ITベンチャー企業とは?特徴や働くメリット・デメリットを解説

ITベンチャー企業が気になっているものの、「自分に合っているかわからない」「メリットやデメリットについて詳しく知りたい」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ITベンチャー企業の概要を解説します。ITベンチャー企業に向いている方の特徴も紹介するので、キャリアプランを立てる際の参考にしてみてください。

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ITベンチャーとは

ITベンチャー企業とは、IT業界において、独自のIT技術や製品、サービスを強みとして事業を展開するベンチャー企業の総称です。ベンチャー企業とは「冒険」を意味する英語の「Adventure」に由来しており、革新的なアイデアや技術を土台に急成長を目指す企業を指します。

なお、“ITベンチャー”と聞くと、少数精鋭の組織をイメージされる方も多いかもしれません。しかし近年は、急速な成長を遂げ、従業員が1,000名を超える「ITメガベンチャー」も続々と誕生しています。

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大手IT企業とITベンチャー企業の4つの違い

ITベンチャー企業は、大手IT企業とさまざまな点において違いがあります。

大手IT企業とITベンチャー企業の4つの違いを紹介します。

大手IT企業とITベンチャー企業の4つの違い

1.意思決定の速さ

意思決定の速さは、ITベンチャー企業の魅力の一つです。大手企業と比べると組織がコンパクトであり、経営層との距離が近いことから素早い意思決定が実現します

発案から実行に移されるまでのスパンが短いので、スピード感をもって仕事に取り組めるでしょう。

一方で大手企業は承認プロセスが複雑なこともあり、最終的な判断が下されるまでに時間を要します。

下記の記事では、IT企業の一つである独立系SIerやメーカー系SIerについて解説しています。ITベンチャーとは違った魅力があるため、参考にしてみてください。

独立系SIerとは?メリット・やめとけと言われる理由や選び方も解説
メーカー系SIerとは?特徴やメリット・デメリットを詳しく解説

2.業務の担当範囲・裁量権

業務の担当範囲や裁量権でも、ITベンチャー企業と大手IT企業には違いがあります。

人的リソースが限られているITベンチャー企業では、一人あたりが任される業務の範囲が広く、裁量権も大きいのが一般的です。たとえば、一人のエンジニアが設計から開発、テスト、運用まで幅広い工程を担当することも珍しくはありません。

一方で大手IT企業は社員一人ひとりの担当する範囲が明確に区切られていることが多く、裁量権も限定的です。

3.評価制度

ITベンチャー企業と大手IT企業では評価制度も異なります。

ITベンチャー企業には実力主義の文化が根付いており、成果を出せば高く評価され、社内で希望するポストに就きやすくなります。

対して大手IT企業では実績のほか、年齢や経験年数などの要素も評価に加味されるのが一般的です。そのため、実力があったとしてもすぐに希望するキャリアが実現するわけではないということを理解しておきましょう。

4.働き方の自由度

ITベンチャー企業と大手IT企業の違いとしては、働き方の自由度も挙げられます。

ITベンチャー企業は、リモートワークやフレックスタイム制を採用しているところも多く、総じて働き方の自由度が高いのが特徴です。自分に合った働き方を実現できるため、社員はモチベーションを維持しながら働くことが可能です。

大手IT企業においても、上述のような働き方改革に取り組む動きが見られるものの、全体としてはITベンチャーに後れを取っているといえるでしょう。

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ITベンチャー企業で働く5つのメリット

ITベンチャーには、大手IT企業にはない多くの魅力があります。以下にてITベンチャー企業で働く5つのメリットを紹介します。

1.大きな裁量権を持てる

ITベンチャー企業では、社員一人ひとりが大きな裁量権を与えられる傾向にあります。

これにより全体の業務フローを自ら策定し、課題を発見次第、改善策を素早く講じることができるようになります。たとえば、「新しい技術の導入」や「効率化の提案」などに際してほかの社員の承認を待つことなく、自らの判断で迅速に実行に移すことが可能です。

対して、大手IT企業であればチーム全体のコンセンサスが必要になるでしょう。

2.実力や成果で正当に評価される

実力や成果に基づいた正当な評価を得られるのも、ITベンチャー企業の魅力です。自分の努力やスキル次第で、早期に希望するキャリアを実現しやすい傾向があります。

大手IT企業では、どうしても年齢や経験年数といった要素が評価材料として加味されがちです。そのため、実力があるにもかかわらず年功序列制度により希望するポジションへの昇進に時間がかかってしまうといったケースも起こり得ます。

3.幅広いスキルを習得できる

ITベンチャー企業では、社員一人あたりの業務の責任範囲が広く、その結果として幅広いスキルを習得することが可能になります。

ITベンチャー企業の多くは人的リソースが限られており、社員一人が担う業務の範囲・種類は多岐にわたります。たとえば、エンジニアの方であればフロントエンド、バックエンドなど複数の技術領域にまたがって業務を行うことも珍しくはありません。技術面だけではなく顧客対応やマーケティングを兼任するケースもあるでしょう。

このように幅広い経験を積むことができるのがITベンチャー企業の特徴であり、必然的に習得できるスキルも多くなるのです。

4.経営層の近くで事業を学べる

ITベンチャー企業は、経営陣との距離が近いのも特長です。経営陣の直下で業務を行うこともあり、その働きぶりやヴィジョンに日々接し、熱量を肌で感じることができます。これによりモチベーションを高めることができますし、経営視点を養うことも可能です。

しかし、大手IT企業では、CEOやCTOといった経営層と顔を合わせる機会は限られています。

5.柔軟な働き方を選択できる

多くのITベンチャー企業では、リモートワークやフレックスタイム制など柔軟な働き方ができるケースが多い傾向にあります。これにより、自身のスタイルに合わせた働き方を実現できるため、モチベーション高く仕事に取り組めるでしょう。

リモートワーク制度を使えば、通勤にかかる時間を節約できるとともに、出社によるストレスとも無縁となります。また、フレックスタイム制度の利用により、自分の生活リズムに合わせて業務をスケジューリングできるので、家事や子育てとの両立もしやすくなります。

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ITベンチャー企業で働く5つのデメリット

ITベンチャー企業で働くことには、メリットだけでなくデメリットもあります。続いて紹介する5つのデメリットも把握したうえで、キャリアプランの検討を進めましょう。

1.研修や教育制度が整っていない場合がある

ITベンチャー企業には、研修や教育制度が整備されていない場合があります。

人的リソースが限られているITベンチャー企業では、教育に工数を割きづらいのが現実です。実際、入社後すぐに実務に投入されることも珍しくはありません

基本的なスキルや知識は実務を行いながら学ぶ必要があるため、自ら能動的に動き、いち早く自走できる人材が求められる傾向にあります。

2.給与や福利厚生の水準が下がる可能性がある

ITベンチャー企業への転職により、給与や福利厚生面で条件が下がってしまうおそれもあります。

特に創業間もないベンチャー企業では給与水準が低く、福利厚生の充実度も下がる場合があります。そのため、転職に際して年収アップや、福利厚生の充実度を重視する方は、条件が合わないかもしれません。

3.業務負荷が大きい

ITベンチャー企業は、社員一人あたりの業務量が多い傾向にあります。限られた人員で組織を運営しなければならないため、残業や休日出勤が増えることも珍しくありません。特に新しいシステムのリリースや新製品のローンチ前は、膨大な業務量となることも想定しておきましょう。

業務量については転職前に確認のうえ、自身が求めるワークライフバランスの水準と照らし合わせておくことが賢明です。

4.経営が不安定になるリスクを伴う

ITベンチャー企業の経営には、不安定さがつきものです。

先述のとおり、ベンチャー企業は独自の技術やサービスを土台として、新たな市場を開拓していきます。大手IT企業のように既存マーケットがあるわけではなく、また資金調達力が十分でないケースもあることから、特に創業初期は経営が不安定になりがちです。

このような背景から進行中のプロジェクトが頓挫するリスクや、場合によっては倒産してしまうケースもないとはいえないのです。

5.環境の変化が大きい

ITベンチャー企業は常に成長を続けているため、体制やルールが頻繁に変更されます。経営方針が大きく変わることもあるでしょう。そのため、社員には新しい環境に適応する力が求められます。

大手IT企業のように変化が少なく安定した環境を好む方は、めまぐるしく変化を続けるITベンチャー企業のカルチャーがフィットしない可能性もあります。

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ITベンチャー企業に向いている方の特徴3選

以下にて、ITベンチャー企業での活躍が期待できる人の3つの特徴を紹介します。ご一読のうえ、ベンチャー企業への転職を検討する際の判断材料としてみてください。

1.指示を待たず自律的に行動できる人

ITベンチャー企業では、自律的に行動することが求められます。

先述したように、ITベンチャー企業では教育制度や業務プロセスなどが整備されていないのが一般的です。そのため、自ら能動的に動ける人材が求められます。反対に、いわゆる「指示待ち人間」と揶揄されるような受動的な姿勢は好まれません。

既存のルールに縛られず自ら率先して仕組みを作り実績を積みたい方であれば、ITベンチャー企業のカルチャーがフィットするでしょう。

2.新しい技術や環境の変化を楽しめる人

環境の変化をポジティブにとらえ、適応できる方もITベンチャー企業向きといえるでしょう。

ITベンチャー企業においては、経営方針や組織体制、業務プロセスがめまぐるしく変化するのが常です。ITベンチャー企業において活躍するうえではこれらの変化を受け入れ、成長の糧とできるかどうかがカギとなります。

下記記事では、フリーランスに向いている方の特徴を紹介しています。会社員と悩んだ場合の診断もできるのでご活用ください。
フリーランスに向いている人の特徴|会社員と悩む場合の適性診断

3.さまざまな役割を担うことが苦にならない人

先述したように、ITベンチャー企業では社員一人あたりが任される業務範囲が広い傾向にあり、自身の“本業”以外にもさまざまな役割を担わなければなりません。

たとえば、エンジニアとして開発を行う傍ら、顧客対応やマーケティング戦略を練らなければならないケースもあることでしょう。このようにITベンチャーでは職種の垣根を超えてさまざまな役割を果たすことが期待されるため、これを前向きにとらえられる人が好ましいといえます。

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「高単価×安定」でベンチャー案件に参画するには?

「大手IT企業のような高年収と安定性も担保しつつITベンチャー企業で働きたい」という方は、フリーランスエンジニアとして独立するのも一案です。

フリーランスエンジニアとしてベンチャー企業の案件に参画すれば、自身のスキルと市場価値に見合った単価交渉ができます。くわえて複数の案件へ参画することで、参画する案件がなくなり収入が途絶えるというリスクを回避しつつ、安定的に働くことが可能です。

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※本記事は2025年12月時点の情報を基に執筆しております。

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