ゲームプログラマーの年収はいくら?高収入を目指す5つの方法を解説 | レバテックフリーランス
ゲームプログラマーの年収はいくら?高収入を目指す5つの方法を解説
ゲームプログラマーとして、現在の年収が業界水準に見合っているか確認し、今後のキャリアを検討したいという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ゲームプログラマーのリアルな年収相場を厚生労働省の統計データをもとに解説します。あわせて、年齢・経験年数・雇用形態別の年収データや、高収入を実現するための具体的な5つの方法も紹介します。収入アップを目指すゲームプログラマーは、ぜひ参考にしてください。
ゲームプログラマーのリアルな平均年収
厚生労働省の賃金構造基本統計調査(2024年)によると、ゲームプログラマーを含めたプログラマー全体の平均年収は約574万円でした。
なお、同調査におけるゲームプログラマーは、日本標準職業分類の「ソフトウェア作成者」に分類されます。ゲームプログラマーの平均年収は、この「ソフトウェア作成者」をもとに、従業員が常時10人以上在籍する企業規模の場合で算出しています。算出方法は以下のとおりです。
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平均月収(きまって支給する現金給与額):38万6,200円
平均の年間賞与など(年間賞与・その他特別給与額):110万6,800円
上記の平均月収を12倍し、年間賞与や特別給与を加えると、平均年収は約574万円となります。
一方、レバテック株式会社が行った調査では、フリーランスのゲームプログラマーの平均年収は約815万円でした。この値は、レバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って案件単価を算出しました。年収の算出にあたっては、ひと月の案件単価に12ヶ月を乗じています。(2025年12月時点)
【属性別】ゲームプログラマーの年収相場
ゲームプログラマーの年収相場を属性別に知ることで、現状を把握し今後のキャリアプランに役立てられるでしょう。ここでは、年齢・経験年数・雇用形態別にゲームプログラマーの年収相場を紹介します。
ゲームプログラマーの年齢別の平均年収
厚生労働省のjobtag(プログラマー)によると、ゲームプログラマーの年収は、以下の表のように年齢によって段階的に上昇する傾向があります。
| 年齢別 | 平均年収 |
|---|---|
| 20~24歳 | 約347万円 |
| 25~29歳 | 約469万円 |
| 30~34歳 | 約541万円 |
| 35~39歳 | 約631万円 |
| 40~44歳 | 約650万円 |
| 45~49歳 | 約737万円 |
| 50~54歳 | 約695万円 |
| 55~59歳 | 約730万円 |
社会人になりたての20代前半は、300万円台前半からスタートします。
30代になると、中堅プログラマーとしてプロジェクトの中核を担うことが多く、責任の重さに比例して収入も増えていくでしょう。
40代になると、豊富な経験やスキルが評価され、管理職として活躍するケースも多くなります。技術を突き詰めるエキスパートか、チームを統率する管理職か、キャリアパスによっても年収額は変わってくるでしょう。
なお、年齢別の平均年収額には年間賞与や特別給与が含まれています。
参考:プログラマー|職業情報提供サイトjob tag|厚生労働省
ゲームプログラマーの経験年数別の平均年収
厚生労働省のjobtag(プログラマー)によると、ゲームプログラマーの経験年数別の平均年収は以下のとおりです。
| 経験年数別 | 所定内給与額 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 0年 | 28万5,400円 | 342万4,800円 |
| 1~4年 | 30万3,100円 | 363万7,200円 |
| 5~9年 | 34万5,100円 | 414万1,200円 |
| 10~14年 | 37万円 | 444万円 |
| 15年以上 | 41万6,500円 | 499万8,000円 |
ゲームプログラマーとして実務が未経験の場合、平均年収は300万円前半になります。経験が1年を超えると、基本的なスキルを実践で活かせるようになるため、貢献度に応じて昇給やインセンティブで年収アップにつながるでしょう。
5年以上の経験を積むと、専門的なスキルが身につき、チームへの貢献度も高まるため、相応の年収が期待できます。10年以上になると、人材の育成やプロジェクト全体の設計なども担当するため、総合的な価値が評価されるでしょう。
15年以上の経験は、積み重ねてきた経験と技術力、マネジメント力が認められ、高い評価を得やすくなります。
なお、経験年数別の平均年収額は、プログラマーの所定内給与額を12倍した値です。年間賞与や特別給与は含んでいません。
参考:プログラマー|職業情報提供サイトjob tag|厚生労働省
ゲームプログラマーの雇用形態別の平均年収
ゲームプログラマーの年収は、雇用形態によっても変動します。
ここでは、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会の調査による「ゲーム開発者の就業とキャリア形成2024」をもとに紹介します。
| 雇用形態 | 平均年収 |
|---|---|
| 正社員 | 666万6,000円 |
| 契約社員 | 557万円 |
| 派遣社員 | 399万4,000円 |
| パート・アルバイト | 299万円 |
| フリーランス | 923万3,000円 |
上記はあくまで目安ではありますが、特にフリーランスの年収が高いことが分かります。
フリーランスは、スキルと実績に応じて高収入を得られる働き方です。案件を安定的に獲得できるまでは収入が不安定になることもありますが、軌道に乗れば上記のように高年収を得ることが可能でしょう。
案件獲得に不安を感じる場合は、レバテックフリーランスといったエージェントを活用することで、継続的な案件の確保と収入の安定化を図りやすくなります。レバテックフリーランスでは、専任のキャリアアドバイザーが仲介者となり、企業とフリーランス双方のニーズに合うマッチングを行います。案件に参画後は、契約終了の前に、次の参画先を紹介されるため、継続した案件と収入が確保できるのです。
参考:ゲーム開発者の就業とキャリア形成2024|一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会
ゲームプログラマーの年収を左右する要素
ゲームプログラマーの年収はさまざまな要素によって決まります。年収アップを目指すには、その要素を理解して戦略的にキャリアを構築していくことが重要です。以下では、ゲームプログラマーの年収を左右する主な要素について詳しく解説します。
経験やスキル
ゲームプログラマーの年収を左右する要素として、経験とスキルがあります。経験においては、年数という量の面と、どのような案件に携わったかという質の面が重視されるでしょう。高度な技術を使った開発経験はもちろん、マネジメントといった技術以外の経験を持つプログラマーは高く評価される傾向があります。
最新技術への適応力も重要で、VRやAR技術、クラウドゲーミングなどのスキルを持つプログラマーは、年収アップが期待できるでしょう。移り変わりの激しい技術のトレンドをキャッチアップする姿勢も評価につながります。
企業の規模や事業形態
ゲームプログラマーの年収は、所属する企業の規模や事業形態によっても差が生じます。一般的に大手のゲーム会社は、中小企業と比較して給与水準が高い傾向にあります。高いブランド力や複数事業の展開による安定収益が主な理由です。
一方、中小のゲーム会社は大手企業と比べて給与水準が低い傾向にあります。利益率が低いことや、ヒット作を生み出しても一時的な利益で安定しないことなどが主な理由です。ただし、裁量権が大きく、幅広く業務を経験できる傾向があるため、成果やプロジェクトの成功によっては収入が増えることもあります。
また、事業形態による年収差もあります。ソーシャルゲーム企業とコンシューマー企業で比較すると、ソーシャルゲーム企業の平均年収のほうが水準が高くなります。その理由は、ソーシャルゲーム企業が、初期投資や開発費を抑えつつ、継続的に収益を得られるビジネスモデルを主流としているためです。利益を人材により還元できるため、高水準の年収が可能になります。
開発するゲームのジャンル
開発するゲームのジャンルも年収に影響を与える要素です。大型タイトルの開発では、高度な技術力が求められるため、それに見合った報酬が設定されています。特に、国内外で人気を誇るシリーズ作品の開発に携わるプログラマーは、専門性と経験が評価され、高収入を得られる可能性が高くなります。
ソーシャルゲームの場合は、開発サイクルを短くしているケースがあるため、高品質なものを迅速に作り上げる能力があると、高い年収が期待できるでしょう。ヒット作を生み出した場合には、利益還元としてボーナスが支給されることも珍しくありません。
さらに、VRゲームやeスポーツ関連タイトルなど新規市場の開拓に携わるケースは、技術的な難度の高さから年収が上がりやすいでしょう。
ゲームプログラマーとしての将来性
ゲームプログラマーの将来は、総じて明るいといえるでしょう。2024年の国内ゲーム市場は前年比3.4%増の約2兆円規模で、モバイルゲーム市場を中心に安定した成長を続けているのです。ゲーム市場は世界的にも拡大を続けており、前年比5.0%増の31兆42億円と推計されました。これは、日本国内だけでなく、世界中で活躍の場が広がっていると考えられるでしょう。
技術面では、VR・AR技術の普及やクラウドゲーミングの発展により、新たな技術需要が生まれています。これらの最新技術に対応できるプログラマーの需要は、今後も高まると予想されます。5G通信の普及に伴い、オンラインゲームの複雑化・高度化も進むことから、ネットワークプログラミングのスキルを持つ人材の価値も上昇するでしょう。
また、「ゲーミフィケーション」と呼ばれる、ゲームの要素を教育や医療など他分野へ応用する手法も広まっています。ゲームプログラマーは、業界にとどまらず各分野で貢献できると考えられるでしょう。
なお、ゲームプログラマーの将来性をより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
ゲームプログラマーの将来性は?仕事内容や未経験から目指す方法を解説
未経験からゲームプログラマーになるためのロードマップ

まずは、基礎的なプログラミング言語の習得から始めましょう。ゲーム開発ではC++やC#といった言語が広く使われているため、これらを優先的に学ぶことをおすすめします。効率的に基礎を固めるのであれば大学や専門学校、プログラミングスクールで学ぶ方法が有効です。さらに、オンライン学習サイトを活用すれば、自主学習も捗るでしょう。
次のステップでは、UnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンを使いこなせるようになりましょう。操作を覚えながら小規模なゲームを自作することで、実践的なスキルを身につけられます。また、3Dゲームの開発では空間把握能力や数学的思考が求められるため、その知識も必要です。
最終的には、自作ゲームや技術ブログなどをポートフォリオとしてまとめ、企業にアピールすることがゲームプログラマーとして就職するための第一歩となります。インディーゲーム開発から始め、経験を積んでいくのも現実的な選択肢でしょう。学習を継続する姿勢と情熱があれば、未経験からでもゲームプログラマーへの道は開かれています。
未経験からゲームプログラマーを目指したい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
未経験からゲームプログラマーになるには?転職方法や年収の目安も解説
ゲームプログラマーで年収1,000万円は実現可能?
ゲームプログラマーとして年収1,000万円を達成することは可能です。スキルや経験年数、役職などの条件が揃えば高収入を実現できるでしょう。
たとえば、大手ゲーム企業の管理職の場合は年収1,000万円を実現している可能性が高いといえます。リーダー職やマネージャー職など、技術スキルとマネジメントスキルを兼ね備え、複数のプロジェクトや部門を統括する立場になると評価が高く、年収も高くなるでしょう。
外資系企業では、成果重視の評価傾向があり、成果によっては年収1,000万円を超えるケースも珍しくありません。英語力を身につければ、外資系企業からの案件獲得や転職も視野に入れることができます。
また、フリーランスという選択肢も年収1,000万円を叶える一つの道です。実績を積み、高単価の案件を継続的に獲得できれば、高収入を得られるでしょう。
ゲームプログラマーとして高収入を目指す5つの方法
ゲームプログラマーとして収入を上げるには、市場価値を高めるための行動を意識的に取り入れる必要があります。以下で紹介する5つの方法から、自分のキャリアプランに合わせて取り入れてみると良いでしょう。
1.専門性を高める資格を取得する
高収入を目指すなら、スキルを証明できる資格があると有利です。ITエンジニアの登竜門とされる「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」は、基礎的なスキルの証明に役立つでしょう。言語系の資格としては、「Oracle認定Javaプログラマ」や「C言語プログラミング能力検定試験」などがあります。
ゲーム開発には、「Unity認定試験」や「CGエンジニア検定」などの資格が活かせるでしょう。Unity認定試験はゲームエンジンの公式資格です。ゲーム開発では、Unityの使用が主流であるため、スキルを証明できると高年収が期待できます。
資格取得のメリットは、客観的なスキル証明だけでなく、学習過程で体系的な知識を身につけられる点にもあります。特に転職活動では、資格があるとアピールポイントを一つ増やせるでしょう。
ゲームプログラマーに必要な資格については、下記の記事でも詳しく紹介しています。
ゲームプログラマーになるために必要な資格を紹介!仕事内容も解説
2.マネジメントスキルを習得しキャリアアップを図る
ゲーム開発の現場では、優れた技術者がリーダーやマネージャーになるケースが多く見られます。技術スキルと並行してマネジメントスキルを磨き、管理職にキャリアアップすれば年収アップが期待できるでしょう。技術職からのキャリアパスとしては、リードエンジニア(テックリード)が代表的です。
マネジメントスキルの磨き方としては、ロジカルシンキングの習慣化やセミナーへの積極的な参加をおすすめします。また、資格の取得もスキルを身につける一つの手段です。プロジェクトマネージャ試験やPMP®(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)資格は、キャリア構築を後押ししてくれるでしょう。
参考:
3.副業で実績とスキルを積み上げる
副業でゲーム開発に携わることは、収入アップとスキルアップの両面でメリットがあります。副業の具体例としては、クラウドソーシングサイトでの案件受注や自作ゲームの開発などが挙げられます。副業を通じて、本業では得られない経験が積めるでしょう。
副業で得た知見を本業に活かすことで、評価アップにつながる可能性もあります。また、実績が増えれば、将来的なフリーランスへの独立や転職の際のアピールに役立ちます。
副業について詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
副業にはどのような種類がある?メリットやデメリット・注意点などを紹介
4.より待遇の良い企業へ転職する
待遇の良い企業への転職は、年収を上げるための効果的な選択肢です。特に、中小企業から大手ゲームデベロッパーへの転職は、年収アップの近道となるでしょう。転職活動を始める前に、自分のスキルや経験を整理し、市場価値を客観的に把握することが重要です。
転職のタイミングとしては、プロジェクトが完了したタイミングや、特定の技術を習得した後が適しています。転職エージェントを活用すれば、適切な年収交渉のサポートも受けられるでしょう。
転職先を選ぶ際は、単に給与だけでなく、福利厚生や労働環境、成長機会などを総合的に考慮することが大切です。また、先進的なプロジェクトに関われるかどうかも重要な判断材料になります。
5.フリーランスとして独立し高単価案件を狙う
フリーランスとしての独立は、収入アップの可能性が高い選択肢です。レバテック株式会社の調査では、ゲームプログラマーのひと月あたりの平均単価は約67万円となっています。この数字は、レバテックの利用者が参画した案件データから、稼働日数が5日のものに絞って算出しました。(2025年12月時点)
フリーランスとして成功するためには、ニーズの高い分野に対応できるスキルが必要です。たとえば、VRゲーム開発やオンラインゲームのサーバーサイドプログラミングなど、ニーズはあるものの人材が不足している分野では、高単価案件を獲得しやすくなります。
案件獲得のルートは、フリーランスエージェントへの登録が近道になるでしょう。
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※本記事は2025年12月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
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