「固定資産税」について押さえておきたい基本と計算方法

固定資産税は必要経費として計上できる可能性がある税金です。節税対策を行う際に必要となる知識ですので、概要や計算方法について確認していきましょう。

なお、確定申告における注意点についてはこちらの記事でまとめているので、併せてチェックしてみてください。
フリーランス(個人事業主)がミス無く確定申告を終えるために押さえておくべき12のチェックリスト

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固定資産税の概要

固定資産税=土地や家屋などに対して課される税金

固定資産税は、市町村または東京都が、土地や家屋、償却資産などの固定資産を持つ人に対して課す税金です。
毎年1月1日に賦課額が通知され、4月、7月、12月、翌2月の各月に分納します。
フリーランスの方の場合、事業所として使用している土地、工場、自宅などの固定資産税については、確定申告の際に必要経費として計上できることがあります。
 
■固定資産税の計算方法 
固定資産税は、基本的に以下の式で求めることができます。
 
固定資産税=「固定資産税評価額」×「標準税率」
 
■「固定資産税評価額」とは 
固定資産税を決定する際の基準となる、その固定資産の公的な値打ちのことを「固定資産税評価額」といいます。
「固定資産税評価額」の金額については、国土交通省が定める固定資産評価基準に基づき、市町村または東京都が決定します。 

■標準税率について 
固定資産税の標準税率は1.4%です。
なぜ「標準」かというと、市町村によっては若干税率が高くなることがあるためです。

関連記事:固定資産税評価額をチェック!知っておきたい調べ方3つ

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土地の計算方法

まず、土地の計算方法について確認していきましょう。
住宅用の土地は、1戸あたりの土地面積に応じて「小規模住宅用地」と「一般用住宅地」に区分され、それぞれ以下の計算式で固定資産税が算出されます。

小規模住宅用地の計算方法

住宅1戸あたり200平米以下の土地を保有している場合は、「小規模住宅用地」という区分で徴税されます。
計算式は以下のとおりです。
 
小規模住宅用地の固定資産税=価格×6分の1×税率 (前記の通り標準税率は1.4%)
 
※面積が建物の床面積の10倍までの場合。

一般用住宅地の計算方法

住宅1戸あたり200平米以上、家屋の床面積の10倍までの部分については、「一般用住宅地」という区分で徴税されます。
計算式は以下のとおりです。
 
一般用住宅地の固定資産税=価格×3分の1

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家屋の計算方法

家屋の固定資産税は、その家屋の築年数によって変動します。
今住んでいるご自宅の固定資産税について、今後どのように変動するのか把握しておきましょう。
(※住居の一部を事務所として利用する場合の計算式については、下記とは異なりますのでご注意ください)

一般的な家屋の計算方法

まず、家屋の基本的な計算方法は以下の通りです。
 
家屋の固定資産税=課税標準評価額×標準税率

新築の場合の計算方法

その家屋が新築である場合には、一定期間に渡って固定資産税の減免を受けることができます。
減免額は、上記で計算した一般的な家屋の固定資産税の1/2の金額です。

新築家屋の固定資産税=課税標準評価額×標準税率×1/2

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固定資産税に関するよくある質問

ここでは、固定資産税に関するよくある質問に答えていきます。

Q. 固定資産税の算出方法について教えてください。

固定資産税は、所有する固定資産の評価額(課税標準額)に標準税率を掛けて算出します。なお、税率は自治体によって異なります。
固定資産税=評価額(課税標準額)×標準税率

Q. 固定資産税の対象になる資産は何ですか?

田、畑、宅地、山林、牧場、住宅、店舗、工場等が固定資産税の対象になります。

Q. 建物の固定資産税評価額はどのように算出していますか?

建物の固定資産税評価額は再建築価格方式を基準に算出しています。再建築価格方式とは、同じ建物を評価時点で建築するとした場合の建築費を求め、それに建築後の経年劣化による原価率をかけることで評価額を求める方法です。
建物の固定資産税評価額=再建築費評点数の合計 × 経年減点補正率 × 床面積 × 評点一点あたりの価額

Q. フリーランスの方が事業所として使用している土地や建物などの固定資産税は経費として計上できますか?

フリーランスの方が事業所として使用している土地や建物の固定資産税は、確定申告の際に必要経費として計上できる場合があります。ただし、使用目的が明確であり、事業の一部として必要な場合に限ります。

Q. 固定資産税にはどんな種類がありますか?

固定資産税は、土地にかかる固定資産税と建物にかかる固定資産税の2種類です。

※本記事は2023年11月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

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