Webデザイナーの平均年収は?収入アップ方法やキャリアパスを紹介

「Webデザイナーになりたいものの、今の職より年収が下がったら不安…」となかなか転職に踏み出せない人もいるでしょう。

この記事では、Webデザイナーの年収事情を、働き方や年齢別に詳しく解説します。さらに、年収アップのための具体的な方法や、Webデザイナーから目指せるキャリアパスもまとめました。将来のキャリアプランを考える上での参考にしてみてください。

目次

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Webデザイナーの平均年収

ここでは、Webデザイナーの年収について紹介します。Webデザイナーは会社員のほか、フリーランスとしての働き方もある職種であるため、働き方によって平均年収が変わるのかをここで解説します。

また、Webデザイナーは年代によっても収入に差が出やすいため、年代別の平均年収についても確認しましょう。

働き方による平均年収の違い

ここでは、働き方によるWebデザイナーの平均年収の違いを紹介します。Webデザイナーは企業で働く人はもちろん、フリーランスとして活躍する人も多い職種です。

2024年8月時点で取り扱っているレバテックキャリアのWebデザイナーの求人・転職情報をもとにすると、正社員の平均年収は約615万円でした。

一方、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が発表したフリーランス白書2019によると、フリーランスのWebデザイナーの年収分布で最も多いのは「400~600万未満」でした(グラフィックデザイナー、エンジニア含む)。

IT・エンジニア系のフリーランスの平均年収

※収入は経費控除前の売上を指しています。

このことから、Webデザイナーの場合、正社員とフリーランスの収入差はさほど大きくないといえるでしょう。

会社員とフリーランスのどちらにするか迷った場合は、下記の記事も参考にしてみてください。
フリーランスWebデザイナーの仕事のリアル|会社員との違いや単価相場について徹底解説

また、レバテックフリーランスではWebデザインの案件を多数扱っています。Webデザインができる案件については、下記をご覧ください。
Webデザインの求人・案件一覧

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参考:
Webデザイナーの求人・転職情報一覧|レバテックキャリア
フリーランス白書2019|一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会

年齢別の平均年収

ここでは、厚生労働省の運営する職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtagをもとに、Webデザイナーの平均年収について年齢別で紹介します。Webデザイナーの年齢別の平均年収は以下のとおりです。

Webデザイナーの年齢別の平均年収

※小数点以下は切り捨てでグラフを作成しています。

年齢が上がるとともに収入は増えていく傾向にあります。

参考:jobtag|厚生労働省の運営する職業情報提供サイト(日本版O-NET)

Webデザイナーが年収をアップさせる方法

ここでは、Webデザイナーが年収を上げるための具体的な方法を解説します。代表的な方法は、以下のとおりです。

  • デザインツールの最新知識を習得する
  • UI/UXデザインの知識を習得する
  • プログラミングスキルを習得する
  • Webマーケティングの知見を広げる
  • マネジメントスキルを磨く
  • コミュニケーションスキルを磨く

いずれも努力を重ねれば身につけられるスキルなので、収入アップを目指す人は習得するのがおすすめです

デザインツールの最新知識を習得する

Webデザイナーが年収をアップさせていくには、Webデザイナーの業務で使用するデザインツールの知識を、常にアップデートしていくことが重要です。最新ツールは作業効率化に優れているため、短時間で質の高いデザインを制作できるようになるからです。

結果として、人事評価が高くなったり、より多くの案件をこなせるようになったりするため、収入アップに繋がる可能性があります。

また、ほかの人が最新のデザインツールや機能について未習得だった場合、任される業務が増えたり、案件を獲得しやすくなったりするでしょう。

UI/UXデザインの知識を習得する

Webデザイナーが年収を上げていくには、UI/UXデザインに関する知識を身につけることが大切です。UIとは、ユーザーと商品やサービスとの接点を指し、UXとはユーザーが商品やサービスを通して得られる体験のことを指します。

UIとUXは密接に関係しており、優れた商品やサービスを提供するためにはどちらも考慮することが重要です。たとえば、Webサイトのデザインがどれだけ美しくても、使い方が分かりにくければユーザーはストレスを感じるかもしれません。一方で、使いやすいWebサイトでも、デザインが魅力的でなければユーザーは商品・サービスに対して興味や関心を持ちにくいでしょう。

このように、デザインと使いやすさは商品・サービスは顧客満足度や売上に直結していることから、UI/UXに力を入れる企業が増加しています。そのため、UI/UXデザインスキルを持つWebデザイナーは重宝されるでしょう。

UI/UXについて詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
UXエンジニアとは?仕事内容、必要なスキルとあわせて解説

プログラミングスキルを習得する

Webデザイナーが年収を上げるためには、プログラミングスキルを習得するのが良いでしょう。Webサイト制作に関するプログラミングスキルには、HTMLやCSS、JavaScriptなどが挙げられます。

これらのスキルがあれば、コーディングからデザインまで一貫して担当できるようになり、Webデザイナーとしての市場価値が高まるでしょう。

Webマーケティングの知見を広げる

Webデザイナーが年収を上げるには、Webマーケティングに対する知見を広げるのがおすすめです。Webサイト制作で重要なのは、誰に見られたいのか、どのようなアクションを取ってほしいのかを踏まえたサイトづくりをすることです。

たとえば、企業の利益の追求が目的の場合、Webサイトは「集客」から「収益化」までを担います。そのため、商品情報やサービス内容を魅力的に掲載し、ユーザーがスムーズに購入・契約に至る導線を設計することが重要です。

一方、NPO団体や公共機関のように、情報発信や社会貢献が目的の場合は、Webサイトは活動内容や理念を伝え、共感や支援を得る役割を担います。この場合は、分かりやすく信頼性の高い情報を発信し、寄付やボランティア参加を促す仕組みを構築することが大切です。

Webマーケティングの知見があれば、目的やターゲットに合ったデザインがしやすくなるでしょう。

マネジメントスキルを磨く

Webデザイナーが年収を上げる方法には、マネジメントスキルを磨くことが挙げられます。マネジメントスキルとは、組織やチームの目標達成に向けて、人・モノ・金・情報といった経営資源を、効率的かつ効果的に活用していくために必要なスキルの総称です。

具体的には、以下のようなスキルが含まれます。

  • 計画立案能力
  • 意思決定力
  • 問題解決能力
  • リーダーシップスキル
  • コーチングスキル
  • 時間管理能力

マネジメントスキルがあると、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーを担えます。こうしたポジションの業務・案件は給与・報酬が高めに設定されているため、年収アップが期待できます。

コミュニケーションスキルを磨く

Webデザイナーとして年収を上げるためには、コミュニケーションスキルも磨くと良いでしょう。コミュニケーションスキルが高いと、スムーズに業務を遂行できるようになり、同僚のデザイナーや上司からの評価が高まる可能性があります。

また、クライアントとの打ち合わせなどにおいて、相手のニーズを捉えた説明がしやすくなり、クライアントからの信頼獲得に繋がりやすくなるでしょう。

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年収アップに繋がるWebデザイナーから目指せるキャリア

ここでは、年収アップが期待できる、Webデザイナーから目指せる職種について紹介します。Webデザイナーから目指せる代表的なキャリアには、以下の職種があります。

  • Webディレクター
  • UI/UXデザイナー
  • リードデザイナー

それぞれの職種の概要のほか、求められるスキルや年収の目安について解説します。

Webディレクター

年収アップに繋がるWebデザイナーから目指せるキャリアには、Webディレクターがあります。Webディレクターは、Webサイト制作プロジェクト全体を統括する役割を担う職種です。

クライアントの要望をヒアリングし、Webサイトの制作目的やターゲットを明確にし、デザインや設計、開発、運用などプロジェクト全体の計画・管理をします。

参考までに、レバテックフリーランスが取り扱っている案件からWebディレクターの平均年収を算出したところ、2024年8月時点では約709万円です。

Webディレクターに求められるスキルは、以下のとおりです。

  • Webサイト制作に関する幅広い知識と経験
  • Web解析スキル
  • 問題解決能力
  • プロジェクトマネジメント能力
  • マーケティングやブランディングに関する知識

レバテックフリーランスで扱っているWebディレクターの案件については、下記をご覧ください。
Webディレクターの求人・案件一覧

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UI/UXデザイナー

年収アップに繋がるWebデザイナーから目指せるキャリアには、UI/UXデザイナーが挙げられます。UI/UXデザイナーは、ユーザーにとって使いやすく、心地よい体験を提供するためのデザインを専門に行う職種です。

Webサイトやアプリのインターフェースデザインやユーザーの行動分析などを通して、ユーザー視点に立ったWebサービスの設計を行います。インターフェースデザインとは、サイトやアプリなどのユーザーとの接点面をデザインすることです。

2024年8月時点のレバテックフリーランスのUI/UXデザイナーの平均年収は約689万円です。

UI/UXデザイナーに求められるスキルは以下のとおりです。

  • UI/UX設計スキル
  • 情報設計やインタラクションデザインに関する知識
  • ワイヤーフレームに関するスキル
  • UI/UXデザインツールの操作スキル
  • ユーザー調査やマーケティングの知識

レバテックフリーランスで扱っているUI/UXデザイナーの案件については、下記をご覧ください。
UI/UXデザイナーの求人・案件一覧

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リードデザイナー

年収アップに繋がるWebデザイナーから目指せるキャリアには、リードデザイナーがあります。リードデザイナーは、デザインチームを率いて、Webサイトやアプリケーションのデザイン制作を統括する役割を担う職種です。

ほかのデザイナーの指導や育成、デザインの方向性決定、クオリティ管理など、デザインチーム全体の品質向上を牽引します。前述したWebディレクターは「Webサイト制作プロジェクト全体」を統括するのに対して、リードデザイナーは「Webサイトの見た目」を統括するという違いがあります。

2024年8月時点のレバテックフリーランスのリードデザイナーの平均年収は約662万円です。

リードデザイナーに求められるスキルは以下のとおりです。

  • 高いデザインスキル
  • チームメンバーを指導/育成するスキル
  • デザインの品質管理能力
  • コミュニケーション能力
  • リーダーシップスキル

レバテックフリーランスで扱っているリードデザイナーの案件については、下記をご覧ください。
リードデザイナーの求人・案件一覧

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※本記事は2024年8月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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