エンジニアが個人事業主になるメリットは?よくある疑問点を解決

会社員と比べると、働き方の自由度が高い個人事業主。時間の使い方や参画案件などを自分で決められるなど、独立すると様々なメリットがあることはエンジニアにとっても例外ではありません。ただし、デメリットやリスクもあり、きちんと確認しておく必要があります。この記事ではエンジニアが個人事業主になるメリットやデメリットを紹介するので、ぜひ判断にお役立てください。

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■この記事の監修

てぃかし
工学部を卒業後、エンジニアとしてWebサイト構築やIVR開発・運用に従事。
これまでの経験を活かし、ブログやYouTubeでも情報を発信している。具体的にはプログラミングスクールに通った体験談やプログラミング実務未経験から転職した経験など、リアルな体験を赤裸々に発信。
ブログ運営で培ったSEOの知見やWebマーケティングの知識もあり、エンジニア以外としても活躍の場を広げている。

目次

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エンジニアが個人事業主になるメリット

個人事業主とは、企業に属さず個人として事業を行う人を指します。フリーランスという言葉で一括りにされがちですが、個人事業主という呼称は税務上の区分で、法人成りをしている場合とは手続きや必要なお金に違いがあります。

それでは、エンジニアが個人事業主になるメリットを挙げてみましょう。

作業時間や休みを自分で決められる

個人事業主のワークスタイルは会社員に比べて自由な場合が多く、自己責任に委ねられています。そのため、作業時間や休みの取り方はクライアントとの交渉次第で調整が可能です。プロジェクトへの参画時期をずらして、長期休暇をとる個人事業主もいます。
また、平日のちょっとしたすきま時間に役所や病院などの用事を済ませられるのもメリットといえるでしょう。

実力次第でさまざまな案件に参画できる

会社員の場合、参画するプロジェクトは会社の都合が反映されることも多いものです。一方個人事業主の場合は参画する案件を自分で決めることができます。

新しく取得したスキルを活かす案件に参画したり、別の業種の案件にチャレンジしたりなどして、エンジニアとしての実力を磨くことが可能です。

経営者としてのマインドを養うことができる

個人事業主は、確定申告で自分の納める税金を自分で計算します。そのため、普段から会計ソフトなどで帳簿をつけ、自身の財政状況を把握する必要があります。

報酬の振込や備品の購入など、ひとつひとつが自分の収入に直結するため、経営感覚が身につくといえるでしょう。

個人事業主になる具体的な方法については、以下の記事で説明しているので併せてチェックしてみてください。
個人事業主になるには?開業に必要な知識を解説

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個人事業主と会社員で変わらない点

エンジニアが個人事業主になっても、会社員と変わらないこともあります。

ときには気の進まない案件を引き受ける必要もある

収入が不足している時や、お世話になっている人に頼まれて人脈を優先する場合には、個人事業主であっても気の進まない案件を請け負うことも考えられます

また、契約形態によっては、会社員よりも納期に対するプレッシャーがかかるケースもあります。会社員であれば、社内で管理している業務の納期については交渉しやすいです。一方で個人事業主の場合、クライアントと決めた締切を守れなければ、契約打ち切りになる恐れもあるためです。

案件への責任感は変わらない

働き方は自由であっても、成果を出したり、納期を守ったりする必要があるのは会社員と変わらないでしょう。また、ビジネスマナーなど社会的常識をわきまえるのも気をつけなければいけない点です。
また、新しい案件に対応していくためには継続的な学びが必要である点も、会社員と変わらないポイントです。エンジニアとしてのスキルや価値を維持するためには、技術の知識をアップデートすることが不可欠なのです。

人間関係のトラブルはゼロではない

プロジェクトのメンバーや取引先など、個人事業主であってもコミュニケーションを求められる相手はいます。ただし、契約の更新をせず別の案件に行くなどして回避できる分、個人事業主のほうが対策をうちやすい場合もあります。

フリーランスエンジニアの働き方についてより深く知りたい方は、こちらの解説をご覧ください。
フリーランスエンジニアの働き方とは?会社員との違いや案件獲得方法も紹介

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個人事業主のデメリットと解決法

困ったときの相談相手が限られることがある

会社員の場合、困ったことがあれば同僚や上司などに相談することが可能です。
一方、個人事業主は急病などの緊急事態が起きた場合、すぐに代理を立てることは難しいでしょう。また、ちょっとした悩みであっても、話す相手がおらず、戸惑ってしまうこともあるようです。

収入が不安定になりやすい

個人事業主は会社員とは異なり、毎月決まった額の給料が振り込まれるわけではありません。また、会社員は雇用保険や健康保険に入っているため、働けなくなってもいきなり収入が途絶えることがないという安心もあります。個人事業主は自分で常に経費を管理し、収入をコントロールするという処理が発生する点が大変だと感じる人もいるでしょう。

専門分野が固定化するリスクがある

個人事業主は引き受ける案件ごとに業務内容の範囲が決まっているため、強みとなる専門分野が限定的になる場合があります。そして、個人事業主として特定の分野や技術に特化しすぎると、その技術や分野が時代遅れになった場合に新しい案件を取得するのが難しくなるリスクがあります。

これを避けるためには、定期的に新しい技術トレンドについて学習したり、新しい分野に積極的に挑戦する意識を自らもつことが重要です。

個人事業主のデメリットは、個人事業主同士の情報交換や、クラウドソーシングやエージェントの特典などで補うことも可能です。

たとえばレバテックフリーランスでは、案件参画中に担当者がフォローランチを行ったり、無料の税理士紹介などの特典を用意しています。こうした個人事業主向けのサービスも増えていますので、それらを上手に活用することで個人事業主のデメリットを克服し、個人事業主として安心して活躍できるでしょう。アドバイザーへのご相談は無料で承っておりますので、ぜひお気軽にご登録ください。

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エンジニアが個人事業主になる際のよくある質問

ここでは、エンジニアが個人事業主になる際のよくある質問に答えていきます。

Q. フリーランスと個人事業主ではどんな違いがありますか?

フリーランスは単発の仕事ごとに契約を結び、案件ごとに業務を行う働き方のことを意味します。個人事業主は税務署に開業届を提出し、個人で事業を営んでいる人のことを意味します。

Q.エンジニアが個人事業主として働くメリットは何ですか?

収入アップが期待できる、仕事を選ぶことができる、働く時間や場所の自由度が高い等のメリットがあります。

Q. エンジニアが個人事業主として働く場合、どんなスキルが必要ですか?

エンジニアのスキルや経験、自己管理力、コミュニケーション能力等が必要です。

Q. エンジニアが個人事業主として働くデメリットは何ですか?

収入が不安定になる、社会保険や雇用保険に入れない、個人としての社会的信用度が低くなる、失業保険が出ない等のデメリットがあります。

Q. エンジニアが個人事業主になるためには、どのような手続きが必要ですか?

開業届の提出、青色申告承認申請書の提出等の手続きが必要です。

最後に

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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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