個人事業主が保育園の申請に必要な書類は?入園までの流れを解説

この記事でわかること
  • 個人事業主の保育園事情
  • 個人事業主が子どもを保育園に預けるために必要な書類
  • 保育園入園までのおおまかな流れ

「個人事業主は保育園に子どもを預けられる?」「会社員から個人事業主に変わっても保育園継続できる?」と気になっている個人事業主の人もいるでしょう。

そこで本記事では、個人事業主やフリーランスが保育園を利用する際に必要な書類をまとめました。保育園入園の準備に不安を抱える個人事業主の人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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目次

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個人事業主も保育園の利用が可能

保育園とは、「保護者が就労している」「保護者が病気の状態」などの理由により、家庭で十分に保育ができない子どもを預かり、保育するための児童福祉施設です。したがって、保育を必要とする子どもがいれば、原則として個人事業主やフリーランスも保育園を利用することができます。

なお本記事では、認可保育園を対象として必要な手続きや流れを解説します。認可外保育園への入園を考えている場合は、入園したい施設に直接連絡を取ってご確認ください。

参照:保育所保育指針解説|厚生労働省

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保育園の入園審査はどのように行われる?

個人事業主も保育園に子どもを預けることはできますが、必ず入園できるわけではありません。自治体によって内容は異なりますが、保育園には点数式の入園審査があり、その審査を通過する必要があるためです。

たとえば、東京都豊島区の場合、「世帯の基準指数(父母それぞれの基準指数を合算した指数)」+「調整指数」で指数を算出しており、世帯の合計指数が高い順に内定します。基準指数、調整指数の説明は以下のとおりです。

  • 基準指数:保護者の就労状況や健康状態などを点数化したもの
  • 調整指数:家族の状況や事情などを点数化したもの

世帯の合計指数が同じ場合、「豊島区民であるか?」「特別な配慮が求められる世帯か?」など、さまざまな観点から優先順位付けをして決定されます。

参照:第8章 選考基準について|豊島区役所

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個人事業主が保育園申請する際に必要な書類

個人事業主が保育園申請を行う際には、就労証明書など書類の提出が必要です。自治体によって必要な書類には違いがあるため、ここでは主な書類について解説します。

就労証明書

就労証明書は、就労を証明するための書類です。会社員の場合は雇用主に記入してもらいますが、個人事業主は自身で記載します。就労証明書は自治体のホームページからダウンロード可能です。

参照:[申請書ダウンロード]就労証明書|豊島区役所

就労状況証明書

就労証明書のほか、就労状況証明書の提出を求められる自治体もあります。なお、書類の名称は自治体によって違いがあることを把握しておきましょう。就労状況証明書の提出にあたっては、以下で説明する書類の添付が必要です。

所得税の申告を証明する書類

現在の就労により収入を得ていることを示すため、所得税の申告を証明する書類を提出します。書類の例は、以下のとおりです。

  • 確定申告書の控え
  • 青色決算書の控え
  • 源泉徴収票の写し

控えは再発行できますが、取得までに時間や手数料がかかるので、失くさないようしっかりと保管しておきましょう。

開業届のコピー

開業届の控えを提出し、個人事業主として開業していることを証明します。なお、開業届の控えは「保有個人情報開示請求書」を提出すれば再発行できますが、開業届の再提出によりすぐに控えをもらうことも可能です。

クライアントとのやりとりを証明する書類

個人事業主として行っている業務にてクライアントとのやりとりが発生する場合、それを証明する書類の提出を求められるケースがあります。たとえば、以下のような書類を提出するとよいでしょう。

  • 請求書
  • 請負契約書
  • 通帳のコピー

大切なのは個人事業主として働いているのが第三者目線で分かるよう証明することです。上記の例はあくまで一例のため、提出書類に不安がある場合は自治体へ事前に確認することをおすすめします。

本業をもちながら個人事業主として副業をするケースの基礎知識について知りたい方は、こちらの別記事をご確認ください。
個人事業主として副業するには?開業するメリットや確定申告の基礎も解説

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途中から個人事業主になっても継続利用ができる

保育園の入園審査を受けたときは会社員で、入園後にフリーランスに転身したら継続利用ができるのか不安な方もいるでしょう。結論、途中から個人事業主になっても必要書類を提出すれば継続利用が可能です。

提出する書類は、就労(予定)証明書と開業届の控え、変更届です。なお、各自治体によって対応が異なる可能性があるため、会社を辞める前に自治体の担当者に確認しておくことをおすすめします。

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保育園入園までの流れ

最後に、個人事業主が認可保育園を利用する際の流れを見ていきましょう。

保育園の見学

まずは、入園を希望する園へ見学に行きます。実際に見学することで、保育園の雰囲気や環境をチェックできるほか、先生と直接話して不安を解消できるのがメリットです。候補の園が多い場合は、なるべく早めに動き出せるとよいでしょう。

申込書の提出

見学へ行ったら、入園を希望する保育園に申込書を提出します。自治体によって異なりますが、4月に入園を希望する場合の提出期限は10月~12月頃です。提出書類の準備で焦らないよう、余裕を持って準備しておきましょう。

内定

入園審査に通ったら、内定です。保育園によっては、内定前に面談があることも。また、内定後も保育園から今後の案内が届く可能性があるので、必要な情報を見落とさないように気をつけましょう。

※本記事は2022年11月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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