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ITエンジニアとは?仕事内容やフリーランス事情を解説

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ITエンジニアは、情報技術(Information Technology)を扱うエンジニアの総称であり、職域により、いくつかに分類されている職種です。ITは私たちの生活のなかに深く浸透していて、さまざまなところで幅広く利用されています。IT化が進む社会において、情報技術を取り扱うITエンジニアは、需要が多い職業の1つといえるでしょう。

ここでは、そんなITエンジニアについて、いくつかの分類される職種と、フリーランス事情を説明していきます。

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本記事の執筆者
Webプロデューサー 平林資得

愛知県でIT・WEBの仕事を始めて、約20年。 その間、商店様、企業様等のWEB制作・プロデュース、WEBシステム開発及び、ITに関するコンサルタント業務など、幅広く関わる。すべての人にITを身近に感じていただけるよう日々努力することをモットーとする。
https://www.scm-jp.com/

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0. 目次

1. ITエンジニアとは
2. SEの仕事とは
3. プログラマーの仕事とは
4. Webエンジニアの仕事とは
5. インフラエンジニアの仕事とは
6. セキュリティエンジニアの仕事とは
7. フリーランスのITエンジニアとして働くには

1. ITエンジニアとは

「コンピュータやスマートフォンなどを使わない」という人もなかにはいるかもしれません。 しかし、銀行のATM、鉄道やバス、宅配便、コンビニなどでもITが使われており、ITに触れない人はいないといえるでしょう。

それら、ITを支えるITエンジニアも、仕事の幅が広く、細分化された職種があります。
企業、求人、個人のスキルなどにより、職種の分類や実際の仕事内容は異なりますが、ITエンジニアは大まかに下記の5つに分類されます。

 - SE(システムエンジニア)
 - プログラマー
 - Webエンジニア
 - インフラエンジニア
 - セキュリティエンジニア

ここでは、ITエンジニアの職種について、どのような内容の仕事なのかを説明します。
 

関連記事 : Webエンジニアとシステムエンジニア(SE)の違い

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2. SEの仕事とは

システムエンジニアは、システム開発のすべての工程に関わる職種です。案件の内容により若干異なりますが、主な仕事は顧客からのヒアリングをもとに、システム設計を行うことです。そして最終的にシステムが問題なく稼働するかを確認し、顧客へ納品します。

SEの仕事内容

具体的なシステムエンジニアの仕事内容は以下の通りです。

1. ヒアリング

クライアントの業務内容を把握したうえで、「システムを開発・改修してどのようなことがしたいのか」をクライアントにヒアリングします。

2. 要件分析・定義

ヒアリングをもとに、クライアントのニーズを分析します。ニーズにくわえて、納期、予算などを考慮したうえで、クライアントに最適なシステムを提案し、システム全体の概要を定義します。

3. 基本設計

要件分析・定義した内容をもとに、システムを作成するために必要な設計をします。具体的には、画面遷移や画面イメージ、どんな帳票が必要なのか、どのようなデータをデータベースに保存する必要があるかなどを決定します。

4. 詳細設計

基本設計で決めた内容を、実際にプログラミングするための細かい内容を設計します。

5. テスト

プログラミングが完了したのち、実際にシステムが設計通りに正しく動作するかをテストします。プログラマーもパーツごとのテストや完成後のテストをしますが、システムエンジニアは、実際の運用環境(または近い環境)で、本番を想定して、問題なく動作するかのテストをします。

6. 納品

テストを行い、問題なく動作が確認できたシステムをクライアントに納品します。契約にもよりますが、納品後にシステムの修正対応を行うことや改善・運用していく業務もあります。

SEに求められるスキル

クライアントの要望をシステム化するにあたり、当然ITに関する専門的なスキルが必要です。システム作成に使用するJavaやPHPなどの開発言語はもちろん、MySQLなどのデータベース製品やネットワークに関する知識も求められます。

また、クライアントの要求をヒアリングするためのコミュニケーション能力やクライアントの業界を知ろうとする姿勢、システムの進行を管理するマネジメント力なども必要とされるスキルといえるでしょう。

SEの年収

システムエンジニアの平均年収は、経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」(※)によると、
SE・プログラマ(顧客向けシステムの開発・実装)で593.7万円
SE・プログラマ(ソフトウェア製品の開発・実装)で568.5万円
SE・プログラマ(組み込みソフトウェアの開発・実装)で603.9万円
高度SE・ITエンジニア(基板設計担当・ITアーキテクト)で778.2万円 
となっています。 

上記のデータでは合算されていますが、一般的に、上流工程から関わるシステムエンジニアの年収のほうが、プログラマーよりも高い傾向にあります。
 

関連記事 : システムエンジニア(SE)とは

3. プログラマーの仕事とは

プログラマーは、システムエンジニアから渡された仕様書をもとに、各プログラミング言語を用いてシステム開発を行う職種です。

プログラマーの仕事内容

システムエンジニアが設計した仕様書をもとに、実際に動作するプログラムを書いていきます。システム全体のプログラムを1人で作成する場合もありますが、大規模なものの場合はチームを組み複数人で開発します。

作成するシステムのジャンルによって、プログラマーもいくつかの種類に分類されるので、以下に主な種類を挙げます。

1. Web系プログラマー

ショッピングカートシステムやSNSなどWebに特化したシステムのプログラミングをします。主なプログラミング言語は、PHP、Ruby、Javaなど。

2. アプリケーションプログラマー

スマートフォンやタブレットのアプリケーションを主に作成します。主なプログラム言語は、Java、Swift、Kotlinなど。

3. ゲームプログラマー

ゲームプログラマーはその名前の通りにゲームを開発するプログラマーです。主なプログラム言語は、C++、C#など。

4. 組み込み系プログラマー

テレビやエアコン、洗濯機などの家電やカーナビなどの機器に組み込まれているプログラムを作成します。主なプログラム言語は、C++、C#、Javaなど。

5. 汎用系プログラマー

銀行や保険会社など大規模システムを開発するプログラマーです。主なプログラム言語は、Java、C、COBOL、PL/SQLなど。

求められるスキル

使用する言語に対するプログラミングスキルはもちろんのこと、複数の言語のスキルがあれば、仕事の幅が広がり仕事を受けやすくなります。

また、チームで開発することも多いことから、コミュニケーションスキルも大切です。 仕様書の内容を、正しく理解するためにSEとの打ち合わせは必須です。また、何か問題が起きた時、ほかのプログラマーたちとの相談や情報共有など、チームで作業での開発にはコミュニケーションが欠かせません。

プログラマーの年収

経済産業省の分類では、システムエンジニアと一緒になっていますが、プログラマーの年収のほうがやや低めの傾向があります。

上記を踏まえて、参考までに経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」(※)によるSE・プログラマーの平均年収を見てみると、
SE・プログラマ(顧客向けシステムの開発・実装)で593.7万円
SE・プログラマ(ソフトウェア製品の開発・実装)で568.5万円
SE・プログラマ(組み込みソフトウェアの開発・実装)で603.9万円
高度SE・ITエンジニア(基板設計担当・ITアーキテクト)で778.2万円
インターネット関連企業のエンジニア /プログラマーで592.2万円 
です。

プログラマーの年収のほうがやや低い傾向にある理由としては、システムエンジニアは、クライアントとのヒアリングから、テストまで、システムの幅広い工程に関わる職種であるためです。
 

関連記事 : プログラマーの仕事内容

4. Webエンジニアの仕事とは

WebエンジニアはWeb上で提供されるサービスに特化したシステムを開発する職種です。

仕事内容

Webエンジニアは大きく分けてフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアに分かれます。

フロントエンドエンジニアは、ユーザーが直接目に触れるインターフェース部分をHTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を使い構築します。

バックエンドエンジニアは、フロントエンドエンジニアとは、逆にユーザーがあまり意識しない部分の開発を担当します。たとえば、ショッピングカートの処理部分やログイン機能の開発などがバックエンドエンジニアの担当部分です。言語は主に、PHP、Ruby、Javaなどを使います。

プロジェクトの内容や規模、エンジニアのスキルなどによりますが、1人のWebエンジニアがフロントエンドとバックエンドの両方を担当することもあります。また、システムエンジニアが担当するような設計からすべて担当することも少なくありません。

Webエンジニアに求められるスキル

Webアプリケーションを作成するためのプログラミングスキルが必須です。担当するところがフロントエンド部分かバックエンド部分かによって、必要なプログラミングスキルが異なりますが、フロントエンド部分とバックエンド部分の両方を担当することも多くありますので、できれば両方の言語スキルがあることが望ましいです。

言語スキルのほかに、バックエンドでデータベースを利用することも多いことから、データベースの知識も必要です。また、サーバーに関する知識もあったほうが望ましいでしょう。

Webエンジニアの年収

Webエンジニアの平均年収は、経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」(※)によると、 

インターネット関連企業のエンジニア/プログラマーで592.2万円です。

厳密には、フロントエンジニア、バックエンドエンジニア、またはすべての工程に関わるエンジニアなど、Webエンジニアの仕事の幅はかなりあります。そのため実際の年収の幅は広く、上記の年収は参考値としてとらえましょう。
 

関連記事 : Webエンジニアの仕事とは?Webプログラマーとの違いも解説

5. インフラエンジニアの仕事とは

インフラエンジニアとは、ITを利用するために必要な基盤の部分を設計、構築、保守・運用するエンジニアです。

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアの仕事内容は基本的に以下の3段階に分かれます。

1. 設計

クライアントからの要望を聞き、システムが正常に作動するために必要なサーバーやネットワークの設計を行います。機器の選定やOS、サーバーアプリケーションの選定などもこのタイミングで行います。

2. 構築

設計された内容通りに機器を調達し、ネットワークの構築やOSや必要なアプリケーションのインストール、各種設定を行います。構築後、要件通りに正常に動作するか確認を行います。

3. 保守・運用

構築されたインフラがその後も正常に動作するように、保守・運用するのもインフラエンジニアの仕事です。万が一、障害が起こった時には、その原因を調査し、復旧させる業務を行います。

インフラエンジニアに求められるスキル

サーバーとネットワークのスキルが必須です。サーバーのスキルとして、Windows Server、LinuxなどのOSの知識や、Webサーバー、データベースサーバーなど、導入するサーバーについての知識が必要です。

また、ネットワークのスキルとしては、DNSやWWWサーバーの知識、ルーターやスイッチなどネットワーク機器を設定するスキルなどが必要と言えるでしょう。

インフラエンジニアの年収

インフラエンジニアの平均年収は、経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」(※)によると、 

IT保守(顧客向け情報システムの保守・サポート)で592.2万円
IT運用・管理(顧客向け情報システムの運用)で 608.6万円
IT技術スペシャリスト(特定技術(DB/NW/セキュリティ等))で、758.2万円

となっています。  

業界や職種など、どの部分を担当するかにより、年収の差は大きくなります。より専門的な知識を身につけてスペシャリストを目指せば、年収は高くなる傾向にあります。
 

関連記事 : インフラエンジニアの仕事内容

6. セキュリティエンジニアの仕事とは

セキュリティエンジニアは情報セキュリティを専門に担当する仕事です。

セキュリティエンジニアの仕事内容

セキュリティエンジニアの具体的な仕事内容を説明します。

1. 企画・提案

クライアントからヒアリングを行い、どのようなセキュリティ対策が必要なのか、企画・提案します。

2. 設計

セキュリティに十分に配慮したシステム設計を行います。ネットワークの運用状態や機器の設定、サーバーやOSも含めたソフトウェアなども含め、システムが安全に稼働できるように設計します。

3. 実装・テスト

設計の内容通りに実装します。また、実装したシステムを動かしながら脆弱性などのシステムリスクがないか何度もテストも行い、問題点があった場合は対策を行います。

4. 運用・保守

導入後のシステムが安全に稼働できるように運用します。OSや各種ソフトウェアなど、アップデートや、システム障害・サイバー攻撃などの対応を行います。

セキュリティエンジニアに求められるスキル

セキュリティエンジニアには、各種サーバー関連、情報セキュリティマネジメント、OSセキュリティ、ネットワークインフラセキュリティ、ファイアウォール、セキュアプログラミング技法、ウイルス・マルウェア、IT関連の法律・制度などの知識が求められます。

すべてのスキルを持っていなければいけないというわけでなく、最低でも自身が受け持つ分野のスキルは身につけておきましょう。スキルが多ければ、その分だけ仕事の幅が広がります。

セキュリティエンジニアの年収

セキュリティエンジニアの平均年収は、経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」(※)によると、 
IT技術スペシャリスト(特定技術(DB/NW/セキュリティ等))で、758.2万円
です。 

マルウェアや不正アクセスなどのサイバー攻撃による情報漏洩を防ぐために、よりセキュリティエンジニアの重要性が高まってきているため、ほかのITエンジニアより年収が高い傾向にあります。
 

関連記事 : セキュリティエンジニアの仕事内容

7. フリーランスのITエンジニアとして働くには

フリーランスのITエンジニアは即戦力を求められますので、未経験の場合は、プログラミングスクールやオンラインのプログラミングレッスンなどでしっかりと勉強して、スキルを磨き、実力を証明できる作品をポートフォリオとして作っておきましょう。

基本情報処理技術者試験のようなIT系の資格を取得するのも有効です。IT系の資格を持っていれば、クライアントに対し、最低限その資格に関するスキルを持っている証明になります。しかし、可能ならばIT系の会社員として就職し、経験を積んでから、フリーランスを目指すほうが無難でしょう。

フリーランスの仕事探し

では、フリーランスのITエンジニアになる、あるいはフリーランスを続けるために、仕事を得るにはどうしたらよいでしょうか。

会社員のITエンジニアの場合、営業部門が仕事をとってきてくれるので、エンジニアの仕事のみに集中できます。しかし、フリーランスになると、自分自身で仕事を探さなければなりません。

身近な解決手段は、クラウドソーシングを利用することです。多くの案件があり、スキルに応じた案件を獲得することができます。しかし、クラウドソーシング経由だと、単発のタスク型の案件が多く、どうしても単価が安くなりがちです。

一方、毎月ある程度決まった金額の案件獲得を目指すのであれば、フリーランス案件を取り扱うエージェントサービスを利用するのも有効です。エージェントサービスの場合は、個別面談を通して希望をヒアリングするので、マッチする案件を見つけやすくなるという点がメリットの一つです。

フリーランスという仕事形態は、時間や場所、仕事選択など自由な働き方ができますが、その反面、その自由な部分をすべて自身で管理しなければなりませんし、収入など不安定になるリスクもあります。しかし、とてもやりがいのある仕事形態だと思います。

誰もがフリーランスという働きかたが向いているというわけではありませんが、しっかりと自分のスキルを見直して、フリーランスという働き方も職業の選択肢のなかに入れてみてはいかがでしょうか 。

(※)出典:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」(P6)
 

関連記事 : フリーランス1年目が「早めにやっておくべきだった」と後悔した22の仕事チェックリスト

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

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