オンラインカウンセリング実施中

フロントエンドエンジニアとは?仕事内容やフリーランス事情を解説

WebサイトやWebアプリケーションは、フロントエンドとバックエンドに分かれます。
フロントエンドエンジニアは、簡単にいえばWebサイトやWebアプリケーションのうち、ユーザーが直接目に触れる部分を作成する職種です。

反対にバックエンドはユーザーがあまり意識しない、たとえば、入力フォームから入力されたデータをデータベースに保存、読み込みや、抽出、計算など、サーバーサイド側の処理をする部分のことをいいます。

フロントエンドエンジニアは、ユーザーにとって見やすいデザインはもちろん、パソコンの初心者からヘビーユーザーまでが、わかりやすく操作しやすいように、WebサイトやWebアプリケーションを作成する必要があります。

フロントエンドエンジニア案件を提案してもらう

本記事の執筆者
Webプロデューサー 平林資得

愛知県でIT・WEBの仕事を始めて、約20年。 その間、商店様、企業様等のWEB制作・プロデュース、WEBシステム開発及び、ITに関するコンサルタント業務など、幅広く関わる。すべての人にITを身近に感じていただけるよう日々努力することをモットーとする。
https://www.scm-jp.com/

目次

フロントエンドエンジニアの仕事内容
フロントエンドエンジニアに必要なスキル
フロントエンドエンジニアに役立つ資格
フロントエンドエンジニアのキャリアパス
フリーランスのフロントエンドエンジニアとして働くには
フリーランスフロントエンドエンジニアの年収(編集部追記)
フロントエンドエンジニアの求人・案件例(編集部追記)

フリーランスの収入見込みをチェック

 

簡単60秒! 無料登録

フロントエンドエンジニアの仕事内容

フロントエンドエンジニアの仕事は、主にWebデザイナーが作成したデザインを元に、HTML、CSS、JavaScriptなどを使用して、サイトおよびアプリケーションを構築していくことです。

スマートフォンやタブレットを利用するユーザーが増えてきていることもあり、小さな画面の端末からも見やすく、操作がしやすいように考慮する必要があります。

また、企業や案件によっては、フロントエンドエンジニアの仕事範囲もまちまちで、通常Webデザイナーが受けもつデザインの業務やバックエンド側の業務も任せられることが多くあります。

それでは、フロントエンドエンジニアの仕事の流れを簡単に説明します。

HTML/CSSでサイトの構成・デザイン

HTMLでWebサイトの骨格を作成します。HTMLはマークアップ言語といわれていて、Webページ内の各要素の意味に沿って、見出し、本文、段落、画像などをタグで位置づけていきます。

HTMLの記述方法によっては、SEOに影響が出てしまいますので、サイトの構造に合った適切な記述が必要です。また、デザインから対応する場合には、PhotoshopやIllustratorなどのソフトを使用してデザインを行います。

CSSはHTMLで記述されたものを装飾する言語です。HTMLはサイトの内容のみを記述するのに対し、CSSはWebページの背景色の指定、レイアウト、文字、画像などのサイズや装飾などを記述します。サイトやアプリケーションが大規模になりCSSが複雑になってくると、ほかのコードと混ざってしまったり文法のミスがおきたりして、 意図通りに動作しないことがあります。

最近では、CSSコードが簡潔に書けて効率良く編集作業するために、CSSプリプロセッサ(メタ言語)を使用してCSSファイルを作成する手法がよく利用されています。それ以外にBootstrapやFoundationといったCSSフレームワークを使用する場合もあります。

JavaScriptでWebページに動きのある効果をつける

JavaScriptは、基本的にブラウザサイドで動作するプログラム言語です(node.jsを利用すればバックエンドでも動作させることができます)。主に、Webページに動きのある効果をつけるために使用されます。

たとえば、入力データの正誤を判断し、画面を切り替えることなくエラーを表示させたり、マウスをテキスト上に乗せることによってメニューが展開するアコーディオンメニューを作成したりするなどして、ユーザーに分かりやすく親切な動きのあるサイトを作成します。
また、効率良く作業するために、jQueryやReactなどのような、ライブラリやフレームワークを使った開発も行われています。

最近では、JavaScriptを使用しなければ実現できなかった動きのある効果の一部も、HTML5からはCSS3との組み合わせによって実現できるようになりましたので、サイトによってはJavaScriptを使用しないで、HTML5のみで作成する案件も増えてきています。
 

関連記事 : フロントエンドエンジニアの仕事内容

フロントエンドエンジニア案件を提案してもらう

フロントエンドエンジニアに必要なスキル

フロントエンドエンジニアは、HTML、CSS、JavaScriptのスキルが最低限必要です。また、HTMLやCSSのバージョンの違いによって、対応(動作)するブラウザが違うので、ブラウザに関する知識も必要です。HTML、CSS、JavaScript以外にもっていると有利なスキルをいくつかご紹介します。

CSSプリプロセッサ(メタ言語)

CSSは、HTMLを装飾する言語ですが、Webサイトの規模が大きく複雑になっていくと、それに比例してCSSも複雑になってしまいます。時にはCSSの衝突が起こって、意図した動作にならず、悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。

CSSプリプロセッサを利用すると、CSSをプログラムのように記述することができます。たとえばネスト構造や変数、関数または四則演算を使ったコーディングができるので、効率良く簡潔なコードが作成でき、CSSの編集する場合にもわかりやすく便利です。実際にWebサイトで使用する場合は、コンパイルしてCSSに変換します。

CSSプリプロセッサには、Sass、Lessなどいくつかの種類がありますが、シェアの多いSassのスキルがあると良いでしょう。

Sassは、記述方法がSCSS記法とSASS記法とがあり、現在の主流はSCSSです。SCSSは、CSSの書き方によく似ているため、SCSSからスキルを身につけるのがよいかもしれません。

JavaScriptライブラリ/フレームワーク

jQueryやReactなどのJavaScriptライブラリやフレームワークの知識も必要です。jQueryのようなJavaScriptライブラリを利用すれば、複雑なコードを一から書かなくても簡単に動きのあるサイトを作成できます。

特にフレームワークは、案件により使用する種類が決められていることが多いので、取り組める案件の幅を狭めないためにも、新しいフレームワークに挑戦することが大切です。

CMS(コンテンツマネジメントシステム)

CMSとは、特別なHTMLなどの知識がなくても簡単にコンテンツの作成や更新ができるシステムです。記事の更新が頻繁にあるサイトでは、リアルタイムで更新できることや、コンテンツの更新に関わるエンジニアのランニングコストがかからないため人気があります。特にWordPressは、本格的なWebサイトも作成することのできるCMSです。仕事の案件も多いので、ぜひスキルを身につけてください。

そのほか、ショッピングカートシステムを作成できるEC-CUBEも人気です。

PHP言語

PHPは、サーバーサイドで処理するプログラム言語のため、バックエンドエンジニアの必須スキルですが、PHPは、HTML内に記述して動作させることができるので、フロントエンドエンジニアの方がスキルをもつことも有効です。

CMSの多くはPHPで作成されています。たとえば、EC-CUBEは、PHPのテンプレートエンジン、Smartyを利用しています。
 

関連記事 : フロントエンドエンジニアに必要なスキル

フロントエンドエンジニアに役立つ資格

フロントエンドエンジニアも、ほかのIT系エンジニアと同様に必ず資格をもっていないといけないということはありません。資格よりも実力と経験が、重要視される職業だからです。しかしながら、クライアントに実力をアピールし、信頼されるために資格を取得するのは有効です。また、自身の現在の実力を計る物差しにもなります。

以下に、フロントエンドエンジニアにおすすめの資格をいくつかご紹介します。

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、Webクリエイターに必要とされる、Webサイト制作のデザイン能力およびWebページのコーディング能力を認定する資格です。 (※)

「Webクリエイター能力認定試験」試験内容

試験のレベルは、スタンダードとエキスパートの2段階あり、フロントエンドエンジニア ならば、スタンダードのみではなく、エキスパートまで取得しておいたほうが良いでしょう。

HTML5プロフェッショナル認定資格

フロントエンドエンジニアならば取得しておいて損のない資格です。Webサイトを作成するには、必ずこのHTMLの知識 が必要です。その中でHTML5は現在の最新のバージョンで、今後、HTML5を使用してサイトを作成することが必須となっていきます。

HTML5プロフェッショナル認定資格はHTML5だけではなく、CSS3、JavaScriptを含めた総合的なWeb作成の能力を認定する資格ですから、自身の能力をアピールするのにとても有効な資格です。

HTML5プロフェッショナル認定資格は、レベル1とレベル2に分かれていて、レベル1は、マルチデバイスに対応したWebコンテンツ制作の基礎、レベル2は、システム間連携や最新のマルチメディア技術に対応したWebアプリケーションや動的Webコンテンツの開発・設計の能力を認定します。 (※)

「HTML5プロフェッショナル認定試験」HTML5 Professional Certification Level.2について(Ver2.0)

PHP技術者認定試験

WordPressやEC-CUBEなどのCMS関連のカスタマイズに欠かせないPHP関連の資格です。PHP技術者認定試験の資格は、あなたのPHPの技術レベルを計る指標なので、PHPを使って仕事をされている方や、これから仕事の幅を広げたいと思っている方はチャレンジしてみてください。

試験カテゴリはレベルにより、初級試験、上級試験/準上級試験、技術者認定ウィザードと別れています。上級試験/準上級試験は、7割以上の正解で上級、5割から7割未満の正解で準上級合格となります。 
 

関連記事 : Webエンジニア向けの資格

フロントエンドエンジニアのキャリアパス

フロントエンドエンジニアのキャリアパスは、いろいろ考えられますが、一般的なものは以下の通りです。

Webディレクター

フロントエンドエンジニアの経験を積んでいきながら上流の仕事を覚え、顧客対応やスタッフ管理、スケジュール管理など、プロジェクト全体を管理するWebディレクターへ進むキャリアパスです。

さらに上流のWebプロデューサーを目指すことも可能です。交渉や調整など、多くの人とのコミュニケーションが必要になるため、人間関係の構築が得意な人には向いていると思います。

フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアは、別名マルチエンジニアとも呼ばれ、システムエンジニア、サーバーエンジニア、データベースエンジニアなど複数の知識・経験をもっているエンジニアのことです。

フロントエンドを担当するエンジニアは、スキルによりますが、フロントエンドと逆の部分のバックエンドエンジニアと両方を担当することが多くありますし、小さなプロジェクトの場合、1人ですべてをこなさなければいけない案件もあります。

フロントエンドエンジニアの仕事をしながら、複数の知識を磨いて、フルスタックエンジニアへのキャリアアップを目指しましょう。複数の仕事をこなすため、ハードになりがちですが、コツコツと仕事をするのが好きな職人気質な方にはおすすめです。

フロントエンドエンジニアとして独立/起業

フリーランスまたは、会社を興して独立するというキャリアパスも考えられます。独立する場合には、フロントエンドエンジニアとしての経験を積んでフルスタックエンジニアやWebディレクターなどの上流工程の経験があったほうが良いでしょう。

独立は、会社員という安定した立場がなくなり、収入も不安定になってしまうリスクもあります。しかし、時間も仕事も自由に使えますし、収入も実力次第では増える可能性もありますので、しっかり考えてからの決断が必要です。
 

関連記事 : フロントエンドエンジニアの年収

フリーランスのフロントエンドエンジニアとして働くには

フリーランスは、会社員と違い、自ら営業をして仕事を探さなければいけません。会社員はエンジニアの仕事に集中できますが、フリーランスになれば、エンジニアの仕事以外に、営業・経理などの仕事が増えます。

また、フリーランスは企業側から即戦力を求められていますので、フロントエンドエンジニアとしてのスキルや経験の提示が必要です。公開できるサンプルの作成や資格を取得するなどをして準備をしておくことも必要でしょう。

では、フリーランスエンジニアとして仕事を獲得するにはどのような方法があるのでしょうか。

フリーランスには主に、在宅型と常駐型に分けられます。

在宅型は時間を自由に使えますが、オンタイムとオフタイムの切り替えを自身で管理しなければいけませんので、自分に甘い人にはあまり向いていません。また、あまりコミュニケーションが必要ないと思われがちですが、何か問題があった時の報告や進行状況など、常にコミュニケーションをとる必要があります。

企業に常駐する常駐型の仕事は、時間の拘束がありますが、オンタイムとオフタイムにきっちりと分けられるため、仕事進行のスケジュールはしっかり管理しなければいけませんが、在宅型に比べると、自分をコントロールする難易度は低くなります。

まず、仕事を獲得するためには、自分の経験や技術をアピールする必要がありますので、ポートフォリオは最低限作っておきましょう。クラウドソーシングを利用して経験を積むのも一つの手段だと思います

そして、人脈も大切にしましょう。友人や日ごろお付き合いしている人が、仕事を紹介してくれることもあります。また、フリーランス向けのエージェントサービスを利用するのも有効です。エージェントと面談することにのより、客観的にあなたの経験やスキルなどを見てくれるので、より、あなたに合った案件を見つけやすくなります。

フリーランスのフロントエンドエンジニアという働き方は、病気になった時の収入減や、継続的な仕事を探せるかなどの不安定な部分もあります。しかし、時間の使い方や仕事など自由に選択できることや、個人のスキルに合った収入アップの可能性もあります。

今の仕事に何か不満がある方や、自分の名前で活躍していきたいと考えている方にとって、フリーランスという働き方は、魅力的だといえるでしょう。
 

関連記事 : Webエンジニアの仕事とは?Webプログラマーとの違いも解説

フリーランスフロントエンドエンジニアの年収(編集部追記)

ここではフロントエンドエンジニアの年収の参考として、レバテックフリーランスでの公開案件を基にした月単価・年収例をご紹介します。

フリーランスフロントエンドエンジニアの平均月単価 : 73万円(12ヶ月分を年収とすると876万円)
最高単価 : 115万円
最低単価 : 45万円

※下記ページから引用(2020年1月時点)
フロントエンドエンジニアの求人・案件一覧
※上記の金額はお支払いを約束するものではございません。

なお、会社員とフリーランスとでは、社会保険料や税金の計算が異なる、会社員は月給の他に賞与もある、など収入の計算の仕方に違いがあるため、両者の金額を単純比較できないという点はご注意ください。

フロントエンドエンジニアの求人・案件例(編集部追記)

ここでは、実際にあったレバテックフリーランスでの案件を例にして、フロントエンドエンジニアの作業内容や案件に必要なスキルなどを見ていきましょう。フロントエンドエンジニアの求人・案件に興味がある方は参考にしてみてください。

【フロントエンド】大手ゲーム企業向けWeb開発の求人・案件

■単価
〜700,000円/月※消費税を含めた参画者にお渡しする金額です。

■職種・ポジション
フロントエンドエンジニア

■職務内容
大手ゲーム会社においてフロントエンドの開発をお任せいたします。
ゲーム開発者が利用する、PC向けWebサービスの開発となります。

■求めるスキル
- HTML/JavaScriptでのWeb開発経験
- Git環境での開発経験
-サーバーサイド言語の知見

【歓迎スキル】
-C++/C#での開発経験

■最寄り駅
神田(東京都)

【フロントエンド(Vue.js)】中古車売買サービスの求人・案件

■単価
〜850,000円/月※消費税を含めた参画者にお渡しする金額です。

■職種・ポジション
フロントエンドエンジニア

■職務内容
車のCtoC売買サービスのフロントエンド開発をお任せいたします。
スクラムメンバーの一員として自律性をもってプロダクトのサービス提供に対して主要スキル以外にも必要なタスクをこなしていただきます。

■求めるスキル
・Vue.jsを用いた開発経験2年以上
・ テストコード設計・テストコード作成
・ CircleCiでの自動デプロイ運用経験
・ Saasを用いたCSSの全体設計
・ HTMLコーディング

【歓迎スキル】
・ DBのテーブル設計・作成
・ ruby on rails開発・環境構築経験
・ jestを用いた自動テスト運用
・ swift,kotilnなどのアプリフロントエンド開発経験

■最寄り駅
東京(東京都)


上記の内容はフロントエンドエンジニアのフリーランス案件の一例であり、必須スキル・歓迎スキルや単価などは、案件とご自身のスキル・経験によって大きく変わってきます。

フロントエンドエンジニアの案件をもっとみる

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

フロントエンドエンジニア案件を提案してもらう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
いきなり相談するのは不安な方へ フリーランスになった時にどんな案件を提案されるのかメールでわかる! 詳しくはこちらから

関連案件

もっとフロントエンドエンジニアの案件を見る

プライバシーマーク

© 2014-2021 Levtech Co., Ltd.