【2024年最新】Swiftの資格App Development with Swiftを解説 | レバテックフリーランス
【2024年最新】Swiftの資格App Development with Swiftを解説
Swiftの資格には「App Development with Swift」があります。この資格はSwiftの基礎知識を有していることを証明できる資格です。App Development with Swiftの難易度はそこまで高くはありませんし、初心者がSwiftを学ぶ過程で取得するには最適な資格といえます。本記事では、App Development with Swiftの概要や試験範囲、対策方法をご紹介していきます。
なお、エンジニア向けの資格を他にも知りたい方は、「エンジニア向けの資格|取得すべき資格やメリットは?」の記事をご覧ください。
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Swiftとは?
SwiftはApple社が開発・発表したオープンソースのプログラミング言語です。iOS、macOSをはじめ、あらゆるApple製品で稼働するアプリケーションの開発ができます。2014年に発表された言語であり、モダンな設計思想を取り入れているのが特徴です。
たとえば、変数の初期化やオーバーフローのチェック、メモリの自動管理など、初心者がミスを犯してしまいがちなポイントもSwiftが調整してくれます。つまり、プログラミング初心者でも手軽に習得しやすい言語であり、iOSやmacOS向けの高速アプリケーションを構築したいのであれば身につけておきたい言語といえます。
Swiftが登場する前までは、Appleのアプリケーションは主にObjective-Cで開発されていました。しかし、Objective-Cはメモリ管理などが複雑で、広く普及するには学習コストが高いといわれることもありました。SwiftはObjective-Cの後継言語という位置づけであり、Objective-Cとの互換性もあります。そのため、従来Objective-Cで利用されていたAPIもすべて利用可能であり、既存の資産を活かした効率的な開発が可能なのも特徴です。
参考 : Swift|Apple Developer
関連記事 : Swiftとは?言語の特徴やできること、入門のため勉強法などを解説
Swiftの資格
Swiftのスキルを客観的に証明する資格には「App Development with Swift」があります。
App Development with Swiftの試験概要
資格名 | App Development with Swift |
---|---|
運営 | 株式会社オデッセイコミュニケーションズ |
試験日 | 通年 |
受験料 | 一般 : 10,780円(税込) 学割 : 8,580円(税込) |
合格基準 | 非公開 |
受験資格 | なし |
公式サイト | https://www.odyssey-com.co.jp/app-dev-with-swift/ |
App Development with Swiftの出題範囲
試験ではSwiftの基本概念やビルディングブロックの使い方のほか、「Apple Software Development Kitの基礎」「Playgrounds、Xcode、Simulator、Interface Builderなどの開発ツールの利用方法」「iPhone、iPadで使われるiOSアプリケーションの作成に必要なスキル」などが問われます。
App Development with Swiftの難易度
公開されている試験内容は基礎的な知識を問うもので、それほど難易度は高くないといえますが、2024年1月時点で日本語版の試験はなく、英語のみの実施となっているため、問題文が読める程度の英語力は必要になります。英文で提供されている学習教材の「App Development with Swift Certified User」や「App Development with Swift Associate」を問題なく読めるかどうかが、ひとつの目安になるでしょう。
App Development with Swiftの勉強方法
勉強方法は、公式の学習教材である「App Development with Swift Certified User」や「App Development with Swift Associate」を読み込むことから始めましょう。これを読めば、SwiftでiOSアプリを開発するために必要な基礎知識を身につけることができます。
参考 :
App Development with Swift Certified User|Apple Books
App Development with Swift Associate|Apple Books
App Development with Swift Associate(Xcode 13版/日本語)|Apple Books
また、プログラミング言語の学習は手を動かしながら進めるのが基本です。何かほかの言語を習得済みであれば話は別ですが、未経験の場合はドキュメントを読むだけでは頭に入ってこないため、サンプルプログラムを真似て実際に書いてみる、動かしてみるといった経験を積むことが大切です。
関連記事 : Swiftの独学勉強方法|初心者がiOSアプリを開発するまでの学習ロードマップ
App Development with Swift以外の資格
App Development with Swift以外でSwiftエンジニアが取得しておくと役に立つ可能性がある資格としては、「情報処理技術者試験」が挙げられます。情報処理技術者試験はIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施する国家試験で、ITエンジニアのレベルや分野ごとに試験の種類が分かれています。ITエンジニアで最初に取っておきたいのは「基本情報技術者試験」でしょう。
参考 : 基本情報技術者試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
基本情報技術者試験はITエンジニアに求められる基本的な知識を、幅広く問われる試験です。ITエンジニアの登竜門的な位置づけの資格であり、持っていれば転職時にもアピールの材料になるでしょう。
関連記事 : プログラマーにおすすめ資格一覧|取得方法や必要なスキル、取得するメリットも紹介します
Swiftの資格に関するFAQ
Swiftの資格についてのFAQをまとめました。
Q. Swiftのスキルを証明できる資格はありますか?
Swiftの資格には「App Development with Swift」があります。App Development with Swiftは株式会社オデッセイ コミュニケーションズが運営し、Appleが認定する資格で、Swiftの基礎知識を有していることを証明できます。
Q. App Development with Swiftの資格があると転職で有利になりますか?
Swiftエンジニアに限らず、ITエンジニアの求人では資格よりも実務経験が重視される傾向にありますが、資格があると一定の知識・スキルの証明や、自らスキルアップに取り組む前向きな姿勢のアピールに役立つ可能性があります。また、ポートフォリオになるような自作のアプリケーションなどを作っておくとより効果的でしょう。
Q. App Development with Swiftの試験は日本語で受験できますか?
2024年1月時点で、App Development with Swiftは英語でのみ受験可能となっているため、日本語で受験することはできません。
※本記事は2024年1月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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