フリーランスはやめたほうがいい?やめとけと言われる理由と成功法 | レバテックフリーランス
フリーランスはやめたほうがいい?やめとけと言われる理由と成功法
「フリーランスはやめたほうがいい」「増えすぎているからやめとけ」と見聞きして、独立を迷う人は多くいます。実際、収入が安定しにくいなど、メリットばかりでないのは事実です。
しかし、フリーランスの需要が増えているデータもあります。また、フリーランス白書2023によればフリーランスの働き方全般に満足度は72.8%です。
本記事では、フリーランスが増加する中での成功方法を解説します。デメリットの解決策も提示するので、フリーランスになるか悩んでいる方は、ぜひお読みください。
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目次
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【結論】フリーランスは増えているが成功に必要なものは明確
本業・副業ともにフリーランスは増加傾向です。「増えすぎで競争が激しいからやめとけ」という人もいますが、フリーランスを活用する企業も増えています。たとえば2020年から22年にかけて、フリーランスマッチングサービスを利用する企業は約180%増えています。
そして、現状でフリーランスとしての成功に必要なものも明確で、以下の3つがあげられます。
- 専門知識
- 高度なスキル
- 幅広い実務経験
根拠として、レバテックフリーランスのデータを紹介します。
引用元: IT企業がフリーランス活用に至らない理由、約3割が「受け入れ体制が不十分」と回答|レバテックフリーランス
企業がフリーランス活用を検討する理由の第1位は、社内の開発リソース不足です。人材が足りない状況なので、開発に必要な専門知識やスキルを持つフリーランスは重宝されると考えられます。
社外の知見が欲しい企業も多く、複数の現場での実務経験があるフリーランスは貴重な人材です。フリーランスが増えすぎだとしてもIT人材の枯渇も深刻で、クライアントのニーズを満たせる人材は今後も求められるでしょう。
なお、40代の方で年齢で迷う理由になっているという方はこちらの記事も参考にしてみてください。
フリーランスは40代から目指せる?実態と知っておくべきポイントを解説
フリーランスが増えすぎだとされる理由と実態
フリーランスが増えすぎだとされる理由と実態を見ていきます。働き方改革や副業解禁など、増加の背景はさまざまです。人口や収入もあわせて知り、フリーランスを取り巻く状況への理解を深めてください。
フリーランスが増えすぎたとされる理由
フリーランスが増えた背景には、以下の国や企業の方針転換があります。
- 働き方改革が推進された
- 企業の副業解禁が進んだ
- 多様な働き方への理解が進んだ
- ITエンジニアなど需要が伸びている職種がある
- フリーランスを支援するサービスが増えた
働き方改革の推進で兼業を許す企業が増えたため、会社員をしながら副業フリーランスとして活動する人も多い状況です。増加理由について詳しく知りたい方は、以下の記事も参照してください。
フリーランスは増えすぎ?増加の背景や案件を獲得する方法などを解説
実際はどうなのか?フリーランスの人口と収入
フリーランス人口は462万人ほどになるとの試算が「フリーランス実態調査結果」で発表されています。本業の人は214万人、副業の人は248万人です。
年収は「200万円以上300万円未満」の人が最多でした。フリーランスの人口や年収について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
日本のフリーランス人口はどれぐらい?割合・年収やアメリカとの比較、増加の理由を紹介
フリーランスはやめたほうがいいとされる理由と解決策
「やめとけ」と言われる理由とデメリットの解決策を紹介します。収入が不安定で社会的信用が低くなるのがやめたほうがいいとされる主な理由です。フリーランスのデメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
フリーランスのメリット・デメリットとは?独立前に知っておきたいことを解説
収入が不安定になるから
収入の不安定さが「やめたほうがいい」とされる理由の一つです。フリーランスは会社員のような固定給がありません。収入を安定させるため、休日を削って働く人もいます。
体調を崩して働けなくなったり、案件がなくなったりすれば、収入が完全に断たれる恐れもあります。積極的な貯金や福利厚生サービスの加入で備えておくと良いでしょう。
社会的信用が低くなるから
社会的信用が低くなるのもフリーランスの懸念点です。信用度が下がる理由は、収入の不安定さです。フリーランスは毎月の収入の予測が難しく、返済能力が低いとみなされます。
社会的信用が低いと、クレジットカードやローンの審査に通りにくくなります。独立後の活動をスムーズにするなら、会社員時代に審査を済ませるなどの工夫が必要です。また、法人化も解決手段になります。
労働基準法の保護が受けられないから
労働基準法の保護が受けられないので「やめたほうがいい」と考える人もいます。労働基準法は雇用契約を結んだ従業員のための法律です。企業と対等の立場のフリーランスは「労働者」ではないため、対象外になります。
同法が適用されないと、作業時間や最低賃金などの規定がなくなります。契約内容によっては、作業が長時間にわたる上に報酬が低いなど、不利な条件で働かなければなりません。しかし、フリーランス保護法により状況は改善していくと考えられています。
社会の変化の影響を受けやすいから
フリーランスは社会状況の変化に影響されやすい傾向にあります。景気悪化で業績が落ちたとき、企業が真っ先に契約を切ろうとするのはアルバイトやフリーランスでしょう。
会社員は労働基準法や労働組合で守られる分、フリーランスより解雇のリスクは低いといえます。社会状況の変化に対処する自信がないうちは、独立しないのが無難です。
もっとも社会の変化を受けやすいデメリットはメリットともいえます。フリーランスは会社員よりも収入を得る業界を変えやすいからです。重要なのは求められるスキルや専門性を有しているかどうかです。
スキルアップが大変だから
スキルアップの大変さを理由に「やめたほうがいい」と言う人もいます。実際、会社員のように懇切丁寧な研修を受ける機会も通常はありません。
本業以外の事務作業に追われ、勉強時間が作れない場合もあるでしょう。忙しい中でも、スキルアップを続ける必要があります。フリーランスになる前に、自分がフリーランスに向いているかを見極めておきましょう。
フリーランスに向いているかは以下の記事で見極められるので、参考にしてください。
フリーランスに向いている人の特徴|会社員と悩む場合の適性診断
代わりがおらずプレッシャーが大きいから
フリーランスは代わりになれる人がおらず、プレッシャーが大きい働き方だといえます。ケガや病気をしても会社のように仕事を代わってくれる人はいません。仕事ができなくなれば、案件の報酬はなくなります。
案件を途中で放棄すると信用を失い、次の依頼が来なくなる恐れもあります。仕事を自分の思うように進められるメリットの裏返しですが、プレッシャーの大きさはフリーランスならではでしょう。
クライアント探しや案件獲得が大変だから
クライアント探しや案件獲得も大変です。企業から仕事が与えられる会社員と違い、フリーランスは自ら営業して作業を受注します。案件を提案してくれるクライアントが見つからなければ、当然収入は得られません。
営業が苦手だと独立後に苦労する可能性があります。希望に合う案件の紹介や交渉を代行してくれるフリーランスエージェントを活用するといった工夫が必要です。
成果を出し続けるのが大変だから
成果を出し続けなければならないプレッシャーもあります。フリーランスは労働力ではなくスキルを提供して報酬をもらう働き方なので、会社員以上に成果主義の世界です。
案件を獲得できても成果が出なければ、契約は打ち切られるでしょう。フリーランスは常に高いパフォーマンスを発揮し、クライアントの期待を上回らなければなりません。
確定申告の手続きに時間をとられるから
フリーランスは確定申告の準備や手続きに時間をとられがちです。本業の合間に帳簿づけや領収書管理などをこなさなければなりません。税務署に書類を届け出る手間もあります。
面倒だからと手続きを怠れば、ペナルティが科されます。気を配るべき事柄が多岐にわたるので、「フリーランスはやめておこう」と思う人もいるでしょう。
無理にすべてを自分で行わず、経理の一部を税理士に委託したり、請求が楽になるエージェントの案件をこなしたりすると良いでしょう。
フリーランスのデメリットを解決する方法
フリーランスエージェントを活用すれば、フリーランスのデメリットの多くが解決できます。エンジニア向けエージェント「レバテックフリーランス」の参画者優待サービスには、以下のメリットがあります。
- 営業を代行する
- 単価アップや契約更新の交渉をする
- 税理士紹介サービスで確定申告や経理をサポートする
- 無料でオンライン学習サービスを提供する
担当者が希望条件に合った案件を提案してくれるので、自ら営業する必要はありません。案件参画後も単価アップや契約更新の交渉をし、確定申告や経理を代行する税理士の紹介も可能です。
スキルアップの不安は、無料オンライン学習サービスで解消できます。「大変だからやめたほうがいい」と言われて独立をためらっている方も、ぜひ無料相談をご検討ください。
デメリットばかりじゃない!フリーランスのメリット
フリーランスはデメリットばかりではなく、以下のメリットもあります。
- 会社員より自由に働ける
- 人間関係の悩みが少なくなる
- 定年を気にせず働き続けられる
- 実力があれば会社員時代より収入アップできる
フリーランスは案件を選べるので、業務内容や働く場所などが自由です。人間関係が合わなければ、契約終了とともに別の現場に移れます。定年がなく、好きなだけ働き続けられるのも魅力です。
また、実力次第で大幅に年収アップできる可能性もあります。実績を積んでスキルを上げれば、高単価案件に参画できるからです。実際、会社員と比べてスキルが報酬に直結します。
フリーランスのメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
フリーランスのメリット・デメリットとは?独立前に知っておきたいことを解説
フリーランスはやめたほうがいい、向かない人の特徴
フリーランスに向かない人の特徴を紹介します。スキルアップの意欲がなく自己管理も苦手なら、やめたほうがいいでしょう。以下を見て、自分に当てはまる要素がないか確かめてください。
専門知識や高いスキルが身についていない
専門知識や高いスキルが身についていない人は、フリーランスになるのを控えてください。スキル不足だと参画できる案件が限られます。低単価の作業しか受注できず、十分な収入を得るのが難しいでしょう。
経験年数を求める企業も多いので、スキル不足の人が高単価案件を獲得するには時間がかかります。簡単な作業で実績を作ってからレベルの高い案件にチャレンジするのが得策です。
自己管理が苦手
自己管理が苦手な人は向かない可能性があります。フリーランスは作業量や体調をすべて自分で管理しなければならないからです。会社のように個々のスケジュールを細かく管理してくれる上司はいません。
作業を引き受けすぎたり体調不良で休んだりして成果物を納品できなければ、クライアントの信用を失います。徹底した自己管理が必要だと心得てください。
営業や事務手続きに時間をとられたくない
本業以外に時間を割きたくない人もやめたほうがよさそうです。フリーランスはクライアントへの営業や確定申告などを自ら行います。面倒だと思うなら、フリーランスは不向きでしょう。本気で独立を目指すなら、本業以外の事務作業や手続きもこなす必要があります。
仕事に必要なスキルを磨く努力をしたくない
スキルアップする意欲がない人はフリーランスに向きません。会社員のように研修を受ける機会がない分、自ら努力して知識を身につける必要があるからです。
自主的なスキルアップを怠ると、いつまでも同じ単価・内容の案件しか参画できないでしょう。本を読んだり勉強会に参加したりし、最新技術をキャッチアップし続ける姿勢が大切です。
フリーランスになれば楽できると思っている
楽ができると思っている人も安易な独立は避けるべきです。たしかにフリーランスは、会社員より自由に働ける面はあります。しかし、会社員以上に高いスキルと成果が要求されるなど、大変な面も多いです。
組織に縛られないからといって、楽できるとは限りません。むしろ、自己責任の範囲が広がる分だけ苦労も多いと考えましょう。
変化を嫌い、安定だけを求める
変化を避け、安定を求める人はフリーランスに不向きというか会社員に向いています。フリーランスは案件ごとに作業内容や人間関係が変わります。変化を楽しめるマインドができてからフリーランス転向を検討しましょう。
フリーランスになって成功する人の特徴3選
フリーランスになって成功する人の特徴を3つ紹介します。以下の特徴があれば、独立後の成功率が上がるでしょう。
- 将来の目標がはっきりと決まっている
- 向上心を持ってスキルアップに取り組める
- 自己管理に長けている
明確な目標を持っているフリーランスは成功しやすくなります。目標から逆算してスキルを身につければ、高単価案件への参画を効率的に目指せるからです。スキルアップし続ける向上心を持てる人も適性があります。
自己管理力が高い人もフリーランスに向いています。自己管理力は高パフォーマンスの発揮につながり、クライアントに信頼されやすくなるからです。フリーランスの適性について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
フリーランスに向いている人の特徴|会社員と悩む場合の適性診断
他の人と差別化し、独立して成功する方法
他の人と差別化し、独立して成功する方法を紹介します。市場ニーズを満たす経験とスキルを身につけ、クライアントの信頼を得るのが成功のカギです。フリーランスに挑戦してみたいと思う方は、ぜひ参考にしてください。
需要がある分野やスキルを調査しておく
まずは需要がある分野やスキルを知りましょう。需要が高い分野・スキルは案件数が多く、仕事が途切れにくいからです。案件が少ない分野で長く活躍するのは難しいと考えられます。
プログラミング言語では、Java・JavaScript・PHPの案件数が多いとレバテックフリーランスの調査でわかりました。単価の高さだけでなく、長期的に案件を獲得できるかも考えて分野・スキルを調べてください。
即戦力になれるよう実務経験を積む
働く分野とコアとなるスキルを決めたら、企業で実務経験を積みましょう。フリーランス案件では基本的に即戦力が求められるからです。実務経験がない人を起用するケースはあまりありません。
エンジニアの場合、5年ほど経験を積むのが望ましいです。5年あれば、運用・保守から要件定義まで一連の工程のスキルが身につく可能性があります。経験年数が少ないと案件に必要なスキルレベルに達しない場合もあるので注意してください。
営業力・コミュニケーション力を磨く
成功には営業力・コミュニケーション力も欠かせません。基本的には自ら営業しなければクライアントを開拓できないからです。依頼が来るのを待つだけでは、安定して稼ぐのは難しいでしょう。
営業方法は電話やメールだけではありません。近年はマッチングサイトやSNSを使う方法も主流になりました。多様な手段を使いこなして受注につなげるのも営業力・コミュニケーション力のうちです。
クライアントの信頼を獲得できるよう努める
案件に参画し続けるには、クライアントからの信頼が不可欠です。「またこの人に依頼したい」と思ってもらえれば、継続的な案件受注につながります。
信頼関係を築くため、クライアントとの約束は必ず守りましょう。期日までに成果物を納品する、守秘義務を遵守するなどです。相手の立場や都合に配慮した行動を心がけてください。
エージェントなどで価値を発揮できる案件を知る
フリーランスエージェントを利用して自分の価値を発揮できる案件を知るのも手です。エージェントは個々の希望やスキルをヒアリングし、ぴったりの案件を提案します。
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やめたほうがいいとされる理由に関するよくある質問
やめたほうがいいとされる理由に関する質問をまとめました。今からできる準備や後悔したときの対処法について回答しています。フリーランスになりたい方は、成功率を高めるためにぜひチェックしてください。
Q. 会社員からフリーランスになって変わる点は?
会社員からフリーランスになると年金や健康保険が切り替わります。会社員時代に入っていた年金・保険を脱退し、「国民年金」「国民健康保険」に加入するのが基本です。老後資金が心配なら、国民年金基金やiDeCoも利用しましょう。
Q. 転向後に失敗しないよう、今からできる準備は?
転向後に失敗しないよう、今のうちに人脈作りに注力してください。フリーランスの仕事の依頼は人脈を介して来るからです。また、事業計画も綿密に練りましょう。何を主要事業にするか、毎月どれくらいの収入を得るかなどです。
Q. フリーランスになって後悔した際の対処法は?
転向後に後悔したら、独立したいと思ったきっかけなど「原点」に立ち返りましょう。初心にかえれば、再度やる気が出たり新たな目標が見つかったりします。スキルアップに励んで自分に自信が持てるようにするのも大切です。
※本記事は2023年6月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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