業務委託の休みの取り方|フリーランスが適度に休みを取るポイントは?

業務委託案件の休みに関する法律上の取り決めはないため、案件ごとに業務委託契約を結んで働くフリーランスは、自分で作業の進捗などを管理しながら休みを確保していく必要があります。

この記事では、在宅型フリーランスと常駐型フリーランスのそれぞれの休み事情を解説。フリーランスの「休日の過ごし方」も紹介しています。独立を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

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業務委託の休みは法律で定められていない

フリーランスがクライアントと業務委託契約(※)を結んで働く場合、委託者であるクライアントと受託者であるフリーランスは雇用関係にないため、労働基準法をはじめとする労働法の適用を受けることはありません。

労働基準法では、使用者は労働者に対して少なくとも毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければならないと定められていますが、こうした基準は原則として業務委託で働くフリーランスには適用されないことになります。

※業務委託契約は法律によって定義された契約形態ではなく、さまざまな解釈が可能ですが、一般的には民法で定義される「委任契約(準委任契約)」「請負契約」のいずれかに該当する契約を指す場合がほとんどであるため、この記事では「業務委託契約」を「委任契約(準委任契約)と請負契約の総称」として扱います。

参照 : 厚生労働省「労働時間・休日」

有給休暇は取れる?

業務委託で働く場合は有給休暇を取得できません。

有給休暇とは、労働基準法で定められた制度ですが、業務委託で働くフリーランスは原則として労働基準法による保護を受けないためです。

産休・育休は取れる?

産前産後休暇も有給休暇と同様、労働基準法によって定められており、育児休暇はそれぞれの会社の育休制度で定められています。いずれも雇用契約を結ぶ労働者に適用される制度なので、業務委託で働くフリーランスは基本的に対象外です。

業務委託の副業についても、以下の記事で詳しく紹介しています。働き方を考えるうえで参考にしてみてください。
業務委託で副業は可能?確定申告や案件受注時の注意点について解説

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在宅型フリーランスの休み事情

在宅型の場合、契約時に指定がない限り、基本的には任意の時間で作業できます。そのため休みを取るかどうかは自分しだいです。「不用意に休むと収入が減るのではないか」と不安に思うかもしれませんが、これは単価や作業スピードによるでしょう。

在宅型フリーランス案件では、成果物の完成により報酬が発生する「成果報酬型」の契約が多い傾向にあり、作業時間も自由がききやすいといえます。

より収入を得るためにたくさんの案件を受注することも可能ですが、案件の受注ペースを適切に調整し、作業効率を高めていけば、適度に休みを取ることもできるでしょう。

関連記事 : 在宅フリーランスの案件を探すには|職種例や注意点も紹介

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常駐型フリーランスの休み事情

在宅型では作業スピードしだいで自由に休みを取りやすいとお伝えしました。では、常駐型の場合はどうでしょうか?

稼動時間によって報酬額が変動することがある

常駐型フリーランスはクライアント企業に出社して業務を行いますが、業務委託契約は雇用契約と違い、クライアントは基本的に作業者に対して直接的な業務上の指示を出せず、会社の就業規則をあてはめて細かく出勤時間や退勤時間を指定することも原則としてできません。

こう聞くと、稼働時間の縛りはないように思えますが、実際には「精算幅」の取り決めがあるケースもあります。

精算幅とは

精算幅とは、単価に対する稼働時間の基準を定めたものです。SESをはじめ、準委任契約の常駐型案件では多くの場合、契約時に精算幅が指定されます。たとえば精算幅が「1人月 : 130時間~180時間」と指定されていたら、ひと月の稼働時間が130時間以下になると単価から一定の金額が差し引かれますが、180時間以上になると一定の金額が加算される仕組みです。

突発的な休みは取れる?

常駐型フリーランスも、体調不良などの理由で突発的な休みを取ることは基本的に可能です。

先述のとおり、常駐型案件では精算幅が指定されていることが多く、一定の報酬を受けるために必要な稼動時間が決まっています。逆に言えば、この範囲から外れないように調整すれば、突発的な休みを取っても報酬が減額されることはありません。ただし、クライアントや周囲のメンバーが困らないように連絡をするなどの配慮は必要になるでしょう。

長期休暇は取れる?

長期休暇については、クライアント企業の休みに準じることが多いようです。会社として長期休暇が設定されている場合は、その期間が休みになる場合があります。ただし、精算幅が決められている場合は、ひと月あたりの稼働時間を計算してから休みを取りましょう。

関連記事 : フリーランスが「初めての常駐SE・プログラマ案件」を成功させるために気をつけるべき5つのこと

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フリーランスの休みの過ごし方

では具体的に、フリーランスは休日をどのように過ごしているのでしょうか?

勉強する

フリーランスは、「休日はスキルアップに充てる」人も多いようです。研修を受けたり、先輩社員から指導を受けたりできる会社員と違い、フリーランスは自分自身で意識しなければ新しいスキルが身につきづらい傾向があります。

とくに、フリーランスエンジニアが働くIT業界は技術の移り変わりが激しいため、いつまでも同じスキルで勝負していると技術が廃れてしまい、クライアントから必要とされなくなってしまう可能性もあります。持っているスキルの専門性を深めたり、トレンドの技術を身につけたりする時間は、フリーランスにとって大切だといえるでしょう。

勉強といっても、書籍や学習サイトでの独学だけが勉強ではありません。セミナーやイベントへの参加もスキルアップに有効です。ときには参加者との会話から新しい気づきを得られることも。会場で出会った人と連絡先を交換しておけば、何かあった際に助け合える可能性もあるでしょう。

趣味に打ち込む

休日は趣味に打ち込むことで、精神的なリフレッシュを図る人も多くいます。業務に近い趣味なら、そのまま普段の業務に活かせることもあります。たとえばゲーム系のエンジニア業務なら、個人でのゲーム制作に趣味で取り組んでいると、ポートフォリオに加えられるでしょう。また、普段の業務ではクライアントの希望に沿った制作が多いため、自分の好きなものを制作することでストレス発散できる可能性があります。

いっぽう、意識して業務と関係ない趣味に打ち込む人もいるようです。業務とは全く関係ないものに打ち込むことで、仕事を忘れリフレッシュできる可能性があります。

運動する

とくにフリーランスエンジニアなどは、1日の多くを電子機器に囲まれて過ごします。「起きている時間はPCの前に座りっぱなし」という人もいるのではないでしょうか?

フリーランスエンジニアの中には、休日は電子機器から離れ、体を動かすのに没頭することで、脳をリフレッシュできるという人もいます。また座り仕事が多いエンジニアは、体力も衰えがちです。休日に体を動かすことで、体力づくりにも繋がるでしょう。

運動する場所は自宅や近所でも良いですし、ジムまで足を運んでスイッチを切り替えるのも良いでしょう。山登りやキャンプなど、自然の中に入るのも、疲れを癒す手段として有効なことがあります。

予備日として活用する

休日を「予備日」として設定しておき、平日に片付かなかった業務や細々とした作業を行う人もいます。フリーランスとして案件を受注していると、ときに思いがけず時間のかかる作業もあります。「時間がないのに作業が進まない」という状況では、余裕をなくしてしまうことも。予備日として丸一日確保しておくことで、想定より進捗が悪くても心の余裕を持てたり、納品のクオリティをさらに上げられたりと、良い効果が見込めます。また進捗がよく作業の必要がなければ、丸一日休みにしたり、勉強に充てたりもできるでしょう。

関連記事 : フリーランスのお休み事情が垣間見れる記事特集!

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業務委託の休みの取り方に関するよくある質問

ここでは、業務委託の休みの取り方に関するよくある質問に答えていきます。

Q. 業務委託契約において、フリーランスは有給休暇を取ることはできますか?

業務委託契約において、フリーランスは有給休暇を取ることはできません。

Q. 請負契約の場合、休みは自身で自由に決めることができますか?

請負契約は成果物の納品によって報酬が支払われるため、休日は基本的に自身で自由に決められます。ただし、期日までに仕事を完成できるようスケジュール管理が必要です。

Q. 常駐型フリーランスの場合、常駐先の休日に合わせて休むことはできますか?

常駐型フリーランスの場合、一般的に休日は契約で決められており、常駐先の休日に合わせて休みになることが多いです。

Q. 準委任契約の場合、休みを取る際の注意点はありますか?

準委任契約の場合、あらかじめ定められた稼働時間を下回ると報酬が減額されてしまうことがあるため注意が必要です。

Q. 業務委託のフリーランスが長期休暇を取る場合にはどのような手続きが必要ですか?

長期休暇を取る場合には、自身でスケジュールを調整する必要があります。作業を集中的に終わらせ、休日を確保することや、依頼を受けない期間を設けることで長期休暇を取得できます。

※本記事は2023年12月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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