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ITコンサルタントとは?仕事内容やフリーランス事情を解説

ITコンサルタントはクライアント企業の経営課題に対し、IT戦略策定やシステム構築・導入を支援し、課題解決まで導く職種です。

SEと業務範囲や役割が似ている、重なる部分もありますが、SEはシステム要件定義や基本設計などのシステム開発の上流工程を担当するのに対し、ITコンサルタントはシステム開発に入る前の、超上流とも呼ばれる工程から関わっていく点が違いの一つとしてあります。

本記事ではそんなITコンサルタントの仕事内容や必要なスキルから、フリーランスになった場合の事情まで解説します。

ITコンサルタント案件を
提案してもらう

本記事の執筆者
ウェブクリエイター 代表 江藤義也(えとう よしや)

1971年生まれ。2002年10月よりウェブクリエイターとして、ウェブ制作、基幹システムやECサイト、各種業務システムの設計・開発・導入などを担当。プロジェクトマネージャーとして、多くのプロジェクトを担当。2010年7月に、フィルタリング推進機関に登録され、総務省主催の、インターネット利用の安心安全の分野の講演活動を取り組む。2019年に、ネット広告の方法に関する特許取得。ITコンサルタントして、中小企業の経営改革を手がけている。

目次

ITコンサルタントの仕事内容
ITコンサルタントに必要なスキル
ITコンサルタントに役立つ資格
ITコンサルタントのキャリアパス
フリーランスのITコンサルタントで働く場合
フリーランスITコンサルタントの年収(編集部追記)
ITコンサルタントの求人・案件例(編集部追記)

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ITコンサルタントの仕事内容

ITコンサルタントは、クライアントの経営課題に対してIT戦略を軸にアドバイス・提案・支援することが主な仕事内容です。クライアントに寄り添いながら、最終目標を定め、課題に対して、各分野の専門家とチームを組み、協業しながら解決策を導き出していきます。

働き方改革など、クライアントが変革したい事案に対してITシステムを使うことにより、業務を改善することはもちろん、導入するシステムに合わせて組織自体を改変することもあります。
 
クライアントによって、既存のITシステムを導入することがマッチしている場合もあれば、カスタマイズされたITシステムをゼロから構築することが中長期的にみて解決策になる場合もあるなど、解決策はさまざまです。イチからITシステムを構築する場合も、エンジニアに任せるのではなく、システムの設計・開発・動作検証まで一貫してチェックします。

ITコンサルタントは、どのようなときもクライアントの立場になって、ITシステムの導入を検証し、導入までサポートします。
業務の流れを整理すると……

(1)  クライアントが抱える経営課題をヒアリングする
(2)  解決の糸口を探す
(3)  解決策を提案する
(4)  アイデアを実現可能にするために、各専門家に相談する
(5)  プロジェクトマネージャが、プロジェクトを実現するまでのプロセスを計画し、チームを束ね、プロジェクトを遂行する
(6)  ITコンサルタントは、仕上がった計画を確認し、プロセスのフェーズごとに、アイデアが生かされているか、軌道修正するべきところはないかなどを見守る

昨今は、医療・介護・農業・製造業・スポーツといった分野でも、ITコンサルタントが活躍しています。

多くのクライアントは、同業他社よりも、少しでも早くITを導入し、結果につなげたいと考えているため、的確なアドバイスをくれ、最終的な目標までサポートしてくれるITコンサルタントとの出会いを求めています。

多くの案件は、数カ月から数年の期間を要し、費用もかさみます。クライアントとしては費用対効果を明確にしたいので、当初の予算と実際のコストが乖離したときにどう判断するかを、顧問税理士や会計士、弁護士、行政書士、社労士など、士業の専門家のアドバイスも参考し、先に決めておくことが重要だと言えます。

多くのクライアントは大きなリスクを背負いたくはありませんし、莫大なコストを調達ができないこともあります。費用を補うために融資をあてにしていた場合、融資が下りない可能性があっても、融資前からコンサルタントは動き始めなければなりません。

また、他のクライアントに導入している成功実績などがあったとしても、個々のクライアントに戦略をマッチさせるためには、提案を段階的に導入するのか、代替案を提案するのかなどを、コスト調整を含めて細かく決定していかなければなりません。

たとえば、クライアントの経営陣と、現場のチームの考え方が乖離していたり、クライアント自身が、課題に取り組んできた失敗体験をもっていて、必要以上にネガティブであったりすることもあります。

上記のようなケースも考慮し、提案を確実に受け入れられるものにするためには、細やかに柔軟に、提案を調整できるようにしておくことが大切な要素だと言えます。
 

関連記事 : ITコンサルタントの仕事内容

ITコンサルタント案件を
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ITコンサルタントに必要なスキル

ITコンサルタントに必要なスキルは以下の通りです。

論理的思考力とパラレル思考

ITコンサルタントは、複雑に絡み合っているクライアントの抱える問題をきちんと整理・解決するために、論理的な思考が要求されます。単なる思いつきや感情に任せて提案するのではなく、必ずしも1つでない問題点や課題を見極め、きちんと整理された解決方法が提案することが求められます。

プレゼン能力も必要ですが、格好の良い資料を用意するというよりも、クライアントや各専門家に伝わるようにすることが大切です。

・いつ
・だれが
・なぜ
・どのように
・何をおこなうか

という点が、明確になっていると、訴求力が高くなります。

論理思考のなかでも、同時に複数の情報を処理できる、パラレル思考を身につけておくことが大切です。

問題の1つひとつを別々に考えていると効率が悪くなり、対応が遅延していく可能性があります。複数の案件をリアルタイムに処理するスキルを身につけておくことは、ITコンサルタントとして成功する鍵だと思います。

情報活用能力

ITの分野もビジネスの分野も、日々刻々と変化していきます。幅広い分野で情報を取り入れておくことが、コンサルティングするうえで、さらには意思決定をするうえで貴重な判断材料となります。

業務に関係のある最新の正確な情報に通じておくのはもちろんのこと、一見すると関係のない分野の情報も取り入れておくことで、ビジネスに必要なアイデアや、時流の傾向を見極めることができます。

知りたい情報を探し出すという点で、インターネットは効率の良い情報収集ツールだと言えます。加えて、情報ソースの正確さだけでなく、最新の情報かどうかを見極めることが大切です。日ごろから、無料・有料の質の良いコンテンツを閲覧することで、収集するセンスを磨いていくことができます。

ビジネス書など、業務に役立つ専門書を読む、研修やセミナーに参加するなども、エッセンスの詰まった情報を収集の方法です。また、仕事上で知り合った専門家と交流をもっておくとアイデアのヒントに繋がることもあります。
 

関連記事 : ITコンサルタントに必要なスキル

ITコンサルタントに役立つ資格

ITコンサルタントに役立つ資格は以下の通りです。

ITコーディネータ

ITコーディネータは、NPO法人ITコーディネータ協会が認定する民間資格で、経済産業省推進資格です。この資格を取得することにより、一般的なITの知識だけではなく、経営に関する知識も身につけることができます。

システムアナリスト試験

システムアナリスト試験は、ITコンサルタントにとって有用な知識や経験値が盛り込まれています。経営戦略を正しく理解し、経営上の課題のなかからITで解決できる要素を抽出し、システムの構築構想と情報戦略を立案します。業務革新に貢献するシステム開発のために、分析し設計し、効果やコスト、リスクを評価するなど、より実践的な内容を身につけることができます。

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験は、経済産業省が主催する国家資格です。プロジェクトマネージャ側のノウハウを習得しておくことで、より現場重視のコンサルティングをおこなえるので役立つ資格のひとつと言えます。

中小企業診断士

中小企業診断士は、経営コンサルタントの国家試験です。経営課題をITだけではなく、人材育成や財務面、マーケティング面で解決する方法を身につけることができます。

これらの資格がなくても、ITコンサルタントにはなれますが、これからITコンサルタントを目指すなら、資格取得はひとつの方法だと思います。
 

関連記事 : ITコンサルタントの資格について

ITコンサルタントのキャリアパス

ITコンサルタントへのキャリアパスとして、

・ネットワークやデーターベースといった環境を構築するシステムエンジニアからキャリアを磨いていく方法
・ITシステムの設計開発のシステムエンジニアを経て、さらにアナリストへとキャリアを積み上げていく方法
・コンサルティングのプロ集団である、コンサルティングファームに転職して、スキルや経験を蓄積していく方法

などがあります。

どの方法が優位かどうかは一概に言えることではありませんが、コンサルタントになることを目指しているのであれば、早いうちからコンサルティングに関われる仕事が体験できる業種を選択しておくのは結果的にプラスに働くでしょう。

ITコンサルタントからのキャリアアップには、自社内で昇格していくケースや他のコンサルティングファームへ転職するケース、事業会社に転職するケースなどがあります。
 
ITコンサルタントとして活躍するためには、クライアントを納得させられるだけの提案力・営業力をもっているかが重要です。また、グローバルスキルをもっていると、さらに活躍の幅を広げることができるでしょう。どのような現場でも、現状維持ではなく、いつも問題解決に立ち向かい、周りに納得してもらいつつ提案を受け入れてもらえるようになれば、ITコンサルタントとしての資質を有していると言えます。
 

関連記事 : ITエンジニアのキャリアパス・キャリアプラン

フリーランスのITコンサルタントで働く場合

ITコンサルタントとしてのスキルがあれば、フリーランスで働くこと自体はたやすいでしょうし、人材が不足しているので案件の数で心配することは少ないかもしれません。ただし、案件が成約するまでにはきちんとした契約書の策定をすることや、報酬体系に関してのしっかりとした基準をもっていないと難しい場合があります。

実際、提案をしても成約に至らず提案だけを持ち逃げされるケースもあります。そうならないためには、提案を魅力あるものに見せつつも小出しにしておき、他の人にはできない、自分だけの手法をもっておく必要があります。

このような懸念をある程度、払しょくできるのが、企業常駐型の案件(準委任)を受け入れていくことです。自分自身の実力を試す機会になりますし、なによりも完全なフリーランスよりも、安心して仕事に携わることができます。

ITコンサルタントとして個人事業主のフリーランスで働くことが逆に難しくなってくるのは、案件あたりの単価が高くなってきたケースです。この場合、フリーランスでいるよりも、むしろ法人・会社化したほうが効率よく働けることも多いです。ITコンサルタントとして先を見据えつつ、複数の顧問をもつことができるくらい安定してきたなら、会社を立ち上げ組織的に事業を展開することは難しいことではありません。

なお、法人化する/しないにかかわらず、フリーランスのITコンサルタントとして大切なことは、自分自身が責任をもって取り組む姿勢を見せ続けることです。そうすることで、クライアントからの信頼を勝ち得ていくことができるでしょう。
 

関連記事 : フリーランス1年目が「早めにやっておくべきだった」と後悔した22の仕事チェックリスト

フリーランスITコンサルタントの年収(編集部追記)

ここではITコンサルタントの年収の参考として、レバテックフリーランスでの公開案件を基にした月単価・年収例をご紹介します。

フリーランスITコンサルタントの平均月単価 : 79万円(12ヶ月分を年収とすると948万円)
最高単価 : 145万円
最低単価 : 40万円

※下記ページから引用(2020年1月時点)
ITコンサルタントの求人・案件一覧
※上記の金額はお支払いを約束するものではございません。

なお、会社員とフリーランスとでは、社会保険料や税金の計算が異なる、会社員は月給の他に賞与もある、など収入の計算の仕方に違いがあるため、両者の金額を単純比較できないという点はご注意ください。

ITコンサルタントの求人・案件例(編集部追記)

ここでは、実際にあったレバテックフリーランスでの案件を例にして、ITコンサルタントの作業内容や案件に必要なスキルなどを見ていきましょう。ITコンサルタントの求人・案件に興味がある方は参考にしてみてください。

【SAP】ロジスティクスコンサルタントの求人・案件

■単価
〜650,000円/月※消費税を含めた参画者にお渡しする金額です。

■職種・ポジション
ITコンサルタント、SE (システムエンジニア)

■職務内容
・SAPのロジスティクスコンサルタント案件に参画いただきます・
・収益認識に関する会計基準の変更に伴うシステムへの影響調査および要件定義を行っていただきます。

■求めるスキル
・SAPの経験
・SAP案件での要件定義経験

【歓迎スキル】
・GTMの知見

■最寄り駅
築地市場(東京都)

新システム構築コンサルタントの求人・案件

■単価
〜770,000円/月※消費税を含めた参画者にお渡しする金額です。

■職種・ポジション
ITコンサルタント、SE (システムエンジニア)

■職務内容
・ITコンサルタントとして参画いただきます。
・下記を行っていただきます。
-現行課題や要望を整理の上、新システム要件に反映
-現状分析及び新業務フローの策定

■求めるスキル
・ITコンサルタントとしての実務経験
・要件定義の経験

【歓迎スキル】
・Salesforce導入プロジェクトの実績

■最寄り駅
品川(東京都)


上記の内容はITコンサルタントのフリーランス案件の一例であり、必須スキル・歓迎スキルや単価などは、案件とご自身のスキル・経験によって大きく変わってきます。

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フリーランスエンジニア向け常駐型案件ならレバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、IT・Web系のフリーランスエンジニアに向けた案件を提案するエージェントです。

主に常駐型案件を扱っておりますが、少数ながら一部にはリモートワーク可能の案件もございます。また、常駐型案件に参画し、実績を積んだ後にリモートワーク可能となるケースもございますので、ご興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。

常駐案件をお探しの方はもちろん、「初めてフリーランスになる」「フリーランスに興味がある」という方もぜひお声がけください。これまで多くのエンジニアの方を支援してきた実績を基にサポートいたします。

「今フリーランスになるべきか?」「自分のスキルで通用するか?」といった悩みにもお応えしますので、ご相談だけでもお待ちしております。

最後に

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※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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