未経験から目指せるITエンジニアの職種!必要なスキルや学習法を解説

ITエンジニアに興味があるものの「未経験でもなれるのだろうか?」と疑問を抱えている方もいるでしょう。

この記事では、未経験からITエンジニアを目指す方に向けて、就職・転職しやすい理由を解説します。
ITエンジニアになるメリットや未経験から目指しやすい職種、おすすめの学習方法まで、幅広く情報をお届けしますので、キャリアプランの参考にしてください。

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目次

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ITエンジニアは未経験からなれる!

ITエンジニアは、未経験であっても就職・転職がしやすい職種です。

実際に、レバテックの「レバテックIT人材白書2025」によると、未経験者の採用について「採用している」「検討中」と回答した企業は合計で7割以上を占めています。

未経験者を採用する理由としては「経験者採用が難しくなっているから」と回答した企業が50.8%、「未経験でもポテンシャルの高い人材は多いから」が40.1%で上位を占めています(複数回答可)。
また、「未経験から成長したいと考える人材には成長意欲の高い方が多い傾向にあるから」という回答も34.3%ありました。

参考:レバテックIT人材白書2025|レバテック株式会社

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「ITエンジニアはやめとけ・後悔する」と言われる理由

ITエンジニアは未経験から目指しやすい職種ですが、「やめとけ」「後悔する」と言われることも少なくありません。キャリアプランを考えるためにも、なぜそのような意見が出てくるのか把握しておきましょう。

継続的なスキルアップが必要だから

ITエンジニアは、技術革新の速いIT業界で活躍するために、常に新しい知識やスキルの習得に努め続けなければならず「やめとけ」と言われることがあります。

継続してスキルアップを図るには、業務時間外での学習が欠かせません。隙間時間や休日を使って学習するといった取り組みが必要になることから、心身への負担が大きいと考える人もいるということです。

下請け企業の場合は収入が上がりにくいから

「ITエンジニアになるのはやめとけ」と言われる理由には、下請け企業の場合、収入が上がりにくいことが挙げられます。

元請けに近いほどプロジェクト全体を統括・管理するため高い利益率が設定されることが多く、エンジニアの収入も高くなる傾向にあります。一方、下請け企業はプログラミングやテストなどが中心となるため、利益率は低く設定される傾向にあり、エンジニアの収入向上も難しくなるのです。

労働環境がシビアなケースがあるから

「ITエンジニアになると後悔する」と言われる理由の一つに、労働環境の厳しさが挙げられます。

たとえば、企業によっては、プロジェクトの納期が迫ると残業や休日出勤が増えることがあります。
人手不足の企業では一人あたりの業務量が多く、納期直前でなくても残業や休日出勤が常態化していることも珍しくありません。こうした企業では休みを取りにくい雰囲気ができているケースもあります。

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ITエンジニアになる3つのメリット

ITエンジニアには課題もありますが、メリットも豊富です。以下では、主なメリットについて解説していきます。

1. 将来性がある

ITエンジニアになるメリットとして、将来性の高さが挙げられます。その理由は、IT技術は、あらゆる産業で必要とされるようになったうえ、DXの推進やAIの発展により、今後さらにITエンジニアの需要が高まると予想されるためです。

経済産業省の調査によると、2030年には最大で79万人ほどIT人材が不足すると予測されています。これは、ITエンジニアとしてのキャリアが長期的な安定性を持つことを示してると考えて良いでしょう。

引用元 : ーIT 人材需給に関する調査ー|経済産業省

参考:ーIT 人材需給に関する調査ー|経済産業省

2. 自分次第で収入アップが期待できる

ITエンジニアになるメリットの一つに、自身の努力次第で収入を増やせる可能性が高いことが挙げられます。これは、ITエンジニアが勤続年数よりも、スキルや経験、成果を評価される職種だからです。幅広いスキルの習得や専門性の向上、責任あるプロジェクトへの参加、成果の達成などを通じて、昇給の機会を得やすくなります。また、転職活動や案件探しの際には、高給与・高報酬の求人や案件に応募しやすくなる傾向があります。

参考までに、厚生労働省の令和6年賃金構造基本統計調査によると、一般労働者の平均賃金は約330万円でした。一方、ITエンジニアを含む情報通信業では約391万円です。

また、レバテックが算出した結果、フリーランスのパッケージソフトウェアエンジニアの想定年収は約787万円、ネットワークエンジニアは約809万円でした。想定年収については、レバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って案件単価を算出し、ひと月の案件単価に12ヶ月を乗じています。(2025年5月時点)

3. 柔軟な働き方を実現できる可能性がある

ITエンジニアになるメリットの一つに、柔軟な働き方を実現しやすい点があります。ITエンジニアの業務は、場所や時間にとらわれずに成果を出せるケースが多いため、リモートワークやフレックスタイムを導入している企業が少なくありません

また、フリーランスとして活動すれば、自分で参画したい案件を選択できるようになります。在宅可能な案件や勤務時間に制約のないプロジェクトを選ぶなど、自分の希望を満たせる内容を選べば、理想的な働き方を実現できる可能性があるでしょう。

なお、案件を探す際には、エージェントを利用するとより希望に合うプロジェクトに参画しやすくなる可能性が高まります。エージェントは、スキルや経験、希望に応じた案件を紹介してくれるからです。

レバテックフリーランスでは、IT・Web業界に特化した案件を取り扱っています。エージェントが、あなたの希望に応じて最適な案件をお探しするので、ぜひ登録をご検討ください。

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未経験から目指しやすいITエンジニアの職種

ITエンジニアは種類が多いため、未経験から目指す際、どの職種に転職すべきか迷う方もいるでしょう。ここでは、未経験から目指しやすいITエンジニアの職種を紹介していきます。

プログラマー

プログラマーは、プログラミング言語を用いてシステムやソフトウェア、アプリケーションなどを開発する職種です。システムエンジニア(SE)をはじめとする上位職が作成した仕様書に基づき、コードを記述していきます。

開発の過程では、バグやエラーが発生することが少なくありません。そのため、根気強くトライ&エラーを繰り返し、問題解決に取り組むことが求められます。

プログラマーについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
【エンジニアのプロ監修】プログラマーとは?仕事内容や年収、資格を紹介

Webエンジニア

Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの設計、開発、運用、保守を担う職種です。Webエンジニアには、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの2種類があります。

フロントエンドエンジニアは、Webサイト・アプリケーションのユーザーインターフェース(UI)に関する開発を担当する職種です。バックエンドエンジニアは、サーバー側のシステム処理やデータベースとの連携など、Webサイト・アプリケーションの裏側の開発を担当します。

フロントエンドエンジニアには、バックエンドとの連携を考慮した実装能力が求められます。一方、バックエンドエンジニアには、複雑な処理を効率的なコードに落とし込み、実装する能力が不可欠です。

フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアの詳細を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
【エンジニアのプロ監修】フロントエンドエンジニアとは?年収や必要なスキル、将来性
バックエンドエンジニアの仕事とは?未経験で目指す方法、必要なスキルも解説

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、Webサービスやアプリケーションが正常に動作するためのサーバー環境を構築・運用・保守する職種です。未経験者の場合、まずはサーバーの運用・保守業務からスタートすることが一般的です。具体的には、構築済みのサーバーが正常に稼働しているかを監視し、障害発生時には復旧作業などを行います。

サーバーエンジニアには、システムの安定稼働に向けて、対策を検討したり、指示された業務を着実に実行したりする能力が求められます。

サーバーエンジニアについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
サーバーエンジニアの仕事はきつい?未経験からの転職に必要なスキルや将来性

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、サーバーやコンピューターをつなぐネットワークの設計・構築・運用・保守を担当する職種です。サーバーエンジニアと同様に、未経験者は運用・保守業務から始めることが一般的です。

業務内容には、ネットワーク設定やセキュリティ構築など、細かな作業が多く含まれるため、注意力が求められます

ネットワークエンジニアの詳細を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
ネットワークエンジニアとは?年収や仕事内容・将来性をわかりやすく解説

テストエンジニア

テストエンジニアは、開発されたシステムやソフトウェア、アプリケーションの品質を確保するために、テスト仕様書に基づいてテストを実施する職種です。

この職種では、単調な作業を繰り返すことが基本となるため、根気強さが求められます。また、同じような場面でもバグやエラーを見逃さず発見できる鋭い注意力が必要とされます。

テストエンジニアについてより詳しい情報を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
テストエンジニアとは?仕事内容や求められるスキル・キャリアパスを解説

マークアップエンジニア

マークアップエンジニアは、Webデザイナーが作成したデザイン仕様書に基づき、HTMLとCSSを使ってWebサイトのデザインを実装する職種です。

単にデザインを再現するだけでなく、検索エンジン最適化(SEO)を意識したコーディングで検索結果の上位表示を目指します。また、ユーザーインターフェース(UI)とユーザー体験(UX)を重視し、直感的で使いやすいインターフェースを実現することも求められます。

マークアップエンジニアについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
マークアップエンジニアとは?仕事内容や年収・キャリアパスについて解説

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未経験からITエンジニアを目指すための学習方法

未経験からITエンジニアになるには、自分に適した学習方法を見つけることが大切です。どのような学習方法があるのか紹介します。

Webサイトや書籍を活用し独学で学習する

未経験者がITエンジニアに必要なスキルを身につける方法として、Webサイトや書籍を活用した独学があります。独学は、費用を抑えつつ自分のペースで学習を進められる点がメリットです。

たとえば、Progateドットインストールなど一部無料のプログラミング学習サービスでは、演習を通して実践的なコーディングスキルを習得できます。
また、YouTubeといった無料動画サイトでは、実際のコードの書き方やエラーへの対処法などを繰り返し視聴でき、視覚的に学ぶことが可能です。
さらに、書籍は1冊数千円程度で入手できます。

ただし、モチベーション維持が課題となる場合もあります。 忙しい時や疲れている時は学習が後回しになりかねないため、事前に具体的な学習目標と計画を立て、計画的に学習を進めることが重要です。

プログラミングスクールを利用する

未経験者がITエンジニアに必要なスキルを身につける方法として、プログラミングスクールを活用するのもおすすめです。プログラミングスクールは、体系的なカリキュラムに基づいて学習でき、講師からのサポートを受けられるため、短期間で効率的に学べる点が魅力です。

一方で、費用は独学と比べて高額になりやすいことに注意しましょう。また、通学型のプログラミングスクールでは、仕事との両立や、通学・講義の時間をふまえたスケジュール調整が求められます。

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ITエンジニアへの転職後はフリーランスになる選択肢も

未経験からITエンジニアとしてのキャリアを積むと、将来的な選択肢としてフリーランスという道が開かれます。

フリーランスには、柔軟な働き方以外にも様々なメリットがあります。案件の単価を自身で確認し、希望する案件に応募できるほか、契約前の報酬交渉も可能です。その結果、収入を増やしやすくなります。

さらに、フリーランスエンジニアは自身の得意分野や関心のある技術に特化した案件を選択できます。会社員では実践の機会が限られますが、フリーランスでは専門性を深めたり、業務の幅を広げたりすることが可能です。こうした機会を通じて市場価値の高い人材へと成長することで、より良い条件の案件を獲得できる機会が増えていきます。

レバテックフリーランスは、IT・Web業界に特化したエージェントサービスです。あなたの希望に応じて、エージェントが最適な案件をお探しするだけでなく、企業への単価交渉も行いますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

※本記事は2025年6月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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