育休中も副業はできる?おすすめの仕事5選も紹介! | レバテックフリーランス
育休中も副業はできる?おすすめの仕事5選も紹介!
育休中には育児休業給付金が支給されます。しかし、育休前の給与額と比べると額面は少なくなるため、「副業をして家計を支えたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、育休中の副業の可否について解説します。育児休業給付金の支給条件やおすすめの副業についても紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
育休中でも副業はできる
育児休業中であっても副業することは可能です。
育休中は会社を休んでいる状態ではあるものの、法的に副業を禁止する規定はありません。そのため、育休取得中に家計を維持するために副業を検討する方も多くいます。
ただし、副業を始める前に確認すべき点がいくつかあります。まず会社の就業規則を確認し、副業禁止の規定がないかチェックしておきましょう。育児休業給付金の受給条件や確定申告の必要性についても理解しておきたいところです。これらの点についての詳細は後述します。
なお、一時的・臨時的になら働いても構いません。以下は就労が認められる例です。
就労が認められるケース①
会社の予期せぬ需要増加に応じて短期間の講師業務を行うような突発的な状況下での一時的な就労であれば、育休中の従業員でも同意を得た上で認められることがあります。
育児休業中の就労は原則として認められていませんが、厚生労働省は特定の条件下で例外的に就労を認めています。
育児休業開始当初は、労働者Aは育児休業期間中に出勤することを予定していなかったが、自社製品の需要が予期せず増大し、一定の習熟が必要な作業の業務量が急激に増加したため、スキル習得のための数日間の研修を行う講師業務を事業主が依頼し、Aが合意した場合
引用元 : 育児休業中の就労について|厚生労働省
このケースでは、会社の急な需要に対応するための臨時的な措置として育休中の就労が認められています。ただし、従業員の意思を尊重し、育休の本来の目的を損なわないよう配慮することが重要です。
就労が認められるケース②
機密性の高い情報に関連するトラブルに対応するために一時的に就労する場合、育休中の従業員でも同意を得た上で例外的に認められることがあります。
労働者Bの育児休業期間中に、限られた少数の社員にしか情報が共有されていない機密性の高い事項に関わるトラブルが発生したため、当該事項の詳細や経緯を知っているBに、一時的なトラブル対応を事業主が依頼し、Bが合意した場合
引用元 : 育児休業中の就労について|厚生労働省
このケースでは、機密情報を扱う特殊な状況下での一時的な就労が認められています。企業は機密情報の適切な管理と問題解決の必要性を考慮しつつ、従業員のプライバシーと育児時間の確保にも十分な配慮をする必要があります。
就労が認められるケース③
会社の基幹システムの緊急トラブルに対応するために一時的に就労する場合、育休中でも従業員の同意を得た上で例外的に認められることがあります。
労働者Cの育児休業期間中に、トラブルにより会社の基幹システムが停止し、早急に復旧させる必要があるため、経験豊富なシステムエンジニアであるCに対して、修復作業を事業主が依頼し、Cが合意した場合
引用元 : 育児休業中の就労について|厚生労働省
上記のケースでは、会社の事業継続や修復に携わる緊急事態への対応として、専門知識を持つ従業員の一時的な就労が認められています。
就労が認められるケース④
育休中の従業員が、突発的な災害発生時に初動対応のため一時的に就労する場合は、従業員の同意を得た上で例外的に認められることがあります。
災害が発生したため、災害の初動対応に経験豊富な労働者Dに、臨時的な災害の初動対応業務を事業主が依頼し、Dが合意した場合
引用元 : 育児休業中の就労について|厚生労働省
このケースでは、予期せぬ災害への迅速な対応という緊急性の高い状況下で、専門知識と経験を持つ従業員の一時的な就労が認められています。
就労が認められるケース⑤
感染症のまん延による従業員の大幅な欠員に対応するために、テレワークで一時的に就労する場合、育休中でも従業員の同意を得た上で例外的に認められることがあります。
労働者Eは育児休業の開始当初は全日を休業していたが、一定期間の療養が必要な感染症がまん延したことにより生じた従業員の大幅な欠員状態が短期的に発生し、一時的にEが得意とする業務を遂行できる者がいなくなったため、テレワークによる一時的な就労を事業主が依頼し、Eが合意した場合
引用元 : 育児休業中の就労について|厚生労働省
このケースでは、予期せぬ感染症のまん延による人員不足という特殊な状況下で、特定のスキルを持つ従業員のテレワークでの一時的な就労が認められています。ただし、従業員の意思を尊重し、育休の本来の目的を損なわないよう配慮することが重要です。
育休中に副業しても育児休業給付金は受給できる?
育休中に副業をした場合でも、原則として育児休業給付金は受給できます。
ただし、これはあくまでも育児休業給付金の支給条件を満たした場合に限られます。規定の労働時間を上回った場合や副業の収入が一定の基準を超えた場合などは、育児休業給付金が減額または支給停止になる可能性があるため注意が必要です。
「育児休業給付金をもらえなかった」ということがないよう、支給条件についてはきちんと把握しておきましょう。詳しい支給条件や金額については、次章でお伝えします。
育児休業給付金の支給条件
ここでは育児休業給付金の支給条件と金額を紹介します。これから育休を取得する予定のある方は、詳細をしっかりとご確認ください。
支給条件
育児休業給付金を受け取るためには、育休前・育休後でそれぞれ以下の条件を満たしている必要があります。
| 育休前 | ・育休後に退職する予定がないこと ・育休を取得する以前の2年間のうち、 11日以上勤務した月が12ヶ月を超えていること ・育休開始日前の2年間に雇用保険への加入期間が12ヶ月以上あること |
|---|---|
| 育休中 | ・就業日数が1ヶ月のうち、10日以下であること (超える場合は労働時間の合計が80時間以内であること) ・副業による収入額が、休業開始前の給与の8割以下であること |
たとえば、育休中に週3日程度のアルバイトをした場合は、月内の就業日が10日を超えるため、支給対象外となる可能性が高いと言えます。
支給金額
育児休業給付金の支給金額は、育休を取得してからの日数により金額が変動することが特徴です。
育休開始から180日目までは、以下の額が支給されます。
【休業開始時賃金日額×支給日数(原則30日)×67%】
育休が開始してから181日目以降は、以下の計算式が適用されます。
【休業開始時賃金日額×支給日数(原則30日)×50%】
なお、休業開始時賃金日額とは育休を取得する直前の6ヶ月間の総支給額を180で割って算出される日額のことです。たとえば、育児休業開始前6ヶ月間の総支給額が月額30万円であれば、休業開始時賃金日額は1万円となります。
育休中の副業に関する注意点
育休中に副業を始める際は、注意点しなければならないことがいくつかあります。以下で、育休中の副業にあたっての注意点を2つ紹介します。
収入が一定額を超えた場合は確定申告が必要
本業以外の所得が年間20万円を超える場合は、確定申告が必要です。これは育休中であっても例外ではありません。
なお確定申告を怠ると、追徴課税をはじめとする法的なペナルティを受ける可能性があるため、適切な申告と納付を心がけましょう。
参考:所得税の確定申告|国税庁
以下の記事では確定申告について詳しく解説しています。併せてお読みください。
副業開始前に本業の就業規則を確認する
育休中の副業を検討している方は、必ず本業の就業規則に目を通しておきましょう。
先述のとおり育休中の副業は法的には問題ありませんが、副業を禁止している企業が多いのも事実です。規則に反して副業を行った場合、最悪のケースでは懲戒処分の対象となってしまう恐れもあります。
育休中におすすめの副業5選
ここでは育休中におすすめの副業を紹介します。状況や適性に合わせて、自身に合ったものを選びましょう。

アンケートモニター
アンケートモニターは、インターネット上で企業のアンケートに回答するだけで報酬を得ることができ、特別なスキルや経験は不要です。
自分の好きなタイミングで行うことができ、時間や勤務場所の制限がないのも魅力です。
報酬は月に数千~数万程度と高くはありませんが、忙しい育児の傍らでも行える副業の一つです。
アフィリエイト
アフィリエイトはWebサイトやブログ、SNSなどで商品やサービスを紹介し、読者がそこから商品を購入すると報酬が得られる仕組みです。
アフィリエイトのメリットは、一度作ったコンテンツが長期間にわたって収益を生み出す「ストック型」の収入が得られる点です。一度収益化してしまえば、育休が終わって復職した後も収入源として家計を支えてくれるでしょう。
一方で収益化には数ヶ月から1年程度と一定の時間がかかる点はネックと言えます。また、報酬型ビジネスであるため、成果が出ない場合、収入は見込めません。
データ入力
データ入力は、パソコンで文字や数字を入力する単純作業です。特別なスキルや知識が不要で、自分の都合の良い時間に取り組めるため、育休中の副業としても人気があります。
作業量と報酬の関係が明瞭なので、副業の計画を立てやすいというのも利点です。
報酬は、案件や習熟度によって異なるため一概には言えませんが、日に数時間の作業で、月に数万円程度の報酬を見込むことができるでしょう。
ライティング(ライター)
ライターは、Web記事やブログ記事の執筆を請け負います。文章を書くことが好きな方にはおすすめの副業です。
ランサーズをはじめとしたクラウドソーシングサイトを利用すれば、マタニティや育児など、自身の強みを活かせるテーマを選んで執筆活動を行えます。
報酬は基本的に1文字あたりの文字単価で計算され、初心者であれば1文字あたり0.5円〜1円程度が目安です。継続的に取り組むことで、月に数万円程度の収入を期待できます。
イラスト制作
絵を描くことが得意な方、デザインに興味をお持ちの方はイラスト制作の副業がおすすめです。
ひとくちにイラストと言っても、アイコンやSNS用イラスト、挿絵などさまざまな種類があります。報酬は内容によって幅がありますが、1点あたり数千円から数万円程度が目安となるでしょう。
育休中の副業に関してよくある質問
最後に、育休中に副業で多く寄せられる質問と回答をまとめました。参考にしてみてください。
Q. 会社に報告すべき?
就業規則を確認し、「会社の許可を得れば可能」となっているケースでは会社に相談しましょう。「副業可」とのみ記されている場合、特段報告の義務はありません。
Q. 会社に秘密で行うことは可能?
就業規則で副業が禁止されていても、会社に伏せたまま副業を行うこと自体は可能です。しかし、もし発覚した場合は停職や解雇などのリスクがあるためおすすめできません。
就業規則を確認し、副業が禁止されている場合は副業を控えるのが賢明です。
Q. 育休中の住民税はどうなる?
育休中の住民税は、前年の所得に基づいて計算されるため、育休の初年は育休前の給与をベースに住民税が課税されることになります。
なお、育休中は給与の支払いがないため、自分で納付する「普通徴収」となるのが一般的です。また育休中に副業で得た所得は住民税の課税対象となり、翌年の住民税の税額に影響します。
下記記事では住民税の仕組みについて解説しています。合わせてお読みください。
フリーランスが納付する住民税とは?支払い方や計算方法・免除条件
※本記事は2026年2月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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