【2024年最新】Web広告の資格おすすめ8選！取得のメリットも紹介 | レバテックフリーランス

Web広告の運用に役立つ資格おすすめ8選

Web広告の運用スキルを向上させたい方に、おすすめの資格を8つご紹介します。Web広告に関する資格には、Web広告の知識を体系的に学べるものから、特定の広告プラットフォームに特化したものまで幅広くあります。

Web広告の体系的な知識が身につく資格

ここでは、Web広告の運用に役立つ資格の中でも、Web広告の基礎から応用まで幅広く学べる資格について4つご紹介します。Web広告について体系的に学べるため、特に業務経験が浅い方に特に役立つ資格といえるでしょう。

ウェブ広告エキスパート

ウェブ広告エキスパートとは、一般社団法人ウェブ広告協会が管理する、Web広告の認定資格です。この資格は、以下の3つのランクにわかれています。受験するには、講座の受講が必須です。

ランク	概要	受験料（公式テキスト、 講座受講費を含む/税込）
Bronze	Web広告の基礎を学べる	33,000円
Silver	企画や設計など実践に近い広告運用管理を学べる	88,000円
Gold	実践的な運用管理スキルと提案回答スキルを身につける	165,000円

ウェブ広告エキスパートの詳細を知りたい方は、以下の公式サイトをご覧ください。
ウェブ広告エキスパート｜一般社団法人ウェブ広告協会

Web検定

Web検定とは、公益社団法人全日本能率連盟が認定する資格です。以下の4つの資格で構成されています。

なお、この資格には有効期限があり、取得後は2年ごとに更新する必要があります。通常の資格試験は、全国のJ-Testing試験会場テストセンターにて実施されますが、この更新試験はWebブラウザを利用したオンラインで行われます。

有効期限の満了前に案内通知が送付されるほか、資格を失効後2年未満であれば更新試験を受験できるので、期限に関して不安になる要素は少ないといえるでしょう。

試験名称 （資格の正式名称）	概要	受験料 (税抜き)
Webリテラシー （Webアソシエイト）	Webデザイナー、Webディレクター、Webプロデューサーの仕事に必要な標準知識を身につけられる	10,000円 ※更新のための受験料は4,400円
Webデザイン （Webデザイナー）	Webデザインに関する基礎から実装技術まで身につけられる
Webディレクション （Webディレクター）	Web制作の工程管理から現状分析、企画、設計、集客施策立案、実施まで幅広い知識を身につけられる
Webプロデュース （Webプロデューサー）	Webプロデューサーに求められる現状把握、戦略立案のほか、経営層やプロジェクトのハブとしての役割なども学べる

Web検定についてより詳しく知りたい方は、以下の公式サイトをご覧ください。
Web検定｜公益社団法人全日本能率連盟

マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定とは、国際実務マーケティング協会が運営する資格です。この検定試験は、以下の3つの級にわかれています。なお、受験日や受験地が異なる試験は、同時に申し込みすることはできません。ただし、実施日と受験地が同じかつ複数の試験が実施される場合には、C級とB級の併願、B級とC級の併願であれば同時に申し込みできるので、検討してみるのも良いでしょう。

級	概要	受験料（税込）
C級	定型業務を行うためのマーケティング知識を身につけられる	6,270円
B級	マーケティング業務を行えるスキルが身につく	7,480円 ※C級・B級併願の場合13,750円
A級	マーケティングの戦略立案や意思決定ができるスキルが身につく	12,760円 ※B級・A級併願の場合20,240円

マーケティング・ビジネス実務検定についてより詳しく知りたい方は、以下の公式サイトをご覧ください。
マーケティング・ビジネス実務検定｜株式会社マウンハーフ・ジャパン

IMA（Internet Marketing Analyst）検定

IMA検定とは、一般社団法人IMA研究所が運営する資格です。この資格は、以下の2つのコースから構成されています。資格を取得するには、これらのコースで実施している講義と演習に参加し、試験に合格する必要があります。

コース	概要	受講・受験料（税込）
Standardコース	インターネット広告の配信・運用管理による集客スキルや、アクセス解析・データ分析による課題抽出スキルを身につけられる	19,800円 再受検料（前回試験から１年以内）8,800円
Professionalコース	多様な広告媒体の特徴をとらえ、潜在的なターゲット層への訴求・獲得ができる力を身につけられる

IMA検定についてより詳しく知りたい方は、以下の公式サイトをご覧ください。
IMA検定｜一般社団法人IMA研究所

検索エンジンのWeb広告に特化した資格

ここでは、特定の検索エンジンでの広告運用スキルを証明する、代表的な2つの資格をご紹介します。これらの資格は、Web広告分野での専門性を向上させるのに役立ちます。

Google広告認定資格

Google広告認定資格は、Googleが運営する資格です。この資格を取得することで、Google広告を効果的に運用できるスキルを保有していることを証明できます。Google広告認定資格は複数あるので、各資格の特徴を把握したうえで取得すると良いでしょう。

コース	概要	受講・受験料
Google 広告「検索広告」	検索キャンペーンの設定と最適化を通じて、効果的なキーワード戦略や入札管理のスキルを身につけられる	無料
Google 広告ディスプレイ	バナー広告の戦略立案やターゲット設定、視覚的に訴求する広告キャンペーンの運用に関するスキルが身につく
Google 広告動画	YouTubeや動画広告の活用法を理解し、ブランド認知度の向上やアクション促進のための動画キャンペーン設計スキルを習得できる
ショッピング広告	商品情報を効果的に表示する方法を理解し、CV率を最大化するための広告運用スキルが身につく
Google 広告アプリ	アプリインストールやエンゲージメントを促進するためのキャンペーン作成と管理に関する専門知識を習得できる

Google広告認定資格は、公式サイトが無料で受講できるオンライントレーニングを用意しているため、学習しやすいというメリットがあります。

Google広告認定資格やオンライントレーニングについてより詳しく知りたい方は、以下の公式サイトをご覧ください。
Google広告認定資格｜Google
スキルショップ｜Google

Yahoo!広告認定資格

Yahoo!広告認定資格とは、Yahoo!広告キャンパスともいい、LINEヤフー株式会社が運営する資格です。Yahoo!広告の運用スキルを証明する資格です。Google広告認定資格と併せてYahoo!広告認定資格を取得することで、主要な検索エンジン広告プラットフォームをカバーできるようになり、多角的な広告運用が可能になるでしょう。

Yahoo!広告認定資格は、以下の3種類で構成されており、コースを受講後に認定試験を受ける必要があります。

コース・資格	概要	受験料
Yahoo!広告 ベーシック	Yahoo!広告の基礎知識を身につけられる	無料
Yahoo!広告 検索広告アドバンスト	Yahoo!広告での検索広告の効果を上げるのに必要な機能・運用に関する知識を身につけられる
Yahoo!広告 ディスプレイ広告 アドバンスト	Yahoo!広告でのディスプレイ広告の効果を上げるのに必要な機能・運用に関する知識を身につけられる

Yahoo!広告認定資格についてより詳しく知りたい方は、以下の公式サイトをご覧ください。
Yahoo!広告認定資格｜LINEヤフー株式会社

SNSのWeb広告に特化した資格

ここでは、SNS特有の広告手法やユーザー行動などに関する知識を保有し、効果的に広告運用ができることを証明する資格をご紹介します。ソーシャルメディアの広告市場は急速に拡大しているため、取得していると市場価値が高まるでしょう。

Meta認定デジタルマーケティングアソシエイト

Meta認定デジタルマーケティングアソシエイトとは、Meta社が運営する資格で、FacebookとInstagramの広告運用スキルを証明できます。

資格名	概要	受験料
Meta認定デジタルマーケティングアソシエイト	広告作成や管理、レポートなどMeta広告の基礎知識を学べる	最大99ドル相当（USD） ※日本円で約14,250円

Meta認定デジタルマーケティングアソシエイトでは、資格試験の対策として、公式サイトでトレーニングワークショップやオンラインセミナーが用意されています。模擬試験もあるので、活用すると良いでしょう。

Meta認定デジタルマーケティングアソシエイトや試験対策についてより詳しく知りたい方は、以下の公式サイトをご覧ください。
Meta認定デジタルマーケティングアソシエイト｜Meta社
Meta認定資格試験対策｜Meta社

Web広告のデータ解析に役立つ資格

Web広告の効果を最大化するには、データ解析スキルが欠かせません。
ここでは、Web広告のデータ解析に役立つ2つの資格をご紹介します。

Webアナリスト検定

Webアナリスト検定とは、日本Web協会が運営する資格で、Googleアナリティクスによるデータ分析力を磨けます。

試験を受ける前に1日5時間で終わる短時間講座が実施されますが、受講しなくても受験に挑戦することが認められています。この講座を受講するメリットは、ツールの使い方やテクニックのみならず、分析する際の具体的な方法や手順、考え方などが含まれており、より実践で役立てられる講座となっていることです。講座では実際にGoogleアナリティクスの画面を使って解説するので、分析ツールを使ったことがない人にもわかりやすい内容となっている点も魅力です。

自分のスキルや理解度にあわせて、受講するか決めると良いでしょう。

資格名	概要	受験料（税込）
Webアナリスト検定	Googleアナリティクスに関するスキルを体系的に身につけられる	講座+試験：22,325円※別途公式テキストの購入が必要 試験のみ：17,600円

Webアナリスト検定についてより詳しく知りたい方は、以下の公式サイトをご覧ください。
Webアナリスト検定｜日本Web協会

ウェブ解析士

ウェブ解析士とは、一般社団法人ウェブ解析士協会が運営する資格で、データの解析やマーケティングについて学べます。

ウェブ解析士には、講座と公式テキストが用意されています。講座を受講しなくても受験できますが、試験内容は公式テキストに沿って出題されるため、テキストの購入は必須です。

資格名	概要	受講料・受験料（税込）
ウェブ解析士	Webマーケティングに関する基礎知識やGoogleアナリティクスを使用したデータ分析スキルを習得できる	講座を受講する場合：33,000円 講座を受講しない場合：22,000円

ウェブ解析士についてより詳しく知りたい方は、以下の公式サイトをご覧ください。
ウェブ解析士｜一般社団法人ウェブ解析士協会

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Web広告の資格を取得するメリット

Web広告の資格を取得することには、多くのメリットがあります。ここでは、特に重要な2つのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

業務の幅を広げられる場合がある

Web広告の資格を取得することで、業務の幅を広げられる可能性が高まります。これは、キャリアアップや新たな挑戦の機会につながる重要なメリットです。

Web広告の仕事は資格がなくても行えますが、取得しているとより効果的なキャンペーンを実施しやすくなります。たとえば、Google広告認定資格だけでも複数の資格があり、取得しているとその特定領域の広告運用においてより高い成果を上げられたり、行ったことのない企画・手法にチャレンジしやすくなるといった具合です。

業務でできることが増えれば、他者からの評価も高まり、キャリアアップや案件獲得がしやすくなるでしょう。

周囲の人からの信頼を得ることができる

資格は、保有する専門知識とスキルを客観的に証明するもののため、取得すると周囲の人からの信頼を得やすくなります。

たとえば、初対面の相手に対しても専門性の高さをアピールできるため、信頼性が高まり就職や案件の獲得をしやすくなるでしょう。転職や新規案件の獲得ではなくても、現在の勤め先でのプロジェクトや、すでに取引のあるクライアントから、より重要なプロジェクトを任されるかもしれません。

特に、フリーランスに仕事を依頼しようと考えているクライアントは、即戦力を求めていることが多いです。資格を持っていれば、即戦力として活躍できる証明になるでしょう。

なお、保有するスキルや資格を活かせる案件を探したい場合は、エージェントを利用するのがおすすめです。エージェントは、スキルや経験、希望条件に沿った案件を紹介してくれるサービスです。

レバテックフリーランスでは、IT・Web業界に特化した案件を取り扱っています。エージェントが、あなたの希望に応じて最適な案件をお探しするので、ぜひ登録をご検討ください。

資格を取得するメリットについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
フリーランスが持つべき資格を職種別に紹介！取得メリット、判断のポイントを解説

希望に合う条件を探してもらう

Web広告の資格を取得するためのコツ

Web広告の資格を効率的に取得するためには、いくつかのコツがあります。これらを押さえることで、学習効果を高められるでしょう。

以下が、Web広告の資格を取得するコツです。

• どのようなスキルを磨きたいのか明確にする
• 目的に沿った資格を選ぶ
• 試験日から逆算して、学習計画を立てる
• 過去問題や公式トレーニング、模擬試験がある場合は積極的に活用する
• 座学だけでなく、実際に広告運用をしてアウトプットする

これらのコツを抑えることで、効率的にWeb広告の資格を取得できる可能性が高まるでしょう。

※本記事は2024年10月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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