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最終更新日:2024年3月26日

フリーランスエンジニアを確保する方法3選|人材を見極めるポイントも解説

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「エンジニア採用がうまくいかず、フリーランスの活用を検討している」という方もいるのではないでしょうか?

フリーランスの活用には、迅速に即戦力となる人材を確保でき、外部のノウハウを取り入れられるというメリットがあります。この記事では、メリットとともに、デメリットとその対策を解説。具体的な採用手法や、どの手法にするか迷った際の選び方も紹介します。

また、フリーランス活用事例も紹介するので、活用を検討している場合はぜひご覧ください。

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正社員のエンジニア採用が難しい2つの理由

最近は、正社員エンジニアの採用に苦戦する企業が多いといわれますが、それはなぜでしょうか。主な理由を解説します。

1.エンジニアの絶対数が少ない

エンジニア採用が難しい大きな理由は、IT需要の拡大に対してエンジニアの数が不足していることです。近年はあらゆる業界でITを活用するようになり、エンジニアの需要が伸びています。

しかし、日本は少子高齢化で労働人口が減少しており、エンジニアも需要に対して数が足りない状態です。また、企業が優秀なエンジニアを手放そうとしないために、人材が転職市場に現れず、採用が難しくなっています。

2.エンジニアが求める条件を提示できない

企業が提示する条件とエンジニアが求める労働条件の差が大きく、採用がうまくいかないパターンもあります。近年エンジニア市場は売り手市場であり、エンジニア側は希望条件を満たさない企業への応募を避けます。より良い条件を提示する他社との採用競争に負け、採用が難航している企業も多いでしょう。

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フリーランスエンジニア人口は増加している

正社員の採用が難しくなる中、日本のフリーランス人口は増加傾向にあります。背景には、以下のような事情があります。

・働き方改革で兼業や副業を認める企業が増えた
・クラウドソーシングやエージェントなどフリーランス向けのサービスが増えた
・フリーランス向けのコワーキングスペースが増えた

また、厚生労働省が2016年に出した「働き方の未来 2035 報告書」では、2035年には技術革新によって個々人の働き方が多様化し、副業や兼業、複業が当たり前になるとしています。こうした背景を考えると、エンジニアを確保する際は、正社員だけではなくフリーランスも視野に入れると優秀な人材と出会える確率が高まります。

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フリーランスエンジニアを採用する3つのメリット

企業がフリーランスエンジニアを採用するメリットは、即戦力を確保できることや、外部のノウハウを社内に取り入れられることなどです。詳しく確認していきましょう。

1.即戦力となる人材を迅速に確保できる

フリーランスとして活動している人は、すでに経験・実績を積んでいる傾向があり、高いパフォーマンスが期待できます。

また、在職中の正社員エンジニアを採用する場合、退職までの引き継ぎで入社までに時間がかかりがちです。その点、個人で活動するフリーランスなら比較的早く案件に参画してもらえます。特に、プロジェクトの納期が迫っていてすぐに人材が欲しい場合はフリーランスの活用が有効です。

2.ノウハウを伝授してもらえる

多様な環境で経験を積んだフリーランスエンジニアがプロジェクトに参画すれば、組織の活性化につながります。フリーランスエンジニアの視点を取り入れることで、既存社員が気付かなかった課題を把握し解消できる可能性があるでしょう。

常駐型で案件に参画してもらったり、契約内容に人材育成を含んだりすれば、より効率的にフリーランスが持つノウハウを吸収できます。フリーランスの採用は、社内の人材育成においても良い効果が期待できるでしょう。

3.正社員よりもコストを抑えられる

正社員を採用すると、社会保険料や福利厚生費を会社が負担する必要があります。一方、フリーランスとは雇用契約を結ばないため、それらのコストがかかりません。経験豊富なフリーランスをアサインすれば、未経験者や新卒の採用と比べて教育の手間も省けます。

関連記事:【企業向け】フリーランスエンジニアの費用相場|活用のメリット・デメリットも

フリーランスエンジニアを採用する3つのデメリット

フリーランスエンジニアの採用には、情報漏洩のリスクや長期にわたって契約できる保障がないといったデメリットもあります。対策とともに詳しく確認していきましょう。

1.情報漏洩のおそれがある

案件によってはフリーランスエンジニアに社内の情報を公開することがあり、情報漏洩リスクが伴います。複数の案件を掛け持ちしているフリーランスの場合、別のクライアントへ社内情報を含むメールを誤送信するおそれもあるため注意が必要です。

対策としては、NDA(秘密保持契約)を締結したり、情報の取り扱いについてのガイドラインを提示したりしましょう。あらかじめ情報のアクセス制限を設定しておくのも有効です。

2.契約が継続できるとは限らない

自社に合うフリーランスと出会えたとしても、相手の都合によっては契約を長期継続できるとは限りません。フリーランスは案件を自由に選べる立場にあり、契約を継続したいと申し出ても、受け入れられるかどうかはフリーランスの意思次第です。

対策としては、フリーランスエンジニアが契約を続けたいと思えるよう、働きやすい環境を用意しましょう。また、単価を上げるといった条件の調整を検討することも必要です。

3.契約内容次第では自社に技術やノウハウが蓄積されない

フリーランスに作業を任せきりにすると、社内に技術やノウハウが蓄積されません。フリーランスに任せた業務を社内で再現できない場合、同じような業務が発生した際に再び外注する必要があります。フリーランスとの契約が終了した途端に業務が停滞するリスクもあるでしょう。

対策としては、社内に同じ業務を行う担当者を設置し協業する機会をつくりましょう。より積極的にフリーランスの知見を取り入れたい場合は、業務の一つとして社員教育をあらかじめ契約内容に盛り込む方法もあります。

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フリーランスエンジニアの3つの採用方法

フリーランスエンジニアの採用には、エージェントやダイレクトリクルーティング、リファラルといった手段があります。それぞれの特徴を紹介します。

1.エージェント

エージェントでは、希望条件を伝えることで条件に合う人材をマッチングしてもらえます。エージェントの登録者の中から担当者が適切な人材を選ぶので、比較的短期間で人材が見つかります。フリーランスとの調整はエージェントが代行するので、採用担当者の負担を減らせるのもメリットの一つです。

ただし、ほかのサービスに比べると費用は高い傾向にあるため、予算オーバーしないように注意しましょう。

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2.ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングとは、企業が候補者に直接アプローチする手法です。人材会社のサービスを利用する方法や、SNSで情報発信を行う方法、採用イベントで候補者と直接話す方法があります。

候補者と直接コミュケーションがとれることや、SNSを活用すれば費用がかからない点がメリットです。ただし、社内で候補者を選定したり、スカウト文を作成したりする工数がかかります。

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3.リファラル採用

リファラル採用とは、社員の知り合いを紹介してもらう手法です。自社をよく知る社員の紹介なので、候補者に信頼性がありミスマッチが起こりにくいのが利点です。社員にインセンティブを出すのが一般的ですが、外部のサービスに比べると費用を抑えられるでしょう。

ただ、不採用の際は社員と候補者の関係性に配慮する必要があります。

フリーランスエンジニアの採用方法を決める3つの基準

フリーランスエンジニアの採用方法に迷ったら、以下3つの観点から考えましょう。

1.エンジニア採用に特化したサービスを選ぶ

エンジニアを確保したい場合、エンジニアを専門とするサービスを選びましょう。エンジニアに特化したサービスは登録しているエンジニアの母数が多く、優秀な人材に出会える確率が上がります。また、担当者が業界に詳しく専門的なアドバイスも期待できます。

2.コストとのバランスを考える

採用方法を選ぶ際に「コストが安いほど良い」という判断は早計です。たとえコストが抑えられても、参画後にミスマッチが生じては意味がありません。採用したエンジニアが自社と合わなければ、再度採用活動を行うために余計な費用がかかります

自社が用意できる予算の中で、適切な手法やサービスを選びましょう。

3.複数の方法を活用する

かけられるコストにもよりますが、採用手法は一つに絞らず複数組み合わせると良いでしょう。サービスごとに登録しているエンジニアの層が異なるため、複数のサービスを利用することで幅広い候補者から自社に合う人材を選定できます。

短期間で効率的に人材を確保したい場合は、スカウトメールのように企業側からフリーランスエンジニアに直接アプローチする機能があるサービスを選ぶのがおすすめです。

フリーランスエンジニアを見極める3つのポイント

優秀なフリーランスエンジニアを見極めるには、以下3つの点に着目しましょう。

1.コミュニケーション能力があるか

社内のチームと連携して作業を進めてもらうことを考えると、技術スキルだけではなく、コミュニケーションスキルも必要です。適切に報告・連絡・相談ができる人物であるか、相手を尊重して話せる人物であるかをチェックしましょう。

2.ニーズをつかもうとする姿勢があるか

エンジニアには、相手のニーズを汲み取り提案できる能力も必要です。自分のこだわりを優先させるのではなく、クライアントの要望を丁寧に聞き取り課題を分析する能力があるか注目しましょう。

ニーズを見極める力を確かめるには、これまでの仕事の進め方や課題の解決方法を質問するのが効果的です。

3.環境に適応する能力があるか

社内のメンバーと良好な関係を築いてもらうためにも、職場環境や異なる価値観への適応能力をチェックしましょう。人の意見を素直に受け入れる人であれば、参画後に素早くチームに馴染めます。

今まで人間関係に悩んだことはあるか、その際にどのような解決策をとったか確かめることで、周囲とうまくやっていけるかどうか見極められます。

フリーランスの活用事例を紹介

実際に、フリーランスエンジニアを活用した企業の事例を紹介します。

1.カーナベル株式会社

カーナベル株式会社は、トレーディングカードゲームのECサイト販売を行う三重県の企業です。エンジニアを採用したくても、県内にはWeb系の人材が少なく採用に苦戦していました。

そこで同社は「レバテックフリーランス」を通して地方では採用が難しいレベルの人材の獲得に成功。上流工程を任せられるハイスキルのフリーランスがチームを牽引し、開発のスピードが2~3倍に上がりました。

事例の詳細はこちらをご覧ください。
>>フルリモート参画で地方拠点のデメリットを解消。プロパー社員を引っ張ってくれるハイスキル人材を確保

2.株式会社ドゥ・ハウス

株式会社ドゥ・ハウスは、商品の魅力を口コミで伝えるサービス「モラタメ」を展開する企業です。当初は機能開発の大半を外部のベンダーに頼っていましたが、スピーディーに開発を進めるため内製比率を上げたいと考えるようになりました。

とはいえ、採用活動に時間を割くのは難しいと感じた同社は、「レバテックフリーランス」を通して、会社の開発事情やカルチャーを理解してくれるフリーランスの獲得に成功。フリーランスも正社員と同様にチームの一員であると考え、スキルのあるフリーランスにはCTOやエンジニアリングマネージャーも任せようと考えています。

事例の詳細はこちらをご覧ください。
>>組織になじむ人材との長期契約を実現。ドゥ・ハウスが見つけたフリーランス戦力化のポイント

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