DXエンジニアとは?DX人材に求められるスキルやおすすめの資格

DX(デジタル・トランスフォーメーション)という言葉をビジネス関連やIT関連のニュースや記事でよく見かけるようになりました。これに伴い、「DXエンジニア」の求人も増えています。このDXエンジニアとは、どんな役割のエンジニアなのでしょうか。この記事では、DXエンジニアの役割、スキル、将来性などについて紹介します。

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DXとは?

経済産業省は2019年7月に発表したレポート「DX推進指標」とそのガイダンスにおいて、DXを以下のように定義しています。

企業がビジネス環境の激しい変化に対し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること

つまり、DXとは、デジタル技術を駆使してビジネスを変革し、競争力を高めるための取り組み全般を指すといえるでしょう。

引用元 : 「DX 推進指標」とそのガイダンス|経済産業省

DXの定義についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
DX案件とはどんな内容?案件事例や単価、市場動向についても解説

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DXエンジニアとは?

DXエンジニアとは、一般的に企業が実現を目指すDX(デジタル・トランスフォーメーション)に対応するスキルを持ち合わせたITエンジニアの総称です。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の「IT人材白書2020」では、DXに対応する人材として、以下を挙げています。

  • プロダクトマネージャー : DXやデジタルビジネスの実現を主導するリーダー格の人材
  • ビジネスデザイナー : DXやデジタルビジネス(マーケティング含む)の企画・立案・推進等を担う人材
  • テックリード : DXやデジタルビジネスに関するシステムの設計から実装ができる人材
  • データサイエンティスト : 事業・業務に精通したデータ解析・分析ができる人材
  • 先端技術エンジニア : 機械学習、ブロックチェーンなどの先端的なデジタル技術を担う人材
  • UI/UXデザイナー : DXやデジタルビジネスに関するシステムのユーザー向けデザインを担当する人材
  • エンジニア/プログラマ : システムの実装やインフラ構築・保守を担う人材

DXエンジニアとは、デジタルビジネスの実現に向けたビジネス視点や先端技術に精通した知識を持つ人物を指すことが分かります。

テックリードについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
テックリード(リードエンジニア)の年収やPMとの違い・年齢などを解説

参考:IT人材白書2020| IPA(独立行政法人情報処理推進機構)

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DXエンジニアの仕事内容

DXエンジニアの仕事内容は企業ごとに異なるものの、「IT人材白書2020」を基に考えると主に以下が挙げられます。

DXに関する全社戦略の立案

DXに関する戦略や目標の社内関連部署への実施

DXに関する他社等との連携の推進

DXに関する自社内での取り組みの実施

DXに関する社内関連部署の支援・サポート

つまり、DX関連の戦略策定から開発、導入、導入支援まで、幅広い業務を担う職種ということです。

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DXエンジニアの育成事例

DX推進が各企業の経営課題となっている昨今において、DXエンジニアの育成への取り組みも活発になっている傾向にあります。

「IT人材白書2020」によると、DXに取り組む多くの企業の取り組みとして、「社外の研修やセミナーの受講」、「資格取得の推進や支援」、「自主的な外部講座の受講の推奨や支援」などが挙げられています。

国内のDX推進企業では、DX人材の育成のために、RPAの研修や新入社員向けのITスキル基礎研修などを実施したり、「デジタルビジネスに関するシステム設計を習得させる」、「汎用機主体のエンジニアをDXエンジニアに転換する仕組みを提供する」などのスキル転換の仕組みを構築したりしている例もあります。

このように、DX推進企業では、さまざまな支援や仕組みを構築しながら、DX推進を加速させる動きが行われているのです。

「RPA」をよく知らないという方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
RPAエンジニアとは?仕事内容やフリーランス事情を解説

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DXエンジニアに必要なスキル

「IT人材白書2020」では、DX人材のコンピテンシー項目として、以下のスキルが挙げられています。

  • 不確実な未来への創造力
  • 臨機応変/柔軟な対応力
  • 社外や異種の巻き込み力
  • 失敗したときの姿勢/思考
  • モチベーション/意味づけする力
  • いざというときの自身の突破力

具体的にどのようなスキルが必要なのか解説します。

不確実な未来への創造力

DXエンジニアとして新分野もいとわず挑戦し、取り組むべき領域を定めて未来を描くスキルです。課題設定力も求められます。

臨機応変/柔軟な対応力

DXエンジニアには臨機応変で柔軟な対応力も求められます。DXプロジェクトを推進する上では、時として計画通りに事が運ばないこともあります。そのような状況においては、目標達成のため、当初の計画から適宜軌道修正しながらプロジェクトをリードしていく柔軟性が欠かせません。

社外の人間を巻き込む力

DXプロジェクトは、社内の関連部署だけでなく、外部のコンサルタントやシステム開発会社、デザイン会社など、多種多様な専門会社・専門家との協力によって実現します。これらの関係者は企業文化や専門分野、仕事の進め方などが大きく異なるため、それぞれの立場を理解し、尊重しながら、共通の目標に向かって協力関係を築くことが重要です。

失敗したときの姿勢/思考

DXエンジニアは新たな取り組みにチャレンジする必要があるため、「失敗は成功の元」と前向きに捉え、失敗を恐れずに前に進む姿勢も求められるでしょう。

モチベーション/意味づけする力

DXエンジニアとして、取り組みたい課題を明らかにし、主体性や好奇心を持って、前向きに取り組む姿勢が必要です。

いざというときの自身の突破力

時には困難な状況になったとしても、諦めずに壁を突破するためにさまざまな方法を検討し、リーダーシップを発揮する姿勢と責任感がDXエンジニアには必要となるでしょう。

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DXエンジニアに必要な資格

DXエンジニアになるために必須となる資格はありません。ただ、担当する役割により、求められるスキルは変わります。このとき、以下のような資格を持っていることで、DXエンジニアとしてのスキルを証明することに役立ちます。

  • AWS認定資格
  • 認定スクラムマスター
  • Microsoft Azure認定資格
  • Python3エンジニア認定試験
  • Google Cloud認定資格

AWS(Amazon Web Services)やGCP(Google Cloud Platform)、Microsoft Azureの認定資格は、クラウドコンピューティングサービスに関する資格です。Python3エンジニア認定試験はプログラミング言語「Python」のスキルを証明できます。認定スクラムマスター認定資格は、メンバーとのチームワークを重視しながら、短期間で開発を行う「スクラム開発」の知識やスキルを有することを証明できます。

AWS認定資格

AWS認定資格、AWSに関する知識やスキルを証明するAmazon公認の認定資格です。資格の概要と難易度は以下のとおりです。

参考 :AWS 認定 – AWS クラウドコンピューティング認定プログラム | AWS

基礎レベル

基礎レベルは「クラウドプラクティショナー」と呼ばれ、AWSクラウドの知識とスキルを身につけていることを証明する資格です。公式サイトでは、「6ヶ月間の基礎的なAWSクラウドと業界知識を身につけた人」と定義しています。この資格の取得が、ほかのAWS認定資格を受験する前の推奨されるステップとなっています。

アソシエイトレベル

アソシエイトレベルは、「ソリューションアーキテクト」、「デベロッパー」、「SysOps アドミニストレーター」など2025年12月時点で5種類公式サイトでは、「1年間のAWSクラウドを使用した問題解決と解決策などの実施経験を有する人」が対象となっています。

プロフェッショナルレベル

プロフェッショナルレベルは、「ソリューションアーキテクト」と「DevOpsエンジニア」の2種類があります。公式サイトでは、「2年間のAWSクラウドを使用し、ソリューション設計、運用、トラブルシューティングの包括的な経験を有する人」が対象となっています。

専門知識認定

専門知識認定は、指定された分野に関するAWSクラウドの専門知識を有している人を認定する資格です。「高度なネットワーキング」、「セキュリティ」、「機械学習」の3種類があります。

認定スクラムマスター® (CSM®)

認定スクラムマスター® (CSM®)は、Scrum Allianceにより実施される、スクラムマスターとしての知識とスキルを認定する資格です。

なお、「スクラムマスター」とはスクラム開発におけるチームメンバー全体の管理者として開発メンバーのサポートを行う進行役です。プロジェクトやメンバーに問題が生じた場合、問題の整理や阻害要因の除去など、チームがスムーズに開発できるよう注力します。

DXを推進するには、柔軟な対応力とスピードが求められるため、従来のウォーターフォール開発※1よりは、アジャイル開発※2の方が向いているといわれています。

スクラム開発はアジャイル開発の代表的な手法の1つであるため、認定スクラムマスターの資格が注目を集めているのです。

※1:上流工程から順に完了しながら下流工程へ進める開発手法※2:1つの機能を1単位として開発を分けて進め、単位ごとに開発、実装、テストの繰り返す手法

参考:認定スクラムマスター® (CSM®) | Scrum Alliance

Microsoft Azure認定資格

Microsoft Azureとは、AWSやGCPと並ぶ、代表的なクラウドサービスの1つです。そして、Microsoft Azureに関する知識とスキルを有していると認定する資格が「Microsoft Azure認定資格」です。

参考 : Microsoft Certifications | Microsoft Docs

Microsoft認定資格は、「Fundamentals」、「Associate」、「Specialty」、「Expert」のカテゴリがあり、カテゴリごとにロール別の認定資格があります。Azureに関連する資格としては、以下のようなものがあります。

Fundamentals : Azure Fundamentals(初級レベル)

クラウドの概念やAzureサービス、Azureのセキュリティとプライバシーなどが問われます。

Fundamentals : Azure AI Fundamentals(初級レベル)

機械学習やAIと関連するMicrosoft Azureサービスの基礎知識を問われます。

Fundamentals : Azure Data Fundamentals(初級レベル)

Azureでリレーショナルデータを扱うための知識などを問われます。

Associate : Azure Developer Associate(中級レベル)

Microsoft Azureでのクラウドアプリケーションとサービスの設計、構築、テスト、および保守に関する専門知識を問われます。

Associate : Azure Database Administrator Associate(中級レベル)

Microsoft Azure Data ServicesおよびMicrosoft SQL Server上に構築されたデータベースの管理や運用、T-SQL(データベース言語)に関する知識が問われます。

Associate : Azure Data Scientist Associate(中級レベル)

Azure Machine Learning Serviceを使用した機械学習モデルの作成や管理などの知識が問われます。

Associate : Azure AI Engineer Associate(中級レベル)

自然言語処理、音声、コンピュータビジョン、会話型AIを含むMicrosoft AIソリューションの設計や実装について問われます。

Associate : Azure Security Engineer Associate(中級レベル)

セキュリティ制御と脅威保護の実装、IDとアクセスの管理、データやネットワークの保護などの知識が問われます。

Associate:Azure Administrator Associate(中級レベル)

クラウド環境でのID、ガバナンス、ストレージ、コンピューティング、仮想ネットワークの実装、管理と監視などが問われます。

Specialty : Azure for SAP Workloads Specialty(上級レベル)

SAP製品(SAP社の基幹システム)のMicrosoft Azureへの移行、SAP製品をサポートするAzure設計などの知識が問われます。

Expert : Azure Solutions Architect Expert(上級レベル)

コンピューティング、ネットワーク、ストレージ、セキュリティなどを含む、Microsoft Azureソリューションの設計と実装について問われます。

Expert : DevOps Engineer Expert(上級レベル)

DevOpsツールの移行と統合戦略、DevOps開発プロセスの実装、リリース戦略の設計などの知識が問われます。

これらの資格勉強を通じて、Microsoft Azureのアーキテクチャを体系的に学ぶことが可能です。また、資格取得をすることで、Microsoft Azureのスペシャリストとして認められます。

Python3エンジニア認定試験

Python3エンジニア認定試験は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施する認定試験です。

Pythonは機械学習などを実装することができるプログラミング言語です。AIの活用が注目を集めるとともに、Pythonも注目を集めてきました。また、サーバーサイドのアプリケーション開発でも利用できるプログラムのため、汎用性が評価されています。

Python3エンジニア認定試験は以下の4つに分かれています。

参考 :Python試験 | 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会

Python3エンジニア認定基礎試験

Python3エンジニア認定基礎試験は、Pythonに関する基本的な内容のため、未経験者でも学習することで合格を目指せるでしょう。

CBT方式が採用されており、問題数は40問、試験時間は60分です。

Python3エンジニア認定実践試験

Python3エンジニア認定実践試験は、先述のPython3エンジニア認定基礎試験の上位試験です。

名前の通り、より実践的な知識が問われ難易度も高くなります。問題数は基礎試験と同じですが、試験時間は15分長い75分となります。

Python3エンジニア認定データ分析試験

Python3エンジニア認定データ分析試験では、データ分析に特化した問題が多く出題されます。

難易度はやや高くなるものの、DXに必要なデータ分析に関する知識を身につけられるため、ぜひとも合格しておきたい試験といえます。

Python3エンジニア認定データ分析実践試験

Python3エンジニア認定データ分析実践試験は、Python3エンジニア認定データ分析試験の応用編ともいえる試験です。

2024年から新たに実施された試験であり、他の試験と同じCBT方式による受験で、40問75分の試験となります。

Google Cloud認定資格

Google Cloudは、AWS、Microsoft Azureと並ぶ、代表的なクラウドサービスの一つです。一般的にはGCP(Google Cloud Platform)という名称で知られています。

Google Cloud認定試験Google Cloud認定試験は、GCPに関する一定の知識とスキルをGoogleが認定する資格試験です。2025年12月時点で、認定試験は全13種類あり、日本語で受けられる試験もあります。下記にて特にDXエンジニアの業務と関連性の高いものを紹介します。

参考 : Google Cloud認定資格|Google Cloud

Associate Cloud Engineer

アプリケーションのデプロイ、オペレーションやソリューションの管理などの知識とスキルが問われます。

Professional Cloud Architect

GCPを使用したソリューションの設計、開発、管理などに関する専門的な知識とスキルが問われます。

Professional Data Engineer

GCPを用いたデータ処理の設計、構築、運用、保護、機械学習モデルの運用化などに関する知識とスキルが問われます。

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DXエンジニアの年収

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公開した「DX動向2024」によると、DX推進スキル標準の人材類型には以下のような職種が該当します。

  • ビジネスアーキテクト
  • デザイナー
  • データサイエンティスト
  • ソフトウェアエンジニア
  • サイバーセキュリティ

これらの職種を、2025年12月時点でのレバテックフリーランスでの公開案件を基にした月単価・年収例※と照らし合わせると、おおよその年収帯は下記のようになります。

DX推進スキル標準の人材類型 年収
(フリーランス)
年収
(会社員)
ビジネスアーキテクト 約1,058
万円
約471
万円
デザイナー 約636
万円
約431
万円
データサイエンティスト 約837
万円
約534
万円
ソフトウェアエンジニア 約827
万円
約449
万円
サイバーセキュリティ 約881
万円
約436
万円

ひと口にDXエンジニアといってもマネジメント業務の有無や経験年数、また会社員かフリーランスかによって年収にもひらきが生じます。

※レバテックの利用者の実績データから算出しました。フリーランスに関してはレバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って案件単価を算出しました。年収の算出にあたっては、ひと月の案件単価に12ヶ月を乗じています。(2025年12月時点)

また、会社員の年収に関してはレバテックの利用者の実績データから算出しました。(2025年12月時点)

参考:DX動向2024|IPA(独立行政法人情報処理推進機構)

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DXエンジニアになるには

DXエンジニアを目指すのであれば、下記のようなスキル・経験を身につけておくことをおすすめします。

  • IT関連の知識
  • デジタル技術に対する知見
  • データサイエンスの知識
  • マネジメント経験
  • 折衝・交渉力
  • 企画・提案力

DXエンジニアには、ITやデジタルに関する広範な知識に加え、データサイエンスの知見も求められます。さらに、組織横断的なDXプロジェクトを推進するため、マネジメントや折衝の経験も必要になります。このようなスキル・経験をバランスよく有していることが、DX人材に登用されるための条件といえるでしょう。

なお、「DX動向2024」によると、積極的にDXを推進する企業において、人材確保のためにもっとも多く選択されている手段は社内育成(66.5%)、次いで中途採用(51.2%)でした。

中期的なキャリア展望としては、スキルを磨き経験を積みつつ社内応募でDXエンジニアのポストへ挑戦するか、DXを推進する企業への転職が選択肢となりそうです。未経験からDXエンジニアであるデータサイエンティストを目指したい方は、以下の記事も参考にしてください。
未経験からデータサイエンティストになるには?転職のコツや適性を解説

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DX人材は不足している?

近年、企業のDX推進が加速する一方で、DX人材の不足が深刻化しています。

DX動向2024」によれば、DX人材の量について「大幅に不足している」と回答した企業の割合は、2022年度の約50%から2023年度には約62%へと増加しました。この結果から、わずか1年の間に、DX人材の不足を実感している企業が10%以上も増加したことが明らかになりました。

図表 3-1 DXを推進する人材の「量」の確保(経年変化および米国との比較)

引用元 : DX動向2024|IPA(独立行政法人情報処理推進機構)

なお、この状況を業界別にみてみるとDX人材の不足が著しい業界として、サービス業や製造業が挙げられます。

図表 3-3 DXを推進する人材の「量」の確保(業種別)

引用元 : DX動向2024|IPA(独立行政法人情報処理推進機構)

なお、このDX人材の不足は、IT業界全体が抱える深刻な人手不足の問題と無縁ではありません。経済産業省の試算によれば、需要に対して不足するIT人材の数は年々拡大傾向にあり、その数は2030年に約79万人に達する見込みです。

各企業はDXエンジニアをはじめとするIT人材の確保に向けて、さまざまな採用戦略を打ち出しており、DX人材にはとりわけ高い需要が見込まれます。この点について詳しくは後述します。

参考:
DX動向2024|IPA(独立行政法人情報処理推進機構
IT人材需給に関する調査|経済産業省

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DXエンジニアの将来性

DXエンジニアの需要は今後も続くと予想されるため、将来性は明るいといえます。

レバテック株式会社が2025年6月に実施した調査※によると、保有しているレガシーシステムの刷新を進めていると回答した企業の割合は約54%でした。

引用元 : レガシーシステムの刷新、約5割が進行中と回答、一方で先行き不透明な企業も |レバテック株式会社

また、既存のレガシーシステムを引き続き使用することにより、もたらされる主な問題としては「保守運用や維持コストの増加(47.7%)」が最多となりました。さらに、レガシーシステムを維持・運用するうえでの課題として最も多かった回答は「技術者が不足していること(53.5%)」となっています。

浮き彫りとなったこれらの課題に対して検討している対処として大企業の64.4%、中小企業では50.0%がDXを挙げています。

このようなDXの機運の高まりから、DXエンジニアは今後益々企業から求められると予想されるのです。

※調査年月:2025年6月3日~2025年6月5日/調査方法:インターネット調査/調査対象:レガシーシステムを保有する企業の情報システム担当者・経営層

以下の記事では、DXに欠かせないクラウドエンジニアについて詳しく解説しています。併せてお読みください。
クラウドエンジニアの仕事内容は?必要なスキルとともに紹介!

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DXエンジニアに関するよくある質問

ここでは、DXエンジニアに関するよくある質問に答えていきます。

Q. DXエンジニアの平均年収はどの程度ですか?

DXエンジニアの平均年収は職種や働き方によって異なります。会社員の場合、430万円~470万円程度で、フリーランスだと約630~1,000万円程度です。しかし、未経験者の場合、年収レンジはこれよりも下がるでしょう。

Q. DXエンジニアとして活動する場合、どんなスキルが必要ですか?

DXエンジニアとして活動する場合、データの分析・構築スキル、ITスキル、戦略的視点等が必要です。

Q. DXエンジニアの主な仕事内容は何ですか?

DXエンジニアの主な仕事内容は、DXに関する戦略立案・計画、DXを実現するシステムの開発、DXの推進やシステムの運用に必要な体制の構築などです。

Q. DXエンジニアになる際に資格は必須ですか?

DXエンジニアに資格は必須ではありません。しかし、AWS認定資格・認定スクラムマスター・Microsoft Azure認定資格などの資格を取得した方が就職の際に有利になる可能性があります。

Q. ITエンジニアとDXエンジニアの違いは何ですか?

ITエンジニアは情報技術のスキルやシステム・ITインフラの設計・構築・運用に関する知識が求められます。DXエンジニアはITエンジニアが持つ基本的なシステムの知識に加え、AIや機械学習の知識やビジネスの知識が求められます。

※本記事は2025年12月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

 

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