確定申告でLINEを活用するには?入場整理券の取得方法や国税庁公式LINEの登録方法 | レバテックフリーランス
確定申告でLINEを活用するには?入場整理券の取得方法や国税庁公式LINEの登録方法

2020年12月、国税庁は無料コミュニケーションアプリの「LINE」に公式アカウントの開設を発表しました。国税庁の公式アカウントでは、確定申告会場の入場整理券のオンライン事前発行、確定申告に関する情報ページやチャットボットによる税務相談の案内などを行うことが可能です。
参照 :「LINE公式アカウントについて」|国税庁
本記事では、2024年3月時点における2024年提出分の確定申告や、国税庁のLINE公式アカウントに関する情報をまとめています。社会情勢の動向などによって情報が変更される可能性もあるため、最新情報は国税庁の公式発表を確認してください。

記事の監修者
柴田 充輝
社会保険労務士 ファイナンシャルプランナー
保険業界・厚生労働省での勤務経験があり、社会保険関連の確かな知識を持つ。
また、金融・不動産全般にも精通。WEBライターとして、金融制度・資産運用・住宅ローン・相続対策など金融系を中心に累計1,200本以上の記事を執筆・監修。
エビデンスに基づくコラム記事の執筆経験も多く、難解な社会保険の制度も読者が理解しやすいように、わかりやすく伝えることを得意とする。
確定申告の入場整理券とは?
2020年分以降の確定申告について、国税庁は確定申告会場内の混雑緩和のために、会場に入れる時間枠が指定された「入場整理券」を配布することを発表しました。
入場整理券は各確定申告会場で当日配付されますが、国税庁のLINE公式アカウントを通じてオンライン事前発行をすることもできます。
また、会場に行かなくともインターネット上で申告ができる「e-Tax」もあります。e-Taxを利用すれば、自宅から確定申告を行うことができ、期間内であれば24時間提出が可能です。

柴田 充輝
社会保険労務士ファイナンシャルプランナー
参照:
「確定申告会場へ来場をお考えの方へ」|国税庁
e-Tax 国税電子申告・納税システム|国税庁
確定申告の入場整理券をLINEで取得する手順
確定申告の入場整理券をLINEで取得する手順は、以下のとおりです。
- 1. 国税庁のLINE公式アカウントを友だち追加する
- 2. トーク画面から「申告相談又は説明会出席の申込」を選択する
- 3. 税務署と来場希望日時を選択して予約する
- 4. 内容を確認して申し込む
※令和6年分の確定申告における入場整理券の発行は終了しています。

柴田 充輝
社会保険労務士ファイナンシャルプランナー
国税庁LINE公式アカウントから確定申告会場の「入場整理券」を取得できる時期に関して、令和7年度分の正式案内はこれからです。令和6年度は1月中旬にLINEからの事前申込が順次スタートしたため、令和7年度に関しても同じような運用になると想定されます。
申告期間(2月16日〜3月15日)の直前はアクセスが集中し枠が埋まりやすいため、国税庁が案内を出す1月以降はこまめにLINEを確認し、早めの取得をおすすめします。
なお、当日枠も一部ありますが、混雑期は午前中に終了することもあるため、事前取得が安全です。事前に整理券を発行しておけば、当日はスマホ画面の整理券を提示するだけで入場できます。会場で正確に申告したいと考えている方は、いつでも提示できるように準備しておきましょう。なお、入場整理券1枚につき、来場者1名の申告相談が可能です。
また、整理券は「相談したい人向け」であり、書類の提出だけなら予約は不要です。会場の混雑は年々厳しくなっているため、可能であればe-Taxで完結させ、どうしても不安な部分だけ相談する形が効率的です。
①国税庁のLINE公式アカウントを友だち追加する

画像 :確定申告会場へ来場をお考えの方へより作成
スマートフォンなどでLINEアプリを開き、QRコードやID検索などから国税庁の公式LINEアカウントを友だち追加します。
②トーク画面から「申告相談又は説明会出席の申込」を選択する

画像 : 国税庁のLINE公式アカウントより作成
国税庁公式LINEアカウントのトーク画面を開き、「申告相談又は説明会出席の申込」をタップして選択します。さらに表示された申込メニューから、「確定申告相談を申し込む」を選択します。
③税務署と来場希望日時を選択して予約する

画像 : 国税庁のLINE公式アカウントより作成
確定申告会場の税務署と希望する日付・時間枠を選択して予約します。予約は、来場希望日の10日前から2日前まで可能です。
④内容を確認して申し込む

画像 : 国税庁のLINE公式アカウントより作成
内容を確認して「申込」をタップすると完了です。確定申告会場への入場時には、申込完了画面を提示しますので、スマホを忘れないよう注意しましょう。
確定申告における具体的な手続きのポイントについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランス(個人事業主)がミス無く確定申告を終えるために押さえておくべき12のチェックリスト
国税庁のLINE公式アカウントでできること
国税庁「LINE公式アカウントの開設について」によると、確定申告の入場整理券のオンライン事前発行のほか、国税庁のLINE公式アカウントでできることとしては、以下が挙げられています。
- 確定申告特集ページの案内
- 確定申告書等作成コーナーの案内
- 税務相談チャットボットによる税務相談案内
会場への事前予約以外にも、確定申告に関する情報への案内があるので友だち追加しておくと便利でしょう。

柴田 充輝
社会保険労務士ファイナンシャルプランナー
国税庁のLINE公式アカウントから使える「税務相談チャットボット」は、「ちょっと聞きたい」「自分で下調べしたい」ときの一次相談ツールとして便利です。所得税・消費税・年末調整・インボイス制度など、よくある質問について、24時間いつでも概要や手続きの流れを教えてくれます。
たとえば、「医療費控除」「ふるさと納税」「副業の確定申告は必要か」「インボイス登録が必要か」といったキーワードを入れると、必要書類や申告要否、関連する国税庁ページへのリンクまで案内してくれます。平日昼の電話相談がつながりにくい時期でも、LINEなら24時間いつでも確認できるため、時間的な制約がありません。
一方で、使えないシーンや向かないシーンもあります。個々人の事情を細かく踏まえた税額計算や、「どちらの申告方法が得か」「この取引は経費にしてよいか」の個別的な判断が求められる質問には対応していません。すべての質問に対応しているわけではない点に留意しましょう。
実際に活用する際には、まずチャットボットで簡易的に「申告が必要か」「必要書類は何か」「どの控除が使えそうか」を押さえ、最終判断や複雑な論点は税理士や税務署の窓口で確認するという使い分けがおすすめです。
国税庁のLINE公式アカウントの登録方法
国税庁のLINE公式アカウントを友だち追加するには、LINEアプリでのID検索やQRコードを読み取る方法などがあります。
LINEアプリでID検索する
LINEアプリのID検索機能から、国税庁公式LINEアカウントのID「@kokuzei」を検索し、友だち追加する方法です。
QRコードを読み取る
スマートフォンのカメラなどから、国税庁のWebサイトなどにあるQRコードを読み取って友だち追加することが可能です。
公式サイトの友だち追加ボタンから登録する
国税庁のWebサイトにあるボタンから国税庁公式LINEアカウントを友だち追加することができます。
確定申告の最新情報を知るには
国税庁の公式LINEアカウントを友だち追加する以外に、確定申告の最新情報を集めるには、以下のような国税庁のサービスも活用しましょう。
・国税庁公式Twitterアカウント
・国税庁公式YouTubeチャンネル
・国税庁公式インターネット番組「Web-TAX-TV」
・国税庁公式新着情報・メールマガジン配信サービス
確定申告でLINEを活用する際のよくある質問
ここでは、確定申告でLINEを活用する際のよくある質問に答えていきます。
Q. 確定申告の入場整理券はLINEで事前発行できますか?
入場整理券は各会場で当日配付していますが、LINEで事前発行も可能です。国税庁のLINE公式アカウントを通じて、オンラインで事前発行をすることができます。
Q.国税庁の公式LINEではどんなサービスを提供していますか?
入場整理券の事前発行のほか、確定申告特集ページ、確定申告書等作成コーナー、税務相談チャットボットによる税務相談等のサービスを提供しています。
Q. 国税庁税務相談チャットボットではどんな相談ができますか?
国税庁税務相談チャットボットでは、確定申告の各種控除や申告書の作成方法に関する質問など、所得税や消費税に関する全般の相談ができます。インボイス制度に関する相談も可能です。
Q. 確定申告書等作成コーナーで作成できる申告書について教えてください。
確定申告書等作成コーナーでは、所得税及び復興特別所得税の確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書、消費税及び地方消費税の確定申告書、贈与税の申告書等を作成できます。
※本記事は2025年9月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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おすすめは、手続きが早く混雑を避けられ、控除の自動計算もできるe-Taxです。
特に会社員の副業・フリーランス・株やNISA・ふるさと納税など、提出書類が多い人ほど手続きの負担を軽減できるメリットが大きく、申告内容のミス防止にもつながります。マイナンバーカードがあればスマートフォンでも提出でき、医療費控除などもデータ自動取得が可能です。
一方、会場申告は「税務署職員に直接相談したい」「初めてで入力が不安」「複雑な所得や相続がある」といった人に向いています。入場整理券は国税庁のLINEで取得できますが、早めの確保が必須です。
基本的にはe-Tax、例外的に会場申告という使い分けが合理的です。まずは、e-Taxで申告が完結できないかを確認し、疑問点がある場合のみ会場で相談する形にすると、時間・手間・ミスを抑えられます。また、初めての確定申告で不安という方は、初年度のみ会場申告をするのも選択肢です。