プログラマーとは|仕事内容・種類・年収・資格など基本情報を紹介

プログラマーは、Webサイトやアプリケーション、ゲームなどの開発においてプログラミングを担当する職種です。仕事内容によって、Webプログラマー・アプリケーションプログラマー・汎用系プログラマーなどに分類されることがあります。

未経験からプログラマーに転職したい場合は、仕事内容や必要なスキル・資格、年収、求人状況、キャリアパスなどをあらかじめ知っておきましょう。

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目次

プログラマーとは
プログラマーの種類
プログラマーの仕事内容
プログラマーはきつい?
プログラマーの必要スキル
プログラマーのやりがい
プログラマーの働き方
プログラマーの年収
未経験からプログラマーになるには
プログラマーに必要な資格
プログラマーの求人
プログラマーの将来性
プログラマーのキャリアパス

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プログラマーとは

プログラマーとは、開発プロジェクトにおいてプログラミング作業を行う仕事です。基本的にはシステムエンジニアが作成した仕様書をもとに、プログラミング言語を使用してプログラムを書いていきます。また、プログラムを書く以外に、システムの不具合やバグを見つけて修正する業務やテスト業務も担当することがあります。

プログラミングは開発における基本的な作業であり、プログラマーとして開発に従事することにより、エンジニアとしての知識やスキル、思考力を身につけられます。新人のエンジニアは、まず最初にプログラミング業務を行うことが多いようです。
プログラマーとして実務経験を積んでいけば、将来的にSE(システムエンジニア)を目指すこともできるでしょう。

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プログラマーの種類

プログラマーはどのようなサービスやプロダクトの開発を担当するかによって、職種が細分化されます。主なプログラマーの種類としては、以下のような職種が挙げられます。

・Webプログラマー
・アプリケーションプログラマー
・汎用系プログラマー
・組み込み系プログラマー

Webプログラマー

Webプログラマーは、WebサイトやWebサービスの開発においてプログラミングを行います。Webプログラマーの仕事内容には、自社のWebシステムやWebサービスの設計・開発・保守・リプレイスなどがあります。

たとえば、ECサイトを構築する場合、ユーザーデータや商品データなどを蓄積し、ユーザーのリクエストに応じてデータを表示しなければなりません。ユーザーの使いやすさを考慮した商品の検索機能、店舗側の使いやすさを考慮した商品データを入力する登録画面なども実装する必要があります。これらの動作を実行させるためのプログラムを構築するのがWebプログラマーの役割です。

Webプログラマーの担当領域は、ユーザーが実際に触れるフロントエンドと、サーバー側のバックエンドに分類される場合があり、フロントエンドの開発を担当するエンジニアを「フロントエンドエンジニア」、バックエンドの開発を担当するエンジニアを「バックエンドエンジニア」と区分することもあります。フロントエンドやバックエンドでWebプログラマーが使用する主なプログラミング言語には、以下のようなものが挙げられます。

・HTML・CSS(※)
・Javascript
・PHP
・Java
・Perl
・Python
・Ruby

※HTMLはマークアップ言語、CSSはスタイルシート言語

フロントエンドとバックエンドでは使用される頻度の高い言語の傾向が異なるため、両方に対応できるWebプログラマーになるには、複数のプログラミング言語を扱うスキルが求められるでしょう。

アプリケーションプログラマー

アプリケーションプログラマーは、以下のようなアプリ開発におけるプログラミングを行います。

・Webアプリ
・ネイティブアプリ(スマホアプリ)
・業務系アプリ


アプリケーションには、PCのブラウザ上で動くWebアプリや企業向けに開発される業務系アプリ、主にスマートフォンのアプリストアからインストールされるネイティブアプリなどがあります。

ネイティブアプリを開発する場合、AndroidアプリとiPhoneアプリでは使用頻度の高い言語が異なります。Androidの場合はJavaやKotlin、iOSの場合はSwiftやObject-Cなどがよく使用される言語です。
開発にどの言語を使用するかはアプリによって異なります。需要の高いアプリケーションプログラマーになるには、複数のプログラミング言語を習得し、アプリの目的や開発方法に合わせて使い分けることが必要でしょう。

また、アプリケーションプログラマーには、プログラミングだけでなく、連携するソフトウェアやプラットフォームとなるハードウェア、さらにネットワークやデータベースに関する知識なども求められます。

汎用系プログラマー

汎用系プログラマーは、行政機関や金融機関、保険会社などで、汎用機を用いる大型のシステム開発に携わります。汎用系プログラマーが扱う言語には、COBOLやPL/Iなどがあります。

汎用系プログラマーはほかのシステムと互換性のないシステム構築をすることも多いため、プログラマーの中でもその分野や言語に特化した専門スキルが必要とされます。また、個人情報や税金計算などが絡む分野では、作業に正確性が求められるのが特徴です。

組み込み系プログラマー

組み込み系プログラマーは、電化製品や電子機器などを制御するためのプログラムを構築するプログラマーです。たとえば、炊飯器の加熱の制御や、洗濯機の回転数の制御、エアコンの室温制御などのプログラミングを行います。
IoT化が進む昨今では、家電製品から最新IT機器まで、幅広い製品の組み込み型システム開発に携わる機会があるでしょう。

扱う機器がネットワーク家電でない場合は、基本的に一度組み込むとアップデートができません。したがって、プログラミングがうまく設計されていないとコストが増えたり、エラーが発生したりする原因になるので、あらゆる状況を想定する能力が求められます。また、搭載するハードウェアの知識や、IoTネットワークの知識なども必要です。

関連記事 : プログラマの種類

プログラマーの仕事内容

プログラマーの役割は企業やプロジェクトによって異なりますが、おおむね共通する仕事内容には、以下の2つが挙げられるでしょう。

・プログラムを書く
・プログラムのテストを行う

プログラムを書く

プログラムを書くことはプログラマーの基本的な業務です。一般的には、SEが設計した仕様書をもとにプログラミングを行います。
扱うシステムによって用いるプログラミング言語は異なるので、プログラマーは複数言語を扱えることが基本となります。ITの世界ではGoやKotlinのように、新しいプログラミング言語が登場することもあるので、常に新しい言語や需要の高い言語に対応できるよう、継続的な学習が必要です。

プログラムのテストを行う

プログラムは書いて終わりではありません。プログラマーは構築したプログラムが正常に動作するかテストを行う必要があります。
やり方としては、SEが作成したあらゆるエラーを想定したリストをもとにテストを実施し、エラーが見つかった場合に修正を加えます。テスト業務ではユーザー目線での使い勝手も確認できるため、修正に加えて機能やシステムのさらなる改善につながる場合もあるでしょう。

SEとの違い

一般的に、SEはシステムの要件定義や設計、仕様書の作成、テストなどがメイン業務で、プログラマーはプログラミングがメイン業務です。

ただし、SEとプログラマーは明確な業務領域の定義がなく、実際の業務ではSEがプログラムを書くこともありますし、プログラマーとして経験が長くなれば、SEの領域に近い業務を担当することもあります。

プログラマーはきつい?

インターネット上などで「プログラマーはきつい」という声が見受けられることがあります。その理由の一つは「SEが決めたことを実際に作業するのはプログラマー」だという点です。

たとえば、納期が迫っている中で仕様が変更になった場合、限られた時間でプログラミングし直すのは基本的にプログラマーで、テスト段階で不具合が見つかった場合にそれを直すのもプログラマーです。こうしたことから、プログラマーは納期に追われやすい状態にあるのは確かです。

しかし、問題が発生するかどうかは現場の環境にもよるため、必ずしもプログラマーの仕事内容がきついとは限りません。プロジェクトがうまく回っている現場ではトラブルが少なく、プログラマーに過度な負担がかかる可能性も低いといえます。

関連記事 : プログラマーの仕事はきつい?向いている人と向いていない人の特徴

プログラマーの必要スキル

プログラマーに必要なスキルを確認していきましょう。

  • プログラミングスキル
  • キャッチアップ力
  • コミュニケーションスキル
  • 英語力
  • アピール力

また、これらのほかにも、日々変わっていく状況や環境への順応や、テスト段階での不具合への対応力なども必要です。

プログラミングスキル

プログラミングが主な業務となるプログラマーにとって、プログラミングスキルは必須です。基本的には仕様書をもとに一人でプログラミングができるレベルのスキルが必要です。コーディングの正確さや速さが求められるのは、どのような現場でも同じといえます。

開発プロジェクトに関わる職種である限り、プログラミングの知識やスキルを活かせる場面は必ずあるので、プログラマーからほかのエンジニア職種にキャリアチェンジ・キャリアアップするときにも役立ちます。

キャッチアップ力

プログラミングスキルを高めるためには、分からないことがあったときにインターネットや書籍などから自分自身で情報を見つけ出し、問題を解消していく能力が必要です。
特に、IT業界の技術は移り変わりが激しいため、最新技術に対するキャッチアップ能力はすべてのプログラマーにとって重要な要素。日頃の情報収集はもちろん、新規案件においてほかの人に先んじて技術提案が行えると信頼につながります。

コミュニケーションスキル

プログラマーにとって、コミュニケーションスキルも大切です。プログラマーはプログラムを仕様通り正確に書くことが求められますが、SEが作成した仕様書に対して認識違いがあると要件とは異なるものを作ってしまい、作業が無駄になってしまう可能性があります。そのような事態を避けるためにも、事前にコミュニケーションをとって認識をすり合わせなければなりません。

プログラマーは仕様書に分からない部分や曖昧な表現があれば、SEやほかのプログラマーと確認をとることが重要です。そのような場面で高いコミュニケーションスキルがあれば、お互いの意思疎通や情報共有がしやすくなり、業務が円滑に進められます。

英語力

プログラマーに必要なスキルとして英語力も挙げられます。開発で使用されるプログラミング言語の大半は英語がベースとなっており、「if else」「goto exit」「for each」といった簡単な英単語の組み合わせが用いられることも多いので、英単語の知識があったほうが飲み込みやすいでしょう。
とはいえ、コードでは長く正確な英文を書くわけではないので、プログラミングにおいては英語のライティング力というよりは英単語が理解できる程度のスキルがあれば十分といえます。
ただし、プログラミングに関する最新情報は英語で発信されていることもよくあります。世界的な技術の潮流をキャッチアップしていくためにも、ニュース記事などを原文のまま読める程度のリーディング力があると望ましいでしょう。

アピール力

プログラマーは技術力に加えてアピール力を身につけると、キャリアアップや案件の獲得につながります。技術をアピールするには、まずは「Ruby」「Python」「Linux」といった扱える言語の種類や技術スタックをまとめておくのがおすすめ。
さらに、「どのような思想でコードレビューを行ってきたか」「どのようなチームマネジメントを心がけているか(マネジメントを行っている場合)」を自分の中で整理して説明できるようにしておきましょう。
スキルを伝えるやり方としては、開発現場で起こっている問題を聞き取り、具体的な解決の提案や似ている過去の解決事例を説明すると効果的です。

プログラマーのやりがい

プログラマーの概要がつかめたところで、仕事のやりがいについても確認していきましょう。

モノづくりの実感を得られる

プログラマーとして活躍していく中でやりがいを感じる瞬間の一つに、自分が開発に携わった製品がリリースされた瞬間があります。
プログラマーはゼロからシステムを組み上げて完成させるまでの工程に関わる仕事なので、モノづくりをしているという実感を得られるでしょう。

人々の役に立てる

プログラミングは、電気製品やソフトウェアをはじめ、スマートフォンのアプリや車、企業や官公庁の管理システムなど幅広い分野に関係しています。自分の仕事の成果を街で見かけることがあるかもしれません。そういった中で、「人の役に立っている」と実感できるところもプログラマーの仕事の魅力でしょう。

未経験のジャンルに挑戦できる

家電やゲーム、企業向けのシステムなど、プログラマーとして活躍できる分野は多岐にわたります。異なる業界の求人や案件に参画する中で、多様な経験を積んで成長していけるでしょう。
未経験のジャンルに挑戦したり、そのために新しい技術を身につけたりすることにやりがいを感じるプログラマーは多いようです。

プログラマーの働き方

プログラマーの働き方としては、主に以下の2つが挙げられます。

・会社員
・フリーランス


それぞれについて解説していきます。

会社員

会社員として働くメリットは収入が安定している点です。経験年数や役職によって年収に差はありますが、正社員であれば基本的にはどんな会社でも継続して一定の収入を得られます。
また、業務に必要な環境や設備は会社が整えてくれるため、自分で環境構築から行わなくて良い点もメリットです。

一方、デメリットは自由度の低さです。基本的には毎日同じ時間に出社して勤務する必要があります。仕事が順調に進んでいてスケジュールに余裕があったとしても、出勤時間・退勤時間が決められていれば拘束時間は変わりません。したがって、仕事量をコントロールする裁量や時間的な自由度は低いといえます。

フリーランス

フリーランスとして働く場合のメリットは、会社員と比べると自由度が高い点です。フリーランスのプログラマーは、どんなプロジェクトに携わるか自分の裁量で決められ、案件によっては勤務時間や作業場所なども自由に決められます。

ただし、フリーランスといえば在宅で自由に働く姿をイメージするかもしれませんが、フリーランスプログラマーの案件はクライアントのオフィスで作業をする「企業常駐型」が中心です。政府によるテレワークの推進や新型コロナウイルス感染症の影響などにより、在宅での作業が可能な案件も増えていますが、すべてが在宅型ではないことは頭に入れておきましょう。

一方、デメリットはプログラミング以外の事務作業などが会社員よりも多くなる点です。フリーランスプログラマーは自分で案件を受注しなければならないので、案件獲得のため営業をしなくてはいけないこともあります。
また、会社員の場合は総務部や経理部が行ってくれる税金関係の手続きなども自分でこなさなければなりません。フリーランスのプログラマーは会社員であればやらなくて良い作業を行う必要があるので、全体の仕事量が増える可能性があります。

プログラマーがフリーランスになる際に注意すること

将来的に独立を考えている方は、以下のような点に気をつける必要があります。

【金銭面での対策】
フリーランスは会社員と違って収入の保証がありません。特に、独立直後は経済的に不安定になりがちなので、「会社勤めをしながらフリーランスの案件に週数回で参画してみる」「長くビジネスを続けられる顧客を確保しておく」など、収入を安定させるための対策をいくつか考えておくと良いでしょう。

【積極的な人脈作り】
フリーランスが案件を獲得するために、人脈は欠かせない要素です。
会社員からフリーランスに転向する場合、企業に所属しているうちに多くの人と出会っておくと、独立後に案件を獲得するきっかけになるかもしれません。
人と接する際は、会話力や思いやりといったヒューマンスキルを磨くことを意識しましょう。周囲の人の何気ない言動を気にかけたり、明るく話しかけやすい雰囲気を心掛けたりすることで、よりスムーズな人間関係の構築につながります。

【健康管理に気をつける】
会社員はケガや病気で休みを取っても、一定の収入が保証されます。しかし、フリーランスが長い休みを取ってしまうと、収入は途端にゼロになってしまいます。
フリーランスは会社員以上に日頃の健康管理を入念に行うことが大切です。加えて、長期の休みが必要になっても生活に困らないよう、しっかり蓄えを用意しておきましょう。

関連記事 : フリーランスエンジニアを目指す前に|年収や働き方など会社員と徹底比較

プログラマーの年収

厚生労働省による「令和元年賃金構造基本統計調査」では、プログラマーの毎月の「きまって支給する現金給与額」は平均約30.4万円、「年間賞与その他特別給与額」は約60.5万円となっています。これらをもとに計算すると、プログラマーの平均年収は約425.8万円です。

同調査によると、プログラマーは年齢が上がるとともに給与も上がる傾向にあり、20~24歳の男性プログラマーは「きまって支給する現金給与額」が約24.3万円ですが、30~34歳の男性プログラマーは約31.6万円です。
これは、年齢が上がるとともに平均勤続年数も長くなるので、実務経験やスキルが上がった結果が給与に反映されていると考えられます。

参照 :令和元年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

また、2017年の経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」では、プログラマーの平均年収として下記のようなデータが紹介されています。

職種 平均年収
SE・プログラマー
(顧客向けシステムの開発、実装)
593.7万円
SE・プログラマー
(ソフトウェア製品の開発、実装)
568.5万円
SE・プログラマー
(組み込みソフトウェア製品の開発、実装)
603.9万円
インターネット関連企業のエンジニア・プログラマー 592.2万円

参照 :IT関連産業の給与等に関する実態調査結果|経済産業省

関連記事 : プログラマーの平均年収

未経験からプログラマーになるには

未経験からプログラマーになるためには、以下の方法があります。

  • 大学や専門学校で学ぶ
  • プログラミングスクールで学ぶ
  • 企業で実務経験を積む

大学や専門学校で学ぶ

大学でプログラミングを扱う学部は多く存在し、専門学校でプログラミングを専攻することもできます。大学や専門学校ではプログラミングの基本や論理的思考といった初歩的な部分から授業を始める場合がほとんどなので、まったく知識がない人でも学習しやすいでしょう。

プログラミングスクールで学ぶ

プログラミングスクールに通って学ぶ方法のほか、最近ではオンライン授業のスクールもあり、比較的安価で授業を受けることも可能です。
プログラマー未経験から転職を考えている社会人の場合は、オンラインスクールを活用するとよいでしょう。本業のあとに自宅で受講できるので、自分のペースに合わせて知識やスキルを身につけられます。

企業で実務経験を積む

企業で実務経験を積む方法として、プログラマーを採用している企業へ就職することが挙げられます。
ただ、社会人経験がある人でも、IT系の業務が未経験で知識がまったくない、あるいはコードが書けないと採用されるのは難しいです。そのため、未経験者を歓迎する企業へ転職する場合でも、ある程度はプログラミングについて学んでおく必要があります。

実務経験がなくても自分で学習していることをアピールできれば、意欲や向上心を買われて未経験でも採用される可能性があります。企業で実務経験を積むと、現場の様子やプロジェクトの進め方などを具体的に知ることができるので、未経験からプログラマーとして成長していけるでしょう。

関連記事 : 未経験からプログラマーに転職する方法|年収や勉強しておきたいおすすめの言語も紹介

プログラマーに必要な資格

プログラマーに必須の資格は特にありませんが、以下のような資格を取得していると業務に役立てられるでしょう。

・基本情報技術者試験
・PHP技術者認定初級試験
・Javaプログラミング能力認定試験
・Ruby技術者認定試験
・C言語プログラミング能力認定試験


それぞれの資格について詳しく見ていきましょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、IT業界で幅広く認知されているので取得しておきたい資格です。国家試験のひとつで、セキュリティやネットワーク、データベースなどに関する知識などが幅広く問われます。
この資格を持っていると、プログラミングに限らず情報処理技術者として一定の知識やスキルがあることを証明できます。

資格名 基本情報技術者試験
試験日 上期
下期
受験料 5,700円(税込)
2022年4月より7,500円
合格基準 午前・午後ともに得点率60%以上
試験形式 ・午前:多肢選択式(四肢択一)
・午後:多肢選択式
公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

PHP技術者認定試験

プログラミング言語の一つであるPHPのスキルを証明できる資格です。PHPを学び始めたばかりの人は、PHPプログラミングの基礎知識が問われる「初級」から受験すると良いでしょう。

資格名 PHP技術者認定試験
試験日 随時
受験料 ・初級:12,000円
・上級/準上級:15,000円
(共に税抜)
合格基準 ・初級/上級:7割以上の正解
・準上級:5割以上~7割未満の正解
試験形式 ・初級/上級/準上級:選択式(複数または単一選択)
・技術者認定ウィザード:所定の文書の提出
公式サイト https://www.phpexam.jp/summary/

Ruby技術者認定試験

プログラミング言語の一つであるRubyのスキルを証明できる資格です。試験のレベルは「シルバー」と「ゴールド」の2つで、前者ではRubyに関する基本的な技術について、後者ではより深い知識が問われます。

資格名 Ruby技術者認定試験
試験日 随時
受験料 ・シルバー:16,500円
・ゴールド:16,200円円
(共に税込)
合格基準 75%
試験形式 選択式
公式サイト https://www.ruby.or.jp/ja/certification/examination/

C言語プログラミング能力認定試験

プログラミング言語の一つであるC言語のスキルを証明できる資格です。3級と2級はマークシートによる筆記試験で、1級はパソコンを使って実際にプログラミングを行う実技試験となっています。

資格名 C言語プログラミング能力認定試験
試験日 2021年6月20日(日)
2021年9月12日(日)
2022年1月30日(日)
受験料 1級:7,800円
2級:6,400円
3級:5,200円
(全て税込)
合格基準 得点率60%以上
試験形式 ・1級:テーマプログラムに対する仕様変更、仕様追加に対応したプログラム作成、変更仕様書の作成
・2級/3級:多肢選択解答形式
公式サイト https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/cp/introduction/


関連記事 : プログラマに必要なおすすめ資格一覧|取得方法も紹介

プログラマーの求人

厚生労働省が発表している2021年11月分の「職業別一般職業紹介状況」によると、開発技術者の新規求人数は4,223件、有効求人数は13,382件、新規求職者数は1,391人、有効求職者数は8,460人で、新規求人倍率が3.04倍、有効求人倍率は1.58倍となっています。

同月における全職種合計の新規求人倍率は2.06倍、有効求人倍率は1.10倍であることから、プログラマーを含む開発技術者はニーズが高いことがうかがえます。

参照 :一般職業紹介状況(令和3年11月分)について| 厚生労働省

プログラミング未経験で求人に応募できる?

プログラマーの求人には、未経験から応募できるものもあります。企業によっては、業務経験がない新卒者や、独学やスクール、職業訓練などでプログラミングを学んだ人を募集し、入社後の社内研修で育てていく場合があるためです。

関連記事 : 在宅プログラマーを未経験で目指す方法|求人・案件の探し方は?

プログラマーの将来性

DX(デジタルトランスフォーメーション)が注目を浴びる昨今において、プログラマーは将来性が期待できる職種の一つといえるでしょう。
経済産業省が2019年に発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年にはIT人材の需要に対して、最大79万人の供給不足が出ると予測されています。

今後はAIやIoT、ビッグデータ解析などにおいて先進的な技術を持つIT人材の需要が高まるとも予想されており、こうした分野に対応できるようなスキルを身につけておくと、将来性のあるプログラマーとして長く活躍できるでしょう。

参照 :IT人材需給に関する調査|経済産業省
関連記事 : プログラマーの将来性|AIにより今後の需要や仕事に必要なスキルは変わる?

プログラマーのキャリアパス

プログラマーのキャリアパスには、以下のような選択肢があります。

  • システムエンジニア(SE)
  • プロジェクトマネージャー
  • インフラエンジニア
  • データベースエンジニア
  • ITスペシャリスト
  • ITアーキテクト
  • ITコンサルタント
  • フリーランス

それぞれ詳しい役割や必要なスキルを確認していきましょう。

システムエンジニア(SE)

SEはプログラマーの経験をそのまま活かせるため、プログラマーからのキャリアパスとしてメジャーな選択肢のひとつです。一企業のプログラマーとして勤務を続けていて、気がついたらSEの業務を担当していたという場合も少なくありません。
SEになる決まった方法はありませんが、プログラマーとしてのプログラミングスキルを高めることや複数のプロジェクトでの実務経験が必要です。
SEを目指すなら、プロジェクトを円滑に進めるための対人コミュニケーションや発生した問題を柔軟に解消する課題解決力を身につけることを意識しましょう。

関連記事 : システムエンジニア(SE)とは|仕事内容やスキル、年収、プログラマーとの違いも解説

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、開発プロジェクトでSEやプログラマーよりも上流工程に携わります。開発に関する業務に加えて、人員管理やスケジュール管理などを担当するため、マネジメント要素が強くなります。
プログラマーやSEとして経験を積んだ後、マネジメント業務をやりたい人に向いているキャリアパスです。

関連記事 : プロジェクトマネージャー(PM)とは|役割や仕事内容、年収は?

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク機器などを専門に取り扱うエンジニアです。システムを安定して稼働させるために必要なITインフラの構築・運用・保守などが主な業務で、LinuxやWindows ServerといったOSや、近年では「AWS」「Azure」「GCP」と
いったクラウドの知識も求められます。このような専門知識の一部は、プログラマーとして仕事をこなしながら身につけていくこともできるでしょう。

関連記事 : インフラエンジニアとは?仕事内容やスキル、年収、未経験からの勉強法などを徹底解説

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、データベースの設計・開発・管理・運用などが主な業務です。データベースは設計によってアプリケーションのパフォーマンスに差が出る場合もあり、データベースエンジニアの腕が試されます。「Oracle Database」「Microsoft SQL Server」「MySQL」といった各種データベースの知識が求められます。

関連記事 : データベースエンジニアとは?仕事内容やフリーランス事情を解説

ITスペシャリスト

ITスペシャリストとは、特定のIT分野の専門家としてプロジェクトを技術面から支える職種を指します。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が策定したITスキル標準によると、「システム管理」「ネットワーク」「データベース」「セキュリティ」「プラットフォーム」「アプリケーション共通基盤」の6分野いずれかにおいてITスキル標準レベル3以上を満たした人がITスペシャリストとして認められます。
何らかのスキルを極めていきたい人に向いているキャリアパスといえるでしょう。

参考 :ITスキル標準(ITSS)と関連資料のダウンロード|独立行政法人情報処理推進機構

ITアーキテクト

ITアーキテクトは、主にビジネスにおける戦略実現、課題解決のためのソリューションアーキテクチャ設計を行う職種です。プログラミングからハードウェア、ミドルウェア、セキュリティまで幅広い知識とスキルが求められます。

関連記事 : ITアーキテクトとは|仕事内容・年収・必要なスキルや資格を解説

ITコンサルタント

企業の課題をIT技術で解決するのがITコンサルタントです。顧客の事業における改善点や問題点などを洗い出し、そのソリューションを提案します。
物事を客観的に捉え、論理的な思考で課題を解決する能力が求められるのはもちろん、顧客を納得させるプレゼンテーション能力などが必要な職種です。

フリーランス

フリーランスプログラマーは基本的に即戦力としてプロジェクトに参画します。そのため、プログラマーとしての業務経験がない場合は企業に就職してスキルを磨き、自信がついたらフリーランスとして独立するのが一般的です。スキル次第では、会社員として働くよりも高い年収を得られる可能性があるでしょう。

関連記事 : フリーランスプログラマの仕事内容やメリット・デメリット|収入・年齢・必須スキルを紹介

※本記事は2022年1月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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