Javaエンジニアの仕事内容は?将来性や未経験から目指す方法を解説

「Javaエンジニアになりたいから、具体的な仕事内容や年収を知っておきたい」と思っている人はいませんか?

この記事では、Javaの仕事内容や需要、稼げる年収の目安を解説します。さらに、Javaエンジニアに求められるスキルや、未経験からJavaエンジニアを目指す方法もお伝えします。スキルアップできる資格情報も紹介するので、Javaエンジニアとしてのキャリアを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

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【習得の難易度は?】Javaの特徴

Javaは1990年代に登場したプログラミング言語です。WindowsやmacOSなど特定のプラットフォームに依存しない性質があり、基幹システムからWebアプリ、スマートフォンアプリ、組み込みシステムまで、幅広い開発に用いられているのが特徴です。アップデートによるバグの発生が少ないという性質があり、堅牢性を重視する基幹システムの開発でも頻繁に採用されています。

Javaはコンパイラ言語に分類されますが、C++などのコンパイラ言語と比較すると習得しやすいといえるでしょう。
一般的に、コンパイラ言語はインタプリタ言語と比べて記述量が多く難易度が高いとされています。その点、Javaは自動メモリ管理機能によって開発者の負担が軽減されるので、コンパイラ言語の中では初心者向けのプログラミング言語といえそうです。

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Javaエンジニアの仕事内容

Javaエンジニアの仕事は多岐にわたります。ここでは、主な3つの分野について説明します。

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基幹システムの開発

Javaエンジニアは、企業の中核を担う基幹システムの開発に携わることが多くあります。たとえば、 人事管理システムや在庫管理システム、顧客管理システムなどを開発することがあるでしょう。

Javaはセキュリティに強みがあるため、業種でいうと銀行や証券会社のシステム開発に携わる機会も多いと考えられます。

Webアプリ・スマホアプリの開発

JavaはWebアプリケーションやスマートフォンアプリの開発にも広く使用されており、Javaエンジニアはアプリ開発に関わる機会も多くあります

特に、Android開発ではJavaが主要な言語の一つとなっています。現在、多くのAndroidアプリはGoogleが提供するAndroid Studioで構成されています。JavaはAndroid Studioで利用できる言語の一つであり、Androidアプリの開発に欠かせない言語といえるでしょう。

最近のAndroidアプリ開発においては、KotlinというJavaと互換性のある言語が人気を集めているものの、まだまだJavaの需要が高い状態が続いています。

組み込みシステムの開発

Javaは組み込みシステムの開発にも活用されており、Javaエンジニアは家電製品や車載システム、産業用機器に組み込まれるソフトウェア開発に携わることもあるでしょう。

組み込みシステム開発において、JavaはCやC++に比べて採用割合はそれほど多くありません。ただ、Javaにはメモリ管理が容易で開発効率が良いという特長があり、ハードウェアの性能向上に伴って導入される場面が増えています。

以下の記事では、システムエンジニアの仕事内容を紹介しています。Javaエンジニアのほかに、システムエンジニアについても知っておきたいという方は、ぜひ参考にしてください。
【エンジニアのプロ監修】システムエンジニア(SE)とは?仕事内容・年収・なり方を解説

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【フリーランス案件多数】Javaエンジニアの需要

レバテックが調査した言語別の案件数ランキングでは、Javaは2023年7月時点で1位を獲得しています。

案件数の多い言語ランキング

引用元:【1位はGoの87万円】プログラミング言語別単価ランキング(2023年7月最新版)|レバテック

2位のJavaScriptとは2倍近くの差をつけてトップに位置しており、ほかの言語と比較してもニーズの高さが際立っています。

Javaの需要が高い背景の一つは、これまで多くの企業が基幹システムにJavaを採用しており、過去に構築したシステムの維持管理のニーズがあることです。Javaは堅牢性の高さから大規模な金融システムに多数導入されており、リプレースのコストを抑えたい企業は、今後もJavaを活用すると考えられます。

また、Javaはフリーランス向けの案件が豊富です。フリーランスのJavaエンジニアになれば、スキルに応じて短期から長期まで、さまざまな案件を選択できる可能性があるでしょう。

レバテックフリーランスを利用すれば、Java案件の提案を受けられます。レバテックフリーランスが保有する案件の一例は、以下のページで確認してください。
Javaの求人・案件一覧

参考:【1位はGoの87万円】プログラミング言語別単価ランキング|2023年7月最新版

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Javaエンジニアの年収

Javaエンジニアの年収は、経験年数やスキルレベル、企業規模などによって異なります。。レバテックのデータから算出した結果では、正社員Javaエンジニアの平均年収は約579万円です(2024年11月時点)。

また、レバテックが算出したフリーランスJavaエンジニアの平均月単価は68万8,513円、想定年収は826万円です(2023年7月時点)。

平均月単価ランキング

引用元:【1位はGoの87万円】プログラミング言語別単価ランキング|2023年7月最新版

フリーランスのJavaエンジニアの年収は、会社員と比べて高い傾向にあります。ただ、上記の平均月単価のランキングではJavaは10位となっており、フリーランス向けのJava案件の単価は、ほかの言語と比べて特別高いわけではありません。

年収アップするには、基本設計などの上流工程を担当するスキルや、プロジェクトリーダーやチームリーダーとしてメンバーを導くスキルを身につける方法があります。また、インフラ構築やWebデザインなど、特定の分野の専門性を磨くことでも、高単価案件を獲得しやすくなるでしょう。
参考:
【1位はGoの87万円】プログラミング言語別単価ランキング(2023年7月最新版)|レバテック
Javaエンジニアの仕事内容とは?必要な知識や資格を解説

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Javaエンジニアに求められる4つのスキル

Javaエンジニアとして活躍するためには、オブジェクト指向を理解したり、フレームワークを使いこなしたりする必要があります。

ここでは、Javaエンジニアに求められる4つのスキルを紹介するので、これからJavaエンジニアを目指す人は参考にしてください。

1.オブジェクト指向への理解

オブジェクト指向プログラミングの概念を理解することは、Javaエンジニアにとって不可欠です。オブジェクト指向とは、データや関連する処理を「オブジェクト」という部品の集まりとして扱う考え方です。

Javaはオブジェクト指向言語なので、オブジェクト指向を理解することでコードの再利用性が高まり、修正や機能追加が容易になります。複雑なシステムの開発を効率化できれば、大規模なプロジェクトで力を発揮できるようになるでしょう。

2.Javaフレームワークの知識

Javaエンジニアには、主要なJavaフレームワークの知識も求められます。フレームワークとは、開発を行う際に必要な機能があらかじめ用意された枠組みを指し、フレームワークを使うことで開発効率を大幅に向上させることが可能です。

たとえば、Webアプリケーション開発では、Spring FrameworkやPlay Frameworkといったフレームワークがよく用いられます。Javaエンジニアになるには、プロジェクトの要件に応じてフレームワークを選択し、その機能を使いこなすスキルを身につけると良いでしょう。

3.データベースの知識

Javaエンジニアとして働くうえでは、データベースに関する知識も必要です。多くのJavaアプリケーションはデータベースと連携して動作するため、JavaエンジニアにはSQLの基本的な操作やデータベース設計のスキルが求められます

最近では、リレーショナルデータベースと比較して多様なデータ形式を保存でき、データの追加や変更も容易なNoSQLデータベースに注目が集まっています。そのため、NoSQLの知識もあると市場価値が高いJavaエンジニアとして評価される可能性が出てくるでしょう。

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【未経験から】Javaエンジニアになるための勉強法

Javaエンジニアを目指すには、独学もしくはスクールで必要な知識を身につける方法があります。それぞれの特徴を確認し、自分に合う勉強法を見つけましょう。

独学で学ぶ

独学でJavaを学ぶ際は、オンライン教材や書籍を活用すると良いでしょう。ブラウザ上でコーディングができる学習サイトを使うことで、実践的なスキルを身につけられます。書籍で学ぶ場合は、まずは以下のような初心者向けの参考書で学び、基礎を習得するのがおすすめです。

スッキリわかるJava入門(インプレス)
独習Java(翔泳社)
ゼロからわかる Java超入門(技術評論社)

ある程度基礎を身につけたら、発展的な内容の書籍を使ってレベルアップしていきましょう。書籍に記載されたコードを実際に書きながら学習すると、理解を深めやすくなります。

プログラミングスクールを利用する

プログラミングスクールでは、体系的なカリキュラムに沿ってプロのサポートを受けられるのが魅力です。独学だと疑問点を解消するのに時間がかかりますが、スクールであればすぐに講師に質問でき、挫折するのを防げます

プログラミングスクールには、オンライン形式・対面形式などの学び方があるので、自分に合った学習スタイルを選びましょう。また、独学に比べて費用がかかるため、予算に合わせて選択することも大切です。

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Javaエンジニアに役立つ資格一覧

Javaエンジニアとしてスキルアップを図ったり、技術力を証明したりするには、資格取得が有効です。代表的な資格を紹介するので、これからJavaを学ぶ方は習得を検討してみましょう。

資格名 概要
Java SE 11
認定資格
・Javaの開発元であるOracleが実施
・Javaプログラミング能力を証明できる
・Bronze、Silver、Goldの3つのレベルに分かれている
Javaプログラミング
能力認定試験
・Javaプログラミング能力を証明できる
・3級、2級、1級の3つのレベルに分かれている
Android技術者
認定試験
・Android開発技術力を証明できる
・「アプリケーション技術者認定試験」と
「プラットフォーム技術者認定試験」の2つがある

Javaの資格についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
Java資格のおすすめ一覧を紹介!各試験の難易度や取得のメリットについて

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実務経験を積んだ後はフリーランスとして独立できる

Javaエンジニアとして実務経験を積んだ後は、フリーランスとして独立できます。フリーランスは会社員と比べて働き方の自由度が高く、自分で案件を選べるのが魅力です。

「フリーランスになると会社員より収入が不安定になるのでは?」と思う人も多いですが、特定の分野や技術に特化していれば高単価の案件を獲得できる可能性があるでしょう。

いきなり独立するのが不安な場合は、会社員として働きながら副業で案件を受注し、徐々にフリーランスの仕事の比重を増やしていく方法があります。案件獲得の営業に自信がない人は、フリーランス向けのエージェントに相談して案件を紹介してもらうのがおすすめです。

レバテックフリーランスでは、Javaエンジニア向けの案件の提案を行っています。キャリア相談もできるので、フリーランスの方はもちろん、独立するか迷っている方もぜひご相談ください。

※本記事は2025年6月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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