フリーランスに必要な登録とは?独立の手続きや役立つサービスを解説 | レバテックフリーランス
フリーランスに必要な登録とは?独立の手続きや役立つサービスを解説
フリーランスになること自体に必須の登録はありません。しかし、必要に応じて開業届の提出や各種サービスへの登録を行っておくことで、独立直後からの案件獲得や事務作業がスムーズになります。
この記事では、退職に伴う社会保険・年金の切り替えや開業届の提出など、独立に必要な手続きを流れに沿って詳しく解説します。さらに、案件獲得サービスや業務に役立つツールも網羅していますので、これからフリーランスを目指す方はぜひ参考にしてください。

記事の監修者
泉澤 匡寛
レバテック代表執行役社長
同志社大学を卒業後、レバテックキャリアにてITエンジニアの採用支援、キャリア支援に従事。
IT人材不足に大きな課題感を持ち、新規事業の責任者としてIT特化型就職支援サービス「レバテックルーキー」や、プログラミングスクール「レバテックカレッジ」など、IT人材を増やす事業を開発。
2021年よりレバテック ITリクルーティング事業部部長として、事業戦略立案、採用、業務最適化など、レバテック複数ブランドの成長を多方面から牽引。
2025年4月にレバテック執行役社長に就任。
フリーランスになるために必要な登録や手続き
フリーランスとして働き始めるにあたり、厳密にいうと公的に登録が必要な手続きは存在しません。開業届を提出して個人事業主になるケースは多いものの、開業届を出さずにフリーランスとして活動を開始することも可能です。
そのため、独立に伴う手続きには「全員が必ず行うべき手続き」から「事業をスムーズに進めるための任意の手続き」までさまざまな種類が存在します。

以下では、会社を退職してから独立するまでの具体的なステップについて、流れに沿って解説していきます。
退職届の提出
まずは会社を辞める際、勤務先へ退職届を提出する必要があります。
民法上、期間の定めのない雇用契約であれば、退職を申し出てから14日(2週間)が経過することで退職が成立すると定められています。ただし、雇用期間が契約によって定められている場合は、原則として労働者はその日まで退職することができないため注意が必要です。
「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する」
なお、実際には引き継ぎや会社側の事務処理を考慮し、1〜2ヶ月前に退職を申し出るのが一般的です。就業規則をあらかじめ確認したうえで計画的に進めると、スムーズに退職手続きを行えます。
円満な退社は独立後の仕事獲得にもつながるケースもあるため、最後まで誠実な対応を心がけましょう。
健康保険・年金の切り替え
会社を退職した後は、健康保険と年金の切り替え手続きが必須です。退職すると会社で加入していた健康保険や厚生年金の資格を失うことから、未払いや未加入を防ぐためにもすみやかに手続きを行いましょう。
なお、退職後の健康保険には以下の選択肢が存在します。
- 国民健康保険への加入(原則)
- 退職前の会社の社会保険の任意継続(2年間)
- 家族の会社の社会保険の扶養に入る
年金については、国民年金第1号被保険者の手続きが必要です。
国民健康保険と国民年金に切り替える場合、退職日の翌日から14日以内に居住地の市区町村役場で手続きを行いましょう。
参考:
開業届の提出(任意)
フリーランスが個人事業主として開業する場合、税務署へ開業届を提出する必要があります。開業届を提出しなくても法的な罰則はありませんが、開業届を提出すれば以下のようなメリットを得られます。
- 確定申告で青色申告を選択できる
- 屋号付きの事業用口座を開設できる
- 個人事業主として社会的信用を得やすい
- 小規模企業共済に加入できる
開業届は、事業開始の事実があった日の属する年分の確定申告期限までに提出が必要です。将来的な事業拡大や節税を検討しているのであれば、早めに提出手続きを済ませておくと良いでしょう。
開業届の書き方については、以下の記事でも解説しています。あわせて参考にしてください。
フリーランスが個人事業主になるために必要な開業届の書き方を解説!
青色申告承認申請書の提出(任意)
節税効果を高めたい場合は、確定申告の青色申告承認申請書を税務署へ提出しましょう。確定申告で青色申告を選択するには、事前の申請が必要だからです。
青色申告を選べば、節税をはじめとした以下のメリットを受けられます。
- 最大65万円の特別控除を受けられる
- 赤字(損失)が出た場合、最長3年間の繰越ができる
新たに青色申告の申請をする方は、青色申告をしようとする年の3月15日までに提出が必要です。ただし、その年の1月16日以後に新規開業した場合、原則として開業日から2ヶ月以内に提出する必要があるため注意しましょう。
日々の記帳作業や帳簿の保存は必要になりますが、税負担を軽減したい方には有効な手続きといえます。
青色申告について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
参考:青色申告制度|国税庁
事業用口座の開設(任意)
プライベートと事業の資金管理を分離するために、事業用口座を開設しておくと便利です。プライベート用の口座に事業資金が混ざっていると、確定申告時の収支計算や帳簿づけが複雑になるためです。
事業専用の口座を用意することで資金の流れが明確になり、経理作業の負担を大幅に軽減できます。さらに、屋号付きの口座から請求や振込を行うことで事業としての実体を示せるため、取引先からの信頼獲得にもつながります。
お金の管理を効率化し、取引をスムーズに進めるためにも、事業用口座を用意しておくと良いでしょう。
事業用印鑑の作成(任意)
契約書や請求書に押印するための事業用印鑑を作成しておくと重宝します。フリーランスや個人事業主に印鑑を作成する法律上の義務はありませんが、事業用印鑑を用意しておけば取引先からの信頼を得やすくなるからです。
フリーランス(個人事業主)が用意しておきたい事業用印鑑としては、以下が挙げられます。
- 丸印(屋号印・代表者印):契約書のような重要書類に押印する印鑑
- 角印(社印・認印): 請求書や領収書など、日常的な会計書類に押印する印鑑
- 住所印(ゴム印・シャチハタ): 請求書や契約書などの署名欄に「屋号・住所・氏名」を一括で押せる印鑑
電子契約が増加している現代でも紙の書類を扱う場面は多いため、必要に応じて事業用印鑑を作成しておくと良いでしょう。
フリーランスが登録したい案件獲得サービス
フリーランスとして安定した収入を得るためには、案件獲得サービスの活用がおすすめです。ほかにも知人の紹介や直接営業をかけるといった方法もありますが、独立直後で営業ルートが少ない時期には案件獲得サービスが大きな助けとなります。
フリーランスが登録したいサービスとしては、次の3つが代表的です。
- フリーランスエージェント
- クラウドソーシング
- 求人検索サイト
以下、それぞれ詳細を解説していきます。
フリーランスエージェント
高単価な案件を獲得したいなら、フリーランスエージェントに登録しましょう。専任の担当者が個人のスキルや希望に沿った案件を紹介してくれるため、営業にかける時間や手間を削減できます。
エージェントによっては特定の領域や職種に特化しているため、自分の専門分野に強いサービスを選ぶのがおすすめです。
レバテックフリーランスは、ITフリーランス向けのエージェントサービスです。専任のアドバイザーが丁寧にヒアリングを行い、あなたの希望する条件にマッチした案件を提案いたします。
さらに単価交渉や参画中の案件に関する相談など、さまざまなサポートも提供しているため、独立したばかりで営業に不安がある方でも安心してご利用いただけます。ご利用は無料ですので、ぜひお気軽にご登録ください。
クラウドソーシング
自分のペースで実績を積み重ねたい方は、クラウドソーシングサイトに登録してみましょう。未経験者や独立直後でも応募できる小規模な案件が多いため、まずは実績を作りたい方や、副業から始めて段階的に独立を目指したい方におすすめです。
また、案件の応募から契約、納品、報酬の支払いまでオンライン上で完結する仕組みが整っていることも特徴です。簡単に募集中の案件へ応募できるため、フリーランスになりたての方は登録してみると良いでしょう。
求人検索サイト
求人検索サイトへの登録も、フリーランスの仕事探しに効果的です。企業が募集している求人情報が豊富に掲載されているため、自分のスキルや希望条件に合致した案件に出会える可能性が高まります。
エージェントやクラウドソーシングと並行してチェックしておくと良いでしょう。
フリーランスの仕事を探す方法について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
フリーランスの仕事の探し方10選!準備すべきことや継続して案件を穫るコツ
フリーランスが登録したい業務に役立つサービス
フリーランスとして円滑に業務を進めるには、事務作業や日常業務をサポートするサービスを上手に取り入れることも大切です。フリーランスは一人で案件の対応から経理、管理業務までこなす必要があるためです。
業務に役立つ代表的なサービスは次のとおりです。
- 会計ソフト
- 電子契約サービス
- SNS・ブログ
- ポートフォリオ作成サイト
- ストレージアプリ
- タスク管理アプリ
- 業務効率化アプリ
- 名刺管理アプリ
- ニュースアプリ
自身の課題や業務フローに合わせて利便性の高いツールを導入し、本業に集中できる環境を整えていきましょう。
会計ソフト
日々の経理作業や確定申告を効率化したい場合、クラウド型の会計ソフトの導入がおすすめです。簿記の専門知識が少なくても、画面の案内に沿って操作するだけで帳簿や申告書を作成できるため、会計事務にかかる時間を削減できます。
また、銀行口座やクレジットカードと連携させることで、明細データを自動で取り込み、記帳の手間を大幅に削減できるソフトもあります。計算や記帳のミスを減らし、確定申告時期の負担を軽減するためにも、早めに導入しておくと良いでしょう。
電子契約サービス
取引先との契約締結をスムーズに行いたい方は、電子契約サービスを活用すると良いでしょう。オンライン上で契約書の発行から署名、保管まで完結でき、印刷や郵送にかかる時間やコストを削減できるためです。
遠方のクライアントともオンライン上で契約を取り交わせるため、締結までのタイムラグをなくして業務をスピーディーに進められます。加えて、システム内で契約書を管理できるため、書類の紛失リスクを減らし、必要な情報を即座に検索・参照できる点も魅力です。
SNS・ブログ
自身の認知度向上や案件獲得のきっかけ作りとして、SNSやブログの運用も効果的です。自身のスキルや実績などを継続して発信することで、内容を見た顧客から直接案件の相談が届くことがあります。
また、技術的な情報や業界のトレンドを発信することで、業界での認知度が上がり、案件の依頼につながることもあるでしょう。
費用をかけずに自分自身をマーケティングできる貴重な手段として、積極的な活用をおすすめします。
ポートフォリオ作成サイト
自身のスキルや過去の実績を魅力的にアピールしたい方には、ポートフォリオ作成サイトの利用がおすすめです。
ポートフォリオとは、過去の成果物や対応できる業務内容をまとめたものです。専用の作成サイトを活用すれば、デザインや開発の知識がなくても、洗練されたWebページを簡単に作成できます。
営業時や応募の際にサイトのURLを共有するだけで、取引先へスキルのレベル感を具体的に提示できる点も魅力です。受注率を向上させる重要な営業ツールとなるため、自分の実績をアピールしたい方はぜひ活用してみましょう。
ストレージアプリ
業務データや各種書類を安全に管理・共有するには、クラウドストレージアプリの活用が最適です。大容量のファイルをオンライン上に保存しておくことで、端末の故障や紛失といったトラブルによるデータ消失リスクを抑えられるためです。
また、取引先へ大容量データを安全に共有したり、外出先からファイルへアクセスしたりする際にも重宝します。バックアップと情報共有の効率化に向けて、導入しておくべきツールです。
タスク管理アプリ
複数案件の進行状況や納期を正確に管理したい方は、タスク管理アプリを導入すると安心です。個々のタスクやスケジュールを可視化することで、作業漏れや納期の遅れを未然に防げます。
多くのタスク管理アプリでは、優先順位の設定や進行ステータスの管理が直感的に行える仕組みが整っているため、自己管理の精度向上に役立ちます。
案件数が増えてもパニックに陥らず、計画的に業務を進めるための強力なサポートツールとなるでしょう。
業務効率化アプリ
日々のルーティンワークやコミュニケーションの手間を減らすには、業務効率化アプリが役立ちます。チャットツールやメモアプリ、日程調整ツールなどを取り入れることで、日常の雑務にかかる時間を大幅に短縮できるためです。
単純作業や連絡調整にかける時間を最小限に抑えられれば、そのぶん本業の作業へ集中できます。自身の業務負担を軽減し、生産性を最大化するために積極的に導入していきましょう。
名刺管理アプリ
名刺交換で得た取引先の情報を無駄にせず活用するには、名刺管理アプリの利用が便利です。スマホのカメラで撮影するだけで、名前や連絡先などのデータをデジタル化して保存できます。
紙の名刺を紛失するリスクを防ぎつつ、必要な時に連絡先をすぐ検索してスムーズにコミュニケーションを取ることができます。
人脈を貴重なビジネス資産として蓄積し、今後の営業活動へ活かすためにも活用してみましょう。
ニュースアプリ
業界の最新トレンドや市場の動向を効率よく収集したい場合、ニュースアプリを導入して定期的にチェックを行いましょう。各種業界やビジネスに関する幅広い情報が定期的に配信されるため、最新の情報を簡単に把握できます。
クライアントとの会話のきっかけや、新しいスキルを身につける際の方針決定にも役立ちます。社会的な変化へ柔軟に対応するため、毎日確認する習慣をつけると良いでしょう。
フリーランスが登録したいコミュニティや公的制度
独立後の生活や事業の安定を図るためには、フリーランス向けのコミュニティや公的制度を積極的に活用しましょう。個人で働くフリーランスは会社員のような福利厚生や保障制度を受けにくい側面があり、万が一の備えや情報共有の場を自分で確保する必要があるためです。
フリーランスが登録しておきたいコミュニティや公的制度として、以下のものが挙げられます。
- フリーランス協会
- 小規模企業共済制度
- 各種補助金・助成金など
それぞれ解説していきます。
フリーランス協会
フリーランス協会は、個人事業主や副業・兼業ワーカーを支える日本最大級のフリーランス支援団体です。フリーランスに役立つ情報共有や、会員向けの賠償責任保険・福利厚生サービスなどを提供しているため、一人で働くフリーランスの支えとなってくれます。
契約やスキルアップ、確定申告、キャリアアップなど各種相談窓口が用意されているほか、会員同士の交流や企業とのマッチング機会が得られる点も魅力です。
孤立しがちな独立後の不安を解消し、仕事の幅や人脈を広げるネットワークとして活用してみると良いでしょう。
小規模企業共済制度
小規模企業共済制度は、個人事業主や小規模企業の経営者などを対象とした積み立てによる退職金制度です。毎月の掛金全額を所得控除として申告できるため、会社員のような退職金制度がないフリーランスでも、税負担を抑えながら将来に備えられます。
節税対策を進めつつ、将来のための資金を着実に蓄えたい個人事業主は、早めに手続きを進めると良いでしょう。
参考:小規模企業共済とは|独立行政法人 中小企業基盤整備機構
各種補助金・助成金など
事業の拡大や資金繰りの安定を図りたい場合、公的な補助金や助成金、融資の活用を検討してみましょう。事業に必要な資金の給付や、低金利での貸付を受けられる場合があるからです。
代表的な公的制度は以下のとおりです。
| 制度名 | 内容 |
|---|---|
| デジタル化・AI導入補助金 | 業務効率化のためのITツールや会計ソフト などの導入費用の一部が補助される |
| 小規模事業者持続化補助金 | 広告費やWebサイト制作費など、販路開拓や 生産性向上の取り組みにかかる経費の一部が補助される |
| キャリアアップ助成金 | 従業員を雇い入れる場合、正社員化や 処遇改善を行うことで手当が支給される |
| 新規開業・スタートアップ支援資金 | 無担保・無保証人かつ低金利で設備資金や 運転資金の融資を受けられる |
目的に応じた支援策を確認し、必要に応じて活用しましょう。
参考:
デジタル化・AI導入補助金|独立行政法人中小企業基盤整備機構
フリーランスが活用できる公的支援金を知りたい方は、以下もご覧ください。
【2026年最新】フリーランス・個人事業主向けの給付金・助成金・補助金
案件獲得サービスに登録する際のポイント8つ
案件獲得サービスに登録する際は、以下のポイントを押さえることが大切です。
- 登録する前にポートフォリオを作成する
- 職種・スキルに合った案件があるか調べる
- 継続的な依頼をくれるクライアントが多いか確認する
- サポートや特典が充実したサービスを選ぶ
- 手数料がどれくらいかかるか調べる
- 複数のサービスを利用する
- クライアントの質を精査する
- 生計が成り立たない低単価案件を無理に受けない
それぞれ確認していきましょう。
登録する前にポートフォリオを作成する
サイトに登録する前にポートフォリオを作成しましょう。
クライアントによっては、ポートフォリオを通じてスキルレベルや依頼への貢献度を判断することがあるため、事前に用意しておくことをおすすめします。
たとえば、職業がエンジニアであれば、参画したプロジェクトの概要や使用言語・ツール、開発した成果物についてまとめます。
質の高いポートフォリオを用意しておけば、クライアントへ即戦力であることをアピールできるため、採用率の向上につなげられるでしょう。
ポートフォリオの作り方については、以下の記事も参考にしてみてください。
フリーランスのポートフォリオ作成方法!エンジニアやデザイナーの見本あり
職種・スキルに合った案件があるか調べる
サービスへ登録する際は、自身の職種やスキルセットに適した案件が十分に扱われているかを事前に調べましょう。案件数が豊富なサイトでも、条件を絞り込んで検索すると自分に合った仕事が見つからないことがあるためです。
サービスによっては、掲載している案件の分野が偏っていたり、強み・弱みがあったりします。登録する前に自分の希望に合う案件があるか調べておくと良いでしょう。
IT領域の案件を探しているなら、レバテックフリーランスがおすすめです。エンジニアやWebデザイナーなど、IT業界向けの案件を多数ご用意しています。
スキルや経験、希望条件に見合った高単価案件を提案可能ですので、お気軽にご登録・ご相談ください。
継続的な依頼をくれるクライアントが多いか確認する
継続的に仕事を依頼してくれるクライアントが多いかどうかも調べましょう。フリーランスは、一度取引したクライアントから継続して案件を依頼される場合があります。継続的に案件を受けられれば、長期的な収入の安定につながります。
継続的な取引を実現するには、発注頻度の高いクライアントが多数登録しているかを調べるのがポイントです。発注頻度が少ないクライアントが多い場合は、質の高い仕事をしても次の案件を提案される可能性が低いかもしれません。
サポートや特典が充実したサービスを選ぶ
サービスを選ぶ際は、フリーランス向けのサポートや特典が充実しているものを選ぶことも大切です。フリーランスは会社員のように組織からの手厚い保証がないため、充実したバックアップ体制が整っているサービスを選びましょう。
たとえば、エージェント型の場合、キャリア相談や福利厚生を利用できるケースが多いです。クラウドソーシング型でも、スキルアップ支援や確定申告の相談ができるサービスも存在します。
サポートが充実したサービスに登録しておけば、いざというときに支援を受けられる心強い存在になってくれるでしょう。
レバテックフリーランスでは、商談の調整から単価交渉、参画中の悩み相談まで丁寧にフォローします。さらに、参画者限定で税理士の紹介や優待サービスが受けられる福利厚生パッケージも提供しています。
「正社員並みの安心感」と「フリーランスの自由」を両立させたい方は、ぜひレバテックにご登録ください。
手数料がどれくらいかかるか調べる
サービス利用時に発生する仲介手数料の割合を、あらかじめ確認しておくことも重要です。報酬から差し引かれる手数料の額によって、最終的に受け取れる手取り額が大きく変わってしまうためです。
手数料の有無や金額はサービスによりますが、一般的には報酬の5〜25%が手数料として差し引かれます。
多くのサービスでは実際に案件を受注するまで手数料が発生しないため、まずは無料登録だけ行い、手数料を確認しておくと安心です。ただし、サービスによっては手数料率が非公開となっている場合もある点には注意しましょう。
複数のサービスを利用する
利用するサービスは一つに絞る必要がないため、複数のサービスに登録してみるのがおすすめです。自分に合った案件を見つけやすいだけでなく、特定のサービスで受注数が減ったとしても、ほかのサービスで受注できれば無収入になるリスクを軽減できます。
ただし、一つのサイトで実績を積み重ねるほど、クライアントからの信頼を得やすくなるという側面もあります。このため、同一サービス内で実績を効率よく積めるよう、メインで使うサービスを一つ決めておくと良いでしょう。
クライアントの質を精査する
自分に合った案件を見つけて納得できる取引を実現するには、クライアントの質に注意を払う必要があります。信頼性の低い発注者と契約してしまうと、報酬の支払遅延や過度なやり直し要求など、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクが高まるためです。
サービスによっては、「支払い遅延がない」「本人確認済み」といったクライアント側の情報を開示してくれます。エージェント型であれば、事前に企業の雰囲気や評判を詳しく教えてもらうことも可能です。
契約後のトラブルを避けるためにも、信頼できるクライアントとの取引を心がけましょう。
生計が成り立たない低単価案件を無理に受けない
生活が成り立たないような極端な低単価案件は、無理に引き受けないようにしましょう。単価の見合わない案件をいつまでも受注していると、働く時間を増やして成果を出し続けても収入が伸びにくくなるためです。
フリーランスの駆け出し期に実績づくりで低単価案件を受けるケースもありますが、自分の価値を上げるためにも、単価が見合わないと感じたら断る選択肢を持ちましょう。
単価アップを目指すなら、エンド直請け案件を紹介してくれるサービスに登録するのがおすすめです。企業から直接発注された案件では、余計な手数料が発生しない分、フリーランスの報酬が高くなりやすいからです。
レバテックフリーランスでは、高単価を実現する直請案件を豊富に扱っているので、ぜひご登録ください。
会社員時代にしておきたい準備8選
会社員時代に以下のような準備をしておくと、独立後の案件獲得や税金の手続きが楽になります。
- 案件獲得ルートを複数作っておく
- 業務に必要なスキルを十分に高めておく
- ビジネス・コミュニケーションツールに慣れておく
- 事業用のSNSアカウントやブログ、名刺を作る
- 業務に必要な備品を用意する
- 税金や確定申告の仕組みを把握しておく
- ローン申請やクレジットカード作成を済ませておく
- 可能なら副業で予行練習する
以下、それぞれ解説していきます。
1. 案件獲得ルートを複数作っておく
会社員のうちに、独立後の案件獲得ルートを複数確保しておきましょう。窓口を広げておくことで案件の選択肢が増えるだけでなく、特定ルートの契約が終了した際の収入が途絶えるリスクも軽減できるためです。
たとえば、フリーランスエージェントへの登録に加え、SNSや知人経由での依頼ルートを開拓しておくと安心です。複数のチャネルを事前に整えておき、独立直後から途切れず仕事の依頼が届く状態を作っておきましょう。
2. 業務に必要なスキルを十分に高めておく
会社員のうちに、独立後の業務に必要なスキルを十分に高めておきましょう。フリーランスは即戦力としての成果を求められるため、スキル不足のまま独立すると案件の受注や継続が難しくなるからです。
会社の業務内でスキルアップが難しい場合は、副業やスクール、書籍などで独立前にある程度の力をつけましょう。また、スキルの専門性を深めるだけでなく、業界に関連する周辺知識や最新トレンドまで幅広く学んでおくことをおすすめします。
独立前から実力や知識を身につけておくことで、独立してもクライアントの信頼を獲得でき、安定した案件の受注につながります。
3. ビジネス・コミュニケーションツールに慣れておく
クライアントとのやり取りでよく使うツールに慣れておきましょう。使用ツールは顧客側から指定される場合があるため、各ツールの基本操作を覚えておくと安心です。一般的には以下のツールがよく指定されます。
- Slack
- ChatWork
- Zoom
- Google Meet
- Microsoft Teams
「Slack」「ChatWork」は文字でメッセージをやり取りするチャットツールです。「Zoom」「Google Meet」「Microsoft Teams」はビデオ会議ツールです。
あらかじめ複数のツールに登録し、クライアントの導入しているツールに合わせられるようにしておきましょう。
4. 事業用のSNSアカウントやブログ、名刺を作る
独立を見据えて、事業用のSNSアカウントやブログ、Webサイト、名刺などを事前に準備しておきましょう。自身の専門性や実績、連絡先を提示する手段を整えておくことで、独立直後の営業活動や自己PRがスムーズになるためです。
たとえば、IT系の職種なら、ブログやWebサイトにポートフォリオを掲載してスキルをアピールしましょう。また、XやInstagramなどのSNSで情報発信を行うと、ダイレクトメッセージで直接案件の依頼が届くケースもあります。
さらに、対面の際に自分を覚えてもらうには、名刺も有効なツールとなります。肩書きや連絡先、各URLを記載した名刺を作成しておきましょう。
5. 業務に必要な備品を用意する
会社員のうちに、事業に必要なPCや周辺機器などの備品を揃えておきましょう。在職中に業務環境を完成させておくことで、独立初日からスタートダッシュを切り、スムーズに案件へ着手できるためです。
たとえば、パソコンや作業用デスク、有料ソフトのライセンスなどを在職中に購入しておきましょう。必要に応じて、仕事用の携帯電話やインターネット回線を契約しておくことも大切です。
万全の作業環境を前もって整えておき、独立後すぐに本業に専念できる状態を作っておきましょう。
6. 税金や確定申告の仕組みを把握しておく
会社員時代から、フリーランスに関わる税金や確定申告の仕組みを正しく把握しておきましょう。独立後は会社による年末調整がなくなるため、自分で売上や経費を計算して確定申告を行い、税金を納める必要があるからです。
所得税や住民税の計算方法、経費にできる範囲、青色申告の節税メリットなどを事前に勉強しておくのがおすすめです。税金の基礎知識を身につけておくことで、独立後に会計作業で戸惑うことなく、効率的な節税対策を進められます。
以下はフリーランスの確定申告についてまとめている記事です。あわせてご覧ください。
フリーランスの確定申告まとめ!青色申告と白色申告の違いも解説
7. ローン申請やクレジットカード作成を済ませておく
各種ローンの申請やクレジットカードの発行は、会社員時代に済ませておきましょう。フリーランスは独立直後の社会的信用が低く評価されがちで、各種審査に通りにくくなる傾向があるためです。
生活や事業で使うクレジットカードの作成をはじめ、ローンを組む予定がある場合は在職中の社会的信用を活用して手続きを完了させましょう。賃貸物件の契約が必要な場合も、会社員のうちに済ませておくと安心です。
独立後の資金繰りや生活設計で後悔しないよう、事前の準備を徹底しましょう。
8. 可能なら副業で予行練習する
自分が本当に独立してやっていけるか不安なら、副業で予行練習しておきましょう。副業であれば、会社員としての収入を維持したままフリーランスの働き方を体験できます。
まずは「副業で月15万円稼ぐ」といった目標を決め、達成できたら退職に向けて動き出しましょう。
また、独立直後からまとまった収入を得たい人も、最初は副業からスタートするのがおすすめです。副業で実践的なスキルを身につけ実績を積んでおけば、独立後も継続して案件を受注できます。
フリーランスの登録に関するよくある質問
フリーランスの登録に関してよくある質問と回答をまとめました。これからフリーランスを目指す方は、ぜひ参考にしてください。
Q. フリーランスが各種サービスに登録するメリットは?
各種サービスに登録するメリットは、案件獲得や業務効率化、将来への備えなど、フリーランス特有のさまざまな課題に対応できる点です。
たとえば、エージェントを利用すれば営業の手間を減らして効率的に案件を獲得できたり、会計ソフトを導入すれば日々の経理業務が楽になります。コミュニティや公的制度に加入すれば、万が一のトラブルや将来のリスクに備えられるでしょう。
サービスを上手く活用することで本業の業務へ専念できるようになり、独立直後から安定した収入の確保につなげられます。
Q. フリーランスでも開業届の提出が必要?
フリーランスになるのに開業届の提出は必須ではなく、提出しなくても特に罰則はありません。フリーランスは働き方を指す言葉で、個人で活動すると決めたら誰でもフリーランスになれます。
ただし、開業届を出すと個人事業主として活動でき、「屋号で銀行口座を開設できる」「青色申告ができる」などのメリットがあります。社会的信用を得やすくなったり、節税対策ができたりするため、継続して収入を得ていく予定なら早めに提出しておくのがおすすめです。
Q. フリーランスと個人事業主の違いは?
フリーランスと個人事業主の違いは、税務署に開業届を提出しているかどうかにあります。
フリーランスは、組織に属さず個人で独立して仕事を請ける「働き方」を指す言葉です。一方の個人事業主は、開業届を提出し、法人ではなく個人で事業を営む人を指す「税法上の区分」となります。
Q. エージェントとクラウドソーシングどちらが便利?
どちらが便利かは、目指す働き方や希望する単価によって異なります。
エージェントは専任の担当者が付き、高単価な中・長期案件や週3〜5日稼働の安定した仕事を求める人に適しています。一方のクラウドソーシング型は、単発案件や在宅で完結する小規模な仕事が多く、スキマ時間を活用したい人や初心者に向いています。
自身のスキル水準や確保できる稼働時間に合わせて、適したサービスを選択するか、両者を併用するのがおすすめです。
※本記事は2026年8月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!
※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
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