Rubyの副業は稼げる?業務例や未経験からのステップを解説! | レバテックフリーランス
Rubyの副業は稼げる?業務例や未経験からのステップを解説!
Rubyのスキルを活かした副業について気になっていながら、具体的な業務内容やスキルの身につけ方が分からずに困っている方も少なくないのではないでしょうか?
RubyはWebアプリ開発などで需要が高く、副業にも適したプログラミング言語です。そこでこの記事では、Ruby副業で稼ぐためのロードマップを、初心者向けに分かりやすく解説します。案件探しやスキルアップの具体的な方法まで紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
Rubyの副業は稼げる?市場動向は?
Rubyは、日本人が開発したプログラミング言語ということもあり、日本国内で特に人気が高い言語です。そのため、Rubyを用いた案件の募集も比較的豊富です。
では、実際にどれくらい稼げるのか、市場動向とともに見ていきましょう。
Ruby案件の単価相場
Rubyの副業案件を行った際の報酬の相場は、月額単価で30~80万円前後といわれています。もちろん、稼働時間やスキル、経験などの案件内容によって単価は大きく変わります。
より正確に副業の単価感を知りたいという方は、個別の案件単価を見比べてみるとよいでしょう。
目安として、レバテックフリーランスが保有するRuby案件を見てみると平均の月額単価は80万円となっています。(2024年6月時点)
Rubyのフリーランス案件一覧【レバテックフリーランス】
案件数も比較的多く安定している
Rubyは、Webアプリを中心に幅広い分野で利用されています。そのため、案件数は豊富で、安定的に仕事を見つけやすいといえるでしょう。
特に、近年はスタートアップ企業や中小企業を中心に、RubyonRailsを使ったWebサービス開発の需要が高まっており、副業案件も多く見られるようになってきているようです。
また、Rubyは習得しやすい言語としても知られており、プログラミング初心者でも比較的短期間でスキルを身につけることができるといわれています。早速Rubyの勉強をしてみようという方は、こちらの記事をご覧ください。
Rubyの勉強方法!初心者の入門におすすめのRuby、Railsの学習方法
Rubyを使った副業の具体的な業務例
この記事では、Rubyを使った副業案件の具体的な業務例を3つの分野に分けてご紹介します。
Webアプリの開発
Rubyは、Webアプリの分野で人気のある言語です。RubyonRailsというフレームワークを使うことで、効率的に開発を進めることができます。
具体的には以下のような業務を任されることがあります。
新規Webサービスの機能開発
新しいWebサービスを開発する際に、ユーザー登録やログイン機能、データベースとの連携など、さまざまな機能の実装を行います。
既存Webサービスの機能改修
すでに運用されているWebサービスに対して、新しい機能の追加や既存機能の改善を行います。
Webサイトの構築
企業のホームページや、ECサイトなど、さまざまなWebサイトの構築を行います。RubyonRailsは、データベースとの連携が容易なため、動的なWebサイトの構築に適しています。
ゲームの開発
Rubyは、ゲーム開発の分野でも活用されています。特に、2Dゲーム開発に適したライブラリである「Gosu」や「DXRuby」と組み合わせることで、比較的簡単にゲームを作成できます。
具体的には以下のような業務を担当することがあります。
ゲームの企画・設計
どのようなゲームを作るのか、ゲームのルールやストーリーなどを考え、設計します。
プログラミング
ゲームのキャラクターやアイテム、ステージなどを、Rubyを使ってプログラミングします。
デバッグ
作成したゲームにバグがないかテストプレイを行い、修正を行います。
システム開発
Rubyは、Webアプリケーション開発だけでなく、システム開発・運用にも利用されています。サーバーサイドの処理を得意とするRubyは、大規模なシステム開発にも適しているのです。
具体的には以下のような業務が挙げられます。
業務システムの開発
企業の業務を効率化するシステムを開発します。例えば、顧客管理システム、在庫管理システム、販売管理システムなどがあります。
データ分析
企業が保有する大量のデータを分析し、ビジネスに役立つ情報を抽出します。Rubyには、データ分析に役立つライブラリが多数用意されています。
インフラ構築
システムを動かすためのサーバーやネットワークなどのインフラを構築・運用します。Rubyは、自動化ツールとの相性が良いため、インフラ構築の自動化にも活用されています。
未経験からRuby副業を始めるまでのロードマップ
プログラミング未経験からRubyを使って副業を始めることは、一見難しそうに思えるかもしれません。確かにスキルが全くない状態ですぐに始めるのは難しいかもしれませんが、正しい手順で学習と準備をすれば、決して不可能ではありません。
ここでは、未経験者がRuby副業を始めるまでのロードマップを紹介します。
プログラミングの知識を身につける
Ruby副業を始めるには、当然ながらRubyのプログラミングスキルが必要です。未経験者の場合、まずは基礎からしっかりと学習することが重要になります。
Rubyの基礎学習には、オンライン学習サイトやプログラミングスクールなどを活用する方法があります。
オンライン学習サイトは、自分のペースで学習を進められるというメリットがあります。一方、プログラミングスクールは、費用はかかりますが、講師に質問しながら学習を進められるため、より効率的にスキルを習得できます。
ある程度の知識を身につけたら、簡単なWebアプリケーションなどを作成してみることをおすすめします。実際にコードを書きながら学習することで、より実践的なスキルを身につけることができます。
プログラミング初心者からの独学については、こちらの対談記事が参考になるので併せてお読みください。
Rubyの女神×Microsoft MVPクリエイターが効率的な勉強法を伝授! | レバテックフリーランス
ポートフォリオやスキルシートを作成する
スキルを習得したら、次はあなた自身の能力をアピールするためのポートフォリオとスキルシートを作成しましょう。
ポートフォリオは、実際に作成したWebアプリケーションなどをまとめたものです。クライアントにあなたのスキルを具体的に示すことができ、案件獲得の際に非常に有効です。
スキルシートは、あなたのスキルや経験をまとめた書類です。プログラミング言語やフレームワーク、開発経験などを具体的に記載しましょう。
ポートフォリオについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
フリーランスのポートフォリオ作成方法|エンジニアやデザイナーの見本あり
案件を探して応募する
ポートフォリオとスキルシートの準備ができたら、いよいよ案件探しです。Rubyの副業案件は、クラウドソーシングサイトやエージェントサービスなどを利用して探すことができます。
クラウドソーシングサイトは、比較的簡単な案件が多く、初心者でも応募しやすいというメリットがあります。一方、エージェントサービスは、専任のアドバイザーがいるので単価や稼働日数などの希望条件とマッチ度が高い案件を見つけやすいです。
Rubyの副業案件獲得に役立つサービス
Rubyを使った副業案件を探しているのであれば、案件獲得をサポートしてくれるサービスの活用がおすすめです。ここでは、Rubyの副業案件獲得に役立つサービスを3つの種類に分けてご紹介します。
クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトは、インターネット上で業務を委託したい企業と、仕事を探している個人を仲介するサービスです。多数の案件が掲載されているため、幅広い案件から自分の目で選んで応募できる点がメリットです。
クラウドソーシングサイトでは、企業が提示する案件内容や報酬額などを比較検討し、応募することができます。
エージェントサイト
エージェントサイトは、企業と個人の間に立って、案件や求人の紹介、キャリア相談などを提供するサービスです。専任のキャリアアドバイザーが希望に合った案件を紹介してくれます。
エージェントサイトを利用するメリットは、条件交渉や契約内容の確認などを代行してもらえる点です。サポートが手厚いため、安心して仕事探しを進めたい方におすすめです。
レバテックフリーランスは、Rubyの副業案件をはじめ、IT職種に特化した案件紹介を行うエージェントサービスです。ご希望の条件に応じた案件探しだけでなく、スキルシートのテンプレートや確定申告の相談など、多方面のサポートを行っています。まずはお気軽にお問い合わせください。
XなどのSNS
近年では、X(旧Twitter)などのSNSを通じて、Rubyの副業案件を探す方法も一般的になりつつあります。企業が直接募集をかけているケースや、フリーランス向けの求人情報アカウントが案件を紹介しているケースなどがあります。
SNSを利用すると最新の案件情報をいち早く入手できたり、企業の担当者と気軽にコンタクトを取れたりといったメリットもありますが、情報源の信頼性を自ら見極めることも求められます。
高単価のRuby案件を受注するために身につけたいスキル
高単価なRuby案件を受注するには、RubyonRailsのスキルに加えて、同時に使うことが多い関連スキルを学び、市場価値の高いスキルを身につけることが重要になります。ここでは、Rubyとの親和性が高いスキルを4つご紹介します。
大規模開発の経験
大規模開発の経験は、高単価案件の受注において有利に働く可能性があります。
なぜなら、大規模開発では、大人数のエンジニアと連携しながら開発を進める必要があり、高いコミュニケーション能力やプロジェクトマネジメント能力が求められるからです。
また、大規模なシステム開発の経験を通して、パフォーマンスやセキュリティなど、多岐にわたる技術的な課題を解決した経験があると企業側からも期待されます。
クラウド技術のスキル
近年、多くの企業がシステムのクラウド化を進めており、クラウド技術に精通したエンジニアの需要が高まっています。RubyonRailsを用いた開発においても、AWSやGCPなどのクラウドプラットフォーム上でシステムを構築するケースが増えています。
クラウド技術に関するスキルを習得することで、より多くの案件に対応できるようになり、市場価値を高めることができます。
JavaScriptなどのフロントエンド知識
Rubyエンジニアは、バックエンドの開発をメインにするケースが多いですが、JavaScriptなどのフロントエンド技術に関する知識があれば、活躍の幅をさらに広げることができます。
近年では、ReactやVue.jsなどのJavaScriptフレームワークを用いた、高度なユーザーインターフェースを持つWebアプリケーション開発が主流になりつつあります。RubyonRailsと連携して、これらのフレームワークを使った開発ができるようになれば、より高単価な案件に挑戦しやすくなるでしょう。
要件定義や提案ができるシステム設計スキル
単にプログラミングができるだけでなく、顧客の要望を理解し、システムの設計に落とし込むことができる能力は、高単価案件を受注する上でかなり大切です。
顧客とのコミュニケーションを通して、要件定義や提案を行い、システム開発の上流工程から案件に影響を与えることで、プロジェクト全体をリードできる人材として、高い評価を得られる可能性があります。
Ruby副業でよくある質問
Rubyの副業について多く寄せられる質問を取り上げ、解説していきます。
土日のみでも副業はできる?
一部の案件では、土日だけで副業を行うこともできます。ただし、稼働日数が少ない案件になるほど高度なスキルが求められたり、そもそも案件が見つかりづらいことは認識しておきましょう。
実際に、週末だけの作業が可能なことを条件に提示している案件を探してみると実感が湧きやすいです。
在宅・リモートでも副業はできる?
IT業界では場所を選ばずに仕事ができるリモートワークが普及しており、Rubyの副業においても、在宅で稼働できる案件は少なくありません。
ただし、リモート案件は人気が集まりやすかったり、近年ではセキュリティ上の理由などからオフィス回帰の傾向もあったりと、副業での参画は難しくなってきているケースもあります。副業に応募する前には、業務形態をしっかりと確認しておきましょう。
副業したら確定申告が必要?
副業で得た所得が年間で20万円を超える場合は、確定申告を行う必要があります。確定申告では、所得の種類に応じて適切な書類を作成し、税務署に提出します。
確定申告は自身で行うこともできますが、税理士に依頼することも可能です。税金に関する専門的な知識がない場合は、税理士に相談することを検討しましょう。
※本記事は2024年6月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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