HTML/CSSで副業は稼げる?仕事例や未経験からの始め方を解説 | レバテックフリーランス
HTML/CSSで副業は稼げる?仕事例や未経験からの始め方を解説
「HTML/CSSのスキルを活かして副業で稼ぎたいけど、本当にできるかな?」と不安に感じていませんか?
需要の高いHTML/CSSスキルは、未経験者でも比較的始めやすい副業といわれています。
この記事では、HTML/CSSスキルを副業で収入に変えるための具体的な方法を紹介します。案件獲得の方法から収入相場、注意点まで詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
HTML/CSSを活かした副業の3つの魅力ポイント
Web制作の基礎となるHTML/CSSは、プログラミングスキルの中でも比較的習得しやすいと言われています。
そのため、未経験からWeb業界での副業を目指す方にとって、HTML/CSSは魅力的な選択肢となりえます。
ここでは、HTML/CSSを活かした副業の魅力ポイントを具体的に見ていきましょう。
未経験者でも比較的始めやすい
HTML/CSSは、プログラミング言語の中でも比較的シンプルで分かりやすい構造をしているため、初心者でも学習しやすいという特徴があります。
実際に、基礎的な知識を学ぶだけなら、数週間から数ヶ月程度の学習で十分という声も少なくありません。
もちろん、Webサイト制作の現場で通用するレベルになるには、実践的なスキルやデザインの知識なども必要となります。しかし、プログラミング未経験者が副業で収入を得るための第一歩としては、比較的ハードルが低いと言えるでしょう。
需要が高く案件数が豊富
Webサイトは、企業の規模や業種を問わず、今や事業活動において必要不可欠な存在となっています。
そのため、HTML/CSSを用いたWebサイト制作の需要は非常に高く、副業案件数も多いという現状があります。クラウドソーシングサイトなどを見れば、初心者向けの簡単なコーディング案件から、経験者向けの高度なスキルが求められる案件まで、幅広く掲載されていることが分かります。
案件数が多いということは、自分に合った条件の仕事を見つけやすいという点で大きなメリットと言えるでしょう。
スキルアップが収入に直結しやすい
HTML/CSSのスキルを磨いたり、JavaScriptやPHPなど他のWebサイトにかかわるプログラミング言語を学ぶことで、業務の幅が広がり、より高単価な案件にも挑戦できる可能性があります。
プログラミングスキルは需要が高いため、収入アップを目指す場合も比較的よい選択肢といえます。
HTML/CSSの副業で取り組める業務内容
HTML/CSSのスキルを活かせる副業には、初心者でも挑戦しやすいものから、ある程度の経験やスキルが求められるものまで、さまざまな業務内容があります。ここでは、HTML/CSSでできる代表的な副業を3つご紹介します。
Webサイトの修正
Webサイトに表示されている文章の修正や画像の差し替えなど、部分的な修正作業は、HTML/CSSの基礎知識があれば対応できるものが多くあります。
例えば、「Webサイトのテキストに誤字脱字があるので修正してほしい」「古い画像を新しいものに差し替えてほしい」といった依頼が考えられます。
すでに完成しているWebサイトの一部を変更する作業となるため、必要な知識が比較的少なく、初心者でも取り組みやすいでしょう。
Webサイトのカスタマイズ
ブログやECサイトのデザインや機能を、HTML/CSSを用いてカスタマイズする業務も、副業として人気があります。
例えば、「ブログのデザインテンプレートを自分の好みに合わせて変更したい」「ECサイトに新しい商品カテゴリを追加したい」といったニーズに対応するケースです。
クライアントの要望を丁寧にヒアリングし、HTML/CSSで実現していくためには、Webサイト制作に関する基礎知識に加え、コミュニケーション能力も求められます。
Webサイトの制作
HTML/CSSを用いて、新規のWebサイトを制作する業務も、副業として請け負うケースがあります。
小規模なWebサイトやランディングページであれば、HTML/CSSの知識だけでも制作可能です。ただし、Webサイト制作は、デザインの知識やSEOの知識など、多くの場合ではHTML/CSS以外のスキルも求められるので、比較的難易度が高いと言えるでしょう。
副業としてWebサイト制作を請け負う場合は、自身のスキルレベルや経験を考慮し、無理のない範囲で案件を選ぶことが大切です。
HTML/CSSで副業した場合の収入相場
HTML/CSSを使ったコーディングでは、実際にどのくらいの収入を得られるのでしょうか? 経験年数別に収入相場を見ていきましょう。
経験1年未満の初心者のコーダーの単価目安
HTML/CSSの基礎を習得した経験1年未満のコーダーの場合、副業での単価目安は一般的に5万円程度といわれています。
上記は案件あたりの単価であり、時給に換算すれば1,000~2,000円程度が目安といわれます。
ただし、初心者のうちは、実績やスキルが不足しているため、すぐに高単価な案件を獲得することは難しいでしょう。クラウドソーシングサイトなどで、簡単な案件から経験を積むことをおすすめします。
経験3年前後の中級者のコーダーの収入目安
ある程度の経験を積んだ中級者の場合、案件単価は30万円前後と一般的にいわれています。
レバテックフリーランスにも、「HTML、CSS、WordPressを用いた実務経験」を条件とする、週3日稼働が可能なWebサイト制作の案件で月単価~40万円のものが実際に掲載されています。(2024年6月時点)
中級者のコーダーになると、WordPressなどのCMSのカスタマイズや、JavaScriptやPHPなどのプログラミング言語のスキルを身につけることで、より高単価な案件を獲得できる可能性が広がると言えるでしょう。
経験5年以上の上級者のコーダーの収入目安
5年以上の実務経験があり、高度なスキルを持つコーダーであれば、案件単価はさらに高くなります。
特に、大規模なWebサイトの制作や、Webシステム開発などの案件を受注することで、高収入を得られる可能性があります。
レバテックフリーランスにも、HTML、CSS、JavaScript、Vue.jsなどの実務経験を条件とする、週3日稼働が可能なWeb制作の案件で月単価~90万円のものが存在しています。(2024年6月時点)
このレベルになると、フリーランスとして独立したり、Web制作会社に転職したりする選択肢も見えてくるでしょう。
参考:HTML × 副業・複業のフリーランス案件一覧【レバテックフリーランス】
HTML/CSS副業に必要なスキルと習得方法
ここでは、HTML/CSS副業に必要なスキルと、その習得方法について分かりやすく解説していきます。
【必須】コーディングのスキル
HTML/CSS副業をする上で必須となるのが、コーディングスキルです。まずは、基礎知識を着実に身につけましょう。
HTML/CSSの基礎知識
HTMLはWebページの骨組み、CSSはデザインを構築するための言語です。まずは、それぞれの言語の基本的な文法を理解し、簡単なWebページを制作できるようになりましょう。
HTMLでは、見出し、段落、画像、リンクなどの要素と、それらを記述するためのタグを学習します。
CSSでは、文字の大きさや色、要素の配置などを指定するプロパティや、それぞれの値を設定する方法を学習します。
これらの基礎を学ぶには、オンライン学習サイトや参考書を活用するのがおすすめです。Progateやドットインストールなどのサイトでは、初心者向けの無料レッスンが充実しています。
Webデザインの知識
ただコーディングができるだけでなく、見栄えの良いWebサイトを制作できることも重要です。そのためには、Webデザインの知識も必要になります。
例えば、Webページの要素を効果的に見せるためのレイアウトや、色彩、タイポグラフィなどがあります。タイポグラフィとは、文字の種類や大きさ、行間などを調整し、読みやすくて美しい文字組みを作る技術のことです。
Webデザインの知識は、書籍やWebサイトで学ぶことができます。また、実際に公開されているWebサイトを参考にするのも効果的です。
【周辺知識】プログラミングやCMSの知識
HTML/CSSに加えて、Webサイトのフロントエンドに関する他のスキルを持っていると、さらに仕事の幅が広がります。特に、JavaScriptやPHPなどのプログラミング言語や、WordPressなどのCMSに関する知識は、大きな強みになります。
JavaScript
JavaScriptは、Webページに動きをつけることができるプログラミング言語です。
例えば、ページのスクロールに合わせてアニメーションを表示したり、フォームに入力された内容をチェックしたりすることができます。
JavaScriptを習得すれば、より動的でインタラクティブなWebサイトを制作することが可能になるのです。気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
JavaScript入門ガイド!初心者におすすめの勉強方法や学習サイトを紹介
PHP
PHPは、Webサーバー上で動作するプログラミング言語です。
主に、Webアプリケーションの開発に利用されます。例えば、お問い合わせフォームや会員登録機能などを実装することができます。PHPを習得すれば、より動的なコンテンツを含むWebサイトを制作するのに役立ちます。
PHPの勉強について知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
【PHPの勉強方法】初心者におすすめの学習サイト・本やロードマップ
WordPress
WordPressは、世界中で広く利用されているCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。HTMLやCSSの知識がなくても、比較的簡単にWebサイトを構築・管理することができます。
WordPressのテーマやプラグインをカスタマイズするには、HTMLやCSS、PHPなどの知識が必要になります。WordPressを使いこなせるようになれば、クライアントに納品後も、更新作業などを継続的に依頼される可能性が高まるでしょう。
こちらの記事で、WordPressを活かした副業について解説しています。
WordPress副業で稼ぐ!初心者向けに案件獲得から収入アップまで徹底解説
【営業】案件獲得のための対人スキル
副業で収入を得るためには、スキルを身につけるだけでなく、仕事を受注する対人コミュニケーションの能力も必要です。
具体的には、クライアントとの「コミュニケーション能力」や、相手の疑問を解決する「問題解決能力」が求められます。
コミュニケーション能力
Web制作の副業においては、クライアントの要望を丁寧にヒアリングし、自分の考えを分かりやすく伝えることが重要です。
また、報連相をこまめに行い、信頼関係を築くことも求められるでしょう。
疑問を噛み砕いて分かりやすく解決する能力
クライアントは、必ずしもWeb制作の専門知識を持っているわけではありません。
そのため、専門用語を避け、分かりやすい言葉で説明する能力が求められます。また、相手の立場に立って考え、最適な解決策を提案できるよう努めましょう。
これらのスキルは、場数を踏むことで磨かれていきます。最初はクラウドソーシングサイトなどで、比較的小規模な案件に挑戦してみるのがおすすめです。
HTML/CSS副業案件を獲得する方法
ここでは、HTML/CSSのスキルを活かせる副業案件を獲得する方法を2つご紹介します。
副業エージェントの利用
専門のアドバイザーが希望条件に合う案件を紹介してくれる副業エージェントは、効率よく副業案件を見つけたい方に最適です。
企業とのやり取りを代行してもらえる、非公開求人を紹介してもらえる可能性があるなどの利点があります。
エージェントによって、対応している職種や案件の量、サポート体制などが異なるので、複数のエージェントに登録し、比較検討することをおすすめします。
レバテックフリーランスはIT特化のエージェントで、副業向け案件も取り扱っています。一人ひとりのご要望をヒアリングしたうえで最適な案件をご紹介していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
クラウドソーシングサイトの活用
クラウドソーシングサイトとは、企業とフリーランスが直接取引できるプラットフォームです。多数の案件が掲載されているため、自分のスキルや希望に合う案件を見つけることができます。
多数の案件から選べる、難易度が低い案件も多いといった点はメリットであり、初心者でも実績を積むチャンスを比較的見つけやすいです。
ただし、クラウドソーシングサイトでは、他の応募者との競争が激しくなる場合もあります。
未経験からHTML/CSSの副業で稼ぐまでの具体的なステップ
未経験からHTML/CSSの副業で稼ぐまでの具体的なステップを分かりやすく解説します。
必要な知識をインプットする
HTML/CSSを使った副業を始めるには、基礎知識の習得が欠かせません。まずは、HTML/CSSの基本を学び、Webページの構造やデザインの仕組みを理解しましょう。
学習方法はさまざまですが、初心者の方には、オンライン学習プラットフォームやプログラミング学習サイトがおすすめです。これらのサイトでは、動画やテキストを使って、HTML/CSSの基礎を体系的に学ぶことができます。
基礎学習と並行して、実際にコードを書いてみることも重要です。簡単なWebページを自分で作成してみることで、知識の定着を図りながら、実践的なスキルを身につけることができます。
ポートフォリオを作成する
ある程度HTML/CSSのスキルが身についたら、次は自分のスキルをアピールするためのポートフォリオを作成しましょう。ポートフォリオは、クライアントに自分の実力を示すための重要なツールです。
ポートフォリオには、自分で作成したWebサイトや、模写コーディングで作成したWebページなどを掲載します。デザイン性やコードの綺麗さだけでなく、Webサイトの使いやすさやレスポンシブ対応など、細部までこだわって作成することで、クライアントからの評価に繋がりやすくなります。
ポートフォリオについて知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
未経験でもスキルシートは必要?書き方や作成時の注意点
副業の案件を探す
ポートフォリオが完成したら、いよいよ副業の案件を探してみましょう。HTML/CSSのスキルを活かせる副業案件は、クラウドソーシングサイトや求人サイトなどで多数掲載されています。
案件を探す際には、自分のスキルレベルや希望する報酬額、作業時間などを考慮して選ぶことが大切です。最初は、簡単なコーディングや修正などの案件から挑戦し、徐々に経験を積んでいくと良いでしょう。
HTML/CSS副業の注意点
HTML/CSSのスキルを活かして副業に挑戦する際には、いくつかの注意点があります。スムーズに副業を進めるためにも、事前にしっかりと確認しておきましょう。
業務内容をよく確認する
副業を始める前に、業務内容をよく確認しましょう。作業範囲、納期など、後々のトラブルを防ぐためにも、不明点は事前にしっかりと確認することが大切です。
納期を厳守する
副業であっても、仕事として請け負った以上は、納期を守ることは非常に重要です。クライアントとの信頼関係を築き、継続的な関係を築くためにも、責任感を持って納期までに作業を完了させるように心がけましょう。
もし、作業中に予期せぬトラブルや遅延が発生しそうな場合は、すぐにクライアントに連絡し、状況を説明することが大切です。
確定申告を忘れずに行う
副業で得た収入は、原則として確定申告が必要です。確定申告を怠ると、後々ペナルティが発生する可能性もあります。副業を始める前に、確定申告に関する情報を収集し、必要な手続きを理解しておきましょう。
副業の収入が一定額以下の場合は、確定申告が不要となるケースもあります。しかし、自身に該当するかどうかは、税務署や税理士に相談することをおすすめします。
【20万円ルール】副業所得20万以下でも確定申告・住民税申告は必要?
HTML/CSSの副業についてよくある質問
ここでは、HTML/CSSの副業に関するよくある質問に答えていきます。
HTML/CSSの副業は稼げる?
結論としては、案件の獲得状況やスキルレベルによって大きく異なります。
HTML/CSSのスキルだけで稼げる金額は、他のプログラミング言語と比較すると低い傾向にあります。しかし、需要の高いスキルを着実に習得し、高品質なアウトプットを出すことで、安定した収入を得ることも可能です。
未経験からでもHTML/CSSの副業はできる?
未経験からでも、きちんと学習をすれば副業として活動できる可能性はあります。
HTML/CSSは、プログラミング言語の中でも比較的学習しやすい言語と言われています。無料の学習サイトやオンライン講座なども充実しており、自分のペースでスキルを身につけることができます。
ただし、副業として収入を得るためには、一定レベル以上のスキルが必要です。
HTML/CSSの副業に必要なパソコンのスペックは?
コーディングの副業において、普通、特別なスペックのパソコンは必要ありません。HTML/CSSのコーディング作業は、一般的なパソコンで問題なく行えるケースがほとんどです。インターネットに接続できる環境と、コードを記述するためのテキストエディタがあれば十分です。
※本記事は2024年6月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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