C#の勉強方法|本や入門サイト、学習アプリ・ゲームなど初心者におすすめの独学方法

C#の勉強方法としては、初心者向けの学習サイトや入門書、プログラミング学習アプリ・ゲーム、「Microsoft Learn」「Unity Learn」といったベンダーのトレーニングサービスなどを活用した独学や、スクールやオンライン講座の利用、勉強会やセミナーへの参加が挙げられます。そのほか、C#に関連したMicrosoft認定資格やUnity認定資格の取得を目指すのも有用な勉強になるでしょう。

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C#の勉強方法

C#の勉強方法には以下のような方法があります。

  • C#学習サイトで独学する
  • 初心者向けのC#入門本で独学する
  • プログラミング学習アプリ・ゲームで独学する
  • スクールやオンライン講座を活用する
  • C#の勉強会やセミナーに参加する
  • Microsoft LearnでC#を学ぶ
  • Unity LearnでC#のゲームプログラミングを学ぶ
  • C#の資格試験の勉強をする

学習方法のなかで、単に本で学習する方法しか知らないよりも、複数の選択肢を知っているほうが学習の幅が広がるでしょう。実際にスクールやオンライン講座を活用すれば、C#の本では学べなかった方法やフレームワークに触れることができる可能性もありますし、Unity Learnを利用して学習を行えば、Unityの使い方と共にC#に関する学習を行うことができるでしょう。

C#学習サイトで独学する

初心者にとって難しいポイントのひとつが、環境を整備することです。ただコーディングをして結果を確認したいだけであっても、環境を整えるには以下のような専門的な知識が必要になってきます。

  • コンパイル環境
  • C#動作環境
  • Pathの設定

C#の学習サイトを使えば、これらのことを省略して、いきなりコーディングから始めることも可能です。インターネット上で検索をかければ、オンラインでコーディングした結果を反映してくれるサイトが見つかるでしょう。

初心者の場合、まずコーディングができて実際に動作することが学習のモチベーションになります。独学なら尚更、わからないことを解決するのは難しいでしょう。

そういった点からオンライン上でコーディングもコンパイルなどの動作も確認できる学習サイトを選択することで、自分で環境整備をすることなく、学習することができるようになるというのは大きな利点といえます。

初心者向けのC#入門本で独学する

C#を学習するにあたって、本から学習したい初心者であれば、まずC#という言語の書き方や別の言語との違いを知ることに重きが置かれるでしょう。

複数の言語を身につけたいという場合でも、Javaなどの別の言語の本を一緒に読むと混乱してしまう可能性もあるため、まずはC#の基本を身につけ、徐々に応用していくような本を読んでいきましょう。C#の入門本としては、以下のような本が挙げられます。

まずは基本構文を学習し、次に基本から応用を学習、その後に実践で役に立つパターンなどを理解することで、初心者からC#についての理解を段階的に深めていくことができるでしょう。

本でインプットした後にはアウトプットの時間を設けるようにしましょう。単なる模写でも構いませんし、自分なりのカスタマイズで工夫すれば良いトレーニングになります。

プログラミング学習アプリ・ゲームで独学する

昨今、プログラミングを学習できるアプリやゲームは増えています。こちらも検索すれば簡単に見つけることが可能ですが、プログラミング学習というのはインプットした後にアウトプットをすることで成り立ちます。

ゲーム形式で学べるアプリなどはワンタッチで構文を選ばせるようなものが中心で、自分の手で記述する形式はあまり多くありません。アプリ・ゲームで学習する際には、キーボードを利用し、なるべく自分の手でタイピングできるものを選ぶ方がいいでしょう。

しかし、アプリ・ゲームで学習することは、視覚的な理解を早めてくれますので、悪いところばかりではありません。特に初心者の場合、文字が羅列しているタイプのプログラミングの学習ばかりでは飽きてしまいがちです。

視覚的に理解することで直感的に言語の意味を解釈することができるようになり、ストーリー記憶として残りやすいことが利点といえるでしょう。

また、時間や場所も関係なく、自由に学習できることで隙間時間を効果的に利用することにつながります。電車の中や外食の待ち時間、ちょっとした移動、眠る前、朝起きた時などのほんの10分でも効果的に利用することができます。そうした時間にちょっとしたゲーム感覚で学べるのであれば、効率の良い学習方法といえるでしょう。

スマホプログラミングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
プログラミングの必要なし!簡単にスマホアプリが開発できるツール9選

スクールやオンライン講座を活用する

スクールやオンライン講座のサービスの利点としては、現職エンジニアなどがメンターとしてマンツーマンで指導してくれることや、動画などでわかりやすい解説があり、自分のペースで学習ができることです。

メンターがいる場合は、質問のレスポンスが早いことや、具体的な質問に対して正確な回答を理解できるまで教えてくれることがメリットです。

オンライン講座では、講座の種類がたくさんあり、場合によっては自分の学びたい内容やレベルに適さないこともあります。また、オンライン講座は評価がとても分かれやすいため、口コミなどや評価を確認することで優良なオンライン講座を選択できるようにしましょう。

もちろん自分でわからない箇所を調べることも大事なことです。教えてもらうのは楽な反面、自分で調べるという能力やプログラマーに必要な問題解決の能力を習得できない恐れもあります。こういった時のために学習本を数冊買っておくことで、わからなかったところを調べる能力や自分で学習する意識が身につくようになります。

間違った箇所を自分の成長に変えられるように工夫してみるのも良いでしょう。スクールでも自分の疑問を積極的に質問することや考えることを忘れないように実践していくことで、より良い結果を得られます。

C#の勉強会やセミナーに参加する

勉強会やセミナーなど、会場に集まって一緒に学ぶという方法があります。昨今はオンラインでの勉強会も流行していることから「C# 勉強会 初心者」などで検索をかけると、初心者向けの勉強会を紹介しているサイトに簡単にアクセスすることができるでしょう。

同じ意識を持った人々で集まった勉強会などは質問しやすいことがメリットです。また、仲間と同じ意識を持つというのは学習において重要な点のひとつで、モチベーションを保ちやすく、ひとつの目標に対してまっすぐに進みやすくなるでしょう。

また、初心者に多いつまずきを一緒に考えることもできるため、精神的にも楽な姿勢で臨むことができます。メンターなどがついてしまうと、人によってはこんなことを聞いてもいいのかと悩んでしまい、聞けずに終わってしまう可能性もありますが、同じレベルの人が集まることで、その悩みを共有することができ、お互いのレベルを高め合うことにつながるでしょう。

Microsoft LearnでC#を学ぶ

オンラインのトレーニングプラットフォームであるMicrosoft Learnでは、通常なら有料コンテンツのような内容も無料で利用できることがあります。

※参考 : Microsoft Learn | Microsoft Docs

自分の学びたい内容をパスという名目で選択していくことで、おすすめのトレーニングプランを紹介してくれます。自分に合っていればすぐに実践することができるので、まずはパスを選択することから始めましょう。

Microsoft LearnではC#を学ぶこともできます。たとえば、初心者向けの「最初のC#コードを記述する」などの簡単なトレーニングから「C#を使用して.NETクラスライブラリからメソッドを呼び出す」などの発展的な内容まで学習することができます。

また、これらのトレーニングはわかりやすい章立てでまとまっており、確認テストなども用意されています。トレーニングでインプット・アウトプットを行った後に確認テストがあるというのは、知識を深めるうえで魅力的といえます。Microsoftが作成しているため精度の高い情報であることや、効果的な学習順序で進んでいくこともメリットといえるでしょう。

このほかにも、動画コンテンツの「Microsoft Learn TV」や、Microsoftによる認定資格なども用意されているため、初心者から上級者まで利用できるプラットフォームとなっています。

Unity LearnでC#のゲームプログラミングを学ぶ

先ほどMicrosoft Learnを紹介しましたが、UnityにもUnity Learnというゲームプログラミングを学ぶプラットフォームが存在しています。こちらも初級や上級向けなどのトレーニング内容が充実しており、750時間を超えるオンデマンドの学習コンテンツが公開されています。

※参考 : Learn game development w/ Unity | Courses & tutorials in game design, VR, AR, & Real-time 3D | Unity Learn

クリエイターとしてレベルアップしたい人にも、C#を学習したいと考えている人にもUnity Learnは効果的なオンラインのプラットフォームといえるでしょう。

また、Unityといえば2Dゲームやスマートフォンなどの携帯端末向けアプリの開発に加えて、3Dコンテンツの開発なども積極的に行われています。自分のレベルや興味・関心に合わせて勉強を進めていくと良いでしょう。

C#の資格試験の勉強をする

C#を学習するにあたって、資格を取得するのも選択肢のひとつです。プログラミングにおいて、資格の学習をすることは言語への深い理解につながるだけではなく、客観的な評価の基準を得ることになります。これは、転職などや自分のキャリアを考えるうえでも重要です。

C#エンジニアが取得すると役立つ可能性がある資格としては、たとえば以下の2つが挙げられます。

  • 試験98-361: Software Development Fundamentals
  • Unity認定資格

前者の資格はMicrosoft認定資格であり、C#やVB.NETを用いたソフトウェア開発のスキルを証明できます。後者の認定資格はUnityを使う仕事で必要なスキルの証明に役立つでしょう。

試験98-361: Software Development Fundamentals

Microsoftの公式サイトによると、「試験98-361: Software Development Fundamentals」では、以下のスキルが問われます。

  • コアプログラミングの理解 (15-20%)
  • オブジェクト指向プログラミングの理解 (20-25%)
  • 一般的なソフトウェア開発の理解 (15-20%)
  • Webアプリケーションの理解 (15-20%)
  • デスクトップ アプリケーションの理解 (15-20%)
  • データベースの理解 (15-20%)

試験の勉強方法として、公式サイトでは有料の講師による指導付きコースも紹介されています。試験98-361の試験内容は以下のようになっています。

資格名 試験98-361: Software Development Fundamentals
運営 Microsoft
試験日 通年
受験料 14,040円(税別)
合格基準 非公開
受験資格/試験形式 なし
公式サイト https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/exams/98-361


MSDN、Microsoft Visual Studioのチュートリアルやサンプルで学習することが可能になっており、試験レベルとしては初級レベルと考えることができます。初学者がC#を学習するにあたっても、アプリケーションの作りやデータベースを理解するうえでも有用な資格であるといえます。

Unity認定資格

Unity認定資格はUnityから提供されている認定資格です。以下の4つのレベルに分かれており、それぞれ難易度や対象者が異なります。

  • CERTIFIED User : Unity初心者向け
  • CERTIFIED Associate : 意欲的なプロフェッショナル
  • CERTIFIED Professional : 2〜4年のUnity関連の職務経験
  • CERTIFIED Expert : 5年以上のUnity職務経験

それぞれのレベルごとに「プログラマー」「アーティスト」「VR開発者」などの専門分野に試験が分かれています。試験の概要は以下のとおりです。

資格名 Unity認定資格
運営 Unity Technologies
試験日 通年
受験料 試験ごとに異なる
合格基準 スコア500以上
受験資格/試験形式 なし
公式サイト https://unity.com/ja/products/unity-certifications


初心者はまずUnity Learnなどで勉強を進め、「CERTIFIED User」から目指すのが無難といえるでしょう。

関連記事 : C#の資格|試験内容や難易度、勉強方法、廃止された資格情報を紹介

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自分に合った勉強の仕方を探そう

C#を独学するといっても、方法は多種多様に存在しています。自分に合っている内容であれば、どんな方法でも効果的な学習成果を得ることは可能でしょう。逆にいえば、合っていない方法で独学し続けていると、スキルが身につかないまま時間が過ぎてしまう恐れもあります。自分に合っている勉強の方法が本を読むことでも、ゲームを通して理解することでも、資格習得のなかで理解することでも、それが自身にとって有用な方法であれば積極的に利用して学習していきましょう。

関連記事 : C#の仕事内容とは?年収、求人・フリーランス案件事情も解説

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C#の勉強方法に関するよくある質問

ここでは、C#の勉強方法に関するよくある質問に答えていきます。

Q. Unity認定資格を取得することで、どのようなメリットがありますか?

Unity認定資格を取得することで、自身のスキルの証明ができます。転職が有利になり、年収アップにつながる場合もあります。

Q. Unity認定資格の取得にあたり、どのような勉強方法が有効ですか?

Unityの公式が提供している学習サイトの利用、書籍、スクールの利用といった方法があります。

Q. C#を独学する際に、本を読む以外におすすめの方法はありますか?

C#のコミュニティや勉強会に参加して、他の人のコードを見たり、質問したりすることも有効です。

Q. Microsoft認定資格「試験98-361: Software Development Fundamentals」では、どのようなスキルが問われますか?

「試験98-361: Software Development Fundamentals」では、プログラミング全般について広く問われます。例えば、オブジェクト指向プログラミングの知識、データベースの知識、Webアプリケーションの知識、ソフトウェア開発の基礎などが含まれます。

Q. 本やオンライン講座で学習した後に自分でアウトプットする場合、どのような方法がおすすめですか?

プロジェクトを作り、コードの手直しやレビューを行うことが効果的です。また、SNSやコミュニティに参加してアウトプットし、フィードバックをもらうことも大切です。

最後に

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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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