ブロックチェーンエンジニアとは?年収や未経験からなるロードマップ | レバテックフリーランス
ブロックチェーンエンジニアとは?年収や未経験からなるロードマップ
暗号技術で取引の記録を分散的に処理・記録するデータベース開発をするブロックチェーンエンジニア。仮想通貨や決算サービスに活用され、需要は高まっています。
一方で歴史は浅く、「仕事なくなる?」「何がすごいの?」と言われがちなのも事実です。そこで、ブロックチェーンエンジニアの具体的な仕事や年収、なるにはどうすればよいかを分かりやすく解説します。
将来を有望視されている職種の1つなので、需要の減る従来型エンジニアから脱却して年収アップする参考にもなります。
目次
ブロックチェーンエンジニアとは?具体的な仕事4つ
ブロックチェーンエンジニアとは、ブロックチェーンの実装や開発をするエンジニアを指します。
ブロックチェーンとは、一言でいうと分散型のデータベース技術です。具体的な仕事内容は4つあげられるので、それぞれ解説していきます。
そもそもブロックチェーンとは分散型のデータベース技術
総務省によると、ブロックチェーンは暗号技術で分散的に処理・記録するデータベースの一種です。下図のように、ネットワーク上の端末同士を直接接続して、分散管理をしています。
引用元 : 「ICTによるイノベーションと新たなエコノミー形成に関する調査研究」(平成30年)|総務省
ブロックという単位がネットワークでつながっているため、データベースの一部が共有され、容易にデータの連携が取れます。結果として、セキュリティが向上するメリットもあります。
ブロックチェーンは、ビットコインの技術として発明され、現在は決済サービスや不動産取引などに使用されています。
ブロックチェーンエンジニアの仕事内容
以下は、ブロックチェーンエンジニアが開発しているサービスや技術です。
- 決済サービスの開発
- アプリケーションの開発
- 新たなブロックチェーンの開発
- ブロックチェーン技術の研究や開発
それぞれ、詳しく解説します。
決済サービスの開発
ブロックチェーンエンジニアは、電子的に金銭の支払いを行う決済サービス(ペイメントサービス)を開発しています。具体的には、ECサイトでの支払いや電子マネーの開発です。
少額の決済は支払いより手数料が高くなるため、実現が不可能でした。しかし、ブロックチェーン技術を使ったマイクロペイメントを利用すると、1円未満の少額決済が可能になりました。
マイクロペイメントは、少額課金や募金、チップなどに応用されています。
アプリケーションの開発
ブロックチェーンエンジニアは、ブロックチェーンを活用したアプリケーションを開発します。具体的には、以下のようなアプリケーションです。
- ペイメントサービス
- 不動産取引サービス
- シェアリングサービス
これらは、ほんの一例です。患者と医療提供者のデータ共有が安全にできるアプリや音楽、アートに関するアプリ開発にも使用されています。ブロックチェーンエンジニアの活躍の場は業界、分野を問わず、今後も高い需要が期待できるでしょう。
新たなブロックチェーンの開発
ブロックチェーンエンジニアは、顧客からの要望に応じて、新たなブロックチェーンを開発するケースもあります。たとえば、プライバシーの向上、特定の業界に特化した機能の追加などを行います。
新たなブロックチェーンの開発により、自社ビジネスをより効率的かつ安全に運営できるメリットが得られるでしょう。ブロックチェーンに関する深い理解と実装力が要求されますが、やりがいのある仕事といえます。
ブロックチェーン技術の研究や開発
既存技術にはない新しいブロックチェーン技術の研究・開発も、仕事の一つです。ブロックチェーンの技術は歴史が浅いため、まだ研究の余地があり、日々進歩しています。
新たなブロックチェーンの研究・開発には、高い専門性や論文を読んで最新のトレンドを理解するリサーチ力が求められます。ブロックチェーンエンジニアの研究・開発職がある企業は、研究機関や費用が用意できる、大企業などに限られるでしょう。
ブロックチェーンエンジニアの年収目安
あくまで目安ですが、以下が正社員とフリーランスの平均年収です。正社員はdodaから無作為に10個のデータを選んで、上限と下限をそれぞれ平均して算出しています(2024年1月時点)。
フリーランスは、レバテックフリーランスの公開中案件から、月額平均単価をもとに年収を算出しています(2024年1月時点)。
雇用形態 | 年収目安 |
---|---|
正社員 | 466~820万円 |
フリーランス | 996万円 |
フリーランスの場合、高単価の案件が獲得できれば、高年収も期待できるでしょう。
未経験からブロックチェーンエンジニアになるには?ロードマップ紹介
ブロックチェーンエンジニアになるには、ブロックチェーンの知識に加えて、プログラミングスキルも必要です。そのため、エンジニア経験がない人がいきなりなるのは、ハードルが高いといえるでしょう。
しかし、需要は高く人材も不足しがちであるため、未経験からでもスキルや知識を身につければ、チャンスはあるでしょう。未経験からブロックチェーンエンジニアになる方法、ロードマップを解説します。
スキルや知識を活かして転職する
以下は、未経験からブロックチェーンエンジニアになるロードマップです。
ロードマップ | 概要 |
---|---|
①ブロックチェーン技術の勉強 | 専門書籍などで理解を深める/ 開発に用いる言語やフレームワークを把握する |
②システム開発・プログラミングの勉強 | システム開発の基礎について勉強する |
③実際に技術やツールを扱う | プログラミングの学習サイトなどで、スキルを習得する |
④転職サービスで求人を探す | 転職エージェントに相談しながら求人を探す |
エンジニア未経験の場合は、ブロックチェーン技術に加えて、システム開発・プログラミングの勉強も必要になります。企業への転職ができれば、スキルや知識を身につけながら、経験が積めるといったメリットが感じられるでしょう。
勉強方法については、後述する「独学でブロックチェーンエンジニア|役立つ本や資格」も参考にしてください。
プログラミングスクールから転職する
未経験の場合、プログラミングスクールに通うのも一つの手です。プログラミングスクールは、学習のサポートだけでなく、転職支援や転職保証コースを展開しているケースもあります。
プログラミングスクールの場合、学習のサポートが手厚いため、勉強に対するモチベーションも保ちやすいです。不明点を質問できる環境も、メリットに感じられるでしょう。
オンラインで受講できるスクールや、専門実践教育訓練給付金制度の対象となるコースを展開しているスクールなどもあります。受講料が高額な場合もあるため、受講料や初期費用など事前によく調べるべきです。
フリーランスとして案件を獲得する
エンジニアの経験がある人がブロックチェーンの知識やスキルをつけた場合、フリーランスとして案件獲得が可能な場合もあります。
会社を辞めて、あてもなくフリーランスになるのはリスクが高いため、副業として実績や経験を積むのもひとつの手です。案件獲得には、フリーランスエージェントがおすすめです。
レバテックフリーランスでは、案件提案や参画中のフォローなどのサポートをしています。営業の手間を省き、本業やスキルアップに集中するために活用を検討してください。
ブロックチェーンエンジニアに必要なスキル
ブロックチェーンエンジニアになるには、ブロックチェーンに関する知識に加えて、プログラミング言語や英語力も必要です。開発するアプリや案件によっても、必要なプログラミング言語は異なります。
ブロックチェーンエンジニアに必要なスキルを解説します。ブロックチェーンエンジニアを目指す人は、ぜひ参考にしてください。
暗号技術の知識
ブロックチェーンエンジニアは、ブロックチェーンの基本となる暗号技術の知識が必要になります。ブロックチェーンを扱うには、ハッシュ関数や電子署名、公開鍵暗号といった暗号技術の理解が必須です。
それぞれの使われる場面や仕組み、種類、攻撃可能性などについて理解しておきましょう。暗号技術の知識は、書籍で理解を深め、古い技術だけでなく最新の技術についても知識を習得すべきです。
ブロックチェーン技術の知識
ブロックチェーンの基本的な仕組みやメリット・デメリットを深く理解しておく必要があります。単に知識を持っているだけでは、実務を行う際に不十分です。実際にブロックチェーンを実装した経験も、重視されるでしょう。
たとえば、実際に仮想通貨を利用してみるなど、ブロックチェーン技術を実体験してみると、理解が深まるでしょう。他にも、ブロックチェーンの歴史や課題、類似の技術など、詳細な技術だけでなく、外観を捉える必要があります。
技術一般にいえることですが、自分の目で真偽を確かめ、自分の頭で理解すべきです。
ソフトウェア開発のスキル
ブロックチェーンは比較的低レイヤに属する技術です。そのため、以下のようなスキルや知識があると良いでしょう。
- データ構造に関する知識、またそれを実装、使用した経験
- 分散型データベースに関する知識、またそれを使用した経験
- CやC++などの低レイヤの言語を使用した経験
ブロックチェーンエンジニアに必須のスキルではありませんが、経験があれば選択肢が大きく広がるでしょう。
プログラミング言語の知識・スキル
ブロックチェーン技術で、サービスやアプリ開発に携わる場合、プログラミング言語の知識やスキルが必要です。以下は、ブロックチェーンエンジニアが使うプログラミング言語と使用場面の例です。
言語 | 使用場面 |
---|---|
C言語(C++) | ブロックチェーンの本体開発にC言語の発展型であるC++が使われることが多い |
Go言語 | 仮想通貨の開発で使われる/ブロックチェーン開発で役に立つ |
JavaScript | BitcoinやEthereum、Rippleといった仮想通貨はJavaScriptに対応/ ブロックチェーンのWebサービスの開発で使われる |
Ruby | Webアプリ開発に使う/ Rubyを使えるブロックチェーンエンジニアに関連した案件は多い |
Solidity | 仮想通貨の取引に関する開発で使われる |
ブロックチェーンプラットフォームの知識
ブロックチェーンプラットフォームの知識も必要になります。ブロックチェーンプラットフォームとは、ブロックチェーンをベースにした開発基盤です。
ブロックチェーンは開発言語に加えて、ブロックチェーンのプラットフォーム(フレームワーク)を用いて開発します。ブロックチェーンプラットフォームの特性を理解した上で、最適なプラットフォームを選択すべきです。
ブロックチェーンのプラットフォームは数多くの種類が存在し、いずれも何らかの開発言語がベースとなっています。以下は、ブロックチェーンプラットフォームの例です。
プラットフォーム | 活用例 |
---|---|
Bitcoin(ビットコイン) | 仮想通貨取引 |
Ethereum(イーサリアム) | DeFi(分散型金融)・Dapps(分散型アプリケーション) |
Ripple(リップル) | 国際送金 |
Quorum(クオラム) | 金融機関向けの分散型台帳システム |
Hyperledger Fabric(ハイパーレジャーファブリック) | 企業向けの分散型台帳システム、供給チェーン管理、不動産管理など |
Corda(コルダ) | 金融業界向けの取引処理、証券発行、銀行間取引など |
英語の能力
ブロックチェーンエンジニアになるには、英語の読解力があると良いでしょう。ブロックチェーン技術は、海外の方が進んでいるため、英語の情報が読み取れる能力があると役立ちます。
ブロックチェーンの最新技術、最先端領域の情報を得るためには、英語の能力は必須といえるでしょう。
独学でブロックチェーンエンジニアへ!役立つ本や資格
ブロックチェーンエンジニアの勉強に役立つ本や資格を紹介します。独学でブロックチェーンエンジニアを目指そうと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
ブロックチェーンエンジニアの勉強に役立つ本
以下は、ブロックチェーンエンジニアの勉強に役立つ本の一例です。
書籍 | 概要 |
---|---|
暗号技術入門 - 秘密の国のアリス - | 「数学ガール」でおなじみの結城浩さんによる暗号技術を0から学ぶ方向けの書籍/ 暗号技術の特徴、関係、具体的な実装や攻撃手法までわかりやすく解説。 |
Mastering Bitcoin | ビットコインについて技術者向けに0から丁寧に解説/ ブロックチェーンを理解するリソースとして非常に有用で、ブロックチェーンの仕組みの外観が掴める。 |
仮想通貨の教科書 | ビットコインを中心とした仮想通貨の情報技術面を詳述した教科書/ Mastering Bitcoin でビットコインとブロックチェーンに対する知識をある程度身につけた人向け |
ブロックチェーン実践入門 ビットコインから イーサリアム、DApps開発まで |
一冊でブロックチェーンの関連技術からビットコイン、イーサリアム 、スマートコントラクトを 利用したDAppsの開発まで学習できる/基礎から実践まで丁寧に解説され、コスパの良い一冊。 |
ブロックチェーンエンジニアに役立つ資格4選
ブロックチェーンエンジニアとして転職や案件を獲得する際に、知識やスキルの証明となる資格があれば有利に進められるでしょう。そこで、ブロックチェーンエンジニアに役立つ資格を4つ紹介します。
暗号通貨技能検定
暗号通貨技能検定は、仮想通貨に関する基礎知識が問われる試験です。検定試験は、初級編と上級編に分かれています。初級編に合格すると、「暗号通貨アドバイザー」の資格を取得できます。
初級編で80点以上を取った人は、上級編の受験が可能です。上級編では、ビジネスでの活かし方や改正金融商品取引法、改正資金決済法など、より深い知識が学べます。上級編に合格すると、「公認暗号通貨技能アドバイザー」の資格を取得できます。
C言語プログラミング能力認定試験
C言語プログラミング能力認定試験は、C言語のスキルを定量的に証明できる民間資格として、一定の信頼性がある資格です。レベルは1〜3級まであり、履歴書に記載するなら、2級以上が望ましいとされています。
以下は、2級の出題内容です。
- 定数
- 演算子
- 宣言指定子
- 変数
- 外部定義
- プリプロセッサ機能
- ライブラリ関数
- その他
小規模のプログラム(500行程度)が、適切に書けるか、各種基本アルゴリズムを理解しているかなどが問われます。ブロックチェーンエンジニアの業務において、プログラミング言語は必要となるため、資格取得は役立つでしょう。
プロジェクトマネージャー試験(PM)
プロジェクトマネージャー試験を取得すれば、プロジェクトマネージャーに対する知識や適性を証明できます。試験では、プロジェクトの立ち上げからプロジェクトの終結まで、プロジェクト推進に関する全ての工程での知識が問われます。
プロジェクトマネージャ資格は試験範囲が広く難易度も高いため、転職やキャリアアップにも効果的な資格です。
CIW JavaScriptスペシャリスト
CIW JavaScript スペシャリストは、高いJavaScriptのスキルを証明できる資格です。試験は英語で行われるため、ハードルが高いですが海外でも通用するグローバルな資格といえるでしょう。
JavaScriptに詳しい一人前のエンジニアとして、ブロックチェーンエンジニアのキャリアにも役立つでしょう。海外で活躍したい、海外の案件も獲得したい人にとっても効果的な資格です。
【仕事なくなる?】ブロックチェーンエンジニアの将来性・需要
結論からいえば、ブロックチェーンの仕事がなくなる可能性は極めて少ないでしょう。総務省では、人口減少時代のICTによる成長分野として、ブロックチェーンが紹介されています。
ブロックチェーンエンジニアの需要が増加している要因としては、以下のことがあげられます。
- キャッシュレス化が進んでいる
- スマートコントラクトを使用した契約管理システムの需要増加
- ブロックチェーンの新しい技術に対応し活用できる人材は少ない
近年のIT業界の動向からは、ブロックチェーンの仕事がなくなるといった心配はいらないでしょう。また、需要の高さから、ブロックチェーンやIoT、AI、ビッグデータなど、先端技術IT従事者の年収は高い傾向にあります。
引用元 : 我が国におけるIT人材の動向|経済産業省
ブロックチェーン技術が使われているサービス・場面
ブロックチェーンエンジニアを目指す人は、ブロックチェーン技術が何に使われているか把握しておくべきです。ブロックチェーン技術が活用されている分野は、多岐にわたっています。以下は、ブロックチェーン技術の応用事例です。
引用元 : 「ICTによるイノベーションと新たなエコノミー形成に関する調査研究」(平成30年)|総務省
ブロックチェーンは、信用性の高い情報交換システムを比較的低コストで構築できるため、活用される分野が広がっています。活用されているサービスについて、詳しく解説します。
ビットコインに関連するサービス
ブロックチェーンは、仮想通貨において利用が始まりました。仮想通貨(暗号資産)は、インターネット上で取引できる新しい通貨で、ビットコインをはじめとしてさまざまな種類が存在します。
ビットコインは、ブロックチェーン技術の中で最も古く、最も広く利用されています。エコシステムの拡充や認知の拡大に伴い、関連サービスの需要はさらに増えていくでしょう。
Ethereumスマートコントラクトを使用したサービス
Ethereum(イーサリアム)はビットコインに次いで、広く利用されているブロックチェーン技術です。Ethereumのスマートコントラクトを使用すると、人の手を介さずに契約内容を自動で実行してくれます。
ブロックチェーン上に契約を載せられるスマートコントラクトは、日々様々なサービスが開発されています。以下は、スマートコントラクトの活用例です。
サービス | 活用例 |
---|---|
金融 | 仲介者がいなくてもユーザー同士で不正のない取引ができる |
ゲーム | 暗号資産を稼げるゲーム/第三者の仲介をせずに暗号資産が交換できる |
サプライチェーン | 食品の原産地や取引データ、加工がスマートコントラクトによって自動に記録される/WalmartやNestleなどで採用 |
不動産 | 国境を越えた不動産取引/所有権や譲渡、ユーザーIDを扱うためにスマートコントラクトが活用される |
貿易 | ブロックチェーン技術を活用した貿易情報のプラットフォームで貨物の運搬プロセスをデジタル化する |
保険 | スマートコントラクトを活用して、保険契約の締結や請求処理、支払いを自動化/スピーディかつ透明性が担保された取引を実現 |
スマートフォン | スマートコントラクトや暗号化されたメッセージ、暗号通貨にアクセスする機能を組み込む |
Hyperledgerを使用したサービス
Hyperledgerは、オープンソースのブロックチェーンプラットフォームです。ブロックチェーン技術そのものを利用しやすい形で提供するプロジェクトがHyperledgerとなっています。
様々な業界大手がHyperledgerを利用したシステムの開発をアナウンスしており、需要も広がっています。以下は、Hyperledgerの活用例と概要です。
活用例 | 概要 |
---|---|
サプライヤー管理のプラットフォーム | サプライチェーン内の不正リスクの排除/サプライヤーの品質確認や評価といった作業行程の大幅な短縮を実現 |
航空機部品のマーケットプレイス | 部品のライフサイクル/部品の稼働時間数/誰がいつ、どこで行ったかを示す修理の情報を管理 |
医療費情報の管理プラットフォーム | 医療費請求にかかる管理コストの削減/請求処理の迅速化/医療費請求の管理プロセスに関する監査 |
独自のブロックチェーン実装を用いたサービス
数は多くありませんが、独自のブロックチェーン技術を開発している会社も存在します。ブロックチェーンや暗号通貨の領域は依然発展途上であるため、新技術の発明余地は大いにあるでしょう。
また、この分野でさらなるブレークスルーを起こせた場合のインパクトは、非常に大きなものとなります。野心的な挑戦の場に身を置きたいと考えている人は、この分野に目を向けて見るとよいかもしれません。
ブロックチェーンエンジニアに関するよくある質問
ブロックチェーンエンジニアに関する、よくある質問に答えます。ブロックチェーンエンジニアを目指す人に向けて、仕事内容や必要な知識についてまとめました。ブロックチェーンでなくなる仕事など、将来性についても、ぜひ参考にしてください。
Q. ブロックチェーンエンジニアとは何ですか?
暗号技術を用いて取引の記録を分散的に処理・記録するデータベースの開発をするエンジニアです。たとえばブロックチェーン技術を用いた決済サービスやアプリケーションの開発をしています。新たなブロックチェーンの開発を行うケースもあるでしょう。
Q. ブロックチェーンエンジニアに必要な知識は?
ブロックチェーンエンジニアには、ブロックチェーン技術に加えて、プログラミングや暗号学、分散システムなどの知識が必要です。技術やトレンドは日々進化しているため、最新技術に関する知識を、身につけていく必要があります。
Q. ブロックチェーンでなくなる仕事はありますか?
取引の正当性、信用性を証明するような仕事は、ブロックチェーン技術で代用できるケースもあります。たとえば、行政書士や司法書士の、契約作成や契約内容の保証といった仕事は代用できるでしょう。
※本記事は2023年12月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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