システムエンジニア(SE)とは?仕事内容を解説

システムエンジニア(SE)を目指す際、「具体的にどんな仕事をするのか」「プログラマーと何が違うのか」といった疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。システムエンジニアとは、クライアントのニーズに沿ったシステムを開発する職種です。この記事では、エンジニアのプロである久松剛氏の監修のもと、システムエンジニアの仕事内容や年収、どのようなスキルが必要なのか紹介します。よく混同されるプログラマーとの違いやキャリアパスについても紹介するので、システムエンジニアを目指す方は、ぜひ参考にしてください。

システムエンジニア以外のエンジニア職種について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
エンジニア17種類の仕事を解説!年収や将来性・選び方もわかりやすく紹介

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システムエンジニア(SE)とは?

システムエンジニア概要

システムエンジニア(SE)とは、クライアントが求めるシステムの開発をする職種です。ニーズのヒアリングからシステム設計、プログラミング、運用・保守に至るまで一貫して担当するため、エンジニア職の中でもオールラウンダー的な職種といえるでしょう。

ただし、職場によっては、専門のプログラマーが実装を行うため、コードは書かないシステムエンジニアもいます。一方で、小規模の職場では、システムエンジニアがプログラマーの業務と、プロジェクト全体を管理するプロジェクトリーダーの役割を兼務することもあります。自社サービスではシステムエンジニアの業務をプロジェクトマネージャーやプログラマーが担う場合も多いです。

システムエンジニアの種類や業界別の役割について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

SEの職種一覧!業務の領域別に分かりやすく分類、キャリアパスも解説

基盤系SEの仕事内容は?担当範囲や必要なスキルを解説

金融系SEの仕事内容は?扱うシステムの例・必要なスキルなどを解説

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システムエンジニアの働き方

システムエンジニアの働き方としては以下のようなものが考えられます。

  • SIer
  • 一般企業(社内SE)
  • フリーランス

この章では、それぞれの環境における業務内容や、求められる役割について解説します。

SIer

SIerとは、クライアントから依頼を受けてシステムを開発し、実装から運用、保守までをトータルで提供する企業です。

SIerの業務は、顧客の課題をヒアリングし課題解決に筋道をつけるコンサルティングフェーズと、実際にシステムを構築・納品するデリバリーフェーズという2つのフェーズで構成されます。前者は「何をどう作るか」を決める戦略的な役割、後者は「実際にシステムを完成させて届ける」実務的な役割と捉えると分かりやすいでしょう。

同じSIerであっても、会社の規模によって任される役割の範囲が変わります。大手システム開発会社では、予算が大きい大規模プロジェクトに参画できる反面、外注管理が中心となるケースも珍しくありません。現場で構築に携わる機会が限定される場合もあります。

小規模〜中堅のシステム開発会社で働く場合では、より幅広い業務を一人で担当でき、エンジニアとしての幅広い経験を獲得しやすいです。事業会社への転職を期待するのであれば、デリバリーフェーズで自ら手を動かして開発した実績を積み上げておくと良いでしょう。

なお、SIerにはメーカー系やユーザー系、独立系など種類があります。SIerの種類について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

メーカー系SEとは?仕事内容や働くメリットを紹介
ユーザー系SIer企業とは?メーカー系SIerとの違いなどを解説
独立系SIerとは?メリット・やめとけと言われる理由や選び方も解説

一般企業(社内SE)

SIerのような開発会社ではなく、一般企業で働くシステムエンジニアもいます。社内システムの企画や運用、管理・保守などが主な役割で、企業によって「社内SE」や「情報システム(情シス)」、「コーポレートエンジニア」と呼ばれます。

SEとは呼ばれていますが、SIerに所属するシステムエンジニアとは異なる点に注意が必要です。バックオフィスに使われるシステムや、自社で展開しているサービスとERPのつなぎこみプログラムの開発を行う場合もあります。

しかし、自ら開発に携わる機会よりも、社内インフラの整備や、従業員が使用するPC・モバイル端末の設定・運用といった実務が中心になるケースが多いでしょう。支援の対象は自社の従業員となるため、外部組織との調整業務は限定的ですが、その一方で、丁寧なサポートや急なトラブルへの対処が求められます。

社内SEの詳しい仕事内容について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

社内SEの仕事内容とは?やりがい・必要なスキル・年収目安も紹介

社内SEに必要なスキルとは?向いている人の特徴や仕事内容も紹介

フリーランス

近年は特定の組織に属さず、業務の範囲や期間を定めた契約を交わして活動するフリーランスのシステムエンジニアも増えています。クラウドソーシングの活用や、過去に関わった企業からの直接受注など、案件の獲得ルートはさまざまです。

自分のペースで働ける自由度の高さが大きな魅力ですが、経験が浅いうちは受注が安定せず、収入面に不安を抱える可能性もあるでしょう。一方で、実績を積み重ねて継続的な依頼を得られるようになれば、会社員時代を上回る高収入を目指せるという利点もあります。

独立後の案件探しに不安を感じるなら、エージェントの活用が有効です。まずは実際の案件一覧を見て、求められるスキルや単価のイメージを掴んでおくと良いでしょう。

レバテックフリーランスでは、システムエンジニア向けの案件を幅広く紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

システムエンジニア(SE)の求人・案件一覧フリーランスそのものの働き方や需要について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

フリーランスエンジニアとは?会社員との働き方の違い・収入などを解説

フリーランスの需要はある?エンジニアなどの職種一覧と市場価値を知る方法

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システムエンジニアの仕事内容

システムエンジニアの業務は、システムの企画から完成まで、多岐にわたる工程に分かれています。この章では、各フェーズでの仕事内容について確認していきましょう。

システムエンジニア業務の流れ

クライアントのニーズのヒアリング(要求分析)

システムエンジニアの業務は、クライアントが抱える悩みや要望を聞き取ることからスタートします。まずはビジネス上の課題を理解し、どのようなITソリューションが求められているのかを明確に定義しなければなりません。

現場によっては、営業に近い「プリセールス」がヒアリングを担当し、システムエンジニアは開発実務に専念するといった分業体制を敷くケースもあります。

要件整理と設計

ヒアリングを終えたら、収集した要望を整理して「どのようなシステムが必要か」を分析するフェーズに移ります。導き出した方向性にズレがないか、クライアントと対話を重ねて認識を合わせることが欠かせません。そのうえで、必ず実装すべき「機能要件」と、セキュリティや性能などの質を定義する「非機能要件」を固めていきます。

要件が確定した後は、いよいよシステム設計です。まずは、システムの全体像やインターフェース、主要な技術選定を行う「基本設計」に着手します。クライアントと最終的な成果物のイメージについて合意形成を図るのが主な目的です。

次に、プログラマーへの指示書ともいえる「詳細設計」を行います。各機能の内部処理やデータベーステーブルの細かな仕様など、開発担当者が迷わず作業に移れるレベルまで具体的な実装方法を決定します。

プログラミングと動作確認(テスト)

詳細設計が完了したら、設計書に基づいて実際にプログラムを組み上げていきます。この工程はシステムエンジニアが自ら行う場合もあれば、専門のプログラマーへ依頼し、進捗管理に回るケースも少なくありません。

プログラミング完了後は、システムが設計通りに動作するか確認します。意図した動作をしないときは原因を調査し、コードに不備があれば修正しなければなりません。

テストには、各機能が単体で要件を満たすかを見る「単体テスト」や、複数の機能を組み合わせて全体の連動性を検証する「結合テスト」などがあります。不具合の原因を特定し、正しく動作するまで修正と検証を粘り強く繰り返すことで、システムの品質を高めます。

運用・保守

完成したシステムをクライアントへ納品し、操作方法といったレクチャーを行った後、いよいよ実運用が始まります。実際に利用する中で見つかった細かな改善点や、ユーザーからの要望を汲み取りながら、システムの完成度をより高めていくフェーズです。

納品後もシステムエンジニアの仕事は終わりません。トラブル発生時の復旧対応はもちろん、不具合を未然に防ぐための定期的なメンテナンスを継続して行います。

画面上の文言修正や軽微な機能変更などに対応するケースも珍しくありません。システムを長期間にわたって安定稼働させることがシステムエンジニアの責務といえます。

システムエンジニアの仕事内容について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

SE(システムエンジニア)の仕事とは?プログラマーとの違い

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システムエンジニアとプログラマーの違い

システムエンジニアとプログラマーの違い

プログラマーは、主にプログラムコードの記述(コーディング)を専門とする職種です。システムエンジニアとは役割が分担されており、上流工程にあたるシステムの設計や、クライアントへのヒアリングには直接関与しないケースが多く見られます。

組織の規模や方針によっては両者を明確に区別せず、「エンジニア」という総称でひと括りにされることも少なくありません。設計から実装までをシステムエンジニアが一貫して兼務する現場も存在します。

求人情報を探す際は、職種名だけに捉われず、実際の業務範囲を細かく確認しましょう。

システムエンジニアとプログラマーの違いについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

プログラマーとシステムエンジニアの違いは?仕事内容や年収・将来性について解説

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システムエンジニアになるには?

システムエンジニアを目指すなら、まずは土台となるITの基礎知識やプログラミングスキルを習得する必要があります。自分に合った学習環境を選び、着実に専門性を身につけることからスタートしましょう。主な学習方法は以下の通りです。

  • 大学の情報系学科に通う
  • 専門学校に通う
  • プログラミングスクールに通う
  • 書籍やオンライン学習サイトで独学する

設計をメインとする現場では「プログラミングをしないシステムエンジニア」も存在しますが、業務の中で実装の知識を求められるケースもあります。まずはプログラマーとして開発現場の経験を積み、そこからシステムエンジニアへとステップアップしていく流れも、王道のキャリアパスです。

未経験からシステムエンジニアを目指す方法について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

未経験でシステムエンジニア(SE)に転職!成功のためのポイントを解説

未経験から社内SEになるには?必要な知識や転職に役立つ資格を紹介

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システムエンジニアに向いている人

システムエンジニアとして活躍するためには、いくつか備えておきたい素養があります。以下の条件に当てはまる方は適性が高いといえるでしょう。

  • コミュニケーション力が高い
  • 論理的思考ができる
  • プログラミングスキルがある

これらの要素は、システムエンジニアへの転職を目指す際、強力なアピール材料となります。自分がどの強みを持っているのか、これまでの経験を振り返りながら整理しておくのがおすすめです。

システムエンジニアの自己PRについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

システムエンジニア(SE)の自己PRのポイントを解説!例文も紹介

コミュニケーション力が高い

システムエンジニアには、開発に着手する前の段階でクライアントの要望を正確に引き出す力が求められます。相手の発言の意図を深く汲み取り、真のニーズを特定するためには、質の高いコミュニケーションスキルが欠かせません。

システムを納品した後も運用・保守を通じてクライアントとの関係は続きます。円滑なやり取りを通じて信頼関係を築くことができれば、将来的に新たな案件の相談を受ける機会にもつながるでしょう。

さらに、多くの開発プロジェクトはチーム単位で進行します。メンバーと密にコミュニケーションを取って連携することは、認識のズレによるミスを防ぎ、品質を安定させるために必要な要素です。外部の顧客だけでなく、共に働く仲間とも積極的に意思疎通を図れる方が、システムエンジニアとしてふさわしいといえるでしょう。

論理的思考ができる

クライアントへのヒアリングから真のニーズを導き出し、それを具体的なシステム構成へ落とし込むプロセスでは、物事を順序立てて考える力が求められます。複雑なビジネス課題を要素ごとに分解し、適切な解決策を構築するためには、主観に頼らない論理的なアプローチが欠かせません。

この思考力は周囲との合意形成を図る際にも大きな役割を果たします。考案したシステムの仕組みや導入メリットを、クライアントやプロジェクトメンバーへ納得感のある形で伝えるためには、筋道の通った説明が不可欠だからです。

技術的なトラブルが発生した際も、論理的思考があれば「どこに原因があるのか」を冷静に切り分け、最短ルートで修正へと導けるでしょう。

プログラミングスキルがある

実務で直接コードを書くことがないシステムエンジニアでも、基本的にはプログラミングの知識が求められます。実装の仕組みを正しく理解していなければ、技術的に実現可能なシステムを考案するのが難しいからです。

現場のプログラマーに的確な指示を出し、クライアントの課題を確実に解決するシステムを構築するためにも、相応のプログラミング経験が求められます。

なお、将来的にフリーランスとして独立を目指すなら、上流工程から実装・運用までを一人で完結できるスキルセットが大きな武器となるでしょう。対応できる業務範囲が広がるほど、獲得できる案件の選択肢も増えるため、高い水準で技術を習得しておいて損はありません。

システムエンジニアに向いている人の特徴について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

システムエンジニアに向いている人の特徴とは?必要なスキルも紹介

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システムエンジニアの年収

システムエンジニアの年収は、担当する業務内容や経験、勤続年数によって変動します。

年齢別年収グラフ

引用元:システムエンジニア(受託開発)

厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」のデータによると、会社員として従事するシステムエンジニア(受託開発)の平均年収は「約574.1万円」です。年代別では45〜49歳の層が「約737.98万円」と最も高く、これはベテラン層がマネジメントといった責任ある役職を担うケースが多いためと推測できます。フリーランスの場合、2026年2月時点でレバテックフリーランスの保有案件から算出した社内SE(開発系)の年収相場は「約734万円(※)」でした。これは会社員として働くシステムエンジニアのベテラン層の平均に近い水準となっています。

これらはあくまで目安であり、スキルや扱う言語によっても提示額は変わります。自身のスキルを高め、より上流の工程や新しい技術に携わることで、さらなる年収アップを狙えるでしょう。

※レバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って案件単価を算出しました。年収の算出にあたっては、ひと月の案件単価に12ヶ月を乗じています。(2026年2月時点)

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システムエンジニアが取得したい資格4選

システムエンジニアの仕事に役立つ資格には以下のようなものがあります。取得することで技量の高さをアピールしやすくなるでしょう。

  • 基本情報技術者試験・応用情報技術者試験
  • システムアーキテクト試験
  • PMP® (プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)
  • AWS認定資格

基本情報技術者試験

試験日 随時実施
試験会場 専用会場にて実施
受験料 7,500円(税込)
合格基準 各科目600点/1,000点満点
公式サイト https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html

基本情報技術者試験とは、ITを活用したサービスやシステム、ソフトウェアを開発・作成する人材に必要な基礎知識や技能を問う試験です。国家試験であり、プログラミングやデータベース、ネットワークの基礎を証明できるため、若手SEの登竜門として推奨されています。

試験は、ITの仕組みを問う科目Aと、論理的な思考力が試される科目Bの2つで構成されています。プログラミングや情報セキュリティといった実務に直結する内容が含まれるため、現場で通用する実践的なスキルを習得できるでしょう。

応用情報技術者試験

試験日 4月・10月の年2回
※CBT方式への移行に伴い随時実施予定
試験会場 専用会場にて実施
受験料 7,500円(税込)
合格基準 各科目60点以上/100点満点
公式サイト https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ap.html

応用情報技術者試験は、ITを活用した戦略の立案やシステム設計、プロジェクト管理といった能力を認定する国家試験です。

基礎知識を問う選択式の午前試験と、現場での対応力を試す記述式の午後試験で構成されています。技術だけでなく、経営戦略や管理能力といった高度な視点が求められるため、システムエンジニアとしてさらなるステップアップを目指す方におすすめです。

システムアーキテクト試験

試験日 随時実施
試験会場 専用会場にて実施
受験料 7,500円(税込)
合格基準 午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ:60点以上
午後Ⅱ:ランクA
公式サイト https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sa.html

システムアーキテクト試験は、高度情報処理技術者試験の一つでシステム開発の上流工程において主導的な役割を果たす能力を認定します。

単に要件を整理するだけでなく、顧客の要望を具体的なシステムの形へ落とし込む高度な設計能力が問われます。大規模システムの設計を主導できる実力の証明となるため、取得することでエンジニアとしての市場価値も大きく向上するでしょう。

PMP® (プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)

試験日 随時実施
試験会場 テストセンター、またはオンライン受験
受験料 US$655(PMI会員の場合US$405)
合格基準 非公表
公式サイト https://www.pmi-japan.org/pmp_license/pmp/

PMP®は、世界共通のプロジェクト管理手法である「PMBOK(ピンボック)」に基づいた知識を証明する国際資格です。

試験では、予算やスケジュールの管理、リスク対応といった、プロジェクトを成功へ導くための体系的なスキルが問われます。難易度は高めですが、世界中の現場で通用する管理能力の証明となるため、将来的にプロジェクトマネージャーを目指す方には有益な資格といえるでしょう。

AWS認定資格

試験日 随時実施
試験会場 テストセンター、またはオンライン受験
受験料 Foundational:15,000円(税込)
Associate:22,000円(税込)
Professional:40,000円(税込)
Specialty:40,000円(税込)
合格基準 Foundational:700 点
Associate:720 点
Professional:750 点
Specialty:750 点
公式サイト https://aws.amazon.com/jp/certification/

AWS認定資格とは、クラウドプラットフォームであるAmazon Web Serviceに関する知識やスキルを証明できる資格です。ベータ版を除き、内容によって13種類の資格に分かれています。自身のレベルやキャリアに合わせてAWS認定資格を取得すると良いでしょう。

システムエンジニアの仕事に役立つ資格に関してさらに知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

システムエンジニアに資格は必要?取得のメリットや効率的な学習方法も解説

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システムエンジニアのキャリアパス

システムエンジニアのキャリアパス一例

システムエンジニアのキャリアパスには、以下のようなものが考えられます。

  • プロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャー
  • ITコンサルタント
  • データサイエンティスト
  • セキュリティエンジニア

語学力を磨いて、日本と海外の企業間の橋渡しとなるブリッジSEになることもできます。ブリッジSEについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

ブリッジSE(ブリッジエンジニア)とは?オフショア開発との関係も紹介

ブリッジSEとは?仕事内容や必要なスキルについて解説

プロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャー

現場を指揮するプロジェクトリーダーや、プロジェクト全体を統括するプロジェクトマネージャーは、システムエンジニアの先にあるキャリアパスの一つです。

厚生労働省の職業情報提供サイトによると、プロジェクトマネージャーの平均年収は「約752.6万円」となっています。高い専門性と責任が伴う分、さらなる年収アップが期待できる職種といえるでしょう。

システムエンジニアの実務経験があれば、現場の状況に即した判断ができるため、説得力のあるマネジメントにつながります。将来的にリーダーやマネージャーを目指すなら、開発スキルに加え、チームをまとめるリーダーシップや調整力も少しずつ磨いておきましょう。

プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

プロジェクトリーダーとは?仕事内容やスキル、年収など初めてでも知っておくべきポイントを解説

【エンジニアのプロ監修】プロジェクトマネージャー(PM)とは?仕事内容やフリーランス事情を解説

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、クライアントの経営課題に対してIT戦略を軸にアドバイス・提案・支援する職業です。システム開発の知見はもちろん、経営や業界に関する幅広い知識、高度な課題発見力やプレゼンテーション能力が求められます。

厚生労働省の職業情報提供サイトによると、ITコンサルタントの平均年収は「約752.6万円」となっており、専門性の高さが給与にも反映されていると推測されます。

ITコンサルタントは、開発の前段階にあたる戦略策定や企画といった、より経営に近い領域を担うポジションです。現場で培った実務経験を活かし、新たな視点からITに携わりたい方にとって、魅力的な進路の一つといえるでしょう。

ITコンサルタントについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

【エンジニアのプロ監修】ITコンサルタントとは?年収や資格・向いている人の特徴を解説

データサイエンティスト

データサイエンティストは、膨大なデータを分析・活用することで、新たなサービスの創出やビジネスモデルの変革を支えるスペシャリストです。高度な分析を行うための数学・統計学の知識に加え、データを扱う基盤となるデータベースの深い知見が求められます。

厚生労働省の職業情報提供サイトによると、データサイエンティストの平均年収は「約573万円」です。近年はDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により、データの利活用を担う人材の需要が拡大しているため、将来性のある職種として注目を集めています。

この仕事はビジネス課題を解決するシステム開発とも密接に関わるため、開発現場を知るシステムエンジニアの経験が役に立ちます。実装の仕組みを理解していれば、分析結果を実際のシステムへスムーズに落とし込めるため、より実効性の高い提案が可能になるでしょう。

データサイエンティストについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

【エンジニアのプロ監修】データサイエンティストとは?仕事内容や必要な資格・スキルを紹

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、サイバー攻撃の脅威から情報資産を守るために、システムの脆弱性対策や防御策を講じるスペシャリストです。企業の重要情報の保護はもちろん、防衛省や政府機関といった公的機関においても、その需要は年々高まっています。

保護の対象となる領域は幅広く、Webサービスやサーバーといった基幹インフラから、個人が扱うスマートフォン、さらにはIoTデバイスまで多岐にわたります。

厚生労働省の職業情報提供サイトによると、セキュリティエンジニアの平均年収は「約628.9万円」となっており、高度な専門性を要することから比較的高水準です。

堅牢なシステムを構築するには、ネットワークやプログラミングに関する深い知識が欠かせません。システム開発の基礎を熟知しているシステムエンジニアの経験は、セキュリティ領域へ転身する際にも大きなアドバンテージとなるでしょう。

セキュリティエンジニアの仕事について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

セキュリティエンジニアとは?仕事内容や必要なスキルを解説

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システムエンジニアの仕事はきつい?

システムエンジニアの業務は、時期によって多忙になる場面があります。納期が差し迫っている際や、テスト段階で不具合への対応が必要になった場合は、品質を担保するために集中して作業を進めるケースが珍しくありません。

プロジェクトの規模に対して人員が不足している現場では、一人ひとりの負担が一時的に増えることも考えられます。こうした状況が、「システムエンジニアの仕事はハード」というイメージにつながっているようです。

こうした環境は、企業やプロジェクトの管理体制に左右される側面が大きいため、全ての職場に共通するわけではありません。適切なリソース管理やスケジュール調整が行われている環境であれば、残業しなければならない状況が少なく、無理なく働けるでしょう。

自身の希望するライフスタイルを実現するためには、企業の就業実態やプロジェクトの運営方針を事前に確認しておくことをおすすめします。

システムエンジニアがきついと言われる理由について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

システムエンジニアはきつい?その理由や未経験の注意点を解説

ITエンジニアはきつい?未経験だと大変?転職前のチェックポイント

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システムエンジニアに関するよくある質問

システムエンジニアについてよくある質問に答えていきます。

Q. プログラマーとシステムエンジニアの違いは何ですか?

プログラマーはコーディングに特化しており、開発プロセスの中でも実装部分を担当することが多いです。一方、システムエンジニアはシステム全体を設計・構築することに注力し、ビジネス要件やほかの部門との調整などの役割も担います。会社によっては、兼任する場合もあります。

Q. システムエンジニアに必要なスキルには何がありますか?

システムエンジニアに必要なスキルは多岐に渡りますが、主にプログラミング、ネットワーク、データベースの知識と経験が求められます。

Q. システムエンジニアにおすすめな資格にはどのようなものがありますか?

システムエンジニアに役立つ資格として、国家試験である基本情報技術者試験や応用情報技術者試験が挙げられます。MicrosoftやCiscoなどのベンダー試験、PMP®をはじめとするプロジェクトマネジメント資格もおすすめです。

近年はAWSやAzureといったパブリッククラウドに関する資格も、自身のスキルレベルを証明する資格として人気が高まっています。

Q. システムエンジニアの年収はいくらですか?

厚生労働省の職業情報提供サイト jobtagによると、会社員として従事するシステムエンジニア(受託開発)の平均年収は「約574.1万円」です。レバテックフリーランスの保有案件から算出した社内SE(開発系)の平均年収は、「約734万円」でした。

担当業務や経験年数によって変動があるため、あくまでも参考程度に考えると良いでしょう。

Q. システムエンジニアにとって、プログラミングスキルは必須ですか?

システムエンジニアにとってプログラミングスキルは必須ではありませんが、基本的なプログラミング能力は求められます。開発分野に特化した場合はより高度なプログラミングスキルが必要となります。

※本記事は2026年2月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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