プログラミング講師になるには?必要なスキルや資格、求人を探す方法を紹介 | レバテックフリーランス
プログラミング講師になるには?必要なスキルや資格、求人を探す方法を紹介
- プログラミング講師の仕事内容
- プログラミング講師になるために必要なスキルや資格
- プログラミング講師の年収事情
「人に何かを教えることが好きだから、プログラミングの知識を活かしてプログラミング講師になりたい!」と考える方もいるでしょう。プログラミング教育は2020年度から小学校でも必修化され、プログラミング講師の需要は高まっていくと考えられます。
本記事では、プログラミング講師になるために必要なスキルや資格などについてまとめました。プログラミング講師に関心がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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■この記事の監修
徳本 健一郎
新潟県のWeb制作会社にて勤務後、現在はSEO・マーケティングライターとして活動しています。
システム開発やプログラミングに関するSEO記事を多数執筆した実績あり。
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プログラミング講師の仕事内容
プログラミング講師とは、プログラムを作成するために必要なプログラミング技術を教える職種です。近年は、社会人向けの講座をはじめ、子ども(小学生・中学生・高校生)向けのプログラミング教室も増えつつあり、プログラミング講師の活躍の場は広がっているといえます。
スクールによってカリキュラムは異なりますが、プログラミング講師の主な仕事は以下のとおりです。
- プログラミング言語の教育
- 学習者へのフィードバック
- カリキュラム確認
- 学習の進捗状況の確認
一口にプログラミングと言っても、Web系(HTML、CSS、JavaScript、PHP)やモバイルアプリ系(Kotlin、Swift)など多様な言語があるため、プログラミングスクールには基本的に各言語に特化したプログラミング講師がいます。
エンジニア向けの勉強会がどんなものなのか気になる方は、こちらの記事を御覧ください。
エンジニアの勉強会とは|初心者にもおすすめである理由や探し方も紹介
プログラミング講師として働くメリット
需要が高まっているプログラミング講師ですが、プログラミング講師として働くことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、以下の3つのメリットについて紹介します。
- スキルアップにつながる
- 人の成長を支えられるやりがいがある
- 残業が少なめ
それぞれのメリットの詳細を見ていきます。
スキルアップにつながる
プログラミング講師は、これまでの開発経験から身につけた知見を生徒にアウトプットします。その際、自然と自身のスキルや知識の見直しができるため、「もっと理解を深める必要がある」と感じたものがあれば学びを深めることでスキルアップが図れるでしょう。
また、生徒から質問や相談を受けるなかで、プログラミングに関する考え方について新たな視点を知れるかもしれません。
人の成長を支えられるやりがいがある
プログラミング講師は、将来的に求められているIT人材を育てる仕事です。自分が教育に携わった生徒が成長していく姿を見れたり、直接感謝の言葉を言ってもらえたりするのは、大きなやりがいにつながるでしょう。
残業が少なめ
一概にはいえませんが、講習は決められた時間で行うことが多いため、極端な残業は発生しにくいのがプログラミング講師として働くメリットです。オンオフの切り替えをはっきりとしたい人にとっては魅力に感じるポイントでしょう。
プログラミング講師になるには
でも実際にプログラミング講師になるにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは、以下の2つのポイントから見ていきます。
- プログラミング講師に必要な資格
- プログラミング講師に必要なスキル・経験
それぞれの詳細について解説します。
プログラミング講師に必要な資格
プログラミング講師になるのに必要な資格や免許は特にありません。プログラミングの知識と経験があれば、教えたことがなくても講師として歓迎されることはあり得ます。
とはいえ、資格を持っているとスキルの証明になるため、取得を検討してみてもよいでしょう。プログラミング講師におすすめの資格の例は、以下のとおりです。
- 応用情報技術者試験
- データスペシャリスト試験
- オラクルマスター
なお、最近は、講師向けの研修やインストラクター養成講座を実施しているプログラミング学校も増えてきました。学校によってはカリキュラムがすでに用意されており、それに沿ったレクチャーが行える場合もあるようです。
これらの資格試験について、試験内容など詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスエンジニア向け資格25選!取得方法や収入アップのコツ
プログラミング講師に必要なスキル・経験
プログラミング講師に求められるスキル・経験には、以下のようなものがあります。
- プログラミングの知識
- エンジニアとしての実務経験
- 分かりやすく伝えるスキル
それぞれのスキル・経験の詳細について、詳しく説明します。
プログラミングの知識
プログラミング講師には、なんらかのプログラミング言語に関するスキルが求められます。
プログラミング講師になるのに受験しておくべき試験や検定は特にないものの、実務経験やプログラミング関連の資格の取得がスキル証明につながることもあるでしょう。
また、プログラミングに関連するシステム開発やOSについての知識、ノウハウも必要です。
エンジニアとしての実務経験
プログラミング講師はエンジニアの実務経験が重視されることが多い一方で、講師経験は必要としない場合があります。
エンジニアとして経験した知識はテキストにも記載されていないことがあり、生徒にとって付加価値が高いとみなされやすいためです。
エンジニア経験はあっても、講師として給与をもらえるレベルのスキルがあるか分からない人は、講師育成のサポート体制がある企業や学校へ応募するとよいでしょう。
分かりやすく伝えるスキル
プログラミング講師には、指導内容を分かりやすく端的に説明できるスキルが必要です。オンラインで教えることもあるため、伝えたい内容を分かりやすく解説できる人はプログラミング講師に向いているといえます。
他には、メンターのような立場で丁寧にフィードバックしたり、学習の進捗をしっかり把握したりなど、生徒への細やかな心配りも大切といえます。
プログラミング講師の求人を探す方法
プログラミング講師の求人を探すためには、求人サイトやプログラミングスクールの採用ページを確認しましょう。
プログラミング講師の求人のなかには、オンライン講師の募集もあります。オンラインでの働き方はスキマ時間を活かしやすいため、アルバイトやパートといった雇用形態で副業としてプログラミング講師をしている人もいるようです。
プログラミング講師の年収目安
プログラミング講師の年収はおよそ300万円~600万円です。もちろん、勤務先によって異なりますが、プログラミング講師はエンジニアよりも給与が低めの傾向にあるといえるでしょう。
その理由の一つとして、プログラミング教室の場合、生徒からもらっている授業料からプログラミング講師の給与や教室運営にあたる経費などを支払っており、売上の上限が決まっていることが挙げられます。
なお、業務委託やアルバイトなどでプログラミング講師を行う場合の時給の目安は、1,000円~3,000円程度です。
プログラミング講師の需要
子ども向けのプログラミング教室やオンライン講座など、活躍の場が広がっているため、プログラミング講師の需要は増加傾向にあると考えられます。
また、IT人材の不足やDXの浸透を受け、プログラミングに長けた人材が求められるようになっています。人材育成のためにもプログラミング技術が教えられる講師は重宝されるでしょう。
プログラマーの将来性については、「プログラマーの将来性|AIにより今後の需要や仕事に必要なスキルは変わる?」の記事で詳しく解説しています。ぜひあわせてご確認ください。
※本記事は2023年6月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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