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バックエンドの意味
本来の意味が「一番後ろ」である「バックエンド」は、システムやソフトウェアにおいて、フロントエンドから入力されたデータや命令を処理したり出力したりする要素を指します。対になる用語として「一番前」を意味する「フロントエンド」があり、こちらはユーザーが直接目にしたり操作をしたりする要素を指します。
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バックエンド・フロントエンドの例
フロントエンドとバックエンドは、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。大雑把ではありますが、下記に一例を示します。
例えばオンラインショッピングサイトを利用する際、ユーザーはブラウザを起動し、Webサイトにアクセスします。ユーザーが認知していないWebサーバというコンピュータがWebの向こう側にあり、データを呼び出してブラウザで閲覧している状況です。
商品を検索して、特定の商品結果一覧ページを表示するという行為の裏側では、データベースから商品データを参照し、サーバで行った処理の結果をブラウザ側に渡すということが行われています。検索条件を入力したり、検索結果を表示する側がフロントエンド、データの処理を行う側がバックエンドにあたります。
あるいは、顧客情報が蓄積された大型コンピュータを用いて、パソコンの表計算ソフトで必要なデータを取り出し、一覧表を作ることがあります。その際は、表計算ソフトがフロントエンド、顧客情報のあるコンピュータがバックエンドです。
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バックエンドエンジニアの業務内容
■バックエンドエンジニアとは
バックエンドエンジニアは、データベースやサーバサイドのシステムの要件定義、設計、開発業務などを行う職種です。担当する領域によって「サーバサイドエンジニア」「サーバエンジニア」「インフラエンジニア」などと呼ばれることもあります。
バックエンドエンジニアは、クライアントの要望を把握し、ハードウェアやOSを選択して実装するのが始めの業務です。サーバがデータベースと連携しているときは、ストレージ装置を選定して構築を実施し、システム稼働後は、必要に応じてストレージやメモリの追加などを行います。
プロジェクトが大規模になると、バックエンドエンジニアの担当する業務は細分化される傾向があるようです。
■バックエンドエンジニアに求められるスキルの例
前述した通り、バックエンドエンジニアの担当業務には幅があるため、求められるスキルもさまざま。
例えばサーバサイドのプログラミングでしたら、Java、PHP、Python、Rubyといった言語や言語ごとのフレームワーク、データベースを操作するのでしたらMySQL、PostgreSQLなどのSQLが書ける必要があります。これはあくまで一例で、より具体的なスキルは、企業や案件でバックエンドエンジニアに何を求めているかで異なってきます。
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最後に
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