副業の時給はどのくらい?エンジニアの職種・スキル別の相場を紹介

副業を行う場合、「高時給の仕事がしたい」「スキルを活かして効率的に稼ぎたい」と考える方は多いのではないでしょうか?

この記事では、副業の平均時給について紹介します。副業における活動時間やおすすめの副業についてもまとめました。さらに、エンジニアが高時給・スキルアップできる副業案件を探す方法や、副業を始める前に知っておくべき注意点なども解説します。単なる時間売りではなく、スキルアップにもつながる副業をしたい方は、ぜひ参考にしてください。

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副業の時給・活動時間の平均はどのくらい?

まずは、副業の時給や活動時間に関する平均データを見ていきましょう。副業を始める際の参考にしてください。

副業の平均時給

2025年に実施されたパーソル総合研究所の調査によると、副業をしている人の時給の平均値は3,617円、中央値は2,083円という結果が出ています。

2018年から2025年の副業の時給の平均値と中央値を示すグラフ

引用元:第四回 副業の実態・意識に関する定量調査|パーソル総合研究所

なお、上記グラフのとおり、副業の平均時給は2018年の調査開始から右肩上がりで、2025年は最も高い水準に達したとのことです。特に2025年は、前回の調査(2023年)と比較すると、時給の平均値は699円、中央値は483円と大きく増加しています。

参考:第四回 副業の実態・意識に関する定量調査|パーソル総合研究所

副業の平均活動時間

上記と同じパーソル総合研究所の調査によると、副業にかける時間は、平均で月に23.0時間という結果が出ています。

1ヶ月当たりの副業稼働時間と年代別の1ヶ月当たりの副業活動時間

引用元:第四回 副業の実態・意識に関する定量調査|パーソル総合研究所

これは、1ヶ月を4週間とした場合に、週5日の活動では1日当たり1~1.2時間程度、週2日の活動では1日当たり2~3時間程度に相当します。平日の仕事終わりや週末の時間を活用して、無理なく副業に取り組んでいる人が多いと考えられるでしょう。

また、同調査によると、年代別の1ヶ月当たりの副業稼働時間は、20代が23.9時間、30代が23.6時間、40代が23.0時間、50代が21.7時間でした。若年層ほど副業にかけられる時間が長いことが分かります。

参考:第四回 副業の実態・意識に関する定量調査|パーソル総合研究所

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初心者におすすめの在宅可能な副業6選

ここでは、初心者の方でも始めやすい副業の中から、在宅リモートが可能な副業を6つ紹介します。自宅でできるリモート副業は、自分のペースで仕事ができるという点で人気です。

1. Webライティング

Webライティングは、Webサイトに掲載する文章を作成する仕事です。ブログ記事や商品紹介文など、その種類は多岐に渡ります。文章を書くのが好き、得意という方におすすめです。

Webライティングの魅力は、特別なスキルや経験がなくても始めやすい点にあります。パソコンとインターネット環境さえあれば、誰でもすぐに始めることができます。

2. フリマアプリでの販売

フリマアプリを使って自宅にある不用品を販売する副業は、初心者の方にもおすすめの選択肢です。衣類やバッグなどのブランド品から、日用品、ハンドメイド作品まで、さまざまな物を取引できます。

フリマアプリでの販売による副業のメリットは、スマートフォンと不用品さえあればできるため、誰でも簡単に始められる手軽さです。不用品を整理しながら収入を得られる、一石二鳥の副業ともいえるでしょう。

3. 写真素材の販売

写真撮影が趣味という方は、写真素材の販売という選択肢もあります。撮影した写真を素材サイトに登録し、ダウンロードされると報酬が発生する仕組みです。風景や人物、食べ物など、さまざまなジャンルの写真を販売できています。

写真素材の販売の魅力は、自分の好きなことを仕事にできる点や、スマホで撮影した写真でも販売することができる点です。

ただし、より多くの人を惹きつけダウンロードしてもらうためには、写真の質にこだわる必要があります。写真撮影や編集のスキルを身につけるとより稼ぎやすいでしょう。

4. 文字起こし・データ入力

文字起こしやデータ入力は、エクセルやワードを使って、音声を文字に起こしたり、商品や顧客情報、アンケート結果などのデータを入力したりします。

Webライティング同様、パソコンがあれば誰でも始められる副業です。報酬は1文字0.1〜1円程度ですが、特別なスキルを必要としないため、副業が初めての方におすすめです。求人も多い傾向があるため、継続して取り組めば、安定した収入を得られるでしょう。

5. SNSの運行代用

SNSの運用代行は、企業や個人事業主のSNSアカウントを代わりに運用する仕事です。投稿するコンテンツの企画・作成やDM・コメント対応、効果測定・分析、レポートの作成などが主な業務となります。

SNSの運行代用のメリットは、時間や場所にとらわれず仕事ができることです。近年はSNSマーケティングの重要性が高まっているため、今後も需要の増加が見込まれる分野といえるでしょう。

6. 株やFXの投資

株やFXなどの投資は、元手となる資金が必要となりますが、長期的な視点で安定収入を目指すことができる副業です。中でも、株式投資は、企業の成長に伴い、配当金や株主優待などの利益を得られる可能性があります。

リスクはありますが、自分に合った投資方法を見つけ、計画的に投資を行うことで安定した資産形成を目指せるかもしれません。

在宅ワークの副業について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ダブルワークにおすすめ!在宅でできる副業の種類を解説

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安定した副収入を得られる可能性が高い副業5選

ここでは、副業で安定収入を得たいという方におすすめの副業を5つ紹介します。副業でも堅実に稼ぎたい場合は、ぜひ参考にしてください。

1. ブログやアフィリエイトサイトの運営

ブログやアフィリエイトサイトの運営は、自分のペースで収入を得られる点が魅力です。これらの運営で収入を得るには、主に2つの方法があります。Google AdSenseといったクリック型広告による収入と、実際に読者に購入してもらうことで報酬が発生する成果報酬型広告(アフィリエイト)による収入です。

自分の得意分野や興味関心のある分野で商品を紹介すれば、読者の心を掴みやすく、広告のクリック率や成約率の向上も見込めるでしょう。ブログ運営は、すぐに大きな収益を上げることは難しいですが、長期的な視点でコツコツと取り組み続けることで、安定した収入源になる可能性もあります。

2. プログラミング

プログラミングは、Webサービスやアプリ、システムなどを開発する仕事です。PHPやRuby、Pythonといった専門のプログラミング言語を習得する必要がありますが、その分高額な副収入を得やすいでしょう。特に、本業がエンジニアの方や、すでにある程度のプログラミングスキルを持っている方におすすめの副業です。

報酬は、スキルや経験によって単価が大きく異なるため、初心者の方はまず自分の得意分野で小規模な案件から受注すると良いでしょう。実績を積みながら徐々に単価を上げていくことで、将来的に安定した副収入につなげられます。

3. Webデザイン

Webデザインは、Webサイトの外観に関わる部分を制作する仕事です。配色やレイアウトを考えるだけでなく、実際にコーディングを行ってWebサイトを制作することも多いです。デザイン的な知識やセンスに加え、HTML/CSSなどのコーディングスキルが必要なため、比較的高額な副収入を得られるでしょう。

また、バナー制作や画像加工を行うことがあるため、IllustratorやPhotoshopなどのデザインツールを扱う知識も必要となります。

さらに、ユーザーに分かりやすいデザインを提供するため、UI/UXやレスポンシブWebデザインの知識を深めることで、時給アップにつなげられるでしょう。

4. 動画編集

動画編集は、企業のプロモーション動画や個人のクリエイターの動画を編集する仕事です。YouTubeやSNSの普及により、近年需要が急増している副業です。

動画編集の副業を行う場合は、Adobe Premiere Proといった動画編集ソフトの操作方法を習得する必要があります。動画編集ソフトの知識はスクールでも学べますが、インターネット上には編集ソフトの説明記事やチュートリアル動画が多くあるため、独学でも習得やスキルアップが可能です。

動画編集の単価は、動画の長さや案件の難易度によって変わります。初心者の方は短めの動画や、テロップやエフェクトなどの編集が最小限な案件から挑戦し、慣れてきたら徐々に高単価な案件を受注すると良いでしょう。

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副業エンジニアの時給や活動時間の平均はどの程度?

前章でおすすめの副業をいくつか紹介しましたが、ここではエンジニアとして副業する場合の時給や活動時間の平均を解説します。プログラミングスキルを活用した副業を行いたい方は、ぜひ参考にしてください。

【職種別】エンジニアの時給相場

エンジニアの時給相場は、職種によって異なります。以下、レバテックフリーランスの案件データを基に、主要な職種別の時給相場を算出したので、見ていきましょう。

職種 平均時給相場
フロントエンドエンジニア 約4,500円
サーバーサイドエンジニア(開発) 約4,300円
モバイルアプリエンジニア 約4,700円
クラウドエンジニア 約4,700円
PM 約5,000円
ITコンサルタント 約5,200円
ITアーキテクト 約5,500円

※レバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って案件単価を算出しました。年収の算出にあたっては、ひと月の案件単価に12ヶ月を乗じています。(2025年11月時点)。

エンジニアの時給は、専門性が高く、市場での需要が多い職種ほど高単価となる傾向があります。特に、PMやITコンサルタント、ITアーキテクトといった上流工程に関わる職種は、時給が高いです。

【言語別】エンジニアの時給相場

エンジニアの時給相場は、使用するプログラミング言語によっても変動します。スキル別のエンジニアの時給相場は、以下のとおりです。

PHPPythonSwiftC言語

スキルの種類 平均時給相場
PHP 約4,300円
Ruby 約4,900円
Python 約4,500円
Java 約4,200円
Swift 約4,800円
Go 約5,200円
C言語 約3,800円
C++(ゲーム) 約4,300円

※レバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って案件単価を算出しました。年収の算出にあたっては、ひと月の案件単価に12ヶ月を乗じています。(2025年11月時点)。

高単価な副業案件を獲得したい場合は、市場での需要が高いスキルを習得すると良いでしょう。特に、GoやRuby、Swiftといったプログラミング言語は、時給単価が高い傾向にあります。

副業エンジニアの平均活動時間

レバテックでは、副業を行う都内在住のエンジニア300名を対象に、副業の実態調査を実施しました。その結果、副業日数は週に2〜3日(36.0%)としている人が多いことが分かりました。

ここでは、副業で安定収入を得たいという方におすすめの副

引用元 : ITエンジニアにおける副業の実態調査|レバテック

1週間あたりの副業の活動量としては、1時間以上3時間未満(36.0%)としている人が多いです。

ITエンジニアの1週間の副業の活動量を示すグラフ

引用元 : ITエンジニアにおける副業の実態調査|レバテック

また、具体的に活動する時間としては、平日の19時~23時(25.3%)、休日の11時~14時(24.0%)が多い傾向にあります。

ITエンジニアの副業のおおよその活動時間を示すグラフ

引用元 : ITエンジニアにおける副業の実態調査|レバテック

このように、副業エンジニアの多くは、本業以外のスキマ時間や休日を使用して、副収入を稼いでいるようです。

参考:ITエンジニアにおける副業の実態調査|レバテック

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エンジニアが高時給・スキルアップできる副業の探し方

ここでは、エンジニアが副業の案件を探す方法を4つ紹介します。高時給やスキルアップを目的とした案件を探す際の参考にしてください。

クラウドソーシングで探す

クラウドソーシングとは、インターネット上で企業や個人が不特定多数の人に向けて案件内容を公開し、応募者の募集・仕事の発注ができる仕組みのことです。具体的には、仕事を依頼したい企業や個人がプラットフォーム上に案件を掲載し、フリーランスや個人事業主は、掲載された案件の中から受注したい仕事を選んで応募できます。

クラウドソーシングのメリットは、数多くの案件の中から、自分のスキルや経験に合った案件を検索して応募できる点です。スキルアップにつながる案件を選んだり、実績を積むことでより高単価な案件に挑戦できるようになるでしょう。

一方で、案件によっては単価が低い場合もあったり、利用するサービスによっては、報酬の未払いなどのトラブルが発生する可能性もあったりとリスクもあります。自分に合ったサービスを見つけることがポイントになるでしょう。

知人からの紹介を受ける

友人や家族、以前の同僚などに、副業の案件を紹介してもらえないか相談してみる方法もあります。信頼できる人からの紹介であれば、安心して仕事に取り組めるという点が大きなメリットといえるでしょう。

また、自身のスキルや経験に理解がある知人なら、能力に応じて高い報酬額を提示してくれたり、スキルアップを目指せる案件を紹介してもらえたりする可能性があります。

しかし、そもそも人脈がない場合には、紹介してもらえる案件の数にも限りがあります。交流会やセミナーに参加したり、SNSやインターネットを活用したりして、人脈を広げる必要があります。

人脈を広げる方法について詳しく知りたい方は、こちらの解説をご覧ください。

フリーランスが人脈を作る方法とは?なしでも仕事を得る方法も解説

SNSやコミュニティを活用して案件を募集する

SNSやコミュニティを使って、エンジニアの副業案件を募集することも可能です。たとえば、X(旧Twitter)を活用して、自分のアカウントで技術的な知見を発信することで、案件を依頼したい企業や個人に見つけてもらえる可能性が高まります。

また、プロフィールにこれまでの実績をまとめたポートフォリオの情報を掲載したり、GitHubを活用してコードを公開したりすることもおすすめです。これらの情報によりスキルレベルや課題解決力が評価され、単価の高い案件につなげやすくなるでしょう。

なお、SNSは発言内容から人柄をイメージしやすいため、発信内容そのものが評価の対象となる可能性があります。SNSでの発言は誰が見ているか分からないので、将来のクライアントの目に触れる可能性があることも意識して発信することが大切です。

エンジニア専門のエージェントサービスを利用する

エンジニアに特化した案件の紹介を専門に行っているエージェントサービスを使う方法もあります。業界に詳しいエージェントが適切な案件を提案してくれるため、自分で案件を探す手間を省けます。高時給やスキルアップなど、目的にマッチした副業案件を紹介してもらえるでしょう。

また、キャリアに関するカウンセリングを受けられる場合もあるため、初めて副業に挑戦するという方にもおすすめです。自分のスキルレベルや働き方の希望条件に応じて、最適な案件を探してくれます。

レバテックフリーランスでは、週3日からの稼働が可能な副業向け案件も取り扱っています。一人ひとりの環境や希望をヒアリングし、無料で案件をご紹介していますので、エンジニアの副業案件を探している場合はぜひご相談ください。

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副業を始める前に知っておくべき注意点

副業を始めるには、いくつか知っておくべき注意点があります。注意点を把握しないまま副業を始めると、後になってトラブルに発展するケースも少なくありません。以下のポイントを押さえて、安全かつ効率的に副業活動を展開しましょう。

本業の就業規則を事前に確認する

副業を始める前に、本業の就業規則で副業についての項目を確認しましょう。企業によって副業に対するスタンスは異なり、完全に禁止している企業もあれば、条件付きで許可している企業、あるいは届出すれば行える企業があるためです。

本業の就業規定を無視して副業を行うと、最悪の場合、規則違反で処分の対象となる可能性もあります。後々のトラブルを防ぐためにも、必ず事前に内容を把握しておくことが大切です。

労働時間の通算ルールを把握する

アルバイト・パートなどで副業を行う際は、労働時間の通算ルールを把握することが大切です。労働基準法第32条労働基準法第32条では、従業員の労働時間を「原則1日8時間、週40時間まで」と定めており、これを「法定労働時間」といいます。

労働基準法

(労働時間)

第三十二条 使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。

② 使用者は、一週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて、労働させてはならない。

引用元:労働基準法第32条|e-Gov法令検索

この法定労働時間は、労働基準法第38条第1項に基づき、本業と副業の労働時間が合算されます。

労働基準法

(時間計算)

第三十八条 労働時間は、事業場を異にする場合においても、労働時間に関する規定の適用については通算する。

引用元:労働基準法第38条|e-Gov法令検索

ただし、労働基準法第36条に基づき、いわゆる「36(サブロク)協定」を労使間で結ぶことで、法定労働時間を超えた労働が可能です。これを「時間外労働」といい、実施した場合は割増賃金が発生しますが、詳細は次章で説明します。

フリーランスや個人事業主は労働基準法の適用外

上記では労働基準法について説明しましたが、フリーランスや個人事業主として副業を行う場合は、労働基準法の適用外となります。そのため、フリーランスや個人事業主の副業には、労働時間の制限や割増賃金の支払い義務はありません。

ただし、これはあくまでも労働基準法の適用外というだけであり、健康的に働くためには、自分で労働時間を管理することが重要です。

副業・フリーランスの残業代についてはこちらの記事で解説しています。気になる方はご覧ください。

フリーランスに残業代は出る?会社員との違いや知っておきたい法律も紹介

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副業における割増賃金の考え方

ここでは、副業した場合の割増賃金について解説します。これを正しく理解しておかないと、法的権利として請求できる割増賃金を見逃すおそれがあります。正しい知識を身につけて、適正な副業収入を確保しましょう。

割増賃金の発生条件

前章で説明したとおり、36協定により法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超えて時間外労働に従事させる場合、企業は従業員に「割増賃金」を支払わなければなりません。

なお、割増賃金と残業代は意味が異なるため、注意しましょう。残業代は、割増賃金を指す場合も多いですが、「法定内残業(労働法定時間を超えない時間外労働)」を行った場合の残業代も含まれます。

法定内残業を行った場合の残業代は、企業が定めた「所定労働時間」を超えて働いた際に支払われる賃金です。割増賃金は発生しないため、通常の1時間当たりの賃金を残業時間数に応じて支払われるのが一般的です。

一方、割増賃金は、労働基準法で定められた「法定労働時間」を超えた労働部分に対して支払われる賃金です。「割増」とあるように、基本給に一定率上乗せして支払われます。

割増賃金の計算方法

割増賃金の割増率は、時間帯や条件によって以下のように変わります。

区分 支払う条件 割増率
時間外 法定労働時間(1日8時間または週40時間)
を超えて勤務させたとき
25%以上
  法定労働時間(1日8時間または週40時間)を超える勤務が
1ヶ月60時間を超えたときの1ヶ月60時間を超える部分
50%以上
休日 法定休日に勤務させたとき 35%以上
深夜 22時から5時までの間に勤務させたとき 25%以上

たとえば、時間外労働(1日8時間または週40時間を超える労働)の場合、「通常の賃金×1.25×時間外労働時間」が割増賃金となります。

また、休日労働(法定休日での労働)の場合は、「通常の賃金×1.35×休日労働時間」が割増賃金となります。深夜労働(22時から5時までの間の労働)の場合は、「通常の賃金×1.25×深夜労働時間」が割増賃金となるのです。

割増賃金の請求先

法定労働時間を超えたために割増賃金が発生する場合、割増賃金の請求先は基本的に副業先に行います。しかし、条件によっては本業先に請求することも可能です。以下、2つのケースを紹介します。

ケース1:基本的には副業先の企業に請求する

副業の割増賃金の請求先は、原則、後から労働契約を結んだ企業(副業先の企業)となります。副業先の企業は、「本業で勤めている企業がある」ことを知りながら雇用するため、割増賃金が発生する可能性が高いことを理解しているからです。

たとえば、本業先で1日8時間働いた場合、この時点で法定労働時間に達しているため、この時間を超えて副業を行った場合の割増賃金は、副業先に請求します。

ケース2:本業先の企業に請求出来るケースもある

労働契約の締結順序に関係なく、以下のようなケースでは本業先に割増賃金を請求できます。

本業先の企業が、従業員の副業による労働時間を把握し、本業と副業の労働時間の合算が法定労働時間に達すると認識しながら残業させた場合です。

具体例として、通常は本業で6時間勤務し、その後、副業先の企業で2時間働くというケースがあります。この状況で、本業先の企業が従業員の副業状況を把握しているにもかかわらず、本業の勤務時間を1時間延長した場合、本業先の企業に割増賃金の支払い義務が生じます。

※本記事は2025年11月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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