インフラエンジニアがJavaを習得したら?メリットや案件例を紹介 | レバテックフリーランス
インフラエンジニアがJavaを習得したら?メリットや案件例を紹介
どんな職種でも、保有するスキルの幅が広いことは強みになります。ここでは、サーバーやネットワーク、データベースなど、ITインフラを担うインフラエンジニアが、サーバーサイドのプログラミング言語であるJavaを習得する重要性やメリットを考えてみましょう。
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■この記事の監修
kait78
新卒で通信業界の一部上場企業に入社後、バックボーンネットワークのインフラエンジニアとして従事。その後ベンチャー企業に転職しAWSを利用したアプリケーション・システム開発を行う。
インフラエンジニアとして7年のキャリアを積み、現在はフリーランスエンジニアとして活動中。オンプレミス・クラウド問わず、ルータ・スイッチのネットワーク機器からサーバの設計・開発・運用監視などを得意としている。
現在はフリーランスエンジニアの仕事に加え、自身のブログでインフラ分野に関する情報を発信。
インフラエンジニアの概要
インフラ環境の構築や運用を担う職種であるインフラエンジニア。まずは、Javaの解説をする前に、そもそもインフラエンジニアがどんな職種なのか概要をおさらいしておきます。
インフラエンジニアの作業内容
インフラエンジニアが担当する主な作業としては、ハードウェアの選定や設計・構築、運用・保守などが挙げられます。ネットワークにかかわる幅広い作業に携わるのがインフラエンジニアの特徴といえるでしょう。運用に際しては障害対応やトラブルシューティングを行うこともあり、迅速かつ正確に対処することが求められます。
インフラエンジニアに必要なスキル
インフラエンジニアに必要とされるスキルとは、ITインフラに関わる知識全般です。例えば、ネットワーク・サーバー・ミドルウェア・オペレーティングシステムなどがあります。また、クライアントの要望を適確に汲み取るコミュニケーション能力、明解な設計書を作成する技能など、IT技術以外の面のスキルも案件に参画する上で必要になります。
仕事内容にどのような種類があるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。そんな方は以下の記事もご覧ください。
【エンジニアのプロ監修】インフラエンジニアとは?仕事内容や年収・必要スキル・資格などを徹底解説
Javaの特色
ここでは、プログラミング言語Javaの特色を見ていきます。
Javaの特色
Javaはオブジェクト指向の言語の一つであり、C/C++の利点を残しつつ改良されているのが特徴です。機種への依存度が比較的低い言語であるとされ、あらゆるプラットフォーム・オペレーティングシステム上で動作させることができます。
■Java案件の傾向
Java案件は、その汎用性の高さゆえ、種類豊富です。業務システムをはじめ、ソーシャルゲームやWebサイト、ネイティブアプリケーションなどの開発案件が多く見られます。案件における主な作業は開発工程ですが、要件定義や設計を担うケースもあります。
■インフラエンジニアとJavaの関連性
Webシステム開発時には、フレームワークが用いられる場合があります。フレームワークの種類は多岐に渡っていますが、その選定およびサーバー適用がインフラエンジニアの担当領域となっているケースもあります。
Spring/Strutsなど、Javaによるアプリケーションフレームワークを扱う案件であれば、インフラエンジニアがJavaに触れるケースもあります。このように、インフラエンジニアとJavaには関連性があるといえるでしょう。
Javaの市場動向や需要についてより幅広く知りたい方は以下の記事をご覧ください。
Javaの動向はどうなる?案件事情や将来性などをフリーランス向けに解説
Java習得のメリット
最後に、インフラエンジニアがJavaスキルを身に付けるメリットを確認しましょう。
参画できる案件の幅が広がる
既に述べたように、Javaは汎用性が高く、案件の種類も豊富です。その中には、Spring/StrutsといったJavaフレームワークが使用されている案件もあるでしょう。インフラエンジニアがJavaのスキルを身に付けることで、参画案件の幅を広げることができると考えられます。
アプリケーション開発時に役立つ
例えば文字化けが発生した時など、一部インフラエンジニアがアプリケーションの不具合に対処する場合もあります。そうした際にJavaの知見を有していれば、サーバー上でのアプリケーションの動きがわかるようになったり、アプリケーションのソースコードを追うことで障害時に適切な対応が可能になったりといったメリットがあるでしょう。アプリケーション開発側の言語への理解が、インフラエンジニアにとって強みの一つとなるのです。
エンジニアが転職や独立を検討するには、良いスキルシートが欠かせません。スキルシートの書き方については、こちらで解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
スキルシートの書き方|職種別の記入例とダウンロード可能なテンプレートを紹介
Javaとインフラエンジニアの求人・案件例
ここでは、実際にあったレバテックフリーランスでの案件を例にして、Javaプログラマー・インフラエンジニアの作業内容や案件に必要なスキルなどを見ていきましょう。Javaプログラマー・インフラエンジニアの求人・案件に興味がある方は参考にしてみてください。
【Java】大トラフィックサービス研究開発の求人・案件
■単価
~750,000円/月※消費税を含めた参画者にお渡しする金額です。
■職務内容
・大規模なWebサービスの解析用アプリケーション開発や、
各種APIの設計~実装を担当していただきます。
・口頭や簡単なメモで仕様が来ることもありますので、
コミュニケーションをとりながらプロトタイプベースで開発を進めていただきます。
■求めるスキル
・Javaでの開発に長けていて、
直近含め3年以上のJavaを用いた開発経験がある方
・DBアクセスを伴うWebアプリ、バッチ作成経験
・Linuxのコマンドライン(CUI)での作業経験
・Unix、Linuxの基本知識
・フレームワーク経験(Spring,SeasarといったDIコンテナの経験)
・Hadoop(HBase,Hive,hdfs等)について知見がある方
・基本設計~テストまで一貫して対応できる方
【歓迎スキル】
・高トラフィックサービスの開発経験
・DWHの業務経験
・APIの設計~実装経験
■最寄り駅
秋葉原 (東京都)
コンテナ基盤設計構築の求人・案件
■単価
~630,000円 /月※消費税を含めた参画者にお渡しする金額です。
■職種・ポジション
SE (システムエンジニア)、プログラマ(PG)
■職務内容
・Dockerを使ったコンテナ基盤の設計をお願いいたします。
・主にインフラ設計をしながらコンテナ基盤を構築していただきます。
■求めるスキル
・インフラ設計経験
・関係各所の調整経験
・リーダー経験
・ OS~ミドルウェアの経験
【歓迎スキル】
・パワーポイントの知見
・下記いずれかの知見
-RHEL(Jboss含む)、Windows、MQ、Hulft、Oracle、Apache、postfix
■最寄り駅
茅場町 (東京都)
Javaの求人・案件においては、大規模開発が多い傾向があります。求めるスキルとして、Javaでの開発経験年数を問うものが多数あるため、フリーエンジニアとして活躍の幅を広げるにはスキル・実績が鍵といえます。
インフラエンジニアにおいては、様々な業界の求人・案件があるだけでなく、AIやクラウド、IoTなどの技術が進展していることから、今後も需要が期待できると考えられます。
上記の内容はJavaプログラマ・インフラエンジニアのフリーランス案件の一例であり、必須スキル・歓迎スキルや単価などは、案件とご自身のスキル・経験によって大きく変わってきます。
Javaの求人・案件を見る
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インフラエンジニアとJavaに関するよくある質問
ここでは、インフラエンジニアとJavaに関するよくある質問に答えていきます。
Q. インフラエンジニアとして活動するには、どんなスキルが必要ですか?
機器とネットワークのスキル、ソフトウェアに関するスキル、セキュリティスキル、コミュニケーションスキル、マネジメントスキル等が必要です。
Q. インフラエンジニアとしてキャリアアップするには、どのような方法が有効的ですか?
キャリアアップするには、資格を取得する、プログラミングスキルを強化する、英語力を強化する等の方法が有効的です。キャリアップのために、副業や独立を考える人も少なくありません。フリーランスとして活動したい方は、以下の記事もご覧ください。
エンジニアがフリーランスとして副業するメリットと案件の探し方
Q. Java言語にはどんなメリットがありますか?
実行環境の自由度が高い、実行速度が速い、セキュリティが高い、ライブラリが豊富等のメリットがあります。
Q. Java言語にはどのような特徴がありますか?
Java言語の特徴としては、どんなOSでも使える、オブジェクト指向である、ガベージコレクタがメモリを自動管理できる等が挙げられます。
Q. インフラエンジニアとして活動するためには、どのプログラミング言語を学習した方が良いですか?
Shell、Python、Ruby、Java等のプログラミング言語を学習した方が良いでしょう。特に近年注目が集まるPythonについては、「Pythonの将来性|Ruby・Javaとの比較や需要、転職のメリットを解説」でも解説していますのでチェックしてみてください。
最後に
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