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フリーランス?会社員?悩めるITエンジニアに贈る、それぞれの働き方のメリット比較

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ギュウギュウの満員電車でもみくちゃにされたとき、来る日も来る日も上司に嫌な仕事を押し付けられたとき、
「あぁ、フリーランスだったらこんな思いをしなくていいのかな?」なんて考えたことはありませんか?

でも、フリーランスはフリーランスで、「案件がなくなったら、生活は厳しいだろうなぁ」といった大変なイメージも……。

では一体、フリーランスと会社員では、働き方にどんな違いがあるのでしょうか?

そこで今回は、それぞれの働き方の良いところ、大変なところを、実際の体験談を交えながら探ってみました。

 

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0. 目次

 1. やっぱり自由!?フリーランスのほうがいいところ
 2. 当たり前だからこそ気づいてない!?会社員のほうがいいところ
 3. 実際のところどちらが得?意外とどちらでも変わらない所
 4. 最後に
 5. フリーランス/会社員の年収比較(追記)

1. やっぱり自由!?フリーランスのほうがいいところ

  • 作業面

    • 作業する時間を自由に決められる
    • お金の使い方も、契約も自分で決められる
    • いろいろな現場での作業が経験できる
    • 通勤のストレスが無くなる
    • 税金、法律、営業…さまざまな知識が身につく
  • 作業する時間を自由に決められる

    会社に何時から何時までいなければ、ということがない

    フリーは完全実力主義。基本的には成果を出せばいいので、作業時間に縛られることがほとんどありません。

    もちろんリリース前など多忙な時期は、作業時間が長くなることもありますが、それも自己責任。


    「上司に付き合って残業するようなことがなく幸せ」

    「暇なのに会社にいなきゃいけないとかありえない」
     

    という声も聞かれました。

    ただし、常駐型の案件に関しては、基本的に参画先企業のセキュリティ上の制約などがあるため、個人が自由に作業時間を決めることは難しい場合もあります。


     

    お金の使い方も、契約も自分で決められる

    何事もスピーディに進められる

    企業の場合、経費の申請や書類作成などの事務処理ひとつとっても、都度上司の承認を取る必要があります。

    でも、フリーランスならば、例えば何をいくらで買うのか、どんな資料を作成するのか、どのビジネスパートナーと契約を結ぶのか、などについてもすべて個人でスピーディに決められます。


    「機嫌の悪い上司の顔色を伺いながら、書類を見せるのは工数がかかる。その手間が省けるのは、フリーランスならでは」
     

    フリーランスのエンジニアからは、書類作成の手間はもちろん、上司にお伺いを立てて、承認を取る過程を省略できることを利点に感じるという意見も多いようです。

     

    いろいろな現場での作業が経験できる

    同時にいろいろなスキルが身につけられる

    会社員の場合、現場を変える=転職という大きな決断になります。

    でも、フリーランスの場合、別の案件に行きたいと思ったら契約更新をしないという選択もできるので、いろいろな現場で経験を積みやすいと言えるでしょう。

    実際、


    「フリーランスになった途端、大企業の大きなプロジェクトにサクッと入れてもらえた」
     

    といった声も。

    そんななかで、「チャンスを生かすべく、以前から関心のある金融分野に挑戦してみよう」「C++やJavaの案件を頼まれたから、スキルを磨いておこう」などと努力をしながら、成長をしていくことができるのです。


     

  • 通勤のストレスが無くなる

    満員電車に揺られなくていい。その時間を有効に使える

    毎日同じ時間に起きて、会社に行くために満員電車に揺られる……このことにストレスを感じる人は多いのではないでしょうか?

    フリーランスのエンジニアには現場常駐型の案件も多いですが、案件によっては作業時間の調整が可能な場合もあります。

    「正社員のように、朝の作業時間に間に合わせるために、通勤ラッシュに毎日もまれることはない」のが魅力のようです。

    その時間を自宅やコワーキングスペースでの作業に充てたり、趣味の時間に充てたりと、有効に使うことができます。

    税金、法律、営業……さまざまな知識が身につく

    生きて行くために必要なスキルが全部身につく

    会計業務や確定申告に加え、クライアントとの契約や交渉、報酬が支払われないなどのトラブル時の対応、すべてを個人でやるのがフリーランス。

    大変なようですが、先輩の話を聞いたり、本を読んだりして、何とか切り抜けている人が多いものです。


    「責任感、自発性、スキル……上げればキリはないけど、フリーランスをやっていると、食べていくために必要な物が全て育つ」
     

    といった経験者からの意見も。

    会社任せでない分、経営マインドも身につけることができ、それが自分の強みになることもあります。


    また、サラリーマンと比べ、フリーランスはいつ収入が途絶えてもおかしくないという危機感から、金銭感覚が培われるようです。

    実際、


    「コツコツ貯金して、キャッシュで分譲マンションを買った」

    「財テク、ブログのアフィリエイトなどの副収入と本業をうまく組み合わせて、手堅く収入を確保している」
     

    といった人も多いようです。

    技術がウリのITエンジニアといえどこの点は同様です。フリーランスでやっていくためには、自己管理能力や環境適応能力といった技術スキル以外も必要となります。フリーランスとして求められる代表的なスキルを下記の記事にまとめてありますので、併せてご覧ください。

    フリーランス(個人事業主)に必要なスキル


    また、会社員からフリーランスになることで「税金、年金、保険など、具体的にどのような手続きが必要になるか」とった段取りを下記の記事にまとめてありますので、併せてご覧ください。

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    プライベート面

    • 時間を確保しやすい
    • 人との出会いが増える
    時間を確保しやすい

    家の用事をササッと平日にこなせる

    会社員だと平日の昼間は自由に動けないことが多く、さまざまな手続き、通院などはまとめて週末に、ということが多いものです。

    でもフリーランスなら、
    「作業の合間に銀行や役所、病院などにササッと行ける」「映画館や飲食店など、平日の空いている時間に利用ができる」
    といったメリットも。

    細かいところですが、これが意外と得した気分になれるものです。

     
    人との出会いが増える

    会社以外の人との付き合いが多くなる

    フリーランスにとって重要なのは、人脈作り。SNSを通じて技術者同士で交流をしたり、勉強会や研修に参加、その後の飲み会に顔を出したりと、何かと外に出て行く機会が増えることになります。

    あるフリーランスのエンジニアは、


    「いろいろな勉強会に参加するので、知り合いも増える。その知り合いの知り合いを紹介してもらうこともある」
     

    と言います。

    2. 当たり前だからこそ気づいてない!?会社員のほうがいいところ

    仕事面

    • 仕事で困ったら、相談相手が身近にいる
    • 教育環境が整っている
    • 収入が安定している
    • お金まわりを会社に任せられる
    • 仕事で困ったら、相談相手が身近にいる

      強み・弱みを補完し合える人がそばにいる幸せ

      例えばエンジニアの業務内容とひとことで言っても、システムの開発や運用保守から、サーバー構築、仕様書設計まで、本当に幅広い工程があります。


    • さらに、エンジニアの技術は日進月歩。常にスキルのアップデートを心がけていなければなりません。

      そんななか、会社内には周りに同じような作業をしている仲間がいるので、新しい情報を仕入れやすいもの。

    • 疑問に思ったことがあれば、同僚や上司にも相談できるのです。

      現在正社員として活躍するエンジニアからは、


      「知識や経験が不足している分野でも、同僚に相談しながらチャレンジができる」

      「エンジニア向けの技術サイトやSNSに投稿して、質問することもできますが、正確に迅速に、必要な情報をもらえるのは、まず社内の先輩」

      「プログラムでエラーが出ても全然原因が分からず、頭を抱えていたら、先輩が一緒に解決方法を考えてくれた。救われた」
       


      といった意見もありました。

      さらに、元フリーランスエンジニアの方からは、


    • 「病気になっても、フリーだと交代できる人がいない。会社員だと同僚がサポートしてくれるのはありがたい!」

      「フリー時代、PMとして業務を委託されたが、プロジェクトメンバーが自分以外同じ協力会社のエンジニアだったときは孤独を感じました・・・」
       


    • といったように、仲間がいる安心感の重要性を指摘する声もありました。

       

      教育環境が整っている

      勉強会の受講料はほぼ会社もち♪ 自分に投資してもらえる

       エンジニアとしてスキルアップやキャリアアップを狙うためには、コンピューター言語や特定の技術をはじめ、ベンダー資格や国家資格取得のための研修などが必要になってくることもあるでしょう。

    • 会社の規模や方針にもよりますが、企業の戦略に沿うものであれば、こういった研修や勉強会に参加させてもらえることが多いようです。

    • フリーランスでも契約先で研修を受けることができるケースもありますが、基本的には自分で自分に投資して、スキルを磨かなくてはなりません。

      やはり、必要な知識を会社で身につけさせてもらえることは、ありがたいですね。

    •  
      収入が安定している

      収入が安定すれば、生活も心も安定する

      多くの人が重視するのは、収入の安定。確かに、サラリーマンのように毎月ほぼ決まった額の収入があれば、家賃も光熱費も支払えるし、路頭に迷うことはありません。

      さらに、


      「健康保険、雇用保険にも入っているので、万が一病気になっても収入がゼロになることがない」
       

      といった声も。


      勤めている会社や能力で、年収に差はあるかもしれませんが、やはり生活して行くだけの収入が安定して得られるということは重要なポイント。

      精神的にも安心ですし、人生設計が立てやすいというメリットもあります。

       
      お金まわりを会社に任せられる

      時間も労力も本業に集中させられる

      会社員として働く人のほとんどは、経営はもちろん、経費の請求や確定申告などのお金まわりは、経理にお任せでしょう。

      これがいざ、自分でキャッシュフローの作成から確定申告までを行うとなると、いちから勉強し直さなければならないし、第一作業が忙しくてそんな時間はない!と思うのではないでしょうか。

      現在会社員として活躍するエンジニアのなかには、


      「フリーランスになったら確定申告などの税務処理が不安。本業にも支障をきたしそう」

      「会社に税務調査が入ったが、経理の人たちが大変そうだった!仮にフリーランスで自分がやることを考えると絶対無理」
       

      といった声も。

      会社では、経理以外にも、案件を取ってきて顧客の管理を行う営業、企業戦略を考えるマーケティングなど、いろいろな役割を分担しています。

      そういった作業に煩わされることなく、本業に集中できるところも会社勤めのエンジニアのメリットでしょう。

      プライベート面

    • 決まった日数の休みが取れる

      オンオフの切り替えができる

      会社勤めの場合、業種にもよりますが基本的には週休1~2日を取れるケースも多く、有給休暇も取得することができます。

      また出勤日と休日、オフィスと家の境界線がはっきり分かれているので、

      「生活のリズムが整いやすい」
      「オンオフの切り替えがしやすい」

      ところも会社員の良いところでしょう。


       

      社会的な信用がある

      借りやすく、作りやすい!?

      年次や企業によっても異なりますが、会社員だと社会的な信用があり、ローンを組んだり、カードを作ったりしやすいのも事実。これは、フリーランスになってから気づくケースが多いようですが、


      「親や親戚も会社員だというだけで安心する」

      「名刺一枚を出すにしても、企業名が入っているだけで、相手の反応が全然違う」
       

      といった声も。

      フリーランスというワークスタイルがメジャーになってきたとはいえ、会社員のほうが社会的に信頼されやすいのは事実かもしれません。

      3. 実際のところどちらが得?意外とどちらでも変わらない所
      最後に

      • 嫌なこともやらなければいけない?
      • 求められる責任は大きい?
      • 人間関係に悩む?
      嫌なこともやらなければいけない?

      好きなことだけやっていればいいわけではない!

      会社員時代に嫌でもやらなければいけない仕事があったように、フリーランスにも嫌な作業をしなくてはいけない時はあります。


      「案件が途絶えていたら、お金のために引き受けます」

      「お世話になっている人に頼まれたら、やっぱり断れません」
       


      との声があるように、好きなワークスタイルで食べていけるのが理想ですが、常にそうもいかないケースが多いようです。

       
      求められる責任感は大きい?

      「できない」はありえない! 責任は重大!

      会社員は通常、勤める企業の就業規則を守る必要があり、決められた作業をしなければなりません。

      一方、フリーランスにはある程度案件を選ぶことが出来るため、自由だと感じる部分もあるでしょう。

      しかし、会社員でもフリーランスでも、成果物のクオリティを保持し、納期を守るのは絶対!


      「できなければクビを切られるだけ」

      何があっても納期を守るくらいの気概が必要

      という声も多く聞かれます。

      また、フリーランスでも、納期を厳守するほか、官公庁や大手企業などのクライアントに打合せに行くならスーツを着用するのは当たり前のこと。

      フリーランスの自由は、社会的な常識を踏まえての自由である点を覚えておいたほうがいいでしょう。

       

      下記の記事では、個人での受託案件がメインの小山 哲志氏、企業常駐案件を請け負う水野 竜与志氏のお二人が、パネルディスカッションにて語ったを内容をまとめています。

      フリーランスの収入、単価アップや案件の継続的な受注のコツ、キャリアの展望など、フリーランス転向を考えている方が気になることに触れていますので、フリーエンジニアの実態を知るのにお役立てください。

      フリーランス=収入が不安定?フリーエンジニア小山哲志氏・水野竜与志氏と考える、フリーの今とその先 

      人間関係に悩む?

      クライアントとの間、チーム内でトラブルが生じることも!

      会社に属していない分、フリーランスは、嫌な上司、派閥争いなどの人間関係トラブルを避けられるというイメージがあります。

      しかし、


      「PMがパワハラタイプの人でチームが疲弊。会社員時代の嫌な上司を思い出した」

      「プロジェクトチーム内の折り合いが悪く、スケジュール共有がなく、最終リリースが遅れるという惨事になった」
       


      といった声も。

      取引先、プロジェクトのチーム同士、チームのメンバーとPM間と、フリーであっても人間関係に悩む場合もあるようです。

      4. 最後に



      いかがでしたか? こうやって違いを見てみると、フリーランスにも会社員にも良いところも大変なところもありますね。ご自身の働き方、ワークスタイルを決める際に、少しでも参考になれば幸いです。

      またかつては、会社員から一旦フリーランスになると、履歴書の空白期間ができてしまうため、再び就職先を探す際に不利だという声もありました。

      しかし最近では、フリーランス期間を経て再就職をするケースも珍しくはありません。

      それは、フリーランス期間に養ったスキルや人脈、経営マインドを高く評価する企業が増えてきたから。

      ワークスタイルに悩んだら、一度フリーランスという選択肢を検討してみてもいいかもしれません。

    5. フリーランス/会社員の年収比較(追記)

    フリーランスと会社員とを比較する上で、やっぱり気になるお金の話。ここではフリーランスエンジニアにフォーカスして、年収や年収と深く関係する会社員の評価制度について比較していきます。
     

    • フリーランスエンジニアの年収は自分次第
    • 会社員の満足度は評価制度の影響が大きい?
    • 誰もが納得する能力・成果による評価は難しい
    フリーランスエンジニアの年収は自分次第

    単純比較できないという点も押さえておきたい

    以下のデータは「IT人材白書2016(独立行政法人情報処理推進機構発行)」から引用した「IT企業IT技術者」※と「フリーランス(エンジニア)」の年収分布を比較したものです。
    ※受託開発ソフトウェア業や情報処理サービス業などを事業とする企業で会社員として働くエンジニア。

    ■フリーランスの年収(上)とIT企業IT技術者の年収(下)【年代別】

    ※出典:「IT人材白書2016」(独立行政法人情報処理推進機構)P126.より加工して抜粋

    このデータでまず目につくのは、フリーランス/会社員における「年代ごとの年収レンジの割合」の違いでしょう。フリーランスは年代による年収の差があまりない一方で、会社員(IT企業IT技術者)は年代が上がるにつれて高年収レンジの割合も上がっていく――年功序列の傾向が見られます。

    また「年収1000万円以上」の割合にも注目してみましょう。30代以下における「年収1000万円以上」の割合は、フリーランス:8.8%、会社員:1.2%となっています。50代の割合ではフリーランス:2.3%、会社員:11.9%となっており、大きな違いが見られます。

    この点からすると、フリーランスエンジニアは実力次第で若い年代でも高い年収を得られうる、成果・能力主義的な傾向があるといえそうです。裏を返すと、年齢とともスキルアップをし続けないと会社員よりも年収アップが難しいというシビアな面も伺えます。

    ■フリーランスと会社員の年収と違い
    前述のデータで注意したいのは、フリーランス/会社員の年収の金額を単純比較できないという点です。フリーランスの年収はいわば売上にあたるため、そこから税金や国民健康保険料、国民年金保険料、経費などを引いた分が手取りにあたります。

    会社員も額面上の年収から税金や社会保険料(労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金)などが引かれますが、フリーランスとは事情が異なります。例えば、基本的に会社員が加入する厚生年金は、国民年金よりも受け取れる金額が多く、保険料は企業が50%を負担してくれます。

    他にも、フリーランスは案件と案件の間に休暇を設けたり、反対に長時間・長期間働いたりも自分でコントロールできるという点でも会社員の収入とは性質が異なります。

    どのように稼働するかは自分次第であるフリーランスに対し、会社員は勤務先の規定や状況に勤務時間や出勤日数が左右されます。また必ずしも個人の頑張りと収入とが連動するとも限らないケースもあります。

    会社員ならではの特典として、休んでいても給与が発生する年次有給休暇、退職中もお金がもらえる失業手当※といったものがあり、働いていないタイミングであっても収入が得られるという点はフリーランスと対称的です。
    ※雇用保険に加入して一定の要件を満たした場合。正式名称は基本手当。

    以上のような点から「フリーランスと会社員の年収は金額だけで単純比較できない」「フリーランスの年収は自分次第」という傾向があるといえるでしょう。

    会社員の満足度は評価制度の影響が大きい?

    エンジニアは年功よりも能力・成果での評価の方が満足度が高い傾向

    前段で少し触れた「年功序列能力or成果主義」という点に関して、「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」(経済産業省・平成29年8月発行)に興味深いデータがあるためご紹介します。

    ■「給与決定において能力や成果が年功より重視されるべきか」という問いに対する回答

    ※出典:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(経済産業省)P.22より加工して抜粋

    ■現在の給与水準に対する満足度

    ※出典:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(経済産業省)P24.より加工して抜粋

    ここで注目したいのは下記の点。

    ・年代に関わらず6割強が「能力や成果が年功より重視される」ことに肯定的
    ・「アウトプット・生産性を評価されている」と感じているグループの方が年収に対する満足度が高い


    技術職であるエンジニアならではの傾向かもしれませんが、「年功よりも能力・成果主義」を好ましいと思っている方が多いようです。特に技術指向性の高いエンジニアの方からしてみると、プライベートでも手を動かして自己研鑽した分が評価されれば、いいモチベーションになるというのは納得感があります。

    この点について「アウトプット・生産性を評価できている」と感じる人の方が、そうでないと感じる人よりも満足度が高い傾向が伺えます。たとえ同じ年収レンジで合っても満足度は大きく異なっており、会社員のエンジニアの場合は給与の金額だけでなく評価制度も大きなファクターであることが伺えます。

    誰もが納得する能力・成果による評価制度は難しい

    すべて自分次第というフリーランスの考え方

    さて能力・成果での評価を望む声がある一方で、評価する側である企業はどうでしょうか?前段に引き続きご紹介する「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」には、興味深い内容があります。

    ■能力や成果を評価する上で感じている課題

    ※出典:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(経済産業省)P26.より加工して抜粋

    実際に評価制度を作る企業側としては「定量的・客観的な評価基準を作れない」「同じ条件下の成果ではない」などを数々の課題を感じているようです。例えば営業職における売上のように、エンジニアの生産性をソースコードのステップ数で定量評価する、と言われるとエンジニアの方は首を傾げるのではないでしょうか。

    そうした点からすると、会社員として能力・成果による評価をされていると感じる企業に巡り合うのはなかなか難しいかもしれません。片や「どんな案件を選び、成約できるかどうかまでも含めて自分次第」というフリーランスの働き方は、能力・成果による評価を望む人にとって納得感が高いといえるでしょう。

    こうしたフリーランスエンジニアの働き方に興味をお持ちになった方は、一度レバテックフリーランスへご相談ください。会社員からフリーランスへの転向をサポートしてきた実績(ご利用者の平均年収862万円、2018年7月実績 週5日稼働の場合)を元にアドバイスをさせていただきます。

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