プロジェクトマネージャーの年収は?年齢・経験・スキル別に平均年収を解説

「年収アップのためにプロジェクトマネージャーになりたいけど、実際にどれくらい稼げるの?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。

この記事では、プロジェクトマネージャーの年収相場や、他職種との収入の比較を紹介します。さらに、稼げるプロジェクトマネージャーになるために必要なスキルを解説しています。
プロジェクトマネージャーの年収相場を知りたい方、より高収入を目指すための方法を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

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プロジェクトマネージャー(PM)とは?

プロジェクトマネージャー(PM)は、プロジェクトの成功に向けて全体を統括する職種です。

プロジェクトマネージャーの主な役割は、プロジェクトの計画立案や進捗管理、リソース配分、リスク管理などを行い、目標達成に向けてチームを導くことです。プロジェクト終了後は、報告書の作成や評価を行い、今後に向けて改善点を探ります。

近年はDXを推進する企業が増えており、IT業界に限らずさまざまな業界でシステムやアプリケーション開発のニーズが高まっています。一方で、開発を主導するプロジェクトマネージャーは人材不足の傾向にあるため、スキルがあれば年収アップを狙えるでしょう。

プロジェクトマネージャーになるか迷う場合は、自分に適性があるか見極めるのがおすすめです。プロジェクトマネージャーの適性について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

プロジェクトマネージャー(PM)に向いている人・向いてない人。必要なスキルや資格は?

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プロジェクトマネージャーの平均年収

プロジェクトマネージャーの平均年収は、雇用形態や経験、スキルによって異なります。ここでは、正社員とフリーランスの年収相場をまとめました。

正社員の年収相場

レバテックのデータによると、プロジェクトマネージャーの平均年収は正社員の場合約488万円(※1)です。

正社員のプロジェクトマネージャーの年収は、年齢や経験年数、スキルによって変動します。以下、厚生労働省のサイトをもとに、条件別の年収相場を見ていきましょう。

(※1)レバテックの利用者の実績データから算出しました。(2025年11月時点)

年齢別の年収

プロジェクトマネージャーの年齢別の年収相場は、以下の通りです。

正社員プロジェクトマネージャーの年齢別年収グラフ

職業情報提供サイト(job tag)の情報をもとにレバテックが作成

20代から40代前半にかけて年齢とともに年収は上がり、40〜44歳で最も高い904万円になっています。

参考:プロジェクトマネージャ(IT)| 職業情報提供サイト(job tag)

経験年数別の年収

プロジェクトマネージャーとしての経験年数も年収に影響します。経験年数別の平均年収は以下の通りです(職業情報提供サイトの「経験年数別の所定内給与額」に12を掛けた数値を年収として扱っています)。

  • 0年:463万円
  • 1~4年:431万円
  • 5~9年:513万円
  • 10~14年:548万円
  • 15年以上:573万円

経験1年目以降は、経験年数が長くなるほど年収は上昇する傾向にあります。経験を積むと複雑で大規模なプロジェクトに対応できるようになるため、給与額もさらに上がるでしょう。

参考:プロジェクトマネージャ(IT)| 職業情報提供サイト(job tag)

スキル別の年収

プロジェクトマネージャーの年収は、スキルによっても変わってきます。ITSSレベルに応じた年収は以下の通りです。なお、ITSSレベル(ITスキル標準)とは、ITスキルを7段階で評価する指標です。プロジェクトマネージャーは、ITSSの「プロジェクトマネジメント」分野に該当し、通常はレベル3以上のスキル水準が求められます。

  • ITSSレベル3:600万円~925万円
  • ITSSレベル4:650万円~950万円
  • ITSSレベル5以上:700~1,100万円

このデータからは、経験を積んでスキルアップするほど、高収入を得られることが分かります。

参考:プロジェクトマネージャ(IT)| 職業情報提供サイト(job tag)

フリーランスの年収相場

レバテックが保有するデータによると、フリーランスのプロジェクトマネージャーの平均年収は約1,100万円です。

フリーランスの場合、年収は経験年数やスキルのほか、案件の受注数などに左右されます。また、常に仕事があるとは限らないため、案件の受注状況によっては年収が不安定になるおそれもあるでしょう。

以下はレバテックのデータを基に算出した年齢別の平均年収です。

  • 20代:約812万円
  • 30代:約974万円
  • 40代:約1,046万円
  • 50代以上:約1,052万円

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プロジェクトマネージャーと他職種の年収比較

プロジェクトマネージャーの年収は、ほかのエンジニア職と比較して高水準と言われています。実際にどのくらいの差があるのか、レバテックのデータをもとに比較してみましょう。

正社員の年収比較

まずは正社員のエンジニア職の年収を紹介します。なお、レバテックのデータによる正社員プロジェクトマネージャーの平均年収は約488万円です(※2)。

【会社員エンジニアの平均年収】(※2)

エンジニアの種類 平均年収
フロントエンドエンジニア 438万円
サーバーサイドエンジニア 400万円
組込・制御エンジニア 326万円
モバイルアプリエンジニア 424万円
サーバーエンジニア 384万円

(※2)レバテックの利用者の実績データから算出しました。(2025年11月時点)

フリーランスの年収比較

次に、フリーランスエンジニアの平均年収を紹介します。レバテックのデータによるフリーランスのプロジェクトマネージャーの平均年収は1,100万円です(※3)。

【フリーランスエンジニアの平均年収】(※3)

エンジニアの種類 平均年収
フロントエンドエンジニア 852万円
サーバーサイドエンジニア 794万円
組込・制御エンジニア 720万円
モバイルアプリエンジニア 900万円
サーバーエンジニア 780万円

(※3)レバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って案件単価を算出しました。年収の算出にあたっては、ひと月の案件単価に12ヶ月を乗じています。(2025年11月時点)

この比較からは、プロジェクトマネージャーの年収がほかのIT系職種と比べて高い傾向にあることが分かります。

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プロジェクトマネージャーの年収が高い3つの理由

プロジェクトマネージャーの年収がほかの職種と比べて高くなる傾向にある理由には、主に以下の3つが挙げられます。それぞれの理由について説明していきます。

1.プロジェクトの責任者だから

プロジェクトマネージャーの年収が高い理由の一つは、プロジェクトマネージャーがプロジェクト全体の成功に対して責任を負う立場である点です。

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの計画立案から実行、完了まで、すべての段階で意思決定を行う必要があります。また、予算管理やリスク管理も担当し、問題が発生した際には迅速に対応しなければなりません。

このような責任とプレッシャーに対する報酬として、プロジェクトマネージャーの年収は高く設定される傾向にあります。

2.多様なスキルが必要だから

技術的な知識だけでなく、さまざまなスキルが求められる点も、プロジェクトマネージャーの年収が高い一因です。プロジェクトマネージャーに必要なスキルには、以下のものがあります。

  • コミュニケーション能力
  • 問題解決能力
  • スケジュール管理スキル
  • 予算管理能力
  • 交渉力
  • リスク管理能力

このようなスキルを総合的に持ち合わせている人材は市場価値が高くなりやすく、年収額が高くなる傾向です。

3.需要が高いから

需要と供給のバランスから、優秀なプロジェクトマネージャーの獲得競争が激しくなっており、それが年収の上昇につながっています。

プロジェクトマネージャーの需要は多くの業界で高まっていますが、DXの進展に伴い、複雑なプロジェクトを管理できる人材がますます求められるようになりました。経験豊富なプロジェクトマネージャーは希少なため、高額な報酬を得られる可能性が高いでしょう。

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プロジェクトマネージャーの将来性

プロジェクトマネージャーは、高い需要と希少性の高い専門スキル、そして上位職へのキャリアパスが揃っているため、将来性の高い職種といえます。

まず、需要の面では、IT投資の拡大やDXの推進に伴い、プロジェクトマネージャーの必要性は今後も増加し続ける見込みです。

次に、プロジェクトマネージャーに求められるコミュニケーション能力や問題解決能力といったスキルは、AIやRPAに代替されにくいという特長があります。

さらに、プロジェクトマネージャーの先には、プログラムマネージャーや企業の経営幹部など、より高年収のポジションへつながる道が用意されています。上のステップを目指せる点は、将来性を保証する要素といえるでしょう。

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市場価値の高いプロジェクトマネージャーの特徴

市場価値の高いプロジェクトマネージャーには、以下のような特徴があります。それぞれの特徴についてまとめました。

アジャイル開発などの専門性が高い

市場価値の高いプロジェクトマネージャーは、従来のウォーターフォール型開発だけでなく、柔軟性の高い開発手法に関する知識と実践経験を持ち合わせています。

近年、市場や顧客のニーズに迅速に応えるため、アジャイル開発のような手法が主流になりつつあります。プロダクトオーナーや開発チームと密に連携し、継続的なフィードバックを取り入れる能力や、開発プロセス全体を最適化する能力が求められるようになりました。これらの能力を網羅するプロジェクトマネージャーは希少なため、市場価値が上がる傾向があります。

大規模案件やグローバル案件などに対応できる

市場価値の高いプロジェクトマネージャーは、複数の部門や国をまたぐ大規模かつ複雑な案件を成功させた実績と経験を持っている場合があります。近年では企業の成長と事業の複雑化に伴い、大規模案件やグローバルなプロジェクトが増加しています。

たとえば、数百人規模のチームマネジメントや、多岐にわたるステークホルダー間の利害調整、複雑なリスクの特定と軽減といった高度な能力が挙げられます。異なる文化や商習慣を理解し、円滑なコミュニケーションを図りながらプロジェクトを推進するグローバル対応能力も、市場価値を高めるポイントです。

現場の課題を解決する技術的知見を持っている

プロジェクトマネージャーはマネジメント職ですが、プロジェクトの分野に関する専門的な技術的知見を持っていれば、その価値はさらに高まります。

技術的な知識は、開発チームとのコミュニケーションを円滑にするだけでなく、プロジェクトで発生した問題や課題に対する解決策を提案するのに役立つでしょう。

クラウドに関する技術や最新のプログラミング言語、セキュリティ動向などに関する知識があれば、アーキテクチャの選定や、技術的なリスクの早期発見が可能です。手戻りを減らし、単なる進捗管理以上の価値を提供できるでしょう。

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プロジェクトマネージャーとして年収を上げる方法

プロジェクトマネージャーとしてさらに年収を上げるためには、専門性の高い知識を身につけたり、上流のプロジェクトに参画したりする方法があります。ここでは、プロジェクトマネージャーが年収アップするための方法を紹介します。

資格を取得し専門性を高める

業界で認知度の高い資格を取得すると、プロジェクトマネージャーとしての専門性を客観的に証明でき、年収アップにつながります。プロジェクトマネージャー関連の資格は以下の通りです。

資格名 概要
プロジェクトマネージャー試験 独立行政法人情報処理推進機構
(IPA)が認定する国家資格
PMP試験 米国のPMI(Project Management Institute)
が認定する国際資格
P2M試験 日本のプロジェクトマネジメント協会が認定する
プロジェクトマネジメントの実践力を証明する資格
PMOスペシャリスト認定資格 日本PMO協会が認定するPMO業務で
必要な知識を証明する資格

プロジェクトマネージャーにおすすめの資格について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

プロジェクトマネージャー(PM)におすすめ資格7選!難易度や勉強方法も紹介

より上流のプロジェクトに参画する

プロジェクトマネージャーとして年収アップしたいなら、上流のプロジェクトに参画できる職場を選ぶのもおすすめです。

IT業界では、一次請けの企業ほど予算をコントロールしやすく、利益率が高い傾向にあります。利益率が高ければ社員に還元される報酬額も高くなるため、商流の上部に位置する企業への転職を目指すと良いでしょう。

複数のプロジェクトを掛け持ちする

複数のプロジェクトを同時に掛け持ちすると、年収を増やせる可能性があります。

正社員の場合、本業とは別に副業でのプロジェクト参画で収入を増やせます。フリーランスも、複数のクライアントと取引を行えばそれだけ収入アップを図れるでしょう。

ただし、複数プロジェクトを掛け持ちすると、プライベートの時間が減ったり、過労から仕事の質が落ちたりするおそれがあります。複数プロジェクトを掛け持ちする際は、プロジェクト間の優先順位を明確にする、定期的に自身の状況を見直し業務量を調整するといった気配りが必要です。

フリーランスとして独立する

フリーランスのプロジェクトマネージャーとして独立することも、年収アップの選択肢の一つです。フリーランスになると、自身のスキルや経験に応じた報酬を直接交渉できる可能性が高まります。高度な専門性や希少なスキルを持つ人ほど、高単価な案件を獲得しやすく、市場価値に見合った報酬を得られるでしょう。

ただし、フリーランスは会社員のように毎月の収入の保証がない点に注意が必要です。案件を獲得するには、自分で営業を行うか、営業の手間を省きたい場合はエージェントを使うといった工夫をしましょう。

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フリーランスのプロジェクトマネージャーになるには

フリーランスPMになるためのポイント要点

フリーランスとして案件を獲得し、安定して高収入を得るために、以下の3つのポイントを意識しましょう。

1.高単価案件を獲得するために必要なスキルを習得する

フリーランスとして独立する場合、単にプロジェクトを管理できるというだけでなく、「その人だから任せたい」と思わせる専門性の高いスキルが求められます。

高単価案件を獲得するために役立つスキルとして、以下の3つが挙げられます。

  • 高度なプロジェクトマネジメントスキル
  • アーキテクトスキル
  • 交渉・調整力

高度なプロジェクトマネジメントスキルは、計画立案や進捗管理といった、基本的な業務を高度に遂行できる能力です。大規模かつ複雑なプロジェクトを成功に導いた実績があると、プロジェクトマネジメントスキルの高さの証明になるでしょう。

アーキテクトスキルは、システム全体の設計や技術選定に深く関わり、ソリューションを提案できる能力です。開発効率と品質の向上に直結するため、市場価値を高めます。

交渉・調整力は、契約条件や報酬、スコープについて顧客やベンダーと対等に交渉し、落としどころを見つける能力です。プロジェクトを円滑に進めるためだけでなく、フリーランス自身の年収アップに直結する要素になります。

2.案件選びのポイントを押さえる

フリーランスのプロジェクトマネージャーとして高単価の案件を獲得するために、自身のスキルセットに合った案件を見極めましょう。

高単価の案件を見つけるポイントとして、まず直請け案件を狙う点が挙げられます。クライアントの経営課題解決に直結するような案件は、商流の上位に位置するため、予算が大きく高単価になりやすい傾向があります。プロジェクトが遅延・停滞している、または計画が破綻しかけているような緊急性と難易度が高い案件も、高い解決能力が求められるため高単価になりやすいです。

医療や金融、製造といった特定の業界に関する知識や、SAPのような特殊なパッケージ導入経験といった専門性が求められる案件もおすすめです。替えが効かない希少なスキルが求められるため、高単価を獲得できるチャンスになります。

3.フリーランスエージェントを活用する

フリーランスのプロジェクトマネージャーとして独立した際、案件獲得のための営業活動は負担になります。そこで活用したいのが、フリーランスエージェントです。

フリーランスエージェントは、スキルや希望単価を考慮し、多数の案件の中から希望や適性に合った仕事を紹介してくれます。

レバテックフリーランスでは、フリーランスのプロジェクトマネージャー向けの案件の提案を行っています。レバテックが保有する案件の一覧は以下のページをご覧ください。

プロジェクトマネージャー(PM)の求人・案件一覧

※本記事は2025年11月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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