新・フリーランス営業方法｜先輩フリーランスもできない悩みを解決したコツ | レバテックフリーランス

フリーランスの営業方法一覧

まずフリーランスができる営業方法をすべて知っておくべきです。営業自体や案件獲得できずに悩んでいたフリーランスが、営業方法を変えて悩みを解消できるケースが実際にあるからです。

以下が、フリーランスの営業方法の一覧です。

• 交流会やセミナーで人脈を広げて営業する
• 知人や友人から案件を紹介してもらう
• SNSやブログで情報発信する
• 企業に直接電話やメールでアポイントを取る
• クラウドソーシングで実績を積んでアピールする

それぞれ具体的に解説していきます。

また、自分で営業をせずに案件を得る方法もあり、うまく活用できるとより良い状況につながりやすくなります。詳細は、後述する「営業せずに案件を獲得する方法」で解説します。

交流会・セミナーへ参加する

フリーランス交流会やセミナーで人脈を広げて、営業する方法もあります。人脈はあればあるほど案件を紹介してもらえる可能性が高まり、交流会・セミナーは効率的に人脈を広げられる手段です。

以下は、交流会・セミナーに参加する際のポイントです。

• 多くの参加者と名刺交換する
• 自ら積極的にコミュニケーションを取る
• ポートフォリオを準備しておく
• つながった人たちのアフターフォローをする

案件につなげる場合、アフターフォローは必須です。相手の事業に関心を持った旨を書き添え、今後お付き合いしたいと伝えましょう。

具体的なコツや準備といったフリーランス交流会の詳細については以下をご覧ください。
【2023】フリーランス交流会のメリットや選び方、参加前の準備

知人・友人など人脈を活用する

知人や友人に営業する場合は、受注に必須の「信頼」がある状態からスタートできます。

「直近1年間で仕事獲得に繋がったもの」で最も多いのは人脈（70%）と、フリーランス白書2023で報告されています。

営業が苦手な人は、話しやすい知人や友人から声を掛けてみるのがおすすめです。「こんな仕事を探している」「こういうことで困っている人を知らない？」と連絡してみましょう。

フリーランスの人脈について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
フリーランスが人脈を作る方法とは？なしでも仕事を得る方法も解説

SNSやブログを活用する

ビジネス用のSNSやブログで、スキルや実績をアピールする営業方法もあります。発信したスキルや実績が目にとまり、企業などから案件を依頼される場合もあるからです。

また、SNSはフリーランス仲間ができることもメリットです。交流や情報交換だけでなく、人脈からの案件獲得につながる可能性もあるわけです。

スキルや実績がわかりやすいように、ポートフォリオを掲載しておくと効果的です。

フリーランスがブログを活用するメリットについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
フリーランスにブログは必要？お手本や運営のメリット、開設方法

企業に直接連絡をする

企業に直接アプローチする営業方法も有効です。対面の営業は、文字だけでは伝わらない人となりや熱量を感じてもらえるメリットがあります。以下は、主な企業への営業方法です。

• 飛び込み営業
• 電話
• FAX
• メール

ハードルが高く感じられるかもしれませんが、コツは確実にあります。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
フリーランスの仕事の探し方一覧｜おすすめの案件の取り方や見分け方

クラウドソーシングを活用する

クラウドソーシングは、オンライン上でやり取り・案件の受注をしたいフリーランスにおすすめの営業方法です。

クラウドソーシングには、以下のメリットがあります。

• 多くの案件が掲載されている
• 応募する時点で自分にあった案件を選べる
• 支払いを仲介してくれる

単価が安く、いつまで継続されるか分からないなどのデメリットはありますが、案件や実績を増やしやすい営業方法です。自分のスキルや希望の報酬額のために必要な実績を得るための営業方法として活用すると良いでしょう。

自分に合う案件を提案してもらう

営業せずに案件を獲得する方法

「営業ができない。苦手、苦痛…」と感じるフリーランスも案件獲得はできます。具体的には、エージェントや専門家紹介サイトの利用です。営業が苦手、上手くいかなくて悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

エージェントに営業代行してもらう

フリーランス向けのエージェントは、スキルや希望に合わせて案件を探して企業との契約を行なってくれます。

最も収入を得られる仕事獲得経路で「エージェントの利用」が増えていると、フリーランス白書2023で報告されています。実際、エージェントを利用して以下のように悩みを解決できたフリーランスの声もあります。

• 駆け出しのころに「エージェントを利用すればきちんと案件がもらえる」と知っていれば、苦労はしなかったんだろうな、と今すごく感じています。
• 継続的に案件を提案してもらえるのでとても助かりました。
• 参画前に案件先の企業の情報を伝えてくれたのも助かりました。

上記の詳細は、以下のインタビューで確認できます。
「もっと早くフリーランスになれば良かった」エージェントを使うことで安定して案件を獲得できるように

利用されたのはレバテックフリーランスです。1人のフリーランスに案件紹介をするコーディネーターと企業担当、フォロー担当がついて高品質なサービスを提供しています。案件の探し方に悩んでいる人は、無料相談をご検討ください。

自分に合う案件を提案してもらう

専門家紹介サイトやクラウドソーシングを利用する

専門家紹介サイトやクラウドソーシングは、経歴や実績を見たクライアントから依頼がくる可能性があります。

人手不足から仕事を依頼したい企業自体は多くあります。自社で人材を探す企業は専門家紹介サイトなどを使い、最適な人材のピックアップから任せたい企業はエージェントを使うわけです。

以下は、専門家紹介サイトやクラウドソーシングで、企業からのオファー率をアップするコツです。

• プロフィールを充実させる
• 本人確認・NDA締結をする
• わかりやすいポートフォリオを提示する
• 価格を明示しておく
• 最初は案件単価より実績数を稼ぐ

基本的なプロフィール、ポートフォリオ、価格の提示はきちんとしておきましょう。本人確認やNDA締結があれば済ませておくと、クライアントからの信頼感もアップします。

はじめは案件単価が低くても、実績の積み重ねが大事です。実績を積めば、継続して案件を依頼されたり、新たなクライアントから依頼がくる可能性も高まります。

フリーランスが営業を成功させるコツ6選

営業を成功させるには、コツや確立されたノウハウを参考にしてみましょう。営業方法で悩んでいるなら、解決のヒントになるのは間違いありません。営業方法を見直すポイントとしても、ぜひ参考にしてみてください。

自己分析して自分の強みを理解する

営業方法の改善には、自分の強みをきちんと理解する必要があります。多くのフリーランスの中から選ばれるには、他の人との差別化が必要不可欠だからです。

どの要素を自分の強みとして押し出すかは、マーケティングの手法を用いた自己分析をする必要があります。ただし、マーケティングの知識が必要なため、安易にすると間違ったものになり、かえって営業が上手くいきません。

マーケティングのスキルがある、勉強する意思がある人は、基礎知識をつけたうえで実践してみましょう。難しく感じるなら、フリーランスと企業を結びつけるプロであるエージェントに相談するのがおすすめです。

判断の参考材料として、マーケティングの流れを紹介します。

よくネット上などでおすすめされているSWOT分析は、事前にデータ収集と分析のステップが必要で、個人では難しい場合もあります。問題なく分析できるなら、以下の要素を洗い出してSWOT分析できれば自分の強みが明確になります。

• S＝Strength（強み）他の人と比べたときの自分の強み
• W＝Weakness（弱み）克服できていない弱み
• O＝Opportunity（機会）自分のやりたいことやスキルがチャンスとなる環境
• T＝Threat（脅威）リスクとなる環境やライバルになる人

上記が難しい、時間をかけられないなら、エージェントを活用すると効率的です。レバテックフリーランスは、無料で利用できるので気軽にご相談ください。

自分に合う案件を提案してもらう

クライアントの要望を深く理解する

クライアントの要望やニーズを理解しないと、効果的な営業方法は選べません。クライアントの「抱えている問題を解決したい。実現したいことがある」という思いが、仕事依頼のきっかけになっているからです。

クライアントの要望を理解するには、以下のポイントをおさえておきましょう。

• 依頼の目的やゴールを確認する
• クライアントの会社概要や理念を把握しておく
• 真のニーズを動機から掘り下げる
• 事実確認ではなく「なぜ」に着目した質問を用意しておく

相手の環境や立場を知って、言語化されていない要望も聞き出してみましょう。クライアントの要望を理解すれば、自分のスキルや実績も効果的に提案できます。

ポートフォリオを作成しておく

フリーランスの営業には、ポートフォリオが必要不可欠です。自分の経験や実績、スキルを見やすくまとめたものを作成しましょう。

以下は、営業で使う際のポートフォリオのポイントです。

• クライアントのニーズを意識する
• 経験や実績の多さよりも需要の高い案件を中心にまとめる
• 業界ごとに分けて作っておく

ポートフォリオの作成方法について、詳しくは以下をご覧ください。
フリーランスのポートフォリオ作成方法｜エンジニアやデザイナーの見本あり

コミュニケーションを大切にする

営業を成功させるには、コミュニケーション能力が必要不可欠です。クライアントの要望を理解して適切な提案が思いついても、うまく伝えられなければ案件獲得は難しいからです。

コミュニケーションは難しいと思う人もいますが、特別なスキルは必要ありません。大切なのは、以下のような誠実で細やかな対応の積み重ねです。

• メールやメッセージの返信が早い
• 相手を気遣う一言がある
• 細かな質問に丁寧に詳しく対応する
• 相手の話を最後までよく聞く

相手に不快感を与えない、円滑なコミュニケーションを心掛けましょう。

希望の報酬額を決めておく

営業では、自分のスキルに加えて、「いくらでできるか」を提示する必要があります。適切で詳細な報酬額を提示すれば、クライアントに信頼感を与えられるからです。

以下は、報酬額設定の際に注意すべきポイントです。

• 案件の相場を把握する
• 高すぎる・安すぎる価格設定はしない
• 業務内容から作業時間を割り出し希望時給を設定
• 工数や作業時間、詳細な報酬額を提示する
• 修正依頼や回数も事前に提示する

クライアントに信頼感を与えるために、報酬額と合わせて、作業時間や工数、修正回数などを事前に提示しましょう。

身だしなみを整えておく

信頼性を高めて交渉を有利に進めるには、身だしなみが大切です。服装や身だしなみは、印象を決定づける重要な要素だからです。

服装や身だしなみに関して、以下のポイントをおさえておきましょう。

• 迷ったらジャケットを着用する
• 清潔感のある髪型やメイクを意識する
• Tシャツ1枚やサンダルなどカジュアルすぎる服はNG

フリーランスの服装と身だしなみについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
フリーランスの服装と身だしなみ｜ポイントを知って印象アップ

自分に合う案件を提案してもらう

フリーランスの営業方法で注意すべきポイント

フリーランスの営業で、注意すべきポイントを解説します。3つのポイントをおさえれば、どの営業方法の失敗リスクも下げられます。各営業方法の効率を上げるためにも実践してみてください。

自分を安売りをしない

フリーランスはどの営業方法でも、自分を安売りしないように注意が必要です。報酬額を低くした場合、クライアントに怪しい印象を与えます。

また、一度低すぎる単価で案件を引き受けてしまうと、適性額に戻すのが難しくなります。営業では、相場を把握したうえで適正な価格を提示しましょう。

受注できなくてもすぐに諦めない

営業はうまくいかなくても諦めず、試行錯誤を繰り返しながら気長に取り組みましょう。

受注が発生するのは、クライアントのニーズと自分のスキルや経験がマッチするときです。自分のスキルと顧客のニーズを考えた営業をできているか、改めて営業の仕方やポートフォリオを見直してみましょう。

何らかの理由で早く働きたい場合は、フリーランスエージェントを活用するのがおすすめです。受注できそうな案件を紹介してもらえます。

自分に合う案件を提案してもらう

一方的な営業をしない

一方的に自分のスキルやサービスを売り込むのは避けましょう。押し売りをしても、クライアントに悪い印象を与えるだけで案件獲得は難しいためです。

電話や飛び込み営業をする際にも、なぜ声を掛けたのか丁寧に説明して、悪い印象を与えないように注意しましょう。

フリーランスの営業方法に関するよくある質問

フリーランスの営業方法に関するよくある質問をまとめました。

Q. フリーランスの案件の探し方は？

主に以下のような営業方法があります。

• 知人や友人から案件をに紹介してもらう
• SNSやブログで情報を発信する
• フリーランス専門エージェントを活用する
• クラウドソーシングを利用する
• 企業に直接電話やメールでアポイントを取る

Q. フリーランスとはどういう意味？

フリーランスとは、企業や団体に所属しない働き方です。クライアントとは雇用契約を結ばず、案件に応じてその都度自由に契約をします。フリーランスとして活躍する人の多い職種としてはエンジニアやデザイナー、ライターや写真家などがあげられます。

フリーランスの働き方について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスとは？代表的な職種や必要な準備、手続きをわかりやすく解説

Q. 受託開発とSESの違いは？

受託開発とSESは、サービスの内容や報酬を支払う基準が異なります。受託開発を利用する際に結ぶ「請負契約」は、受託開発を行う企業は成果物を納品する義務を負います。SESを利用する際に結ぶ「準委任契約」では、エンジニアは成果物の納品義務を負いません。

※本記事は2023年9月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

簡単４ステップ！スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します！

自分に合う案件を提案してもらう