SAPの副業案件を獲得するには?エンジニアやコンサルの相場・メリット | レバテックフリーランス
SAPの副業案件を獲得するには?エンジニアやコンサルの相場・メリット
SAPエンジニア・コンサルタントの需要は拡大しており、副業案件であっても高単価なものが多く見られます。そのため、本業の傍らでSAPの知識を活かし、収入アップやキャリア形成を図りたいと考える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、SAPの副業案件について紹介します。案件の詳細や単価相場のほか、副業を行うメリットや注意点についても詳しく解説しているので、これからSAP案件の副業を始めたいとお考えの方はぜひ参考にしてください。
SAPの副業案件は2種類
SAPに関する副業案件は、SAPシステムの開発や運用、保守を行うエンジニア系の案件と、SAPの導入支援を行うコンサルタント系の案件の2つに大別されます。
そもそもSAPとは、ドイツに本社があるヨーロッパ最大級のソフトウェア会社である「SAP社」が提供するERPパッケージ製品のことです。ERPとは「Enterprise Resource Planning」の略であり、「統合基幹業務システム」と呼ばれます。
ERPシステムの登場で、会社内の各部署の業務を最適化し、一元管理することができるようになりました。SAPはERPシステムの世界シェアNo.1を誇っており、企業の基幹業務を支えるシステムを数多く提供しています。
参考:Autonomous Enterprise|SAPジャパン
SAPの副業を行う5つのメリット
SAPエンジニアが副業を行うことで、さまざまなメリットがもたらされます。ここでは、主な5つのメリットに絞って紹介します。

1.収入が増える
副業を行うことの主なメリットとして、収入が増えることが挙げられます。
SAPエンジニアの場合は、本業のスキルを活かして副業を行いやすく、効率的に多くの収入が得られます。現状の収入に満足していない人や一時的に収入を増やしたい人は、副業を始めることで収入アップにつなげられるはずです。
また、本業とは異なる環境でスキルアップも同時に図れるため、自身の市場価値向上につながります。これにより中長期的な視点での収入アップも期待できるでしょう。
2.時間を有効活用できる
リモートでの対応が可能な副業案件を選べば、休日や仕事から帰宅したあとの空いた時間を有効活用して副業を行えます。
「リモートワークになって時間が空いた」「子どもが大きくなって時間に余裕ができた」などの場合、副業により時間を有効活用できます。空いた時間を収入とスキルの向上に充てられるのは魅力的といえるでしょう。
3.自分の市場価値が分かる
副業はクライアントが求めるスキルや難易度に応じて単価が定められており、実際の契約に至ることで、自身の市場価値を測るための物差しとなります。
単価は会社勤めのように給与体系や年功序列の仕組みに左右されず、スキルや実績によって決定されるのが一般的です。そのため、副業で受けられる案件を通じて、常に「現在の自分のスキルや実績でもらえる単価」を把握でき、市場価値を客観視するうえで役立つでしょう。
4.独立や起業に向けて準備ができる
将来的にフリーランスのSAPエンジニアとして独立を考えている場合、副業は良い足がかりともなります。いきなりフリーランスの世界に飛び込むことは、「安定した収入を得られない」「会社員時代よりも稼げない」といったリスクと隣り合わせです。
しかし副業で経験や実績を徐々に積み上げていくことで、無理なく実力を養えるでしょう。
また副業には、人脈を広げられるという利点もあります。作り上げた人脈を通して、新しい案件を依頼されることもあるでしょう。将来的に独立や起業を考えているSAPエンジニア・コンサルタントの方は、副業で人脈作りをしておくのが得策です。
5.経験・実績を積める
副業としてさまざまな企業のプロジェクトに参画することで、自社内だけでは得られない幅広い業務知識やノウハウを蓄積できるのもメリットです。
異なる業界のクライアントの課題に触れることで視野が広がり、コンサルタントとしての提案力や問題解決能力に磨きがかかります。副業で得た知見を本業に還元することもでき、相乗効果でキャリア全体の価値を高めていくことが可能です。実績が増えるほど、今後の案件獲得も有利になるでしょう。
SAPの副業を行う際の注意点
ここでは、SAPエンジニアが副業を行ううえでの注意点を紹介します。副業を始める前に、以下の点に留意しておきましょう。
ワークライフバランスに注意が必要
副業を受注しすぎてワークライフバランスを崩してしまわないよう、注意が必要です。
副業は本業が終わった後の時間や、休日の時間を使って行うものです。本来は休息や趣味にあてるはずの時間を業務にあててしまうことで、心身に不調をきたしたり、プライベートな人間関係が希薄になったりしないとも限りません。
特に、副業を始めたばかりの頃は自分自身へのマネジメント能力がまだ追いつかず、うっかり案件を受注しすぎてしまうこともあります。ワークライフバランスを保つため、少しずつ量を増やしていくようにしましょう。
確定申告・住民税の申告手続きが増える
副業で20万円以上の所得を得た場合、確定申告の手続きが必要になります。20万以下の場合、基本的には確定申告の手続きは不要になる一方、住民税の申告手続きが必要となります。確定申告を行うと、自動的に住民税の課税額が計算され通知が届きますが、確定申告を行わない場合は自身で申告・納付を行わなければならないのです。
上述の通り、副業によって所得が発生すると確定申告や住民税の申告手続きの手間が増えることに留意しておきましょう。
税務手続きの負担を少しでも軽くするためには、会計ソフトや申告システムなどのツールを活用するのがおすすめです。申告作業を効率化することで、本業や副業の業務に集中できる環境を整えることが可能です。
以下の記事では、確定申告の手続きを詳しく解説しています。併せてお読みください。
参考:所得税の確定申告|国税庁
副業が本業の会社にバレる可能性がある
副業を始めて収入が増えると住民税の金額が変わるため、対策を講じなければ、いずれ会社側の知るところとなってしまいます。副業が就業規則に違反していれば、ペナルティを受けるおそれもあります。このような事態を防ぐためにも、副業を始める前に就業規則に目を通しておきましょう。
以下の記事では、副業によるトラブルを避ける方法を紹介しています。併せてお読みください。
SAPエンジニアの副業案件
SAPシステムの開発や運用のほか、保守を行うエンジニア系の案件には以下のようなものがあります。
- Basis案件
- S/4HANA案件
Basisの案件では、SAPシステムの基盤となるインフラ構築や運用保守などに携わります。
たとえば、既存システムのアップグレード準備から仮想環境構築のほか、実作業までを担う案件が挙げられます。インフラの根幹を支える重要なポジションであるため、実務経験が豊富な方に向いているといえるでしょう。
また、SAP S/4HANAの導入案件もメジャーです。
大手企業を対象とした新規導入プロジェクトの経験を積めるケースも少なくありません。主な職務内容は、詳細設計やコーディングのほか、単体テストといった開発業務などです。この案件で求められるスキルは、SAP S/4HANA環境におけるABAP開発の豊富な経験です。
自身のコーディングスキルを活かして高収入を得たい方にとって、非常に魅力的な案件といえます。
SAPコンサルタントの副業案件
一方で、クライアントの業務分析をして改善案を提案し、SAPの導入支援やその後の改善サポートも行うのがSAPコンサルタントの主な役目です。副業案件では、SAPシステムの導入について、上流工程から下流工程までの幅広い経験が求められる傾向にあります。具体的には、システムの構想策定から要件定義、開発、運用保守の経験が求められます。さらに、モジュールごとの機能選定や基本設計書の作成、特定の業界・業態への知見があると理想的です。
【SAP】副業の単価相場
SAPエンジニア・コンサルタントの副業の案件単価(週3日までの稼働)の相場※は、103万円ほどです。
上記は週3日までの稼働案件となりますが、稼働日が増えれば、より高単価の案件も選択肢に入ってくるため、本業との兼ね合いを見ながら目星をつけていくと良いでしょう。
※レバテックフリーランスの掲載案件から算出(2026年6月時点)
以下にて、レバテックフリーランスで保有しているSAP案件をご覧いただけます。
SAPの副業案件を獲得する方法
最後に、SAPの副業案件を獲得する方法を3つ紹介します。ご自身の状況に合わせて、最適な手法を選択してみてください。
SNSやクラウドソーシングサイトを活用する
副業案件は、SNSやクラウドソーシングサイトを活用し、クライアント企業から直接案件を受注することが可能です。
SNSでSAPに関する知識を発信したり、クラウドソーシングサイトで案件を探したりして、自分に合った案件を見つけましょう。クラウドソーシングサイトを利用する場合、初心者でも受注しやすい案件から上級者向けの案件までさまざまなものがあるので、自分に合った案件も見つけやすいといえます。
人脈を活用する
これまで本業や過去のプロジェクトなどで関わってきた人脈を活用し、知人から案件を紹介してもらう方法もあります。
これも直接受注する方式になりますが、SNSやクラウドソーシングサイトとは異なり、お互いにある程度、相手のスキルや状況を把握している状態での取引となります。信頼関係が築けていれば、スムーズに業務を進められるでしょう。
エージェントを活用する
人脈に自信がない場合や、時間がないといった場合、エージェントを活用して案件を探す方法もあります。
働き方やスキルのほか、経験などをエージェントに伝えれば、自分に合った案件を紹介してくれます。エージェントだけが持っている非公開案件もあるので、自分では見つけられなかった高単価な案件を紹介してもらえるかもしれません。
レバテックフリーランスでは、案件探しのサポートをしております。単価や稼働日数など、さまざまな条件からご希望に沿った案件を提案致します。「なかなか希望通りの案件が見つからない」「案件の探し方が分からない」とお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
好条件のSAP案件を獲得するためのポイント
数あるSAP案件の中から、より好条件のものを獲得するにはいくつかのポイントがあります。ここでは、特に意識すべき2つのポイントを解説します。
スキルを高めておく
高単価で好条件な案件を獲得するためには、前提として高いスキルと豊富な実務経験が欠かせません。
特定のSAPモジュールに関する深い知識や、S/4HANAへの移行プロジェクトの経験など、市場価値の高いスキルを積極的に身につけておくことが重要になります。最新の技術動向を常にキャッチアップし、自身のスキルセットをアップデートし続ける努力が、好条件の案件を獲得するための鍵となるでしょう。
複数の手法・媒体を利用して案件を探す
一つのエージェントや求人サイトに依存するのではなく、複数の手法や媒体を併用して案件を探すことで、より多くの選択肢を得ることができます。
エージェントによって保有している案件の種類や得意分野が異なるため、複数に登録して比較検討するのが賢明です。また、エージェントを利用しつつ、SNSや人脈を通じた案件探しも並行して行うことで、自分にとって最も条件の良い案件に出会える確率を飛躍的に高められるはずです。
SAP副業の将来性について
SAPに関連する副業の需要は、今後も引き続き高い水準で推移していくと予想されます。
その最大の理由は、「2027年問題」と呼ばれるSAP ERP 6.0の保守サポート終了に伴い、多くの企業が次世代システムであるS/4HANAへの移行を急いでいるためです。これに伴う開発やコンサルティングのニーズが急増しており、対応できる人材への需要が拡大していくと考えられるのです。
また、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の波に乗り、業務効率化を目的としたSAPの導入支援案件も増えています。慢性的なIT人材不足も相まって、優秀なSAPエンジニアやコンサルタントの価値はますます高まっており、その将来性は非常に明るいといえるでしょう。
SAPの副業に関するよくある質問
ここでは、SAPの副業に関するよくある質問に答えていきます。疑問の解消にお役立てください。
Q. SAPエンジニア・コンサルタントになるためにはどんなスキルや知識が必要ですか?
SAPシステムに関する知見や、導入プロジェクトをリードした経験などが求められます。
Q. SAPの副業をするメリットは何ですか?
収入を増やせるほか、独立に向けた準備ができるといったメリットがあります。
Q. SAPエンジニアは主にどんな業務を担っていますか?
パラメータ設定やアドオン開発などの業務を担います。
Q. フリーランスのSAPエンジニア・コンサルタントの平均年収はいくらですか?
レバテックフリーランスでの紹介実績を参考にすると、SAPエンジニア・コンサルタントとして活躍するフリーランスの平均年収は以下の通りです。
フリーランス(SAPエンジニア・コンサルタント)の平均年収:約1,322万円
※レバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って案件単価を算出しました。年収の算出にあたっては、ひと月の案件単価に12ヶ月を乗じています。(2026年5月時点)
※本記事は2026年6月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!
※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
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