フリーランスが家計管理を徹底すべき理由!おすすめ家計簿アプリも紹介

収入が不安定になりがちなフリーランスは、いざというときのためにしっかり貯蓄をしておくことが大切です。上手に貯蓄するためには家計を管理し、収支のバランスをとることが必須といえるでしょう。

そこで本記事では、フリーランスが家計管理をする際のコツや、おすすめの家計簿アプリを紹介します。貯金を増やす方法についても解説しているため、家計管理にお悩みのフリーランスの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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■この記事の監修

並木一真税理士事務所所長

会計事務所勤務を経て2018年8月に税理士登録。現在、地元である群馬県伊勢崎市にて開業し、法人税・相続税・節税対策・事業承継・補助金支援・社会福祉法人会計等を中心に幅広く税理士業務に取り組んでいる。

目次

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フリーランスに家計管理が大切な理由

ここでは、フリーランスにとって家計管理が大切な理由だといえる理由を説明します。

収支を把握して生活を安定させるため

フリーランスが家計管理を怠っており、毎月の売上や経費がどの程度なのかわかっていない場合、赤字になっても気が付きにくくなってしまいます。「気が付いたら貯蓄がない…」という状態を避けるためにも、お金の管理を徹底しましょう。

また、家計管理はその場しのぎではなく、先を見据えて行うことが大切です。フリーランスは、ケガや病気などにより案件を受注できなければ、その間の収入は得られません。しっかりと貯金をしておき、いざというときのために備えを作っておくべきといえます。

確定申告をスムーズに行うため

フリーランスになると避けては通れない確定申告。家計管理を徹底し、定期的に帳簿をつけていればスムーズに手続きを進められます。しかし確定申告の直前に準備をするとなると、1年分の売上や経費をすべて遡って確認しなくてはいけません。

収支の把握ができておらず、1年分をまとめてチェックするとミスにつながってしまう可能性も。申告ミスにはペナルティが課せられてしまうケースもあるため、日頃の家計管理が大切です。

参照:No.2026 確定申告を間違えたとき|国税庁

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フリーランスが家計管理をするときのコツ

フリーランスが家計管理をするときには、3つのコツがあります。それぞれ詳しく確認していきましょう。

事業用の銀行口座やクレジットカードを作る

フリーランスとして家計管理を行うのであれば、プライベート用と別に事業用の銀行口座やクレジットカードを作るのがおすすめです。

プライベート用と事業用を一緒に使用してしまうと、何のための出費かがわかりにくくなり、家計管理が複雑化してしまいます。事業用口座やクレジットカードを作成し、会計ソフトを連携させれば、帳簿付けの手間が圧倒的に減るでしょう。

領収書・請求書は必ず保管する

家計管理を徹底するうえで欠かせないのが、領収書や請求書です。ファイリングしたり、ノートに貼り付けたり、失くさないよう工夫して、しっかりと保管しておきましょう。

なお、領収書に関しては、電子データで保管することも可能です。電子帳簿保存法の概要については、国税庁のホームページを参照してください。

参照:電子帳簿保存法関係|国税庁

家計管理アプリを活用する

家計管理にはある程度の会計知識が必要になるため、楽な作業とはいえません。フリーランスが本業をしながら、効率的に家計管理を行うためには、家計簿アプリを活用するのがおすすめです。

家計簿アプリの中にはレシートを撮影するだけで帳簿をつけられるものもあります。決済サービスと連携しているものもあるので、家計管理を簡単にできるのがメリットです。

おすすめの家計簿アプリについては、次項で紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

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フリーランスにおすすめの家計簿アプリ

ここでは、フリーランスにおすすめの家計簿アプリを3つ紹介します。効率的に家計管理をしたいと考えるフリーランスは必見です。

Money Forward ME

「Money Forward ME」は、日々の支出の管理や資産の可視化ができるほか、家計の改善をサポートする機能も付いている無料の家計簿アプリです。連携している金融機関も多いため、使い勝手のよいアプリを探しているフリーランスにおすすめといえます。

参照:Money Forward ME

Moneytree

「Moneytree」は、銀行やクレジットカード、証券などさまざまな金融サービスを一元管理できる無料のアプリです。支出のカテゴリはAIが自動で振り分けてくれるため、少ない手間で家計を管理できます。加えて、明細データの永年保存も可能です。

参照:Moneytree

Zaim

「Zaim」は、現金派・キャッシュレス派、どちらにとっても使いやすい日本最大級の家計簿アプリです。たとえば、レシートを撮影すると品名や金額などの読み取りができる機能や銀行やクレジットカードを連携するだけで明細の記録ができる機能などがあります。

参照:Zaim

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フリーランスが貯金を増やす方法

フリーランスは、家計管理を徹底するだけでなく、もしものときのリスクに備え、しっかりと貯金をしておくことも大切です。ここでは、フリーランスが貯金を増やす方法を紹介します。

小規模企業共済に加入する

小規模企業共済は、退職金や老後の資金を積み立てる制度で、掛金が全額所得控除できるため、高い節税効果が期待できます。また、掛金の範囲内で貸付制度を低金利で利用可能です。しかし、加入期間が20年未満で任意解約をした場合、元金割れしてしまうため、加入の際は十分に検討しましょう。

参照:小規模企業共済|中小機構

iDeCoを利用する

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後の資金形成を目的とした年金制度です。掛金は5000円から1000円単位で選択でき、自分で積み立てや運用を行います。iDeCoの掛金は、全額所得税控除の対象となるため、確定申告をすれば節税につなげることが可能です。また、運用で得た利益は非課税で、そのまま運用に回せるため、複利効果も期待できます。

なお、iDeCoは原則60歳まで引き出せず、運用商品によっては元金割れのリスクもあることを知っておきましょう。

参照:iDeCoの概要|厚生労働省

つみたてNISAを利用する

つみたてNISAとは、少額からの長期的な資産形成を支援するための非課税制度です。年間40万円を上限とし、最長20年間非課税で運用できます。つみたてNISAの対象商品は、金融庁が「長期」「積立」「分散」の投資に適していると判断した4種類のみのため、投資初心者のフリーランスにも安心といえるでしょう。

つみたてNISAのデメリットは、通常の投資では可能な損益通算や繰り越し控除ができないことです。つみたてNISAについて気になる方は、メリットとデメリットを比較したうえで、利用を検討してみてください。

参照:つみたてNISAの概要|金融庁

※本記事は2023年3月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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