Go言語の副業で稼ぐ!平均単価や案件例、役立つスキルを解説 | レバテックフリーランス
Go言語の副業で稼ぐ!平均単価や案件例、役立つスキルを解説
「Go言語を使って副業をしたいけど、本当に稼げるの?」「Go言語を使った案件はどうやって見つけるの?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
この記事では、Go言語を使った副業の単価相場や案件例を紹介します。さらに、Go言語の案件を獲得するための方法をまとめました。
未経験から稼ぐための具体的な流れも説明するので、Go言語で副業を始めるか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
副業を始める前に知っておきたいGo言語の特徴
Go言語の特徴の一つは、開発効率の高さです。コンパイル速度が速く、エラーチェックも厳密に行われるため、開発時間を短縮できます。
さらに、Go言語は並行処理を得意とする言語としても知られています。並行処理とは、複数の処理を同時に処理する機能のことで、処理速度を大幅に向上させることが可能です。
加えて、Go言語は文法がシンプルで分かりやすいため、初心者でも習得しやすいです。たとえば、Go言語には、ほかの言語によく見られるクラス継承や例外処理といった複雑な概念が存在しません。
Go言語を使った副業の単価相場
レバテックが保有するフリーランス向け案件データをもとにした調査によると、Go言語の平均月額単価は、87万2,969円です。
この平均月額単価は、調査対象となった15のプログラミング言語の中で最も高い数字となっています。
このことから、Go言語を使った案件は副業であっても比較的単価が高いことが考えられます。
ただし、ここで紹介したのはあくまで平均的な単価です。実際の単価は、スキルや経験、案件の内容によって異なることを覚えておきましょう。
調査結果を詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
【1位はGoの87万円】プログラミング言語別単価ランキング|2023年7月最新版
Go言語を使った副業の案件例
ここでは、Go言語を使った副業の具体的な案件例として、IoT製品の開発、Webアプリケーションの開発、そしてPaaSの開発の3つについて詳しく解説していきます。
す。
IoT製品の開発
Go言語を使った副業の作業例の一つに、IoT製品の開発が挙げられます。IoTとは、家電やセンサーなどのデバイスをインターネットに接続し、データの収集や制御を行うシステムです。
Go言語は、デバイス上で動作する軽量なプログラムを開発できるため、リアルタイム処理性能の高さが求められるIoT製品開発において力を発揮します。
具体的には、スマートスピーカーと連携し照明やエアコンなどを音声で操作するスマートホームデバイスの開発が可能です。
Webアプリケーションの開発
Go言語を使った副業には、サーバーサイドのWebアプリケーション開発もあります。Go言語は並行処理に優れているため、多数のユーザーからのアクセスを同時に処理する大規模なアプリケーション開発に向いているでしょう。
Go言語で開発できるWebアプリケーションの具体例には、ECサイトやユーザー同士のマッチングを行うマッチングサービスなどが挙げられます。
また、Go言語には、GinやEchoといったWebアプリケーション開発に便利なフレームワークがあるため、効率的に開発を進められるでしょう。
PaaSの開発
Go言語を使った副業の案件には、PaaS(Platform as a Service)の開発もあります。PaaS とは、アプリケーションの実行環境を提供するクラウドサービスです。PaaSを使えば、開発者はサーバー構築や運用管理などの手間をかけずに、アプリケーション開発に集中できます。
高いパフォーマンスと並行処理能力を持つGo言語は、多数のユーザーリクエストを処理する必要があるPaaSの開発に適しています。
Go言語の副業で稼ぐのに役立つスキル
Go言語を使った副業で稼ぐには、Go言語の構文やデータ型といった基礎知識に加えて、開発する分野に関する知識も身につけておくとよいでしょう。
ここでは、Go言語の副業で稼ぐのに役立つ、具体的なスキル例を3つご紹介します。
Webサービス・アプリの開発スキル
Go言語は、Webサービスやアプリケーション開発に広く利用されているため、Webサービスやアプリケーション開発のスキルがあると副業で稼ぐ際に役立つでしょう。
具体的には、Go言語の代表的なWebフレームワークであるGinやEchoなどの知識があると効率的にWebアプリケーションを開発できます。Webサービスやアプリ開発では、データベースとの連携が不可欠であるため、MySQLやPostgreSQLなどのデータベースの知識も有用です。
さらに、HTMLやCSS、JavaScriptなどのフロントエンド技術の知識があれば、フロントエンドと連携した機能開発など、幅広い案件に対応できるでしょう。
IoT関連のスキル
IoT関連のスキルを身につけることで、Go言語を使った副業の幅が大きく広がります。IoTは近年急速に普及しており、Go言語を用いたIoT開発のスキルがあれば、副業で収入を得るチャンスが増えるでしょう。
IoT開発のスキルを身につけるためには、Raspberry PiやArduinoなどの小型コンピュータを用いた開発を経験するのが効果的です。また、AWS IoTやGoogle Cloud IoT、Azure IoTなどのクラウドプラットフォームを利用したIoTシステムの構築も経験しておくと良いでしょう。
プロジェクトマネジメントのスキル
Go言語を使った副業で稼ぐには、プロジェクトマネジメントのスキルも役立ちます。
プロジェクトマネジメントスキルとは、プロジェクトの進捗状況を把握してスケジュールを調整したり、クライアントとコミュニケーションをとって認識の齟齬やトラブルを未然に防いだりするスキルです。そのため、このスキルがあれば、納期を守りながら質の高い成果物を納品できる可能性が高まるでしょう。
プロジェクトマネジメントのスキルを身につけるためには、プロジェクトマネジメントに関する書籍やオンラインコンテンツで学習する方法があります。さらに、実際のプロジェクトに参加し、経験豊富なプロジェクトマネージャーの指導の下で実践的なスキルを習得するのも有効です。
Go言語の副業案件を探す方法
Go言語を使った副業を始めたいと思っても、どこで案件を探せば良いのか迷う方もいるかもしれません。
ここではGo言語の副業案件を探す主な方法を紹介します。
フリーランスエージェントを活用する
Go言語の副業案件を探す方法でおすすめなのが、フリーランスエージェントの活用です。フリーランスエージェントは、人材を探す企業と案件を探す個人を結びつけるサービスです。
エージェントを活用すると、担当者が希望条件に合う案件を提案してくれるので、自分で案件を探す手間が省けます。案件を探す時間を短縮できれば、Go言語の学習や実際の開発により多くの時間を割けるようになるでしょう。
レバテックフリーランスでは、Go言語を使った案件の提案や、参画までのスケジュール調整、単価交渉を行っています。さらに、専任の担当者が参画中のフォローも行うので、初めて案件を受注する方も安心して作業を進められます。
レバテックが保有するGo案件の例は下記をご覧ください。
求人・案件一覧
クラウドソーシングサービスを使う
Go言語の副業案件を探す方法には、クラウドソーシングサービスを使うやり方もあります。クラウドソーシングサービスは、企業がサイト上に依頼したい仕事内容と報酬を掲載し、仕事を探している人が応募する形式のサービスです。
クラウドソーシングサービスは、インターネット上で簡単に案件を検索でき、自分のスキルや希望に合った案件を見つけやすいのがメリットです。
ただし、単価が低い案件も多いので、自分のスキルに見合った報酬かどうか注意して探す必要があります。Go言語の実務経験がない場合は、クラウドソーシングサービスを利用して、難易度が低く単価が低めな案件で実績を積んでから、難易度が高く単価が高めな案件に挑戦するやり方もあるでしょう。
人脈を使う
Go言語を使った案件を探す際は、過去の仕事仲間や知人に案件を探していることを伝えておくのも有効な方法です。
すでに関係性が構築できている相手からの紹介であれば、スムーズに契約を進めやすいです。知り合いであれば相手と直接交渉できるため、希望に合った報酬を得られる可能性も高いでしょう。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が公表してるフリーランス白書2023によると、最も収入が得られる仕事の獲得経路として1番多かったのが「人脈」で、33.6%という結果でした。
現時点で人脈がなく、これから人脈をつくりたいと思っている方は、下記の記事も参考にしてみてください。
フリーランスが人脈を作る方法とは?なしでも仕事を得る方法も解説
SNSを活用する
Go言語の副業案件を探す際は、X(旧Twitter)やLinkedInなどのSNSで、Go言語関連の情報を発信したり、オンラインコミュニティに参加したりするやり方もあります。
SNSは不特定多数のユーザーが利用しているので、幅広い層にアプローチできるのが特長です。
自分のスキルや経歴を発信すれば、企業から直接オファーを受けられる可能性があるでしょう。オファーを受ける際は、相手のプロフィールや過去の投稿を確認し、信頼できる相手かどうか確認することが大切です。
未経験からGo言語の副業を成功させる方法
未経験からGo言語を使った副業で収入を得るには、段階的なステップを踏む必要があります。
ここでは、未経験からGo言語の副業を成功させる基本的な流れを紹介します。各ステップでやるべきことを確認してください。
1. Go言語の基礎を学ぶ
未経験からGo言語の副業を成功させるには、まずはGo言語の基礎を習得することが重要です。基礎が身についていない状態で案件に挑戦しようとすると、タスクの遂行に時間がかかり納期を守れなくなるおそれがあります。
Go言語を学ぶには、オンライン学習サイトや書籍で独学するほか、スクールを利用する方法があります。
オンライン学習サイトの例として挙げられるのは、Progateやドットインストールです。それぞれ動画やスライドを用いた分かりやすいコンテンツが特徴で、自分のペースで学習を進められます。
書籍で学ぶ場合は、自分のレベルに合った参考書を選びましょう。書籍では情報が体系的に整理されているため、Go言語の全体像を掴みやすいのがメリットです。
また、プログラミングスクールを利用すれば、講師に直接質問できるため疑問点をすぐに解決できます。他の方法よりも費用が高額になりがちですが、スクールが用意したカリキュラムで効率的に学習することができるでしょう。
プログラミングスクールの選び方については、下記の記事を参照してください。
プログラミング学習におすすめのエンジニアスクールまとめ【厳選】
2. 難易度の低い案件で経験を積む
Go言語の基礎を習得したら副業案件に挑戦しましょう。案件によっては、2~3年程度の実務経験が求められる場合もあるため、最初はバグ修正や機能追加といった比較的難易度の低い案件から始めるのがおすすめです。
簡単な案件で経験を積むことで、実務に必要なスキルや知識を習得できます。焦らず着実にステップアップしていくことが、未経験からGo言語の副業で稼いでいくための成功の鍵となるでしょう。
3. 高単価の案件に挑戦する
Go言語を使った副業を成功させるには、ある程度の経験を積んだ後に高単価の案件に挑戦してみましょう。高単価の案件は難易度が高くなりますが、その分効率的に稼げます。
高単価の案件を受注するには、ポートフォリオを作成して実績をアピールするのが効果的です。GitHubなどに今までに開発したプログラムを公開し、自分が持つスキルを伝えましょう。GitHubはソースコードを公開・共有できるサービスで、クライアントにスキルを明確にアピールする際に役立ちます。
ポートフォリオの具体的な作成方法については、下記の記事を参照してください。
フリーランスのポートフォリオ作成方法|エンジニアやデザイナーの見本あり
また、高単価の案件を受注するには、 特定の分野に専門性を絞ってスキルを磨き、市場価値を高める方法もあります。いずれにしても、スキルを習得できたらポートフォリオやSNSの情報を更新し、クライアントに積極的にアピールしましょう。
※本記事は2024年8月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
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