアのキャリアパスにはさまざまなものがあります。たとえば、システムエンジニアからプロジェクトリーダーになり、その後にプロジェクトマネージャーやITコンサルタントになるというキャリアパスもその一つです。

また、プログラミングやシステムの設計を極めたい人は、ITアーキテクトなどの上級技術職へのキャリアパスも選択することができます。スキルが増えれば、それを活かせるキャリアパスも増える可能性があるということです。

関連記事 : SE(システムエンジニア)の平均年収|男女・年齢別の年収相場

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システムエンジニアの仕事の魅力

システムエンジニアの仕事の魅力は行う業務によっても異なります。一般的には、ITエンジニアといえばプログラミングというイメージがあるかもしれませんが、システムエンジニアの仕事では、プログラミングの要素は多くないケースもあります。実際の仕事内容は企業によって異なるものの、システムエンジニアが主に担当するのは、プログラミング作業の前の工程までだからです。システムエンジニアの具体的な仕事内容としては、以下の作業が挙げられます。

  • ヒアリング・要件定義
  • システム設計
  • システム構築・テスト

プロジェクトはチームで進めていくため、自身が得意な分野の業務を担当することがあれば、反対に苦手な分野の作業を行うこともあるでしょう。どの分野の仕事に適性があるのかを知るためにも、まずはどのような仕事があるのかを理解しておきましょう。

ヒアリング・要件定義

ヒアリングや要件定義では、顧客とのコミュニケーションを密にとる作業が中心になります。システムエンジニアは、顧客が抱えている業務の問題点や改善したい点をヒアリングし、要求分析を行い、その内容をもとにシステムの概要を検討します。このシステムの概要を検討する作業が、要件定義です。

要件定義では、顧客が理解している問題点だけでなく、潜在的な課題を抽出することも求められます。この段階で顧客との認識に相違があると、顧客の求めるシステムではなくなる恐れがあるため、顧客とのコミュニケーションが重要であることはいうまでもありません。要件定義のフェーズでは、顧客と綿密にコミュニケーションをとる必要があることから、顧客の評価がダイレクトに返ってきやすい点が仕事の魅力といえるでしょう。

また、ビジネスに関する用語など、IT以外の業務知識が身につきやすいのもこの工程です。将来的にITコンサルタントなどへのキャリアアップを狙う人にとっては、ヒアリングや要件定義の経験がほぼ必須といえるため、できるだけ経験を積んでおくことをおすすめします。

システム設計

システム設計では、要件定義で作成した要件定義書をもとに、システムの画面構成やデータベースの設計などを、より詳細に落とし込む作業を行います。

まず、基本設計という作業工程で、外部システムとの連携の必要性や、必要な場合どのように実現するかなどを検討し、要件定義書に書いたことをシステム設計工程で深掘りしていきます。

その後、詳細設計と呼ばれる工程で、ファイルの形式やプログラムの構成など、プログラミング作業ができるまで詳細な設計に落とし込みます。

システム設計は、実現したい課題をシステム化し、作成するシステムの形を明らかにするのに必要な工程です。顧客の課題がシステムによってどのように解決されるのかが明確になったときに、達成感を得る人も多いでしょう。

システム構築・テスト

システム構築・テストの工程では、基本設計書や詳細設計書をもとにプログラミングによってシステムを開発します。プログラミングはプログラマーが行い、システムエンジニアはプログラマーの管理や仕様の調整などを行うのが一般的です。

プログラムを組んだ後は、テストを行います。通常は、単体テスト・結合テスト・総合テストの3つに分けてテストをします。プログラムごとのテストが単体テスト、機能ごとのテストを結合テスト、実際のデータを投入してシステム全体の動作を確認するのが総合テストです。テストコードはシステムを運用する際に役立つことから、テストコードを書けるシステムエンジニアはプロジェクトでも重宝される傾向があります。

この工程では、プログラマーと協力しながら、自身の設計書をもとに組んだプログラミングが実際に動作した際にやりがいを感じられるでしょう。

関連記事 : システムエンジニア(SE)とは|仕事内容やスキル、年収、プログラマーとの違いも解説

システムエンジニアに向いている人の特徴

システムエンジニアは、なろうと思えば誰でも目指すことができる職業ですが、向いている人と向いていない人がいるのも事実です。適性がある人のほうがスキルアップのスピードが早いことがあるため、職業選択を行ううえで、自身がシステムエンジニアに向いているのかどうかを事前に知っておくことも大切です。システムエンジニアに向いている人の特徴としては、以下の3点が挙げられます。

  • コミュニケーション能力が高い
  • 新しい知識や技術の習得に興味がある
  • 論理的思考力がある

これらの資質がある人は、システムエンジニアの業務をスムーズに進められる可能性があります。

コミュニケーション能力が高い

ここでいうコミュニケーション能力とは、積極性の高さや話すのが得意ということではなく、相手の意図を汲む力や、要点をまとめて伝える力、言語化能力などのことです。

たとえば、顧客の要望をヒアリングするときや、プログラマーにシステムの仕様を説明するときには、コミュニケーション能力が求められます。技術力が高くても、受け手にうまく説明するスキルがなければ、意図が十分に伝わらず、スムーズに業務を進めることが難しくなることもありえます。

自分勝手なコミュニケーションにならないよう、聞く力や、相手からうまく意見を引き出す能力を鍛えていけるとよいでしょう。

新しい知識や技術の習得に興味がある

IT業界は、トレンドや環境の変化が早く、注目される技術が変動しやすいのが特徴です。ITという先端的な分野に関わっているシステムエンジニアには、スピーディーな変化への対応や、新しい技術を習得し続ける好奇心が求められるでしょう。

新しい知識や技術の取得に興味を持つことで、システムエンジニアとしての引き出しを増やすことができます。引き出しを増やすことで、たとえばクライアントから「このようなことはできるか」と聞かれたときに、幅広い複数の選択肢を出せるようになるでしょう。最新の技術を習得した場合は、競合他社との差別化や、顧客満足度の向上にもつながることが期待できます。

また、技術に好奇心を持って新しい知識を学んでいける人であれば、短時間で用途やメリットなどのポイントを掴みやすくなり、理解のスピードが早まることも考えられます。そのように新しい技術をキャッチアップする習慣が身についていけば、技術をどこまで学べば使いこなすことができるか、どのような案件に利用できるか、といったことも勉強中の段階から分かるようになっていくでしょう。

論理的思考力がある

システムエンジニアには、論理的思考力も求められます。論理的思考力とは、物事を順序立てて考えるためのスキルのことです。

たとえば、システムはバグがあると正しく動作しなくなります。このとき、エラー内容などからある程度原因を予測します。その後、本当にその予測が合っているかどうかを検証し、修正します。同時に、なぜそのような不備が発生したのか、再発を防止するにはどうしたらよいのかなどを考えなければなりません。プログラミングを伴うシステム開発では、このような場面で論理的思考力が求められるのです。

また、チームメンバーに説明をする際にも、根拠や筋道を明確にして伝えなければ納得してもらえないこともあるでしょう。論理的思考力を高めることは、簡潔で相手に伝わりやすい表現ができることにもつながります。

関連記事 : システムエンジニアに向いている人の特徴|SEに求められる適性とは

システムエンジニアはきつい?

システムエンジニアはさまざまなやりがいを感じられる仕事である一方で、「きつい」「つらい」といった声が上がることもあります。システムエンジニアがきついといわれる場合がある主な理由としては、以下が挙げられます。

  • SIerの仕事に適性がなく苦労する
  • 顧客とプログラマーの間に立つのが大変なことがある
  • 給料や残業時間などの待遇が辛い

就職・転職した会社がいわゆるブラック企業であったり、未経験から転職して知識やスキルが実務レベルに追いつかなかったりすることが理由であることも多いため、基本的にはシステムエンジニアの仕事内容というより、職場環境や適性に起因する問題であるといえます。

SIerの仕事に適性がなく苦労する

SIerはシステムの構築や開発を請け負う企業のことです。ビジネスモデルはアウトソーシング事業の部類にも入り、SIerで働くシステムエンジニアの主な作業内容にはシステムの企画・立案、開発、運用保守などがあります。

SIerは自社サービスの開発ではないことから、さまざまな企業を転々として、前のプロジェクトで経験した技術とは全く違う技術を使用することもあります。そのため、変化を受け入れることが苦手な人はストレスを感じるかもしれません。

しかし、考え方を変えると、多種多様な企業のもとで知識を吸収できるともいえます。システムエンジニアとして成長するチャンスと捉える人なら、この点は魅力にもなり得ます。また、ひとくくりにSIerといっても、システムエンジニアがどのような仕事をするかはユーザー系、メーカー系、独立系などの分類や会社の方針によっても違うため、一概に「SIerは〇〇だからきつい」と言い切るのは難しいでしょう。

顧客とプログラマーの間に立つのが大変なことがある

システムエンジニアは、企画から設計までの上流工程ではクライアントと要望のすり合わせを進める一方、プログラマーからの質問に答えるなど、両方向でのコミュニケーションが発生します。

たとえば、プログラマーから「この機能の実現には時間がかかるからスケジュールを伸ばしてほしい」という要望を受け取った際、プログラムについて知らないクライアントが納得できるような分かりやすい説明が必要です。

ところが、クライアントとプログラマーではITに関する知識レベルが違うため、スムーズに話が進まないことも少なくありません。このようなときには、システムエンジニアが間に立って調整や相談などをすることになります。

クライアントの要望をそのまま受け入れ過ぎてしまうと、対応範囲が膨らむ恐れがあり、プログラマーを含む現場の反感を買ってしまう、というケースも考えられます。状況次第ではありますが、システムエンジニアの仕事内容の性質上、顧客と現場の両者が納得するような対応を求められることをきつく感じるというシチュエーションもあるようです。

給料や残業時間などの待遇が辛い

システムエンジニアに限ったことではありませんが、同じ業務内容であっても給料が安かったり、残業時間が長くなったりと、企業によって待遇が異なることは少なからずあります。場合によっては、大手企業の仕事を請負ったとしても、下請け会社では給料が安くなることもあるでしょう。

経済産業省が発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によれば、IT関連企業で働くIT人材の1ヶ月あたりの平均残業時間は、20代で23.5時間、30代と40代で29.5時間、50代で26.7時間となっており、データ上では他業種と比べて突出して残業時間が長いわけではありませんが、職場環境や納期前の忙しさによっては残業が増えてしまうこともあるようです。

参考 : 経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」

就職・転職後にギャップが生じるのを防ぐためにも、給与や待遇については、求人の募集要項や面接時の質問、インターネットでの情報収集、実際に働いている人にコンタクトを取るといった方法で入社前にしっかりと確認しておきましょう。

関連記事 : システムエンジニア(SE)の仕事はきつい?向いている人の特徴と転職前の確認ポイント

システムエンジニアになるには

システムエンジニアにはITの専門知識が要求されるため、転職にあたっては実務経験を求められることが多いですが、未経験からでも目指すことは可能です。

経済産業省が発表した試算によると、IT業界の人材は年々不足しており、2030年は最大で約79万人の人材が不足するのではないかと予測されています。このような状況を受け、人材を確保するために、未経験のシステムエンジニアを募集している企業も少なくありません。

参考 : 経済産業省「IT人材需給に関する調査」

ただし、未経験で入社する場合は、入社後すぐにシステムエンジニアの業務を全て担当することが難しいため、まずはプログラマーから始めるのが一般的です。テスト業務やコーディングを通して開発を経験し、スキルや実務経験を積んでから設計などを担当することになるでしょう。

プログラミングの知識を有していることで、コーディングやその後のシステム設計などをスムーズにこなすことができるため、未経験からシステムエンジニアへの転職を検討している場合は、入社前にプログラミングスキルを身につけておくことをおすすめします。

プログラマーからのキャリアパス

先述したように、プログラマーとしてコーディングの知識や技術を身につけたのち、システムエンジニアにキャリアアップする、転職するというキャリアパスは珍しくありません。

システムエンジニアはプログラマーからシステムについての質問を受ける立場のため、プログラマーの経験があれば、より的確な回答を返しやすくなるでしょう。また、プログラマーが悩んでいる場所や、プログラミングの苦労も理解することができるため、うまくコミュニケーションがとりやすいというメリットもあります。

プログラマーは、仕様書をもとにコーディングを行いますが、このとき、「自分だったらどのように仕様書を作るか」「どのような要件定義を行うか」「この機能はなぜ必要なのか」など、上流工程を意識しながら業務にあたると、システムエンジニアになったときに役立つでしょう。

関連記事 : プログラマーとシステムエンジニア(SE)の違い|仕事内容や年収、将来性を比較

転職前に下調べをして自分に合った職場を探そう

システムエンジニアとして働くうえで重要なのは、自分に合った環境の職場を探すことです。業務内容や職場環境は企業によって異なるため、仕事にやりがいを感じられなかったり、収入が違ったり、残業が多かったりと、待遇や労働環境が自分に合わない場合もあります。システムエンジニアとして転職を目指すなら、基本的な仕事内容を理解することはもちろん、企業理念や取り組みなどの下調べをしっかりと行ったうえで、自分に適した職場を探しましょう。

関連記事 : システムエンジニアを未経験から目指す方法|求人状況や転職後の年収、おすすめ資格も紹介

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