Rubyの副業で稼ぐ!案件の種類や単価相場、未経験からの始め方を解説 | レバテックフリーランス
Rubyの副業で稼ぐ!案件の種類や単価相場、未経験からの始め方を解説
「Rubyのスキルを身につけて副業を始めたいけど、どんな仕事があるんだろう?」という疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、Rubyを使った副業案件の種類や、平均的な単価について紹介します。また、Rubyの案件数や、未経験からスキルを身につけ高単価案件を獲得する方法も解説します。副業に向けて準備を始めたい方は、ぜひご覧ください。
目次
【どんな仕事がある?】Rubyを使う副業案件の種類
Rubyを使った副業案件には、以下のような種類があります。
RubyはWebアプリ開発を得意としています。Rubyをもとに開発されたRuby on Railsは、Webアプリ開発に必要な機能を備えたフレームワークで、このツールを使ったアプリ開発案件が多く見られます。
Rubyには、簡単にゲーム開発が可能なライブラリがあることから、2Dゲームやブラウザゲームなどの開発案件を見つけることもできるでしょう。
さらに、Rubyには、決済機能などを実装できるECサイト構築用のフレームワーク「Solidus」が用意されており、ECサイトの開発案件も多数存在しています。
Ruby案件以外にも、IT系の副業案件について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
IT系の副業で稼ぐ!種類や探し方、単価アップのコツを解説
【どのくらい稼げる?】Rubyを使う副業案件の単価相場
レバテックフリーランスのデータによると、Ruby案件の月額平均単価は80万円、最高単価は185万円です(2025年5月時点)。
引用元:Rubyの求人・案件一覧|レバテックフリーランス
Rubyの案件を受注する場合、単価は案件の内容や稼働時間によって大きく変動することが予想されます。実務経験が浅い初心者が応募できる難易度が低い案件は、その分報酬も低くなることが多いでしょう。
副業初心者がRubyのスキルで稼ぐには、最初は低単価な案件で実績を積み、徐々に高単価案件に挑戦するのがおすすめです。
案件の種類や具体的な単価をイメージしたい方は、以下のページでレバテックが保有する案件の一例をご覧ください。
Rubyの求人・案件一覧
Rubyの案件数は安定している?
Rubyの案件数は安定しています。レバテックのプログラミング言語別・案件数ランキングによると、レバテックが保有するRuby案件は1,000件を超えています(2023年7月時点)。
引用元:【1位はGoの87万円】プログラミング言語別単価ランキング|2023年7月最新版
ただ、Ruby系の案件は、Ruby on Railsを使用するケースが多いという特徴があります。そのため、Rubyでの副業を考えている場合は、Rubyだけではなく、Ruby on Railsのスキルを習得すると良いでしょう。
Rubyの案件動向についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
Rubyの副業は稼げる?業務例や未経験からのステップを解説!
Rubyの副業案件を受注するのに必要なスキル
Rubyの副業案件を受注するためには、技術的なスキルのほか、開発チームのメンバーと連携するためのコミュニケーション能力が必要です。副業案件を探す前に、Rubyの案件を受注するのに必要なスキルについて確認していきましょう。
Webアプリ開発に関するスキル
RubyはWebアプリ開発で頻繁に使われるため、アプリ開発のスキルが必要です。特に、Ruby on Railsは多くの案件で使用されるため、Ruby on Railsを使って一通りの開発を行えるスキルを身につける必要があるでしょう。
Rubyを使った開発はバックエンドがメインにはなりますが、案件によってはHTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を使用することもあります。そのため、各言語のスキルを身につけることで、受注できる案件の幅を広げられます。
アプリ開発に必要な言語についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
アプリ開発で副業はできる?収入を増やす方法を5パターンで解説
システム開発に関するスキル
Rubyは業務系システム開発に用いられることもあるため、システム開発に関するスキルも習得しておくと良いでしょう。業務システムの開発においては、規模の大きいシステムの設計スキルや安全性が高いコーディングを行うスキルが求められます。
大規模なシステムは複数人で開発するのが一般的です。そのため、コードレビューやGitを使用したバージョン管理など、チーム開発に必要なスキルの習得も欠かせません。
コミュニケーション能力
副業案件では、技術力だけでなく、コミュニケーション能力も大切な要素となります。大規模なシステム開発では、ほかのチームメンバーと協力しながら作業を進めなければなりません。
また、リモートワークの副業案件では、対面でのコミュニケーションの機会が限られる中で顧客やチームメンバーと円滑に意思疎通する必要があります。チャットツールやビデオ会議システムを駆使し、迅速にレスポンスを返したり、不明点があれば積極的に質問したりする姿勢が求められるでしょう。
未経験からRubyの副業を始める手順
Rubyの副業を始めるためには、段階的なステップを踏む必要があります。ここでは、未経験者がRubyのスキルを身につけ副業を始めるまでの具体的な手順を解説します。
1.プログラミングスキルを身につける
Ruby副業を始めるには、Rubyのプログラミングスキルが必要です。Rubyのスキルを身につける主な方法は以下の2つです。
- プログラミングスクールに通う
- 書籍や学習サイトで独学する
プログラミングスクールは費用はかかりますが、講師に質問しながら学習を進められるため、効率的にスキルを習得できます。独学には、自分のペースで学習を進められるというメリットがあります。
独学する場合は、以下のような学習サイトや書籍を使って勉強を進めましょう。
サイト・書籍名 | 内容 |
---|---|
20分ではじめるRuby | Rubyコミュニティのメンバーに よって運営されているサイト。 短時間でRubyの基礎を学べる |
Progate (プロゲート) |
ブラウザ上でコードを書いてプログラミングを 実践しながら学べる学習サイト |
ゼロからわかる Ruby 超入門 |
プログラミングを始めて学ぶ 人向けのRubyの入門書 |
プロを目指す人のための Ruby入門[改訂2版] |
開発現場で本格的にRubyを 使いたい人向けの参考書 |
独学でつまずいたときは、teratail(テラテイル)などのプログラミングに特化した質問サイトを使って疑問を解消すると良いでしょう。
参考:teratail(テラテイル)|レバテック
2.実務経験を積む
プログラミングの基礎を学んだら、次は実務経験を積みましょう。まったくの開発未経験者が副業でRuby案件を受注するのは難しいので、まずは自分でアプリやWebサイトを開発し、顧客にアピールできる実績をつくりましょう。
ほかには、オープンソースプロジェクトに参加し、実践的なスキルを身につけ実績を積むこともできます。
オープンソースプロジェクトとは、ソースコードが公開されており、誰でも自由に改変・配布できるソフトウェアプロジェクトのことです。オープンソースプロジェクトへの貢献は、エンジニアとしてのスキルや経験を示す武器になるでしょう。
3.ポートフォリオを作成する
実務経験を積んだら、自分のスキルを見える化するためのポートフォリオを作成します。ポートフォリオは、実際に作成したWebアプリケーションなどをまとめた資料です。顧客に具体的なスキルを示すことができ、案件獲得の際に有効です。
ポートフォリオには、開発したアプリケーションの概要や使用した技術スタック、工夫した点などを記載しましょう。
4.初心者向けの副業案件に応募する
ポートフォリオが完成したら、いよいよ副業案件に応募します。初心者に適した案件を見極めたいときは、応募条件を確認しましょう。実績が少なくても応募できる案件を選ぶことで、比較的スムーズに案件を受注できます。
副業を始めたばかりの段階では、報酬よりも経験を重視し、少しずつステップアップしていくのがおすすめです。
Rubyを使う副業案件の探し方4選
Rubyの副業案件を見つけるには、さまざまな方法があります。ここでは、主な4つの案件探しの方法について解説します。
フリーランスエージェントに紹介してもらう
副業初心者が自分のレベルに合った案件を探すには、フリーランスエージェントの利用がおすすめです。エージェントは企業との交渉や条件調整を代行してくれるため、案件獲得までの手間を大幅に削減できます。
レバテックフリーランスのようなIT系の案件に特化したエージェントを使えば、IT知識が豊富な担当者から、マッチング精度の高い案件の提案を受けられます。レバテックフリーランスを使えば、専任の担当者による参画中のフォローも受けられるので、副業を検討している方はぜひご相談ください。
クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングサイトは、インターネット上で業務を委託したい企業と、仕事を探している個人を仲介するサービスです。多数の案件が掲載されており、幅広い案件から案件内容や報酬額などを比較検討し、自分で直接案件に応募します。
エージェントに比べると単価が低い案件が多い傾向があるものの、初心者向けの案件を見つけやすいので、副業を始めたばかりの人におすすめです。
SNSを活用する
SNSを活用して案件を探す方法もあります。企業が直接案件を公開していることもあるため、「Ruby 案件」「Rails 募集」などのキーワードで検索すると、新規の案件情報を見つけられるかもしれません。プロフィールを充実させることで、企業からスカウトを受ける可能性もあるでしょう。
とはいえ、SNSは案件探しに特化したツールではないため、案件の獲得までに時間がかかる傾向があります。うまくいかない場合は、ほかの手段も併用するのがおすすめです。
友人・知人に紹介してもらう
友人や知人からの紹介は、信頼性の高い案件を獲得しやすい方法です。友人や知人を通して事前に作業内容や環境についての詳しい情報を得られる可能性が高く、ミスマッチのリスクを下げられます。
友人や知人を通した案件であれば単価などの条件交渉もしやすいので、RubyでWebサイトやアプリを作りたいという知り合いがいないか声をかけてみると良いでしょう。案件を紹介してもらった際は、友人・知人の信用を損なわないよう、一方的な条件を提示したり、納期に遅れたりしないように注意してください。
Rubyの副業で高単価案件を獲得する2つの戦略
Rubyの副業で高単価案件を獲得するためには、案件の効率的な探し方や、習得すると良いスキルについて知っておく必要があります。副業で高収入を実現したい人は、これから紹介する内容を把握しておきましょう。
複数のエージェントに登録する
高単価案件を獲得するための第一の戦略は、複数のエージェントに登録することです。
似たような作業内容でも、案件によって単価は異なります。そのため、より多くの案件情報を比較検討することで、高単価案件を見つけやすくなります。エージェントによって保有している案件は異なるため、複数のエージェントに登録することで、自分に最適な案件に出会える確率が高まるでしょう。
関連するスキルを習得して専門性を高める
高単価案件を獲得するもう一つのポイントは、Rubyに関連するスキルを習得することです。スキルの幅を広げ、専門性を高めることで対応できる業務の幅が広がり、高単価案件を受注しやすくなります。
具体的には、以下の領域のスキルを習得すると良いでしょう。
- フロントエンド関連のスキル
- クラウド関連のスキル
フロントエンド関連のスキルとしては、HTML、CSS、JavaScriptなどの知識を身につけましょう。また、Ruby案件にはバックエンド開発に関するものが多いため、AWSやMicrosoft Azure、Google Cloudなど、主要なクラウドサービスの知識があると役立ちます。
こうしたスキルを組み合わせることで、フルスタック開発者として高単価案件を獲得できる可能性が高まるでしょう。
※本記事は2025年7月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!
※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
役に立った/参考になったと思ったら、シェアをお願いします。