副業可能なコンサルファーム一覧!副業禁止の理由や始め方も解説

この記事でわかること
  • 副業OKなコンサルファームの種類
  • コンサルタントは副業をするメリット
  • コンサルタントの副業の始め方

クライアント企業の経営に関する機密情報を扱うコンサルの仕事は、以前から副業禁止が一般的でした。しかし、昨今はリモートワークが普及したことや副業解禁の動きもあり、サラリーマンとしてコンサルファームで働きながら副業コンサルを始める人が増えています。

そこで、本記事では、副業可能なコンサルファームを一覧で紹介していきます。コンサルが副業を禁止している理由やコンサルタントが副業を行うメリットも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

レバテックフリーランスはITエンジニア専門の
フリーランスエージェントですまずは相談してみる

目次

ご登録者様限定機能詳しく見る

詳しく見る

コンサルタントが副業をするのは可能?

本業の会社が社員の副業を認めているのであれば、土日などに副業でコンサル業務を行うことは可能です。

会社の就業規則の中に副業に関する文言が載っている場合には、副業が認められているかどうかを確認してみましょう。副業が認められている場合でも一定の条件を満たさないと許可が下りないこともあるため、あわせてチェックしてみてください。

仮に会社が副業を禁止していた場合、副業をしていることが発覚して懲戒処分になる可能性もあるので注意が必要です。

企業が副業を禁止している理由としては、本業の業務に支障が出てしまうのを危惧しているからでしょう。また、本業でコンサルティング業務を行っているのであれば、副業コンサルを行う際にクライアント先の守秘義務は必ず守るようにしてください。

コンサルの副業案件についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
コンサル副業おすすめサイト3選!始め方や注意点も解説

コンサルの副業を提案してもらう

副業可能なコンサルファームの例

昨今は副業可能なコンサルファームも存在します。

有名な大手コンサルティングファームも副業を認めているため、コンサル業界の中でも副業の規制が緩くなってきているといえるでしょう。ここからそれぞれのコンサルファームの副業に対する姿勢について詳しく解説していきます。

A.T.カーニー

大手コンサルファームであるA.T.カーニーは副業を認めています。

A.T.カーニーでは兼業が許可されており、元代表で現日本法人会長の梅澤高明氏もDJや大学教授と兼業していることで知られる。

引用元 : 38歳A.T.カーニー新代表「関灘茂」の圧倒的努力丨東洋経済オンライン


A.T.カーニーの日本法人会長である梅澤高明さんが兼業を推奨していることからも、副業に対して寛容な企業であることが分かるでしょう。特に「コンサルタント」と「大学教授」のように、それぞれの仕事が相乗効果を生み出すような兼業を推奨しているようです。

二足のわらじを履くことで本業の成果を高めることにつながるという信念があるのかもしれません。

アクセンチュア

世界最大級のコンサルティングファームであるアクセンチュアでも副業が認められています。

ただし、アクセンチュアで副業を行うためには社内での事前申請と承認が必要なので、本格的に副業を行う場合には必ず申請を行う必要があります。

また、アクセンチュアの採用HPでは「副業・兼業は原則禁止」という表記がされているため、会社から承認を得るのが難しいかもしれません

引用元: Discover your new career丨アクセンチュア採用情報


ただし、承認される場合もあるということなので、本業に支障をきたさないなどを説明ができるのであれば副業・兼業が認められる可能性はあるでしょう。

ローランド・ベルガー

戦略コンサルティングファームのローランド・ベルガーでも副業が認められています。

戦略コンサル業界では、なかなか複業や兼業が許されてこなかったのですが、ローランド・ベルガーとしては少しずつ制度を整えて、社外でもいろんな経験をしてもらいたいと思っています。

引用元 : これからの仕事観と戦略コンサル丨Roland Berger Japan


ローランド・ベルガーのシニア・プロジェクト・マネージャーである足立光さんも上記のように複業や兼業を推奨していくという意見でした。

副業は本業があることを前提とし、本業の補助として収入などを目的に別の仕事をおこなう事を意味する単語です。一方複業はそれぞれの仕事に対してメイン・サブという序列を付けず、どれも本業であるという考え方のもと仕事をおこなう事を意味する単語です

ローランド・ベルガー社は副業ではなく複業を認めているということなので、本業のスキルや知見を高めるために他の仕事に取り組むという思いがあるのでしょう。

複業をすることで新しいチャレンジをして、実績を出していくことが本業での成果につながっていくという考えがありそうですね。

PwCコンサルティング

PwCコンサルティングは公式サイトで副業をしている社員を紹介しています。

私は独身ですが、副業でスマート農業支援をしており、終業後は副業の作業に費やすことが多いです。

引用元 : 2021年のコンサルティングファームに勤めているBさんの1日丨PwC Japanグループ


公の場で副業している社員を紹介していることから、PwCコンサルティングは副業を許可していることが分かるでしょう。

副業を通してコンサルティング業務以外の経験を積むことで、本業のスキルアップにつなげてほしいという企業側の思いがあると思われます。ただし、PwCコンサルティングでは他社の事例も考慮すると副業を行うための申請が必要である可能性が高いです。

デロイトトーマツコンサルティング

会計事務所出身のコンサルティングファームであるデロイトトーマツコンサルティングでも副業が認められています。

ただし、他のコンサルティングファームと同じように申請を行わなければ副業はできません。

デロイトトーマツコンサルティングでは「ダイバーシティ&インクルージョン」という社風があり、多様性を尊重しています

様々な働き方が認められているデロイトトーマツコンサルティングだからこそ、副業で別の仕事を行うのも容認されているのでしょう。

EYストラテジー・アンド・コンサルティング

BIG4と呼ばれる総合コンサルティングファームであるEYストラテジー・アンド・コンサルティングでも副業が認められています。

ただし、EYストラテジー・アンド・コンサルティングは監査法人を母体にもっているため、厳しい規定が設けられているので注意が必要です。また、マネージャー以上になると株式や仮想通貨の売買も登録が必要などの規則が設けられています。

EYストラテジー・アンド・コンサルティングはコンサルティングファームの中でも副業に対して厳しい企業だといえるでしょう。

KPMGコンサルティング

同じくBIG4と呼ばれる総合コンサルティングファームであるKPMGコンサルティングでも副業が認められています。

かつては副業に対して厳しい規定が設けられていましたが、2019年に働き方改革が行われて副業を認める制度が解禁されています。

これにより、例えばNPO活動にメンバーとして参画し、多様な背景を持つ方々とのコミュニケーション能力を更に高めたり、自身の文章力を生かして作家・小説家として活動したり、書道やピアノの先生として教室を開催したりする等の活動も可能になります。また、インターネットを活用し、世の中に役に立つコンテンツを配信することや、ご自身がもつ資格と経験を活用した付加価値提供を個人として実施する機会も得られることでしょう。

引用元 : LEAPプログラム丨KPMGコンサルティング採用サイト


他の総合コンサルティングファームに比べて、KPMGコンサルティングは副業に寛容な会社だといえるでしょう。

コンサルの副業を提案してもらう

副業OKのコンサルファームは増加傾向にある

副業OKのコンサルティングファームは増加傾向にあります。リモートワークや政府の副業解禁の流れに伴い、企業側の副業に対する考えにも変化が表れているのでしょう。

副業から得た知見によって、本業の成果アップにつながるというポジティブな効果を期待しているようです。現在は副業が難しいコンサルティングファームであっても、将来的に副業が解禁される可能性も十分あります。

なお、レバテックフリーランスでは、コンサルタントの副業・フリーランス案件もご紹介しています。案件探しはもちろん、参画中も担当アドバイザーが契約更新や次回案件のお手伝いをしますので安心して働けます。

情報収集だけでも、ぜひお気軽にお問い合わせください。

コンサルの副業を提案してもらう

コンサルタントが副業を行うメリット

コンサルタントが副業を行うことは様々なメリットがあります。

収入アップにつながるというだけでなく、将来的な起業や独立のステップとしても副業はおすすめです。ここからそれぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

自分の力で稼ぐ経験ができる

コンサルタントが副業を行うことで、会社に頼らず自分の力で稼ぐ経験を積むことができます。

会社員としてコンサルティングの仕事をしているとクライアントがいるのが当たり前ですが、副業で仕事をするためには営業をしてクライアントを獲得する必要があるでしょう。

会社からお給料をもらうのと副業で自分の力で稼ぐのは得られる経験がまったく違うため、将来的に独立や起業を考えているなら副業を行うのがおすすめです。

また、会社の看板がない状態で仕事を取ってきたりお金を稼ぐ経験ができれば、0からお金を稼ぐ難しさを経験することができるでしょう。

給料以外の収入源を作ることができる

コンサルタントが副業を行うことで、給料以外の収入源を作ることができます。

高収入と言われるコンサルティング業界ですが、業績の悪化やリストラなどで収入が減ってしまう可能性も考えられます。たとえ収入が減ってしまったとしても、副業での収入を得ていれば本業の収入減をカバーすることが可能です。

将来的な安定収入を得るという目線で考えても、コンサルタントが副業をするのはおすすめできます。

将来的な起業・独立につながる

コンサルタントが副業をすることで、将来的な起業や独立につながる可能性があります。

副業を行って自分の力で集客や営業、サービス提供を行う流れを経験すれば、会社を辞めて自分で事業を行うこともできるでしょう。

たとえば就業後や週末などにフリーコンサルタントとしての仕事を受注すれば、将来的に独立した後でも仕事がなくなることはありません。

副業としてコンサルタントやその他の事業を行うことで、独立した際にもスムーズに仕事を行うことが出来るでしょう。

ITコンサルタントの独立に関しては、こちらの記事でも解説しています。
ITコンサルタントが独立するには?フリーランスの想定年収や必要な準備を解説

コンサルの副業を提案してもらう

コンサルタントの副業に関するよくある質問

コンサルタントの副業に関して、よくある質問をまとめました。ここからそれぞれの疑問について詳しく解説していきます。

副業でコンサルティング業をしたら確定申告は必要?

副業でコンサルティング業をして収入を得た場合、年間の収入が20万円を超えたら確定申告を行う必要があります。確定申告を行わなかった場合、無申告加算税や延滞税といったペナルティが科される可能性があるので注意してください。

確定申告について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
青色申告とは?やり方や白色申告との違いを解説

未経験から副業でコンサルティング業を始められる?

コンサルティング業は未経験からでも始めることができます。

コンサルティングを行うために特別な資格は必要ないため、誰でも副業コンサルティングを行うことが可能です。たとえば、会社員として働く中で身につけた専門知識や提案力を活かして、副業でコンサルティング業を行うこともできるでしょう。

もし未経験から副業でコンサルティング業を始めたいのであれば、自身の知識やスキル、経験をクライアントに提示できるように準備してみてください

フリーランスの応募書類には、スキルシートを使うことが一般的です。スキルシートのフォーマットや書き方について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
スキルシートの書き方は?職種別の記入例とダウンロード可能なテンプレートを紹介

※本記事は2023年9月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

コンサルの副業を提案してもらう

役に立った/参考になったと思ったら、シェアをお願いします。

フリーランスの案件探しを エージェントがサポート!

簡単60秒

無料サポート登録

  1. STEP1
  2. STEP2
  3. STEP3
  4. STEP4
  5. STEP5
ご希望のサポートをお選びください

ログインはこちら